家族ふれあい新聞第739号の中の木谷ポルソッタ倶楽部
平成17年第739号 平成17年1月9日号発行 家族ふれあい新聞木谷さんに、松井秀喜さんがスマトラ沖地震の津波の救助に五千万円寄付した話をメールで送ったら、早速返信のメールが来た。「Gさん、今日は穏やかな昼下がりです。朝の寒さが厳しいと、昼は温かくなるのですよね。松井選手という方は、「そういう方」なのですよね。なかなか真似のできないことですよね。ロシアのタンカー船が座礁して日本海が汚染された時大勢のボランティアが石川県などに集まりましたよね。その時にもこんな話があったそうですよね。石川県東京事務所にひとりの青年が現れました。「日本海汚染への義捐金を送りたいのですが、東京事務所で扱っているのでしょうか」そして、青年は百万円の入った封筒を差し出したそうです。東京事務所の職員の人たちは慌てたそうです。その百万円という額にもそしてその若者が松井秀喜さんだったからです。その話を聞いてから、私は「松井選手」を野球人として見るよりも「そういう方」と思いとうてい真似ができないと、我が身をいつも反省しております。今回の話もなかなか出来ないことですよね。由布院にもそういう方が大勢います。わからないようにこっそりと困っているひとを応援するのです。Gさん、やはり、人間とはいいですよね。」木谷さんにメールを打つ。「寒さや空気が乾燥しているせいか、風邪がはやってきました。息子も一昨日熱が38度も出て、子供の頃からお世話になっている小児科の矢沼さんは、もう八十過ぎのおじいちゃん先生で、診療が終わった後、必ず机の中からキャラメルを一個取り出して呉れるのです。小さい頃の息子はそれがうれしかったらしく、今でも矢沼さんにみてもらうと治ったような気がするというのです。 木谷さんも風邪には十分お気をつけください。帰宅後の手洗いとうがい(紅茶をさましたので、天井を向いてのどちんこまでガラガラとするといいのです)の励行がなによりの予防法です。それにビタミンCの摂取とね。 雑誌に載っていた話です。 ヨーロッパのある国を再訪の父と留学中の息子が旅行した。あるカフェで突然父親が息子につぶやいた。「あそこに座っている中年の婦人は、昔、パパがこの地で結婚を申し込んだ相手だ。 次のデートの日付を念のためにメモにまで書いて彼女に渡したんだが、彼女は来なかった。・・・」父親は当時を思い出したかのように目を遠くにやる。「パパ、どんなふうなメモ?」「5/6正午ーつまり5月6日さ」「パパ、この国では、アメリカと逆でそれは6月5日のことなんだよ」「そうだったのか!」と茫然自失する父。「でも、そんな約束の行き違いのおかげで、パパはママに出会い、そして僕が今あなたの息子としてここにいる。それに永年の無念の謎も解けたじゃないか。」「そうだな、パパはお前のようないい息子がいて幸せだ、それに彼女も幸せそうだ。」リーダーズ・ダイジェストに載っていた実話だそうです。