「ありがとう実行委員会」
たもっちゃんからウェーブが届いた!た「ご無沙汰しております。2008年ぐらいにお会いしたGさんでしょうか?もし間違いでしたら、スルーしてくださいませ。」G「五日市先生の講演会を開いたときでしょうか?あの時講演会を開催し、懇親会も楽しかったです。」た「わーーーー!gさん!お返事もこんな形ですが再会できて嬉しいです。 仲間が講演者を探してて、五日市さんと今野さんを思い出し、お世話になったgさんや一緒に湯布院に行ったことを思い出して、なつかしくなりFacebookで検索したところでした。 お返事ありがとうございます😭」2008年もう13年前である。たもっちゃんは「技師鳥居信平著述集」のクラウドファンディングにも支援いただいた。クラウドファンディングの募集も、もう終わりというタイミングでこうして繋がる。意味のある偶然、同時性かもと思われる(^^)☆平成20年(2008年)2月3日、五日市剛さんの講演会が鹿児島県鹿屋市(かのやし)の鹿屋市文化会館であった。鹿児島での講演は、平成19年5月20日志布志市文化センター、同年10月14日に鹿児島市民文化ホールで開催されている。志布志で1,000人、鹿児島で2.200人、鹿屋で1,050人いずれもそれぞれの会場が満員となる盛況ぶりだったという。注目するべきは、その運営形態で、鹿児島は阪東機工という会社の60周年記念として開催されたが、志布志と鹿屋は「ありがとう実行委員会」というボランティアの組織が運営主体で、志布志での実行委員がそのまま鹿屋の実行委員会に参画してあたかも引き続き運営したかのようなかたちとなった。実行委員に聞くと講演会後も「ありがとう実行委員会に入れてください」という希望が多いということである。これで終わりなのにねとその友人は笑っていた。💛五日市剛(いつかいちつよし 工学博士)さんのエッセーより 今から十三年ほど前、僕がまだ大学院の学生だった頃のことですが、一ヶ月間イスラエルを貧乏旅行しました。「中東の取材」が名目でしたが、実はそれまでやっていた研究に行き詰まり、人間関係にもひどく悩み、さらに気性の荒い自分の性格も好きになれず、現実から逃避したい気持ちがあっての一人旅でした。 ある寒い日の夕方、ハイファという港町にバスで着き、さっそく宿探しを始めました。が、なぜかどこのホテルも休業中。「そんなバカな」と焦って探しても、開いている宿は一向に見つかりません。どんどん夜が深まり、寒さも一段と厳しくなってきました。その日は数十年に一度の大寒波がイスラエルを襲った、とんでもなく寒い日でした。もし、野宿したら死んでしまいます。 「オレの人生ってここまでかな」 ・・・そうつぶやきながら、肩をガクッと落とし、トボトボと通りを歩いていると、一人のユダヤ人のおばあさんが話しかけてきました。 「どうしたんですか?顔色が悪いですよ」 「日本から来たんですけど・・・泊るところがないんです。」 それから5分くらい話したでしょうか、そのおばあさんは微笑んで 「よかったら、私の家へどうぞ」 僕もさすがに、すぐに「うん」と言わずに。 「もうちょっとホテルとかを探してみます。 それで、もし見つからなかったらおじゃまするかもしれません。 その時はよろしくお願いします。」でも結局、どのホテルもみんな閉まっていて、そのおばあさんの家へ泊めてもらうことになりました。おばあさんの家に着くと、まず、おいしい夕食をごちそうになりました。その後、おばあさんは電気を消してロウソクを灯し、いろんな興味深い話をしてくれました。 その中で、 「運命というのはね、本当にあるのよ。それに、ツキというものもあるのよ。そのツキというのはね、実は簡単に手に入るものなのよ」 と言ったものですから、「えっ、本当ですか? どうしたら得られるんですか?」と尋ねました。 「あのね、ツキを呼び込む魔法の言葉が二つあってね。これさえ唱えていれば誰でもツキっ放しになるわよ。」「何、なに?教えて下さいよ」「いいわよ。一つは『ありがとう』、もう一つは『感謝します』。普段何気なく使っている言葉だけど、使い分けるといいわ。・・・そうね、どんな些細なことでもいいから、いやなことがあったら「ありがとう」。逆に、良いことがあったら「感謝します」何度も繰り返し繰り返し言うのよ。そしたら、絶対にツイてくるわ。本当よ!」「五日市さん、あなたの親が亡くなっても、歯をくいしばって「ありがとう」と言うのよ。どうしてかというとね。イヤな事が起こるとイヤな事を考えるでしょう。そうするとね、またイヤな事が起こるの。不幸は重なるというけれど、それは間違いなくこの世の法則なのよ。だけど、そこでね「ありがとう」と言うとね、その不幸の鎖が断ち切れちゃうのよ。それだけでなく、逆に良いことが起こっちゃうの。だから、「ありがとう」という言葉はね、魔法の言葉なのよ・・・」 また、おばあさんは次のようなことも言いました。 「絶対に人の悪口を言ってはダメ。 言えば言うほど、あなたからツキはなくなっていくわ。 怒れば怒るほど、あなたがせっかく積み重ねたツキがどんどんなくなっていくのよ。 だからネガティブな言葉を言ってはダメ。「てめえ!」「クソったれ!」「死んじまえ!」などと汚い言葉を平気で使っている人はね、そういう人生を歩むのよ。人の口から発せられる言葉はね、魂を持っているものなの。本当よ。だから、きれいな言葉を使いましょ」 おばあさんのお話に、僕はとても感激しました。僕の唯一の取り柄は素直なこと。だから、この日以来、おばあさんから言われたことをひたすら日々実践しています。結果は言うまでもありません。思いっきりツキまくりです。「オレってどうしてこんなに運が良いのだろう」の毎日となりました。五日市さんは「おわりに」こう言われています。「プラスの言葉は魔法となってステキな出来事を体験させてくれます。ステキな出来事に「感謝」。そして、素晴らしい運命に「感謝」しましょう。 もし、最愛の人を亡くしたら「ありがとう」。交通事故にあっても「ありがとう」です。これですべてオーケーです。何も心配することはありません。まだ起こっていない未来に対して「不安」がったり、「心配」したりするのはもうやめましょうね。」さらに後書きにこうあります。「イスラエルから帰国した後、おばあさんにお礼の手紙を送りましたら、すぐに返事が来ました。「心の持ち方って大事よ。だけど、もっと大事なのはね、言葉の使い方なの。どんなことを口に出すかであなたの目の前の状況が変わってくるし、あなたの心も変わってくるの。本当よ。」