映画『空飛ぶタイヤ』を見た
映画『空飛ぶタイヤ』を見た、久々に本格的な社会派映画だった。始まる前、後ろのおじいちゃん達が少しうるさかったが、終わると『面白かった』『よかった』と満足して出て行った。長瀬智也主演「空飛ぶタイヤ」が興収15億円突破日刊スポーツ2018年7月17日TOKIO長瀬智也(39)の主演映画「空飛ぶタイヤ」(本木克英監督)が興行収入15億円を突破したことが17日、分かった。配給の松竹が発表した。 6月15日の公開から7月16日までの間で、動員数も120万人を超えるなど大ヒットとなっている。 トレーラーの脱輪事故とリコール隠しをめぐる大逆転エンターテインメント。「半沢直樹」「陸王」などで知られる池井戸潤氏の原作小説が初めて映画化された。☆「『空飛ぶタイヤ』は、「半沢直樹」「陸王」で知られる池井戸潤氏の原作小説の映画化だって、なるほど見るものを引き付けるコツをもっているんだね。2018/07/17 『空飛ぶタイヤ』、興収15億円・動員120万人突破! ロングランヒットへ同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。6月15日より公開し、7月16日で興行収入15億2,637万400円、動員数123万5,781人を記録した。7月17日時点で、Yahoo!映画レビューでは4,06点(5点満点)を獲得し、SNSでは「息つく暇もない程引き込まれる」「配役が気持ちいい程ドンピシャ」「弱い者が強大な敵に立ち向かう姿は応援せずにいられない」など、共感の輪・口コミが広がる。今夏もさらなるロングランを期待させる大ヒットとなっている。また、サザンオールスターズが同作のために書き下ろした主題歌「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」は、13日にフルバージョンのミュージックビデオが解禁され、公開から4日目にして再生回数80万回近くを獲得。サザンオールスターズ史上初の全編アニメーションで表現された世界観は、現代社会の光と闇を描き、矛盾を感じつつストレスを抱えながらも社会で働くすべての闘う戦士たちへの讃歌となっている。さらに20日にはテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』(毎週金曜20:00〜)で、8月1日発売のアルバム『海のOh, Yeah!!』収録曲から「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」「壮年JUMP」を披露する。☆「三菱自動車による大規模なリコール隠しがモデルだって、ホープ自動車、ホープ銀行って三菱のことだったんだね。三菱自動車は2000年に最初のリコール隠しが発覚するまで、23年間もの間、リコールの届け出をせず、不良が発覚した自動車だけを秘密裏に修理するヤミ改修を行ってきた。2004年には、2000年の事件を74万台をも上回る自動車のリコール隠しが発覚。本作の始まりとなる大型トラックの脱輪による若い母親の死亡事故は、1度目と2度目のリコール隠しの間に起きた2002年の横浜母子3人死傷事故から着想を得たんだって。」「最後のホープ銀行の融資取り消しに対して、おそらくは みずほ銀行 だろうけど、融資の肩代わりを申し出るとホープ銀行「やけどをしますよ」みずほ?銀行「あなたのような人が銀行の印象を悪くしているんだ」ホープ銀行「なんだって!!」赤松「私どもにも コンプライアンス がありますから」と言うのが印象的だった。映画では、ホープ自動車内の内部告発によって、リコール隠しが表に出るけど、あの赤線だらけのリストの象徴されるように、大企業の横暴によって消された事件がたくさんあるということだろうね。実際のことを思うと、天網恢恢疎にして漏らさず とはいうものの、実際の事件はで、疑いをかけられた社長は自宅にまで嫌がらせを受け続け、運送会社は廃業。三菱自動車はグループ企業からの救済を受け、経営を回復して、最後は救済合併だって。どれほどの病巣がこの日本にもあることか、ただ最後、勧善懲悪でよかった、面白かったと、すまされないものを、いろいろと考えてくれるねえ。」三菱リコール隠し〇横浜母子3人死傷事故2002年1月10日、神奈川県横浜市瀬谷区下瀬谷2丁目交差点付近の中原街道で発生した事故[22]。綾瀬市内の運送会社が所有する、重機を積載して片側2車線の走行車線(事故当時、付近にガードレールはなかった)を大型トレーラートラックのトラクター(ザ・グレート、1993年製)の左前輪(直径約1m、幅約30cm、重量はホイールを含めて140kg近く)が外れて、下り坂を約50メートル転がり、ベビーカーを押して歩道を歩いていた大和市在住の母子3人を直撃。母親(当時29歳)が死亡し、長男(当時4歳)と次男(当時1歳)も手足に軽傷を負った[23][24]。神奈川県警が、貨物自動車の実況見分を行ったところ、事故を起こした車両はハブが破損し、タイヤやホイール、ブレーキドラムごと脱落したことが判明[25]。三菱自工製の大型車のハブ破損事故は、1992年6月21日に東京都内で冷凍車の左前輪脱落事故が確認されて以降計57件発生し、うち51件で車輪が脱落していた(うち事故車両と同じ1993年製が7割を占めていた[26])。三菱自工側は、一貫して『ユーザー側の整備不良が原因だ』と主張したが、事故を起こした車両と同じ1993年(平成5年)に製造された三菱自工製のトラックに装着されているハブの厚みが、その前後の型や他社製よりも薄い構造であった。ねじ締付け管理方法を怠り、六角ボルトの締付トルクを強く掛けすぎた場合やカーブや旋回時に掛かる荷重により金属疲労が生じ、ハブが破断しやすいことも判明した[27]。これを受け、三菱ふそうは2004年3月24日、製造者責任を認めて国土交通省にリコールを届け出た。さらに同年5月6日、宇佐美ら5名が道路運送車両法違反(虚偽報告)容疑で、品質保証部門の元担当部長ら2名が業務上過失致死傷容疑で逮捕され(5月27日に起訴)、法人としての三菱自工も道路運送車両法(虚偽報告)容疑で刑事告発された[28]。なお、この事故で死亡した女性の遺族である母親が、約1億6550万円の損害賠償を三菱自工に請求する訴訟を起こした民事訴訟では、2007年(平成19年)9月、三菱自工に550万円の損害賠償支払いを最高裁判所が命じ、確定判決となった。このとき、原告の訴訟代理人を担当した青木勝治弁護士は、損害賠償金を代理人である自分の銀行口座に振り込ませ、遅延損害金を含めた約670万円を預かった。しかし、訴訟当初の約1億6,550万円の請求額を基に、弁護士報酬額を約2,110万円と算定し、「自分が預かっている約670万円と相殺する」と通知して、原告に対して損害賠償金を一切渡さなかった。2010年6月、横浜弁護士会は「当初550万円としていた賠償請求額を一方的に1億6,550万円に増額し、これに伴う報酬の変動についても、原告に説明せず、いきなり2,000万円以上という高額報酬(最高裁判所で確定した賠償額は、当初の請求額である550万円)を原告に要求した」などとして、青木勝治に対して弁護士業務停止6か月の懲戒処分を下した[29]。山口トラック運転手死亡事故2002年10月19日の深夜、山口県熊毛郡熊毛町(現・周南市)の山陽自動車道熊毛インターチェンジ付近で発生した事故[30][31]。鹿児島県内の運送会社に勤めていた、同県国分市在住の運転手の男性(当時39歳)が運転する、野菜を積んで大阪・名古屋方面へ向かっていた9トン冷蔵貨物車(ザ・グレート)が料金所を減速なしで通過、インター先で合流する山口県道8号徳山光線の中央分離帯も乗り越え、道路脇に設置された歩行者用地下道の入口構造物に激突した。冷蔵車は大破して男性は死亡した[32]。関係者や当時の記録によると、プロペラシャフトの一部が脱落した後、車体側に残されたシャフトが振り子のような異常振動を始めた。料金所へ向かう急な下り坂のS字カーブに入ったとき、振動はさらに激しくなり、シャフトに並行して設置されているブレーキ配管が破壊され、制動不能に陥った。山口県警察は「この事故」に関して、通常、関西方面に向かう自動車が熊毛ICで降りることは無いから、運転手が何らかの異常を感じ、点検のため高速道路を降りようとしたのではないかとみて、この事故に関し現場検証を行った。その結果インターの手前約3.4kmの地点に、事故を起こしたトラックから脱落したプロペラシャフトの一部が発見され、路面には脱落時にできたとみられる窪みも確認された。同県警では整備不良と車両欠陥の両面から捜査を行っていたが原因は不明のままに終わり、死亡した男性が道路交通法違反(安全運転義務違反)容疑で被疑者死亡のまま送検された。しかし後の2004年になり、山口地方検察庁は「事故は構造的な欠陥を抱えていたプロペラシャフトが破断し、それがブレーキ系統を破壊したことによって引き起こされた」と最終的に判断し、男性を改めて不起訴処分とした[33]。