マチュピチュ
マチュピチュ、TPPで入場料半額…ペルー検討2015年10月14日【リマ=安江邦彦】環太平洋経済連携協定(TPP)交渉が12か国で大筋合意に達したことを受けて、参加するペルーが日本など他の11か国からの観光客を対象に、世界遺産マチュピチュなど観光地の入場料の優遇策を検討している。 シルバ通商観光相が読売新聞のインタビューで、自国民と同じ程度の料金にする考えを明らかにした。TPPが掲げる地域統合の理念を実行し、難航した交渉の成果を観光誘致に生かす。 シルバ氏は、TPPが発効した後の優遇策として、「(遺跡を)所管する文化庁と相談している」と述べた。例えば、古代インカ都市マチュピチュは遺跡保存のため、外国人からは大人128ソル(約4700円)と、自国民の2倍の入場料を徴収している。マチュ・ピチュ は、アンデス山麓に属するペルーのウルバンバ谷に沿った山の尾根にある、15世紀のインカ帝国の遺跡である。 当時、インカ帝国の首都はクスコで、標高3,400m。マチュ・ピチュから、さらに千メートル程高い場所に、その首都があった。今野華都子先生もいかれ、「ペルーの遺跡と洗心の旅」という写真集がある。