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[五日市剛・今野華都子さんの世界] カテゴリの記事

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• 生まれ変りというのは、生きているうちにすることができる。生きているうちに意識のレベルがあがることが生まれ変り、精神変革するということにほかならない。

  毎朝、中学時代の友人が大量のＣメールをくれる。「二宮金次郎の対話と手紙」の２刷りの新しく付け足した「人生で出会うべき３人のタイプの人」のコラム欄に　その友人のことを　三つの友人のタイプの一つとして記した。一つは、ふるさとを共有し、弱点を赤裸々に披瀝できる友人。毎日、たわいもないメールを交わす。病気の時などは、心から心配しあう。三つのタイプの友人の出会いに恵まれたことに感謝する。　フランスの『星の王子様』の作者サン=テグジュベリは言う。（『人間の大地』)「真の贅沢というのは、ただ一つしかない、それは人間関係の贅沢だ。」その友人が昼間、珍しくＣメールを一本だけくれた。「天気も気分もよろし！　自分で作った弁当旨し････　感謝････！！」以前のＣメールにはよく罵詈雑言も多く、その都度「決して怒ってはいけない、たとえ一人でいても人の悪口を言ってはいけない」という「魔法の言葉」の原則を繰り返し繰り返し返していた。「昨日（2015年5月20日）の〇〇事件で　『忘れた、ありがとう』　と　嫌なことにありがとうとすぐに言い、『確認の大切さを学んだ』と、イヤな出来事を感謝をもって受け止められたことで　グンと意識のレベルがあがったかもしれないねえ。　生まれ変りというのは、生きているうちにすることができる。生きているうちに意識のレベルがあがることが生まれ変り、精神変革するということにほかならない。　人は死んで神や仏になることは決してできない。　と二宮尊徳が言っている。　人が死んで神や仏になるということはない。人は死んで人であり、神が死んで神になる。　たとえばサバが死んで鰹節になることはない、カツオが死んで鰹節になる。　杉が死んで松脂になることはできない、松が死んで松ヤニになるのと同じだと。　人は生きているうちに神の行い（人を助け世を救う）を行って、死んで神と称えられ　仏の行い（人を助け世を救う）を行って仏としてたたえられる。　

  2015年05月21日

• 中学時代の友人へ

  中学時代の友人へ「ツキを呼び魔法の言葉」は　Mazic　word bringing happiness 幸せをもたらす魔法の言葉　がぴったりする。１つには　嫌なことがあったら、自分に「ありがとう」という。もう一つは　いいことがあったら、「感謝します」という。そのこつは　すぐに言葉に出して言うことにある。もう一つ大切なことは、反対に　口に出してはいけない言葉で汚い言葉、人の悪口　で、そのためにも決して怒ってはいけない。半田市の講演会でもある中学生の女の子の感想文を五日市先生が紹介されていた。「魔法の言葉を使ってもなぜ効果がないのかが分りました。私は　ありがとう　と言った後、すぐに怒ったり人の悪口を言っていたからでした。」それではどうすれば怒ったり、人の悪口を言わないでいられるのか。仏教の僧侶には女性と交わるのを禁ずる戒律があってお釈迦様にあるお弟子さんがその戒律を守るにはどうすればよいかを尋ねたことがあった。「見るな」と言われた。「見てしまったら、どうすればよいでしょうか。」「近寄るな」「近寄ってきたらどうすればよいでしょうか」「慎んでひかえていなさい」おそらくこのアドバイスが私たちが怒りや汚い言葉、悪口から遠ざかるヒントかもしれない。汚い言葉や罵りを吐きたくなるようなニュースは見ないことだそうした人間関係からは遠ざかっていることだ、遠ざかることができないなら、「慎んでひかえている」ことだ。さらにいえば　意識のレベルを高める訓練をすることで、その秘訣は「実験と検証」の精神にある。イエスの山上の垂訓こそがそのモデルで「なんじの敵を愛せよ」「なんじを迫害する者のために祈れ」は、まさに私たち一人一人に示された実践倫理なのであって、敵とか迫害する人という人はそうはいないだろうがそのような人がいたらイエスの言葉を「実験」として試してみることだ。「〇〇さんによいことが沢山ありました、感謝します」と疑いもなく不安もなく言い切ったらどうなるか、ためしてみることだ、そして数週間実践して、一月後、検証してみるがいい。きっと人間関係がよくなっていることに気づくだろう。なぜなら私たちの周りの世界は私たちの意識を反映した鏡なのであって、「私が変われば世界が変わるからである」地獄のただなかで「南無地獄大菩薩」と礼拝し、感謝せよ、これが白隠禅師の教えでもある。

  2015年04月30日

• “ありがとう”という言葉を大切にしてください

  ハワイ州立病院に触法精神障害者（刑法に触れる罪を犯しているにもかかわらず、精神障害があるという理由で不起訴あるいは無罪になった人）を収容する病棟があった。ヒュー・レン博士は、これらの人たちを誰一人診察することなく、治してしまったことで知られている。この病院に赴任してきたヒュー・レン博士は、一度も患者を診ることなく、ただカルテに眼を通すだけなのに、患者は次々に治っていき、今ではもうこの病棟は閉鎖されてしまった。博士は患者のカルテに眼を通しながら、それらの問題は全部自分が作り出したものであるとして、「I‘ｍ　sorry（ごめんなさい）」「I love you（愛しています）」という言葉を何度も何度も繰り返し、自分に言い聞かせた。彼が自分に働きかけると、患者に癒しが起こり始め、乱暴な患者もおとなしくなって、次々に退院していった。ヒュー・レン博士は次のように話した。「あなたが体験するすべてはあなたの責任なのです。あなたのイメージの中にある全世界はすべてあなたの人生の中にあり、あなたがつくりだしたものなのですから、世界を変えるにはあなたを変えるしかないのです。もし世界を癒したかったら、自分を愛し、自分の人生を癒すしかありません。全世界はあなたの中に投影されたものであって、それは存在していないのですから。だから自分を愛し、自分を癒すことによって、自分が変化したとき、世界も変化しているのです。“ありがとう”という言葉には、“ごめんなさい”“愛しています”という言葉のすべてを含んでいます。だから“ありがとう”という言葉を大切にしてください。」

  2015年04月24日

• 若い人が苦笑する

  「今日は風が強いですね」と玄関先で、ＮＨＫの短期の受信料の契約をすませた後、若い人がいう。見たところ３０台前半の若い人だ、きっと、人様相手のこういう商売だと、いろんな人がいて、いろんなことがあるだろうな、今日は朝から冷たい強い風が吹くねえと言って付け足す余談だけど　と言った。五日市剛さんという工学博士が書かれた『ツキを呼ぶ魔法の言葉』という小冊子があってねえ、この本は本屋では売っていない。その本にね、嫌なことがあったら『ありがとう』と言いなさい、とある。この仕事をしていると、きっと嫌なこともあるだろうけど・・・　　若い人が苦笑して白い歯を見せるそういうときには、すぐに自分に「ありがとう」といいなさい、とあるんだ。そうすると、嫌なことが止む、それだけではなく、嫌なことがいいことに変わってしまう。だから「魔法の言葉」と言うんだ。「いいことがあったら　感謝します　と言いなさい」とその本にはある。いいことがあったとき　感謝します　と言うと　また感謝しますということが起こりやすくなる。　若い人は神妙に耳を傾けてくれているもうひとつ大事なことは「決して怒ってはいけない。たとえ一人のときでも、人の悪口を言ってはいけない」とある。怒ったり、人の悪口を言うとそれまで積み上げたハピネスを失ってしまう　と。「魔法の言葉」って、きっと自分の深層心理のコントロール法なんだろうねえ。人間は耳から入った言葉に影響されやすい。自分が言った言葉を一番近くで聞くのは自分の耳である。だからいつもきれいな言葉を使う、怒ったりして決してきたない言葉、人の悪口などを言ってはいけない。人間は自分の言った言葉で深層心理が形造られていく、自分の言葉が人生を作っていくんだ、　ありがとうございましたと会釈して　若い人　は去って行った。宮沢賢治は「稲作挿話」で、農学校時代の生徒で今では立派な百姓となった若い人に　　これからの本当の勉強はねえとうたった　　　　きみのやうにさ　　吹雪やわづかの仕事のひまで　　泣きながら　　からだに刻んで行く勉強が　　まもなくぐんぐん強い芽を噴いて　　どこまでのびるかわからない　　それがこれからのあたらしい学問のはじまりなんだ　　ぢゃさようなら　　　　……雲からも風からも　　　　　　透明なエネルギーが　　　　　　そのこどもにそゝぎくだれ…… 　　雲からも風からも　　　透明なエネルギーが　　　そのこどもにそそぎくだって　　　本当のしあわせをつかみとることができますように

  2015年04月18日

• 「感謝の実験と検証」は「いかにしてボーイズ・ビー・アンビシャスは現実化できたか」を探求する一環でもあります

  〇〇 様いろいろご配慮感謝します。写真確かに受領しました。日曜日静岡県の〇〇さんと本会」の〇〇さんと三人で小田原であって、静閑亭(小田原城南側にある黒田家別邸跡)でお茶しました。相模湾を望む景観のよいところで抹茶や「侯爵の紅茶」などがいただけます。1年以上三人で「感謝の実験と検証」を行っています。これは五日市先生の「魔法の言葉」を仲間で実践しようという試みでもあり、また会の「ボーイズ・ビー・アンビシャス」シリーズの刊行目的「いかにしてボーイズ・ビー・アンビシャスは現実化できたか」を探求する一環でもあります。三人一組になり、3か月を1クールとし、毎朝自分と他の2人に「とてもよいことが沢山ありました、感謝します」と「魔法の言葉」を口にする。それを一か月に一度集まって検証するという試みです。赤裸々に自分の身の回りに起きたことを話すと、一種「魂の絆」というようなものが生まれてきます。今回の〇〇事件についても2人に話し、「魔法の言葉」を実践していると起こった一見悪いようなことが「よい事」になっていくと思えると話したものでした。何かあればCメールください。

  2015年04月13日

• 『ツキを呼ぶ魔法の言葉』に説かれる「ありがとう」、「感謝します」を実践し、その効果を体感している

  夢の中の話であるエレベータで 女ずれの男と一緒になり、男が女に暴力を振るった。見つめていると「何見ているんだよ」と男がいちゃもんをつけてきた。かまわずその男の目を見つめると激昂して「表に出ろ」と言う。言われるまま表に出て、殴られるのを覚悟して「ありがとう」と言い続けた。すると男は「何がありがとうだ」とさらに言い募るも構わず「ありがとう」「ありがとう」と言い続けたら、「気色が悪い」と手を出さずに去っていった。それだけの夢の話である夢の中で「イヤなことがあったら『ありがとう』」を実践できた、つまり無意識の中で「ありがとう」を実行できたのが何やら嬉しくなった。以前、幕末のころ、辻斬りがよく出て、無法のサムライが商人や農民を切り捨てた事件がよくあったころ、普段から浄土真宗の熱心な信者だったある商人が、夜分、辻斬りにあって腰を抜かしその場にへたりこんで両手を合わせていつものように「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と念仏していたところ「気色の悪い奴だ、今回は許してやる」と切らずに去ったという話も思い出した。「二宮金次郎の対話と手紙」のあとがきより編集者後書　本小冊子は、二〇一四年十二月六日に静岡県袋井市浅羽北公民館で行った「二宮金次郎の対話と手紙に学ぶ」の講演記録を補筆し、主として二宮尊徳の小田原時代を中心に、「対話」方式によって講話した記録である。また「二宮金次郎手紙編」に【幻の講話】を新たに作成し、『報徳記』の原文全ルビも一部ではあるが、本書に収録した。補筆と「幻の講話」の作成にあたり「松下幸之助成功の法則」江口克彦著を許可を得て引用し、報徳の考えを幸之助の「成功の法則」で読み解いた。報徳は現代日本の経営に脈々と生きていることがわかると考える。松下幸之助は「働くということは、自分のためでもあるけれども、多くの人のためでもある。自分の働きによって世の中の発展に貢献しとる」と語り、「企業は公のもの。企業は社会のため、世間の人たちのため役に立つような働きをしないといかん」と言う。幸之助も「報徳」に生きた。講演にあたって〇〇館長から「二宮尊徳について話してください」「二宮尊徳を学ぶのは初めての方々ばかりだという認識で、よろしくお願いいたします」とメッセージを受け、主に『報徳記』から二宮金次郎対話編を作成し、講話するという方法をとった。本書は「報徳記を読む」シリーズの導入編にあたる。　編者は工学博士五日市剛氏の小冊子『ツキを呼ぶ魔法の言葉』に説かれる「ありがとう」、「感謝します」を実践し、その効果を体感している。(略)

  2015年04月10日

• なぜ　魔法の言葉　を唱えても効果がないのかわかりました。それは　魔法の言葉を唱えても　すぐに怒ったり人の悪口を言ったりしていたからでした

  会の仲間の〇〇君とお昼に待ち合わせた。〇〇君とは　去年12月7日愛知県半田市で開催された五日市剛氏講演会に車を出してもらって講演を聞きにいったことがある。今日は午後2時から　「外国人の見た日本人と新渡戸稲造の『武士道』」の講演があり、一緒にそれを聞くため待ち合わせして、食事しながら近況を語ろうと2時間も前に駅前で会ったのである。行列のできるカレー屋で一時間近く並んだ。いろいろ話していたので、並んでいても充実した時間だった。ここのカレー屋は、森町の〇〇さんと〇〇さん、2人も連れてきたことがあるんだよ。「ふつう」で頼んでも、ご飯が大盛りなのに驚く、それでも食べきってしまうんだね。2人とも　ご飯の量にびっくりしていたけど　食べきって喜んで帰っていったよ。1月28日のほんまでっかＴＶで、「人は耳から入る情報に影響されやすい」っていってたけど、自分が発する言葉を一番近くで聞いているのは自分の耳なんだ。耳から入った情報は、深層心理を作っていく。それが「人は自分の発する言葉のとおり生きる」ということなんだろうね。五日市先生の「ツキを呼ぶ魔法の言葉」でいやなことがあったら「ありがとう」いいことがあったら「感謝します」と言いなさいというのも、言葉によって深層心理をコントロールする、つまり自分の運命を形造るということかなんだろうで。だから怒りの言葉を発したり、たとえ一人であっても人の悪口をいったり、そしったりしてはいけない。それは今まで感謝の心と言葉で形作ってきた深層心理を台無しにする。愛知の半田市の五日市先生の講演会で中学2年生の女の子が五日市先生に送って来た手紙を紹介されていたでしょう。「なぜ　魔法の言葉　を唱えても効果がないのかわかりました。それは　魔法の言葉を唱えても　すぐに怒ったり人の悪口を言ったりしていたからでした」って。

  2015年03月14日

• 掛川市立図書館が「報徳記を読む第2集」を蔵書とし、10冊所蔵館となった、感謝！

  きのう、茨城のＴ先生から「二宮金次郎の対話と手紙」のお礼の電話があった。 「先生、今回、印刷所の〇〇さんが　金次郎の母との対話の最後に　金次郎の母と子の後ろ姿をイラストにして載せてくださいまして、これが実にいいんですよ。後ろ姿の絵は、読み手が想像しやすく、私も自分の母のことを想い出して、熱いものがあふれてきました」 また、尊敬する〇〇先生からも　お礼のハガキが届いた。「二宮金次郎の対話と手紙」第一小田原編を送っていただき有難うございます。　活用させて頂きます。梅のほころぶ日に  〇〇先生には、このところ、お会いしていないが、最初会ったときに「お互いを鏡として高め合っていきましょう」というメールをいただいて驚くとともに　感動した。 驚いたと言うのは　私が〇〇先生を　鏡として　仰ぐことがあっても　〇〇先生がわたくしを鏡とすることなど何があろうと思ったからである。それは今でも変わらないのだが、鏡の技法　という手法があり、 人は　人に　自分を見ているたとえば　他人の悪いところが目についてそしったりする場合、実は自分にも同じような悪い所が別のかたちで　それ以上にあるから　目につくのである。一方、人が　ある人の素晴らしいところ、優れたところが目について讃嘆したくなるとき実はその人にもそれ以上に素晴らしいところ、良いところがあるということでもある。人は鏡なのであるから。 そうであるとすれば　人が自らを高めていきたいと考えるならば 決して人の悪い所をそしったりけなしたりすることではなく人の良いところをほめたたえるほうがよいということになる〇〇先生が　よく人を褒められ、長所をたたえられるのも、実はそれ以上に素晴らしいところをお持ちだからにほかならない。   静岡県掛川市10件報徳産業革命の人　報徳社徒　鈴木藤三郎の一生 報徳社徒　鈴木藤三郎の一生二宮尊徳と日本近代産業の先駆者鈴木藤三郎鈴木藤三郎 二宮尊徳と日本近代産業の先駆者ボーイズ・ビー・アンビシャス 《クラーク精神》＆札幌農学校の三人組（宮部金吾・内村鑑三・新渡戸稲造）と広井勇ボーイズ・ビー・アンビシャス　米欧留学篇 米国留学中の内村鑑三の日記と手紙　内村鑑三から新島襄、広井勇あて書簡　宮部金吾・新渡戸稲造往復書簡抜粋ボーイズ・ビー・アンビシャス　第３集 新渡戸稲造の留学談・帰雁の蘆報徳記を読む　第１集 『報徳記』第一巻（『報徳要典』準拠全ルビ原文（朗読・輪読用）、現代語訳、資料集）ボーイズ・ビー・アンビシャス　第４集 紳士の工学の系譜ボーイズ・ビー・アンビシャス　第５集 不敬事件とカーライルの「クロムウェル伝」報徳記を読む　第２集 『報徳記』第二巻（『報徳要典』準拠全ルビ原文（朗読・輪読用）、現代語訳、資料集）

  2015年02月26日

• 「二宮金次郎の対話と手紙　第一小田原編」と「報徳記を読む第２集」などが４箱届いた「

  さっそく、袋井講演会で「報徳記を読む第２集」を購入し、本小冊子の印刷に協力いただいた方々に郵送した。またお世話になった諸先生や友人に送るべく作業を進めている。さらに本日２月２１日午前○○センターに都合のつく会員に午前１０時に集まってもらって、全国の公共図書館３００近くに発送するのを手伝ってもらうことになっている。お昼前には　いったん終了させて　一緒に食事しながら懇談しよう。それから　アメリカの○○大学図書館に寄贈する前段階についてのプロジェクト（○○への英文の手紙）について披露しよう、楽しいプロジェクトとして・・・・「判断基準として、どちらが正しいか、正しくないかということでなくて『楽しいか楽しくないか』で判断する。要するに、自分にとって楽しい方だけを選んでいけば、長い目で見るとすべてうまくいく」○○先生「二宮金次郎の対話と手紙　第一小田原編」を刊行しましたのでお送りします。　表紙に「中学生からお年寄りまでよくわかる」と先生から頂いたお言葉を掲げました。また○○印刷の○○さんが金次郎の母と二人の子の後ろ姿（これは絵本「ぐりとぐら」の最初のページのぐりとぐらの後ろ姿に着想したものです）のイラストを描いてくれました（９ページ）。後ろ姿というものは不思議なもので、母と子２人のこのイラストを見ていると、わたくし自身の母や幼い頃の兄弟とのことどもを想い出して、覚えずまぶたが熱くなりました。　最後の後書きには、先生のご本○○の表紙を載せました。ご了解ください。　まだ「超わかりやすい」には、ほど遠いのですが、先生の応援をいただいて進めてまいります。　心からの感謝をこめて

  2015年02月20日

• 「二宮金次郎の対話と手紙　第一小田原（少年・青年）編」の中学生からお年寄りまでよくわかる」は、(略)今後のビジョンとして掲げたものですのでご了承ください

  ○○様 「二宮金次郎の対話と手紙　第一小田原（少年・青年）編」の贈呈について 2015年1月6日の「よりよく楽しい生き方セミナー」の「二宮金次郎の対話と手紙」の講演をお聞きいただいてありがとうございました。講演会終了後、「報徳記を読む第2集」など販売し、その収益を講演記録の刊行費用にあて、購入していただいた方々には無料で差し上げますと申し上げました。その講演記録を補足したものに、新たに「二宮金次郎の手紙」の「幻の講話」を収録した「二宮金次郎の対話と手紙　第一小田原（少年・青年）編」を刊行しましたので、謹んで呈上いたします。ご一読いただければ幸いです。表紙に掲げました「中学生からお年寄りまでよくわかる」は、(略)今後のビジョンとして掲げたものですのでご了承ください。「二宮尊徳の会」では、発足時に○○先生から頂いた「二宮尊徳の考えを世に広める」のメッセージを現実化すべく、鈴木藤三郎先生を顕彰する「報徳産業革命の人」や「ボーイズ・ビー・アンビシャス」、「報徳記を読む」シリーズなど刊行し、全国の公共図書館や大学図書館などに寄贈し、すでに３００以上の図書館で蔵書となり、また、多くの図書館において集積されるまでになっています。現在「報徳記を読む第３集」、「ボーイズ・ビー・アンビシャス第５集」刊行に向けて作業中です。また、「二宮金次郎の対話と手紙　第二桜町編」も構想中です。さらにアメリカと台湾の大学図書館への、本会の本の寄贈も現在計画しています。内村鑑三は「後世への最大遺物」において、二宮尊徳を「世界の英傑」とし、「この人は事業の贈物であらずして生涯の贈物を遺した」とし、「『報徳記』は我々に新理想を与え、新希望を与えてくれる本です。実にキリスト教の『バイブル』を読むような気がします」と述べています。鈴木藤三郎先生は、二宮尊徳の考えが近代産業においても適用できるということを、その生涯をかけて実験し立証しました。皆様におかれまして、本会の刊行にご協力いただいたことに心から感謝します。遠州報徳が、かつてのような力強い、熱気に満ちたものになりますように、また鈴木藤三郎先生が、『報徳全書』を報徳二宮神社に奉納した際の「願文（がんもん）」の最後に書かれた「二宮尊徳先生のお考えを普及し、真正の文明が興ること」を共に願います。

  2015年02月13日

• 選択に迷うときには　正しいことより　楽しいことを選びなさい

  ○○様大変お手間をかけました。英文の手紙のコメントの手紙受領しました。感謝します。「二宮金次郎の対話と手紙」印刷にかかりました。こちらに届き次第、2冊お送りします。作成の英文の通知をそのまま○○に送付する予定です。今朝、夢を見ました。夢に、なくなった○○叔父(母の妹の夫)がいました。私が大学生のころ、2週間ほど○○のお宅に泊まったことがありまして、そのとき、「国際的な仕事をしなさい」と言われたことがありました。「英語がダメなので」と答えたものですが、今回の企画に、何やら関連があるようなないような・・・ とりとめのない夢でした。「ツキを呼ぶ魔法の言葉」に　人生には選択に迷う場面があります。　　　そんなときには、正しいことより　楽しいことを選びなさいというアドバイスがのっています。潜在意識は正しい選択を知っていて、潜在意識が喜ぶ選択をすれば間違いないということでしょうか。今回の企画、○○に書籍とお手紙をお出しすることは、結果はどうあれ、楽しく感じられます。英文翻訳のご助力がなければ出来ないことです、感謝します。

  2015年02月08日

• 人は耳から入る情報と同じ行動をとりやすい

  今年３月末で定年退職となる○○さんと先週、仕事の帰り待ち合わせて、会食しながら懇談した。その際に、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」をお貸ししたら、「二つの箱の話が面白かったです」というメールがあって、小冊子が返送されてきた。中に500円の図書券が入っていたので驚いた。その前に「二宮尊徳と日本近代産業の先駆者鈴木藤三郎」を差し上げており、そのお礼であろうか。小冊子まさに受領の旨メールすると、その返信に興味深いコメントが付されていた。大事な本が無事に到着した連絡、安心しました。アプリーシエイトという意味を改めて辞典で調べたら高く評価する、感謝する、鑑賞するという意味合いの英語だとわかりました。何となく、わかったような気もしてきました。○○さまアプリシエイトの意味の解釈は実は大切なところで、起ったすべてのことを　私は正しく理解し評価しました、そういう気持ちで感謝するという意味合いを持っていて心の底から、感謝の言葉を発する、まだ起こっていないことでも、ありありと　すでに起こったこととして　はっきりとくっきりとした　ビジョンを描いて感謝する。すると深層心理は現実とイメージの区別はつかないので、起ったものとして、　それにふさわしい　行動や出会いがもたらされるそういうふうに私は解釈しています。先日（2015年1月28日）、さんまの「ほんまでっか」で「人は耳から入る情報と同じ行動をとりやすい」と心理学の先生が言っていました。自分が発した言葉を一番先に聞くのは自分の耳です。ですから感謝の心をもって感謝の言葉を発することがとても大切なのです。人は自分の発した言葉のとおりの人生を送る　というのはそういうことかもしれません。魔法の言葉は、言葉に出して（不安も疑いもなく）言い切ることが大切だということ五日市先生が「自分に対して『ありがとう』と言ってください」というのはそういうところにあるのだと思います。

  2015年01月30日

• 「やっぱりね」には続きの言葉があった。

  「報徳記を読む第２集」を大学図書館、都道府県図書館あて送付を終った。本集は厚くなり、送料も倍もなり、結構負担が多くなる。五日市剛さんの話に「お金の喜ぶ使い方」というのがある。イスラエルで、泊めていただいたお宅の女性から　翌朝２つの箱を「あげるわ」と渡される。「そんな貰うことなんてできませんよ」と言うと「じゃあ、買ってください」と思いもかけない答えがかえってくる。「お、おいくらですか？」「そりゃ、いくらでもいいわよ」それは1円でも1000円でもいいというような　答え方だった。五日市さんは、泊まる所がなくて途方にくれていた自分を泊めてくれ、貴重な話を聞かせてくれた、お世話になったと、持ち金の半分程度を差し出す。すると、その年配の女性は「やっぱりね」とポツリとつぶやいた。「ツキを呼ぶ魔法の言葉」には、そこまでしか書かれていない。しかし、この言葉には続きがあったことを、12月7日半田市講演会でも、五日市さんは再度、話された。「あなたはお金の使い方を知っているわね」五日市さんは、それを「お金の喜ぶような使い方をしなさい」つまり、お金を使う人も相手もまたお金自身も喜ぶような使い方をしなさいということと、以前講演会で話されていた。それ以来、「お金の喜ぶような使い方」を意識している。そして　「報徳記を読む」やその大学・公共図書館への寄贈は　お金の喜ぶ使い方であろうと思っている。

  2014年12月11日

• 全焼から５年「座敷わらしに会える宿」の今

  全焼から５年「座敷わらしに会える宿」の今東スポWeb 11月23日(日)「座敷わらしに会える宿」として全国的に有名だった岩手県二戸市、金田一温泉の緑風荘が全焼して５年。いよいよ再建に向け動き出した。しかし気になるのは、再建された宿に座敷わらしが再び現れるのかどうか？　そして、そもそも座敷わらしに守られていたはずの宿がなぜ火事になったのか？　経営者の五日市洋氏（４７）に聞いた。　緑風荘は、築３００年の母屋と築５０年ほどの新館で構成されていた。座敷わらしの目撃情報が多かったのは、母屋の槐（えんじゅ）の間。ここで座敷わらしに会うと出世するという伝説があり、過去にはホンダの創業者本田宗一郎氏、パナソニック創業者松下幸之助氏が宿泊し、ともに会社は世界的企業に。「栄光の架橋」が大ヒットする前のフォークデュオ「ゆず」の岩沢厚治（３８）も宿泊し、有名作家や政治家が座敷わらしに遭遇した経験を語っている。　その緑風荘で火災が発生したのは２００９年１０月４日。午後８時半ごろに出火し、母屋と新館が全焼し、２１人の宿泊客と従業員は全員無事だった。　五日市さんによれば「警察と消防からは、特定できないけれど原因は配電盤では、と言われました。あの時はお客さんに逃げてもらわなきゃと必死でした」という。焼け跡は更地になり、現在は足湯が設置されている。　座敷わらしに守られているはずの宿が焼失したのはなぜ？と素朴な疑問を抱く記者に、五日市さんは意外な事実をこう明かした。「実は母屋も新館もだいぶ土台が傷んでいたんです。改修しなければいけなかったけど、３年先まで予約が切れずに入っていたので、できなかった。火事は東日本大震災の１年半前ですが、あの地震がきたら倒壊して犠牲者が出ていたと考えられます。また直前は満室がずっと続き、働いている家族は休みが取れずにいつ倒れるかという状態でした。火事で犠牲者は１人もいませんでしたし、旅館だけが燃えて、すぐ隣の家には延焼しませんでした。後から考えると火事になったことで助けられたというか、守られたとさえ思います」　では座敷わらしは再建後に再び現れるのか？　「うちの座敷わらしは亀麿というご先祖で、うちの守り神ですから、他所には行かないと思います。実は３００年前に隣の集落からここに移ったきっかけも火事だったそうです。『新しくしろ』という意味があったのでしょう。早く再建して、遊び場を作ってあげなくてはと思っています」　現在、五日市さんは緑風荘の敷地の近くで居酒屋「ゆのはな交流館」を経営。緑風荘の再建については「７月にようやく再建計画がまとまりました。総額で約３億円が必要で、自己資金と銀行からの融資などで大部分はまかなえるのですが、５２００万円届かず、この分をファンドと寄付でご支援をお願いしています。７月からの４か月で３分の１集まりました」。　ファンドは投資金額によって、再建後の「特別先行予約権」が与えられるという。　火災後「先祖をちゃんと拝まないからだ」と叱られたとも言うが「私にとっては悪いことではなく、再生のきっかけだと思っています」と五日市さん。再び客を招く日が待ち遠しい。

  2014年11月23日

• 脳は現実と理想の区別がつかないので現実の姿ではなく理想の姿をイメージする」これが魔法の言葉の秘密でもある！

  脳はなぜ、気持ちいいことをやめられないのか？＠ＤＩＭＥ 11月8日(土)脳科学という言葉がいつの間にか、一般的なものになった感がある。テレビや新聞、雑誌など、あらゆるメディアで目にすることが多くなった。その背景には、研究が進んだことがあるのだろう。　とは言うものの、脳科学と聞くとまだ、難解な印象を持つ人も多い。やはり、身近に感じられる行動などとの関係と一緒に解説してくれると、理解しやすいところ。そうしたニーズに応えた入門書的な一冊が、『脳はなんで気持ちいいことをやめられないの？』（アスコム刊）である。　同書は、脳のクセを分析し、どのようにすれば幸せに過ごせるのかを紹介したコミックエッセイ。原案は、テレビや雑誌でもおなじみの話題の脳科学者、中野信子さんが担当。恋愛、食欲、人間関係、などで抱える悩みに対し、脳の仕組みや機能からアドバイスを行なっている。中野さんのコラムが5本挿入されている以外はコミックで構成されているので、難しそうな内容に思えても肩肘張らずに読むことができる。まさに初心者向けのつくりなので、少しでも興味があれば、まずは手に取ってみてもいいだろう。■脳はだまされる!?　コミックは、様々な悩みごとや相談ごとを抱えた登場人物たちに、中野さんが脳科学の見知から原因や理由を明かし、解決法なども授けてくれるパターンで進行する。悩みや相談の内容は、身近に感じられるものであることに加え、脳と関連が感じられないものばかり。この関連が感じなれない点が脳科学の面白さだと捉えれば、同書は面白く読むことができる。　例えば同書では、登場人物の一人が「痩せるにはどうすればいいか？」という悩みを相談している。一見すると、脳とダイエットの関連は見えないが、中野さんはひと言、「食欲をコントロールしている脳をだまし、食べたことにすることができる」。自分が食事したことをリアルに想像してみると、想像しなかった場合と比べて食べる量が20％ほど減ったという研究成果をあることを引き合いに出し、　空腹を紛らわせると「あ！　満たされた」…と脳がだまされてくれるわけです（※同書より抜粋）　と説明する。ダイエットというと、ストイックに取り組み自分を追い込まないと成功しないイメージがあるが、食事したことを具体的にイメージするだけである程度の効果が見込めるとは、目から鱗が落ちる思いだ。■脳は現実と理想の区別がつかない　もうひとつ、ダイエット絡みの悩みを例に出すと、途中で挫折し失敗してしまうというものも収録されている。この悩みに対し中野さんは、まずイメージしやすい身近な目標を設定することと説く。その理由は、次の一文から充分理解できる。　脳は現実と理想の区別がつかないので現実の姿ではなく理想の姿をイメージすることです（※同書より抜粋）　理想の姿をイメージするとは、まるでアスリートのイメージトレーニングと同じ。一流のアスリートほどイメージトレーニングがうまくできているものなので、ダイエットもスポーツと同じと考えれば合点のいく話である。また、途中で挫折することなく目標を達成するためには、健康な脳が不可欠で、バランスの良い食事が大切とも強調。脳科学者だから当然なのだろうが、ダイエットに関してここまで脳の役割や働きこだわって話を展開するのには、正直言って新鮮な感覚を覚える。　ダイエットに限らず誰もが悩みそうなことが、実は脳と深く関係していることが同書を読めば理解でき、ひとつひとつの話に納得させられた。文／大沢裕司

  2014年11月09日

• 夕方のCメール

  友へ五日市先生の講演会を聞いてきました。ボーイズ・ビー・アンビシャス第５集２刷を直接お渡しできました。講演の中で「これから講演は受けることは少なくなると思います」と言われていました。一期一会です。返信渡せてよかったですね。お会いできる機会が少なくなりますね。

  2014年10月27日

• ボーイズ・ビー・アンビシャス第5集二刷で、『ツキを呼ぶ魔法の言葉』の「二つの箱」を、許可を得て載録した。また英文を校正した。英文のチェックは課題であり有難かった

  編集者後書（二刷に当って）二〇一六年九月一六日「ボーイズ・ビー・アンビシャス第５集　内村鑑三　神と共なる闘い」は、内村鑑三が米国留学帰国後に「キリスト信徒としていかに働きしか」の本である。「余は如何にして基督信者となりし乎」の続編を、内村の手紙を中心に自身の言葉で語らせようとした。本集は鈴木範久氏の「内村鑑三日録」を参考に、その他資料を録し、北越学館事件、不敬事件が理解できるよう編集し、カーライルの『クロムウェル伝』畔上賢造訳上巻を現代語表記で録した。カーライルの『クロムウェル伝』が内村に与えた影響は大きい。「クロムウェルは私の理想の英雄です。否、崇拝の的といって過言ではありません。クロムウェルに関しては大部分カーライルで読みました。十七世紀はキリスト教史上最も偉大な時代と思います。その頃の人は皆一生懸命でした。口に言い表す所をそのまま心に固く信じていたのです。」（ベル10）、「我々の必要とする人物は、クロムウェルのようなその働きがこの地上に実を結ぶのに数百年を要したような人物です」（ベル16）。内村もまた、その実が結ぶのに数百年を要するような仕事をしたのだ。「読者よ、この手紙を精読し理解するよう努めよ。ここに人が神と共に歩んだことの証がある」（p.138）これは内村の生涯にもいえよう。不敬事件後の「幾度かエリ、エリ、ラマ、サバクニタ！の十字架上の神の独子の最後の叫びの無限の意味を考える」（ベル16）苦闘の中で「神と共にある」と信じた。クロムウェルは武力でイギリスに神の国を造ろうとしたが、内村は聖霊と言葉とで、日本に「聖徒の島」（第二集p.219）を造ろうとしたのである。二刷では、五日市先生の『ツキを呼ぶ魔法の言葉』の「二つの箱」を、許可を得て載録した。また○○さんに英文校正して頂いた。英文のチェックは課題であり有難かった。五日市先生のメールに「ますますのご活躍、応援しています」とあり、○○さんの手紙に「クロムウェル伝を読み、内村鑑三とクロムウェルの性格の類似点が分った気がしました」とあった。感謝！　

  2014年09月21日

• 二〇一四年八月三〇日築地本願寺五日市剛氏講演会　二つの箱について

  二〇一四年八月三〇日築地本願寺五日市剛氏講演会日本青年会議所石材部会主催の「「きみにありがとう　感謝を石へ込めてin本願寺」のイベントがあり、五日市剛氏の講演会が午前十一時から一時間ある。本会から三名が参加した。「ボーイズ・ビー・アンビシャス」シリーズでは第一集後書で、ボーイズ・ビー・アンビシャス作成のきっかけとなった一言を、第二集後書で五日市先生との出会いを、第三集後書では「ハイファの出会い」を載録した。ある意味、本シリーズは五日市先生の「魔法の言葉」から生まれたといっても過言ではないのである。　講演は、一時間という短い時間であったが、スポーツニッポン記事（二〇〇七年八月一八日）から、ゴルフの石川遼の中学校の先生が「魔法の言葉」を担任の子供に教え、実践した話をされた。「魔法の言葉」はアスリートに広く受け入れられている。感謝の言葉を唱えると、緊張が適度になり最高のパフォーマンスが発揮しやすくなる。また、巨人軍の原監督が二〇一二年、優勝確率ゼロ％から優勝するに至ったのは「魔法の言葉」のお蔭というスポーツ報知の記事（二〇一二年九月二二日）を紹介され、「ありがとう、感謝します」は運命を超えると、話して聴衆を魅了された。また「ありがとう」は英語で Thank you 、「感謝します」はI appreciate　it.と言われた。『ツキを呼ぶ魔法の言葉』という小冊子は二〇〇四年発刊から一三〇万部を超える本であるが、一般の書店では売っていない。そこでエキスを紹介する。　　素晴しい人生を創る☆魔法の言葉一、決して怒ってはいけない。正しい怒りというものはない。また一人でいる時でも人の悪口を言ったり、汚い言葉を決して使ってはいけない。二、嫌なことがあったら「ありがとう」と言う。三、いいことがあったら「感謝します」と言う。五日市先生のご許可を頂いて、「ハイファの出会い」と「二つの箱」を小冊子から載録する。[　]内は編者が話を要約したものである。詳しくは原文を読まれたい。以下「ボーイズ・ビー・アンビシャス第5集」二刷り　現在二刷りに向けて作業中　乞うご期待

  2014年09月18日

• ありがとう体操とハイタッチ

  3月16日静岡市内の商工会議所のホールで午後1時から、五日市剛さんの講演があり、聴きに行ってきた。午前中、駿府城跡や静岡市内を散策する。午後からの五日市さんの講演はパワフルなユーモアに満ちたものであったが、話の中で　長野中央タクシー　の話が面白かった。 長野市で予約率９０％、すなわち街中ではほとんど見かけないという奇跡の会社として　たけしのアンビリーバブル　や　カンブリア宮殿でも取り上げられた企業でもあるという。特に長野オリンピックの時に、ほかのタクシー会社が県外の客の予約で躍進したのに対して、中央タクシーは、常連のお客様が困るからと、県外のお客を断って、県内のお客様を優先したたため絶大な信頼を得て、「中央タクシーじゃなければ乗らない」という熱烈なファンに支えられているという。五日市さんは、アンビリーバブルの映像から、三例の運転手のお客様の立場にたった対応を紹介された。一つは　幼稚園で子供が熱を出して、中央タクシーの運転手が自宅に呼ばれてお母さんを乗せて、幼稚園まで子供を迎えに行き、病院までお母さんと子供を運んだときのことであった。病院で降車のおりに、お母さんが財布がないことに気づいた。「後で支払いますから」と、ひとまずお母さんは熱のある子供を連れて病院に急いだが運転手は、その後、空き地に車をとめて、後部座席の隙間に財布が落ちていないかと後部座席を分解してまで徹底的に捜した。しかし財布は出てこない。そこで運転手はさきほど母と子を乗せた幼稚園まで行って、お母さんが子供を受け取ったあたりを捜したがない！そのとき、運転手は思い出した、お母さんが子供を受け取る際、途中つまづきそうによろめいたのを見ていたことを。そのあたりを捜索すると　あった！　財布がタイヤの遊び道具の内側に落ちていたことを発見した。運転手は、病院で会計のため待っていたお母さんに差し出した！そこまでする　タクシーの運転手がいるだろうか。ある寒い日に結婚式の披露宴に子供を連れたお母さんが、中央タクシーに乗って、車中で「子供にはかせる靴下ないかしら」とつぶやいた。朝早く、どこの商店も空いていない。披露宴会場に母と子を送り届けた運転手は、帰り道、シャッターをあげる衣料品店を見つけた。さきほどのお母さんのつぶやきが耳に残っていた。すぐに衣料品店に入って、子供用の靴下を買い求め、披露宴会場に届けた。お母さんは驚いた、そこまでする親切心に。その靴下は宝物のようにとってあるという。そういう感謝の手紙がたくさん会社に届くという。長野中央タクシーの運転手の人たちは口を揃えて言う。「私たちは当たり前のことをしたまでです」と。 そこの現社長が五日市さんのファンであるという。 そこで中央タクシーで毎朝やっている「ありがとう体操」を一緒にやってみましょうと五日市さんが言って、会場のみんなとやった。 右手を左胸の上において　「ありがとう」左手を右胸の上にさらにおいて「感謝します」手の平を　上にひらひらあげて「ついてる　ついてる」といって隣の人とハイタッチする。 職場で　○○さんに　やってみましょう　と　やってみた。すぐに応じて　「ありがとう　感謝します　ついてるついてる　ハイタッチ」 「素晴しい　なんのためらいもなく　これができることが！」「もうそういうのは　とっくに　棄てていますから」「我意識過剰の人は　人が見ている前で　こういうことは出来がたい。この『ありがとう体操』は、今やっている　感謝の実験と検証に通ずる　毎日一日の始まりを　感謝ではじめるということに通じているかもしれませんね」   長野中央タクシーについて　検索してみる 　長野市民から圧倒的な支持を得て、県内ナンバー１の売上実績を誇るタクシー会社、中央タクシー。地方で経営するタクシー会社の９割が赤字といわれる中、経常利益は過去最高を記録した。一体、長野のこのタクシー会社の何がそんなにすごいのか？中央タクシーのお客の９割が電話予約だ。街をながしながら客を見つけるスタイルとは一線を画す。一度でも乗ればほとんどの客がリピーターに・・・。その秘密は徹底した"真心サービス"にある。中央タクシーのドライバーは皆、タクシー会社とは思えないほど親切すぎるほどの親切。高齢者にはさっと手を貸し、さりげなく買い物袋を運び、雨の日には傘も差す。そして車内の会話を通してお客の家族のことを気にかけ、３００メートルという超近距離でも喜んで運行してくれる。それはまるで、身内のような存在。そんな中央タクシーには、客からの感謝の手紙が絶えない。そこには、感動の接客エピソードの数々が...。「客の幸せが先、利益は後」そんな経営理念で長野では知らぬ者はいない感動のタクシー会社の奇跡の経営に迫る！長野発！感動のタクシー会社中央タクシーは長野市民から圧倒的な支持を得るタクシー会社。車両数１００台あまりだが、売り上げは約１５億円で長野県Ｎｏ.１。しかも地方で経営するタクシー会社の９割が赤字といわれる中、２０１２年度の経常利益は過去最高益を更新した。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中央タクシーの本社をのぞくと予約の電話が途切れることなく鳴り響く。実は中央タクシーの客は９割が電話予約。客が「３０分待ってでも乗りたい」というほどの人気を支えるのは、徹底した"真心サービス"だ。丁寧な接客は当たり前。雨の日は玄関まで傘をさし、高齢者には手を貸し、買い物袋を運び、さらにたった３００メートルの距離でも喜んで運行してくれる。それはまるで、身内のようなサービス。「客の幸せが先、利益は後」そんな経営理念で長野では知らぬ者はいない感動のタクシー会社とは？接客の秘密は　日本一仲良し　な人間関係中央タクシーに、接客マニュアルは存在しない。実は、その質の高いサービスを支えているのは驚くほど仲の良い社員たちの人間関係だ。会長の宇都宮恒久は言う。「社内の良い人間関係こそが、良いサービスを生み出す」と。宇都宮のこの信念はどこから生まれたのか？中央タクシーは、離職率が２０〜３０％といわれる業界にあって、わずか１. ５％という低い離職率を実現。社員同士の幸せが客を幸せにするという好循環を生み出している。この　言うは易く行なうは難し　の理想的な経営スタイルはなぜ実現できたのか？好調！新サービスの家旅（イエタビ）とは？「お客様がタクシーに求める事を実現したい」常々そう考えヒット企画を生み出している中央タクシー。最近人気を呼んでいるのは、業界初の試み「家からの旅」通称イエタビだ。それは、乗り合いタクシーを使った自宅からの日帰り旅行。県内観光地を周るだけでなく「歌舞伎座ツアー」「咲いたら行くお花見ツアー」「孫と行く夏休みツアー」など顧客のニーズに合わせた様々なプランを企画。運転手たち自らが企画開発に関わることで、他にない気配りの行き届いたサービスをつくり上げている。タクシーの新たな地平を切り拓くべく、社員は今日も挑戦を続けている。村上龍の編集後記利益を最優先しない、それは歴代ゲストの共通点だ。では、何を優先するのか。必ず挙がるのが、「顧客の満足」である。ただ、「満足」では少し足りない。中央タクシーは、客を感動させ、幸福にすることを、サービスの軸とすることで画期的な成功を収めた。だが、それは意図的な演出、マニュアルでは生まれようがない。街を走る中央タクシーを見るだけで幸福になるという客がいるらしい。中央タクシーは、幸福の「象徴」になっているのだ。客への思いは、簡単には伝わらない。客の幸福に関与することが自分の幸福につながるという自覚と、こんなことをされると自分はうれしいと思うことを他者に対して行い、それを維持、継続すること、それ以外に、方法はない。■ 長野オリンピックの際、全ての借り上げ要請を断る この理念の浸透が、常に顧客のことを考えるドライバーを育て、感動のエピソードを生む。同社の最も有名なエピソードは長野オリンピックの時、競合他社は、ほぼすべてのタクシーを報道関係者などからの借り上げ要請を受け入れるなか、1社だけすべての借り上げ要請を断ったことである。それは、病院の行き帰りなど普段生活の足として使ってくれるお客様が使えなくなり困るからという理由だった。しかもこのことを従業員であるタクシードライバーから提案されたというのだ。タクシードライバーはもともと歩合の割合が高く、借り上げに応じれば収入増が見込める。事実、同業他社はオリンピック期間に通常の3倍近い業績をあげている。その収入をあきらめてでも普段のお客様のために尽くす、これが同社の選択だった。結果、オリンピック期間中にタクシーが借り上げられてしまったため、乗れなくなった他社の上得意客を獲得し、オリッンピック後に業績を大きく伸ばすことになる。  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　講演内容の１部98年の長野冬季オリンピック。「期間中、報道用として全部のタクシーをチャーターしたい。料金も高く契約する。協力してほしい」。そんな要請が日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）からタクシー業界に舞い込んだ。長野市内の多くのタクシー会社は歓迎した。売り上げが増えるのだから当然である。だが「中央タクシー」では、運転手さんが強く反対した。タクシーが全部、報道用になったらー。「あのおばあちゃんが買い物に出られなくなる。それでいいの」「体の不自由な、いつものお嬢さんはどうするの。町に行けなくなるんだぞ」「長野市民の足がなくなる。わが社は絶対に駄目だ」何時間も話し合った。でも運転手さんは首を頑として縦に振らなかった。経営者が最終的に決断した。「２台だけはチャーターとして出すが他の数十台は一般市民の足として残す。儲けより市民の願い、善悪を優先した。オリンピック期間中、見知らぬ市民から電話が殺到した。初めてのお客さんが圧倒的に多かった。運転手さんは身を粉にして、足を守った。空前にして絶後？の忙しさだった。世界の祭典から10年、経った。ＪＲ長野駅東口のタクシー乗り場。紙切れを手にした若い女性が１番前で待っていた。何台、来ても乗らない。後ろに並ぶ客が痺れを切らし次々に乗った。中央タクシーが入って来た。女性は急いで乗り込んだ。運転手さんに紙切れを手渡した。「中央タクシーの運転手さん、いつも本当にありがとう。私は口も耳も不自由です。○×に行って下さい」。そう書いてあった。長野駅東口前の大きな道路ー。小雨に中、両手に大きな荷物を抱えたおばあちゃんがタクシーを拾おうと待っていた。別のタクシーがブレーキを踏むが見向きもしない。雨足が早まる。ビショビショになった。それでもジーと待つ。中央タクシーが目に入った。ドドッと道路に踏み出した。ずぶぬれの体と荷物を車内に押し込んだ。「中央タクシーさん、待っていたのよ。また乗せてもらってありがとうね」あの祭典での経営姿勢。お年寄り、体の不自由な市民、弱者らの心に消しがたい感謝を焼き付けた。心温まる、美しいシーンが今でも時々、繰り広げられている、という。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（小林富久壽）

  2014年03月19日

• 中学時代のプチ同窓会にて

    二〇一三年一二月二九日にプチ同窓会を開いた。中学校の同級生の一人○○君は胆嚢摘出手術し、その復帰祝を兼ねてだ。手術以来、酒を絶っているという。「それはいいことだ」とコーヒー飲みながら、茶飲み話をしようと「感謝の集い」がもった次第だ。「○○口」で待合せだったが、何もない出口で、連絡すると迎えに来た。新幹線口に移動しながら○○君が話す。「この間、あるコンサルタントが『ありがとう』と全てに感謝すればいいと言っていたけど、その通りだ、悪い所が早く見つかって手術ができて、ありがとうだ」「そう『米欧留学篇』の後書に換えてに書いた『素晴しい人生を作る魔法の言葉』はそのことを言っている。一人でいる時でも決して人の悪口を言ったり、汚い言葉を使ってはいけない。自分の言葉を一番近くで聞くのは自分の耳だから、いつも感謝の言葉きれいな言葉を聞かせなければならない。汚い言葉を吐くと自分の耳から深層心理に入り、自分自身を傷つけることになる」「なるほど」。駅ビルのスターバックスで、○○君夫婦と○○さんと四人で、無事一年終えて逢えることを喜んだ。「『米欧留学篇』は、十月に寄贈を開始し僅かに二月余りで、東京大学、九州大学、北海道立図書館など七〇以上の図書館の蔵書となっている。○○先生に『米欧留学篇』を送ったら『誇りに思います』とメールが来て嬉しかった」。「大好きな先生から誉められてよかったね。正月は田舎に帰るの？」「いや帰らない」「こっちで研究続けるの」「新渡戸稲造に『帰雁の蘆』というのがあって、最初は『米欧留学篇』に組み込むつもりだったけど、分厚くなるので、別冊で出すことにしたけど、『帰雁の蘆』は新渡戸稲造全集第六巻に収録されている。いろいろ編集してみたが、今ひとつパンチがない。すると北海道の友人が北海道大学図書館に行ってくれて、札幌農学校の学生寮の学芸会雑誌『ケイ林』の『留学談』をコピーして送ってくれた。それを組み込む作業をしている。『留学談』全文は入手が困難で、『帰雁の蘆』・『留学談』の刊行物は初めてのものだから、公共・大学図書館で収蔵するに値する本となろう」。○○さんの出発の時間が来たので、新幹線口まで一緒にいって見送り、互いに握手を交わして感謝して別れた。

  2013年12月30日

• （人生の贈りもの）渡辺和子 その３　　献身的なシスター　その姿に見た自由

  --家庭の大黒柱を失って、お母様は苦労されたのでは　母は気丈な人でした。努力しなさい、一番になりなさいと、いつも子どもたちに厳しく言いました。それが精いっぱいの、父に対する自分の責任だという気持ちがあったのでしょう。中学と高校はミッションスクールに通ったそうですね　はい、でも私、その頃、キリスト教が嫌いで。あれをしてはいけない、これもだめ、ミサのときには帽子をかぶりなさい。そういう厳しさに反感を持っていました。それなのに、なぜ18歳のときに洗礼を受けたのですか　一つには、戦争がひどくなって焼夷弾とか機銃掃射に毎日のようにさらされ、今のままの自分で死ぬのは嫌だと、私なりに殊勝な気持ちを持ったのです。そしてもう一つ。それまでいつも言いなりになっていた母への、反抗心のようなものが芽生えていました。--お母様は、洗礼を受けることに反対でしたか　敵性国家の宗教と言われるキリスト教に入るなんて、何事だと。でも私も１８歳になっていて、何もかもお母様のおっしゃるとおりにはなりませんよ、という反抗心があったんです。終戦４カ月前に洗礼を受けました。--ご立腹されたのでしょうね　３日間、口をきいてくれませんでした。でも、母は偉かったと思うんです。戦争に負けたあと「これからは英語ができなければいけない。英文科で勉強しなさい」と言ってくれたんです。　聖心女子大学で英語を学びながら、上智大学でアルバイトをしました。アメリカ人牧師の神父様のものと、書類を作ったりタイプライターを打ったりする仕事です。卒業後は本雇いしてもらって、上智の大学院に通いながら、29歳で修道院に入るまで勉めました。献身的なシスター　その姿に見た自由--なぜ、修道会に入ろうと思ったのですか　神父様やシスターたちが家庭を顧みずに人々に尽くすのを長年見てきて、献身的な姿にひかれるようになっていたのです。　洗礼を受けて以来、自分が将来結婚するか、あるいは修道院に入るかという選択肢が、いつも心のどこかにありました。上智でしたから男の人もたくさんいて、私、けっこう人気があったんですよ。でも私は父がだいぶ年をとって生まれた子でしたから、２０代くらいの男性を、何か物足りなく感じたのかもしれません。　神父様やシスターたちの姿を見て、あの人たちは自由だ、と感じたんです。夫や何人かの子どもの世話をする人生より、多くの人を自分の子どもとして生きたいと、今思えば、ちょっと気が強いようなところがあったんでしょうね。--洗礼のとき反対したお母様は、今回はいかがでしたか　一緒にお風呂に入ったときに、どうしてお嫁にいかないのかねえってぽつり言ったんです。そして、でも結婚だけが女の幸せじゃないからねえって。--認めてくれたんですね　母は70歳を過ぎていて、親子ふたり暮らしでしたから、後ろ髪を引かれる思いで修道院に入りました。しばらくして許可が出て、母が１時間だけ会いに来たのですが、帰りに私の長い傘を杖のようについて去っていったんです。　本当なら私が手を引いて帰るのに、私の形見のような空色の傘を、一人でこつこつとついて、本当にかけがえのない人だと改めて、涙がこぼれました。

  2013年12月06日

• 「魔法みたい！サイコー」　と　報われたというものである

  わたくしの　ブログ　に「魔法みたい」という素敵なコメントをいただいた。 「（あなたの）ブログって魔法みたい！だってすごく楽しいんですもんｻｲｺ━+ﾟ*｡:ﾟ+━━!!」  実は「ボーイズ・ビー・アンビシャス米欧留学篇」の「後書きに換えて」には、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」（以下「小冊子」）の五日市剛工学博士（以下「先生」）との出会いについて触れた。「ボーイズ・ビー・アンビシャス」の構想は　先生の　「あなたにはまだ使命があるように思います」との言葉（これもある意味－行動を生み出した－で　MAZIC　WORDS　かもしれない）　に触発されて　この世界に誕生したものであり、今もなお生成し続けている。そして「ボーイズ・ビー・アンビシャス米欧留学篇」の表紙の色は、先生のお許しを得た上で、小冊子にあわせて採用した色なのである。そういうわけでできあがった「ボーイズ・ビー・アンビシャス米欧留学篇」を先生に贈呈したら「素敵な著書が届きました。・・・・誇りに思います」というメッセージを頂いた。また鈴木藤三郎の曾孫の方から「ボーイズ・ビー・アンビシャス」を拝受いたしました。大変なご労作であります」とねぎらいをいただいた。これだけで　報われたというものである。今から数十年前の先生とイスラエルのおばあさんとの一回の出会い、一夜の語らいが現代日本にかくも大きな影響を与えている（小冊子130万部以上販売されている）ことを思うと、このイスラエルでの一夜の出会いというものを考えるとき、松坂の出会いを思い、また空海が密教を学びに遣唐使の一員として長安を訪ねたとき、恵果和尚は、千人の弟子達ではなく、異国から来た一学徒、空海に「お前の来るのを待っていた。すぐに密教の奥義を伝えよう！」と、わずか1年のうちに胎蔵界曼陀羅・金剛界曼陀羅の両界を授けたエピソードをも連想する。  

  2013年11月22日

• 私が変われば世界が変わる　酒井あじゃりの言葉

  夢を見た最近疎遠にしていた知人が夢に出てきた何か意味があるのか自分の衷（うち）を顧みるそしてこういうことかなと知人の幸せを祈った 一昨日、京都の土産に「阿闍梨餅」を頂いた人にお礼した。「阿闍梨というと比叡山回峰行の酒井阿闍梨の『一日が一生』という言葉が気に入って毎朝唱えている。」「止まったら死ぬというやつですよね」「そう、引き返すことは許されない。自決用の短刀をもって、動けなくなったら死ぬ覚悟で回峰を続ける」　「酒井阿闍梨の言葉は一日が一生。今日の一日は今日で終わり。明日はまた生まれ変わる　という。回峰行は比叡山の山々を巡りながら、祠（ほこら）などで立ち止まってはそれぞれ決まっている真言を唱える。ところがたまにその文句を忘れることがある。しかし立ち止まることは許されない。そこで今日のことはお詫びして、明日はしっかり唱えますとその場を立ち去って、行を続ける」ふむふむと聴いている。「そして回峰を終って、お堂に帰ると、明日のために、真言のおさらいをして明日に備える。そういう生活を続けていると　今日の一日は今日でおしまい。一日が一生という気持ちになるのだという。」 なるほどという顔をして聴いている。「酒井阿闍梨の言葉に『私が変われば世界が変わる』という言葉があってね、私たちの意識の世界は、私たちが死ねばそれで終りなんだ。現実の世界　と　意識の世界　に現われる事象は別でね、意識の世界は　その人が死ねば　消えてしまう　世界はなきに等しい」よく分からないなという顔をしている。「今朝、夢を見てね、最近疎遠にしていた人が夢に現れてね、いったい、これはどういうことなのだろうと、つらつら考えてみたね、私の世界に現われる　人について　その幸せを祈祷（いの）る、そういうことが大切なのかもしれない　それが　私が変われば、世界が変わる、わたくしの世界が変わるそして無意識の世界が変わるならば、現実の世界にまで連動していく・・・」ますます分からないという顔・・・なので話をやめる（「魔法の言葉」の「疑いもなく不安もなくそうなったとイメージして『感謝します』というと、そうなる可能性が高まる」ということは、無意識の世界まで変わると現実世界まで連動していくという仕組みなのではあるまいかと　） 

  2013年10月29日

• 内覧会にて　エコカラット　と　スーパーウォール工法

  Bさんの車が　内覧会場に着く。朝方の激しい風雨はおさまって、晴れないまでも雨はやんで、穏やかな風光になった。　「いい天気を連れてきました」というと、皆笑む。 回覧会場となった一戸建ては非常に工夫にとんでいて、最新の住宅事情について知ることのできる有益なものとなった。まず玄関に　エコカラット　がはってあった。内装も珪藻土のしっくいが使ってあって、収湿にとんではいるのだが、　エコカラット　は　霧吹きで吹きかけても　結露しないという優れもので、「パンフレット下さい」というお客様が多いという。私も　タイル健在ECOCRAT　のパンフレットを貰ってきた。１　GOOD　DESIGN　絵を飾るように魅せる「アクセントウォール」　　確かに見た目の幾何学的フォルムは美しい２　EASY　SELECT　　選びやすいパッケージプラン３　EASY　REFORM　　簡単施工で、リフォームにも最適　　「既存の壁紙の上から直接施工も可能」 スーパーウオール工法というのも興味深かった。「スーパーウォール工法は、これまでの住宅の耐震性、断熱性と気密性を非常に高めた上で、汚れた空気を排気して外気をとりこむ計画乾期システムと冷暖房を採用した快適な住宅システム」ですとある。　この工法では、柱の間に高性能の耐震・断熱パネルをはめこみ、床、壁、屋根、天井にパネルが使用され、これらのパネルを気密仕上げをほどこしてくみ上げて構造体としての強度を出す。断熱サッシ、断熱ドアをとりつけ、完了。　電球を仕込んだ実験装置があったが、この断熱素材は、熱を遮断する。今年の灼熱の夏を思うと、こうした断熱素材が省エネの観点からも常識となるに違いない。断熱性はウレタンウォールは一般に用いられるグラスウォールの約2倍の断熱性をもち、また結露しにくい。しかもスーパーウォール工法は気密性を高めた上で、空気の流れをコントロールして計画換気する設計がほどこされていて、今までデッドスペースだった床下や屋上の部分まで収納スペースとして有効活用できるようになっている。　一般住宅の天井上のスペースあの湿気と熱気を知る者にとっては驚きの快適空間となっていることよ！！　スーパーウォール工法を施すと　足元と頭のあたりの温度差が約３度以内と小さくほぼ均一だという。老人にもやさしい住宅といえるかも・・・　　そのほかにも、いろいろな新工法や工夫が施された家で、感嘆しながら廻った。問題は　土地と資金だけれどもね。駅まで迎えに来たてくれたBさんは、以前一緒に働いていた仲間で説明のあいまに「ボーイズ・ビー・アンビシャス米欧留学篇」を渡して、「後書きにかえて」を説明する。「この本のホントの価値はこの「素敵な人生を創る☆魔法の言葉」を、日本国中の公共・大学図書館に蔵書としてもらって、後の世の人にまで伝えて、紹介するところにあるかもしれないよ」。

  2013年10月21日

• ボーイズ・ビー・アンビシャスの蔵書図書館と未所蔵全県立図書館に「米欧留学篇」を寄贈し終わった

  「ボーイズ・ビー・アンビシャス」所蔵図書館には原則２冊寄贈した。保存用と閲覧用である。大学図書館と未所蔵県立図書館には原則１冊寄贈した。読書会員には３冊ずつ渡した。そのせいか５箱送ってきたのを、すべて開封してほぼ配布し終わった。あと、北海道の未所蔵図書館などすでに封筒は作成しているが、少し　時間をおいて残りは送付しよう。遠州の図書館用には別途森町に送ってあり、順次寄贈していただけるであろう。 きのう、読書会をおえて、自宅に戻ると、以前職場でいっしょだったTさんから手紙がきていた。ご主人が住宅建設販売していて、自宅を作って、そこを内覧しているからお越しくださいということだった。当時の同僚で、読書会のメンバーにも一緒に行ける人がいるか、声をかけると○○さんが行くという。 以前、Tさんご夫妻は、五日市剛さんの講演会を聴きにいかれたことがある。そして「米欧留学篇」の「後書きにかえて」には、五日市先生との出会いのエピソードを記録して残した。なにやら同時性（意味のある偶然）を感じて、行ってこなくちゃ、「ボーイズ・ビー・アンビシャス」を差し上げようと思った次第である。 藤三郎プロジェクトでは、同時性がよく起こる。  

  2013年10月19日

• 朝、夢を見てね　と　一日が一生

  先週金曜日「朝、夢を見てね、自転車で銀行に行った帰り、とまっていた自動車に少し接触してそのままいきかけて、これは一言謝ったほうがいいなと思って引き返すと車を運転していた男が少し付き合えというんだ」「怖いですね」「それが任侠福祉のスマップの草なぎさんみたいな人で一緒にカラオケにいくことになってねその息子がまたやさしくて心配ないよとさかんに元気づけてくれてね・・・」「・・・」「それで眼を覚ましたんだけど、以前、日光に読書会の仲間と車に同乗して行ったおりに、高速の休憩エリアの駐車場で降りようとドアをあけたら隣の車とぶつかってしまってね、そのまま行こうとしたら『謝れよ』と車の持ち主からすごまれて『すみません』といったら、それで収まったんだけどそんなのも影響しているかもしれないね。そこで　これは自転車など気をつけなさいという夢かなと思っていたんだけど自転車で道を横断しようとしたらね、猛スピードで来る車に気がついて引き返すと、道路の際のブロックに乗り上げて、イヤなことがあったら『ありがとう』でそう言ったことがあったんだ」「朝ね、　先日なくなられた千日回峰行の酒井雄さいアジャリの言葉『一日が一生である、今日の一日は今日で終わり。明日はまた生まれ変わる』と唱えるけれどもね、　わたしたちはこの一日がずっと続くように思い込みやすい　しかし、実は今日一日だってどういう事故や病が発生するかしれやしない。　私の知人は、朝起きたら半身不随となっていて右半身がきかなくなっていて　『僕はタバコも酒もやらない、それなのにあんなに酒を飲みタバコをふかしている連中がぴんぴんして僕が倒れるっておかしいと思わない』とうめくように言った。　人生はそういう不条理がいっぱいで、自分もいつそうなるかわからないと腹の底で覚悟するために、朝、『一日が一生』と唱える。　結局この一日を一生懸命生きる、それが一生につながる、『今日はとってもいい一日でした』と感謝する、そういうところを　今度発行する　「ボーイズ・ビー・アンビシャス米欧留学篇」の「あとがきに換えて」の最後に記したんだ。新渡戸稲造は札幌農学校の教授時代、教室に行く前に必ず生徒のために祈祷してから赴いたとパリでアドバイスを求めた安井てつに語り、感動した安井は、生涯実践した。そういう祈祷の心、感謝の心で『米欧留学篇』を上梓した」

  2013年10月14日

• 病の起源　うつ病　～防衛本能がもたらす宿命～　

  病の起源第３集うつ病　～防衛本能がもたらす宿命～2013年10月20日(日)午後9時00分～9時49分人類が苦しむ病気を、進化の観点から追求する「病の起源」。シリーズ第３集は、働き盛りを襲い自殺に追い込むなど、深刻な社会問題になっている「うつ病」。世界の患者数は３億５千万人に達し、日本でもこの１０年あまりで２倍に急増している。なぜ、私たちはうつ病になるのか？その秘密は、意外にも５億２千万年前に誕生した魚の研究から明らかになってきた。魚でもある条件を作ると、天敵から身を守るために備わった脳の「扁桃（へんとう）体」が暴走し、うつ状態になることが分かってきたのだ。さらに２億２千万年前に誕生した哺乳類は、扁桃体を暴走させる新たな要因を生みだしていた。群れを作り外敵から身を守る社会性を発達させたことが、孤独には弱くなりうつ病になりやすくなっていたのだ。そして７００万年前に人類が誕生。脳を進化させたことで高度な知性が生まれ、文明社会への道を切り開いてきた。しかしこの繁栄は、皮肉にも人類がうつ病になる引き金を引いていた。文明社会によって社会が複雑化し、人間関係が一変したことが、扁桃体を暴走させ始めたのだ。番組では、研究の最前線で明らかにされてきたうつ病の秘密に迫り、そして進化を手掛かりにして生まれた新たな治療法を紹介。人類の進化がもたらした光と影を浮き彫りにしていく。☆あるいは　The Mazic Ward bringing Happiness が　21世紀の福音となるのかもしれない。

  2013年10月08日

• 【講演会】11月16日、新潟東区プラザに五日市剛氏がやって来ます！

  【講演会】11月16日、新潟東区プラザに五日市剛氏がやって来ます！とやの健康ヴィレッジのプレスリリース2013年 09月 13日3年ぶりにあの「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の五日市さんが新潟に来ていただくこととなりました。発売以来９年になりますが、今も忙しく全国を飛び回っておられます。そんなツキを呼ぶ魔法の言葉が昨年の原巨人軍優勝に大きく関わっていました。当初最下位で、原監督のスキャンダルがあり優勝はありえないと言われていたのに奇跡の大逆転。そんな時に、なんと原監督は五日市さんの「ツキを呼ぶ魔法の言葉」を読んで、即実践！　巨人軍は変わり優勝に向かっていったのです。この事が、スポーツ報知（全国版）のトップ記事に書かれた時は、とってもビックリしたのを今でも鮮明に覚えています。当日は、こんなエピソードも語っていただけることでしょう！　乞うご期待！１．11月16日　（土）　開場17:45　講演18:15～21:00（休憩10分）２．東区プラザ　ホール　　新潟市東区下木戸1-4-1（東区役所2階）３．前売　2,000円　　当日　2,500円（前売完売時　当日券はございません）４．お申し込み　とやの健康ヴィレッジ　電話　025-281-8282　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　FAX　025-281-8283　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メール　info@toyano.jp

  2013年09月25日

• 村田　２回ＴＫＯデビュー　プロでも鮮烈　と　魔法の言葉

  村田　２回ＴＫＯデビュー　プロでも鮮烈　右ストレート2013年8月26日 朝刊　プロになって放った最初のパンチに、この世界で戦っていく決意がにじんだ。村田は左のリードを省略し、いきなり、右ストレートを打ち込んで強気に攻める。その後も距離を取ろうとするアウトボクサーの柴田を追いかけて、伸びる拳を何度も打ち下ろし、おもしろいように当てた。終盤には右ストレートでダウンも奪った。　そして２回２分２４秒。左、右、右と連打がきれいに決まり、レフェリーストップ。圧勝に出来栄えを問われ、「８０点くらい（付けても）いいですか？」。ほっとした様子で初勝利に浸った。　デビュー戦らしからぬ落ち着きもあった。アマと違ってプロはヘッドギアがなく、ダメージも大きい。そのため、武者修行した米国では首を振って攻撃をかわす技術を身に付けた。だが、この試合では、いくつかパンチをもらった後、「ガードの上からなら大丈夫」と判断。プロ仕様の戦法は使わず、ガードを固めて積極的に距離を詰めた。それが、早い回の勝利につながった。　東洋太平洋王者を倒し、すでに日本人に敵なし。周囲の期待はいや応なしに盛り上がる。そして「何よりも自分自身が自分に期待している」。　世界の選手層が厚く、日本人の活躍は敏しょうさや技術が生きる軽量級より難しいとされるミドル級。どこまで期待に応える快進撃を続けられるか。　「世界一に、誰もが認めるチャンピオンになりたい」。このリングから、五輪王者の誇りを懸けた新たな戦いが始まる。　（平松功嗣）＜村田　諒太＞（むらた・りょうた）南京都高（現京都広学館高）から東洋大に進学。０６年アジア大会はミドル級初戦敗退。０８年北京五輪はアジア最終予選で敗れ、第一線から退いた。東洋大職員として０９年に復帰し、１１年世界選手権で日本選手初の銀メダル。ことし３月に東洋大を退職し、４月にプロ転向を表明。１８２センチ。２７歳。奈良県出身。http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/153118/　8月のエイトスターダイヤモンドで開催された　五日市剛先生の講演会で奥さんが　冷蔵庫に　「ロンドン・オリンピック　で　金メダルがとれました　ありがとうございます」と　魔法の言葉　を書いて　貼ってある写真　を見せていただいた。上に　小さく　家も買えました　感謝します　と小さく書いてあったのが　おかしかった。村田選手は　それまで　マイナス思考で　ダメな場合を考えがちだったが奥さんの勧めで　「魔法の言葉」を知って　感謝神経を養って　プラス思考ができるようになったのだという。当時のスポーツ新聞には　次のように記載されている。 自宅の冷蔵庫には佳子さんの書いた張り紙がある。「オリンピックで金メダルを取れました。ありがとうございました。村田諒太」。目標に向けて突き進んでほしいと思い、あえて過去形にした。　「努力は夢をかなえさせるんですね」。悲願の金メダルで輝く夫の顔には、激戦を物語るあざが残る。「これからは何も考えずに、ただふざけ合いたい」（時事）［時事通信社］（時事通信） 8月12日もう一つ　面白かったのは、村田さんの食べ方で　このところ　私自身も　血糖値の上昇を抑えるため実践している方法である。 こどものころから　とあるから　きっと　お母様なりの考えによるものであろうか、すごい村田諒太さんの食べ方は野菜を食べきり冷奴を食べきる一番最後に炭水化物を食べる血糖値をあげないためにこどもの頃からこの食べ方

  2013年08月26日

• よし許そう　と　新渡戸稲造は言った

  新渡戸稲造の妻、メリー夫人の回想の一つにとても印象に残る話しがある。それは船上でのことであった。甲板でメリー夫人がすわって、くつろいでいると、新渡戸稲造は甲板の上を船首から船尾へと行ったり来たり歩きながら何か考えつめているようだった。何往復かした後に、新渡戸は　ポツリと口に出した。「よし、許そう」メリー夫人には、それが何のことを意味するか分からなかったが、その気高い　ノーブル　な調子に心打たれたという。先日、8月8日　四谷で　五日市剛さんの講演会があり、その最初の話は「不満は感謝のスピードにおいつけない」というものだった。脳は二つの相反する情報を受け入れることはできない。そして不満は左脳が受け持つ判断作用であって、結論を出すのに０・４秒かかる。ところが感謝は（おそらくは右脳の働きで）０・１秒で起動する。感謝がその人を充たすとき、相反する不満は起こることができない。つまり　不満は感謝のスピードにおいつけない。それが「イヤなことがあったら　すぐに　ありがとう　といいなさい」の魔法の言葉の心理的メカニズムなのかもしれない。そう考えるとこうもいえる。いわれのない中傷や繰り返される非難に対する批判は左脳が受け持つ判断作用であって、結論を出すのに０．４秒かかる。ところが許しは、0１秒で起こる。人が許しの心に充たされるとき、相反する批判する心は起こらない。批判は許しのスピードにおいつけない。そうであるとすれば、人や社会や国を批判したりして自分が悶え苦しむとき、そうした批判の思念が起ころうとするときに、「よし　許そう」と口に出せば、批判は許しのスピードにおいつけない。「よし　許そう」もまた　マジック・ワードかもしれないと　夢からさめてそう思った。

  2013年08月18日

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  不満は感謝のスピードに追いつけない

  平成25年８月13日　　　　　　　様朝から暑くちょっと外に出ただけで汗ばみます。今年の３月頃、台北経済文化代表処横浜支処に鈴木藤三郎ｉｎ台湾のパンフレットをおかせてもらいに頼みに行ったら、そこに「台日草の根」という雑誌がおいてありました。福岡の日本と台湾の友好を促進しようという団体で、代表はＨさんという方でした。そこでＨさんに手紙を出して、今年は鈴木藤三郎没後１００年という記念すべき年なので、鈴木藤三郎の紹介記事を載せていただけないかとお願いしたところ、快諾していただき、原稿を送ってください、中国語に訳しましょうということでした。たまたま森町のＭさんが雑誌に載せた原稿があり、それに「高雄の利純英さんが産婆となって私たちの最初の本を印刷してくださいました。台北のＪさんが『藤三郎プロジェクト』の名付け親でとなってくださいました。台湾の皆さん、ぜひ　育ての親　となって鈴木藤三郎を広めてください」という文句を付け足して送りました。その後、忘れたころに届いたのが、同封の6月号です。見開き3ページの特集で、パンフレットが丸ごと使われているのに驚きました。挿絵の藤三郎もまるで聖書を持つかのように「報徳全書」（本当は２５０冊あるのですが）を片手でもって、とても素敵です。背景には製糖工場、事務所、観音像、五分車という機関車など丁寧に書き込まれて見ていてあきません。「藤三郎１００年記念」としていいものを発行していただいたとHさんに早速、感謝の手紙を出しました。 ８月８日、四谷のエイトスターダイヤモンドで五日市先生の講演があり、聴きに行ってきました。お土産に　四谷　わかば　の鯛焼きを買って帰りました。五日市先生の最初の話は、脳の働きを研究しているという研究者の話で「不満は感謝のスピードに追いつけない」というものでした。不満は二者択一の判断で、左脳が結論を出すまで０．４秒かかる。ところが感謝が出るには０．１秒で起こる。脳は二つの相反する情報を受け入れられない。だから先に脳が感謝に満たされていれば、不満が起こることはない。「不満は感謝のスピードに追いつけない」という印象深いフレーズが脳裏に残り、翌日から周りの人に言いふらしました（笑い） 　調べてみると、次の西田文郎氏の心に響く言葉よりのようです。 憎しみ、悲しみ、怒り、不平不満といった否定的な感情に集中してしまうのは、感謝が足りないからです。脳は同時に相反する情報を受け入れることはできません。たとえば上司に叱られても「自分のことを思っていってくれているんだ。ありがたい！」と思うと、「何ていやな奴だ」という怒りなどは起こらないのです。不満などは左脳が二者択一の理論で分析している思考ですから、何かが起こり不満だという結論を出すまでには0.4秒かかります。しかしあらかじめ脳に感謝がインプットされていれば、たった0.1秒で感謝という感情が起こるため、不満は感謝のスピードについてこられません。それをよくわかっていたのがお釈迦様です。お釈迦様がすすめた教えに、"六方拝"があります。これは"東西南北天地"の六方に感謝するというもので、東を向いて両親やご先祖様に、西を向いて家族に、南を向いて恩師に、北を向いて友人に、天地は大気、大地など自然のすべてに感謝をします。このようにすべてに感謝をすると「生かされている」という想いが生まれてきます。あなたがこの世に生を受けるためには、20代前で104万8576人のご先祖様の存在があり、この中で一人でも早世していたり、ほかの人と結ばれていたら、あなたという存在はなかったのです。『驚きの最強思考「赤ちゃん脳」』 ワニブックス 

  2013年08月14日

• 不満は感謝のスピードについてこられない　あやまちのあとが人生を決める

  ２０１３年8月8日、五日市剛先生の講演が四谷のエイトスターダイヤモンドであった。五日市先生がここで講演されるのは、昨年の8月30日以来という。昨年もわたくしは講演を聞きにうかがった。昨年、五日市先生の話で冒頭驚いたのは、日本ヨガ学会の雪山童子とお弟子さんとの三人で行った　プラーナ（気）の上昇　つまり　空中浮揚　のヨーガに関する実験の話だったが、今回もそのときの驚きの話を少しされた。今回、冒頭の話では　脳科学者の話で　「なぜ不満は連鎖するのか」「なぜ感謝が不満の連鎖を断ち切るのか」についての話で・不満は、左脳が二者択一の判断の結果、０．４秒で出てくる。・普段から、感謝の念をインプットしておけば、感謝は０．１秒で出てくる。・不満は感謝のスピードについてこられない。最後の「不満は感謝のスピードについてこられない」が、印象に残った。以前、テレビ番組で、早打ちのコツという特集があって、判断して引き金を引くと遅くなる。無意識のうちに引き金をひくほうが早いというのだったが、それを思い出させた。 次に「過ちの後が人生を決める」という話が印象に残った。これは東井義男さんの詩集にある「君にあなたに」の詩の一節という。 　「あやまちは　誰でもする 　　つよい人も　弱い人も 　　えらい人も　おろかな人も　　あやまちは　人間をきめない　　あやまちのあとが　人間を決める　　あやまちの重さを 　　自分の肩に背負うか　　あやまちからのがれて　　次のあやまちをおかすか　　あやまちは　人生をきめない　　あやまちのあとが　人生をきめる」　　まさにそのとおりだ 　　「あやまちは　人生をきめない　　あやまちのあとが　人生をきめる」　　こころに刻んでおこうじゃないか 翌日、さっそく、この詩の「あやまちの後が人生を決める」という話を、職場でした。 　　感謝の「謝」は「言葉で射る」と書く。謝罪の「謝」も同じだ。　　あやまちは誰でもする。あやまちは人生を決めない。　　あやまちのあとが人生を決める。　　あやまちをおかしたら、その人の前で、その人を見て、きちんと言葉で謝罪しなければ、その後はないんだって。

  2013年08月09日

• 鈴木藤三郎について　63年後に解けた謎　利純英

  GAIA様：ご無沙汰しております。思ったことを書きました。   利純英2010年3月    63年後に解けた謎　私は63年間心の底に燻っていたことがある。だが今日に至ってやっとこの謎が解けた、それはＧＡＩＡ日記を見てこれを知り解けたのである。　　　利純英 　(原文)「彼は部下を余りに激しく叱責し過ぎるといわれた。部下の者のやることが何によらず間が抜けて見るに堪えないからであったが、そういう時、口を衝いて出る言葉は「馬鹿野郎！」だった」 私が台湾製糖に入社した当時はすでに終戦後の2年目の半ばだった。そのころ日本人の技師や職工はみな日本に送還されていた。で、今まで日本人の素で働いていた台湾人が日本人の仕事をそのまま請けついていた。管理職の重要ポストは殆どが大陸から来た中国人つまり外省人が占めていたので、口を衝いて出る言葉の馬鹿野郎！は聞こえなかった。だが現場の叩き上げから元日本人の管理職に昇進したこれらの人々は日本人を真似て毎日のように「馬鹿野郎！」をとばしていた。入社したばかりの私は何時も首をかしげていた。特に鍛冶場では、少しでも気に入らなければ真っ赤に灼熱した鉄片が目の前に飛んでくる。特に大きな機械を扱う現場に多く見られた。例えば砂糖キビを搾る圧搾室、修理工場によく見られた。比較的平穏な化学試験室にも馬鹿野郎！の罵声を聞くことがしばしばあった。このような罵声は、橋仔頭製糖所を皮切りにおよそ台湾製糖株式会社に属する製糖所に広まり戦後になっても10数年以上は続いていたであろう。この人々が定年退職になってから徐々に罵声は消えて行ったのだ。殴る蹴るそして罵声の「馬鹿野郎！」はおそらく藤三郎が鼻祖でこの橋仔頭製糖所から台湾の全製糖に広まって行ったのではないかと思っている。　(原文)「藤三郎としては、余りに間抜けな失策をやれば、叱責されるくらいは当然だと思うし、火のような気性は、部下の過失を看過（かんか）することが出来なかったのであるが、しかし、叱られる方の身になると、そうは思えない。これだけ一生懸命にやっているのだから、大将の思う通りにやれなかったからといって、そうコッピドク叱られなくてもいいではないかと、殊に人中で叱られた場合などは、恨めしくさえなるのだった。結局は、異常に事業に熱心な藤三郎と、これに追従できない部下との間の食い違いであった。その事業は殆ど藤三郎の新工夫や発明基礎とした新事業であったから、一層その間隙はひどかった」　「お前達、毎日やっていながら、これくらいのことが出来ないでどうするのかッ！」と、どなられているうちはまだいいが、ついにはかんしゃくを起こして、「馬鹿ッ、貴様のようなやつ、やめてしまえッ！」　罵声といっしょに、愛用の太い籐のステッキが飛ぶようになる。　もうこうなると、殴られた当人はもとより周囲の者にも、さっきの感嘆はどこかへ飛んでしまって、かえって藤三郎に対する反感だけが残るという結果になるのだった。　愛用の太い籐のステッキが飛ぶようになる、とあるがステッキが手元にない戦後のなりあがりの台湾人管理職の彼らハンマーを投げつけるのである。そして殴ったり足げりをする。「馬鹿ッ、貴様のようなやつ、やめてしまえッ！」と罵声が飛ぶ。そのご中国式教育を受け入社してきた若者には通じなくなってきた。これらの若者はすぐに公司（本社）に投げ文をする。そうするとこのような管理職は直ぐに転勤になる。一例を挙げると、台湾の最高学府台湾大学を卒業した呉と名乗る人が戦後台糖に入社してきた。彼は当時としては最高の肩書きを持っていたので威張り散らしていた。主官になるやいなや、部下に向かって、藤三郎のように「馬鹿ッ、貴様のようなやつ、やめてしまえッ！」と口口あわを飛ばしてどなりつける。若者はたまっもんではありません、すぐに彼を倒す計画をする。投げ文である。彼は製糖期が始まって一月もないうちに転勤になる。詳しく話せば旗尾製糖所から後壁林製糖所に転勤された。彼はこの後壁林製糖所へ転勤されても相変わらず、同じ態度をとり続けた。まもなく同じようなことが起き、こんどは別の製糖所三嵌店に転勤されたが、ここでも同じように罵声で部下を怒鳴り散らかすので反感を買ったのだ。行き場所を失った彼は、なむなく後壁林製糖所へ戻され平職員に降格さ失脚した。足場をなくした彼は後壁林製糖所内部にあるアイスキャンデーを製造する部署の作業員にまわされ定年退職になるまで働いた。もし彼が藤三郎のように「馬鹿野郎、貴様のようなやつ、やめてしまえッ！」と口癖のように部下を怒鳴っていなければこのようなことになってはいなかったと思う。将来を見込まれ、所長以上に駆け上がれる条件を身につけていながら哀れな最後である。すっかり気を失った彼は、脳溢血を患いやがて身の自由がきかなくなりこの世を終えた。  ☆　「二宮尊徳先生は　決して人をそしってはならない　とおっしゃっているんだ。　たとえそしるに価する人間であっても　人をそしることはよくないことだと。　思うんだけど、自分の発する声を一番近くで聞いているのは、自分の耳なんだ。　だから　嫌な言葉、人の悪口を発するとき、一番初めに聞いている自分の無意識はそれに一番影響される。無意識は現実と言葉の区別がつかず、すべてを実現しようとする。　だから悪い言葉を発すれば悪い結果がもたらされ、良い言葉を発すればよい結果がもたらされる。おそらくこれが言霊の原理だろうね。　イスラエルのおばあさんは、言葉には魂があるのよといった。　自分が発した言葉は、宇宙の果てにいって仲間を連れて帰ってくる。　よい言葉を発すればよい仲間を、悪い言葉を発すれば悪い仲間を連れてくのよ。　だから良い言葉をいいましょう。たとえ一人でいても人の悪口を言っては絶対ダメ」 　これは　言葉を発するのと　その結果が　時間的に、その量においてズレがあることをたとえたものであろうが、ある人にその話をしたら悪い言葉が悪い仲間をいっぱい連れて宇宙の果てから飛んでくるところをイメージしたのかまあ、怖い！　といわれたことがあった。もう十数年前のことである。

  2013年07月07日

• 感謝で受け止められるということ

  「フィギア国別対抗戦」の日本男子は高橋と無良（むら）の2人だ。最初、無良の読み方がわからなかったほどで、彗星のごとく現われるというような感じだった。演技前の解説によると、父親がもともとコーチで息子と二人三脚でめきめきと実力をつけてきたということであるらしい。「息子と一緒にできて幸せ」と父はいい。「父がいろいろ考えて準備してくれるから安心です。いろんなことに　感謝　です」と　父　と　子　はコメントを述べていた。二宮尊徳先生は４つの道を唱えられた。「親子の道」もその一つで互いに益しあう関係だとされたが、それを思わせほほえましくなる。 先日、ある人に　用事を頼んだところ　本来その人の仕事ではないのにもかかわらず「喜んで」とやってくれるといい、　メールでも「感謝」しますとあった。 「あのね、どのような出来事でも　感謝で受け止めることができる　というのは　精神のレベルがあがったということなんだ。きっと　ここへきて　グンとあがったかもしれない。」 ちなみにこの方にも「ボーイズ・ビー・アンビシャス」を差し上げていた。

  2013年04月11日

• 人からやさしさ貰ったら心に貯金しておくの寂しくなったら引き出して元気になるの

  五日市剛さんのサイト「今考えること」に柴田トヨさんの詩が載っている。とっても素敵だ。 「貯金」私ね　人から　やさしさを貰ったら　心に貯金をしておくのさびしくなった時はそれを引き出して元気になるあなたも　今から積んでおきなさい年金よりいいわよ＊＊＊いいですね～。この詩も大好きです。明治から平成へ。戦争と混乱の時代を生き抜いた一人の女性が、百年かけて、ひっそりとその胸に蓄えてきた思いの深さ、あたたかさ ．．． そういうものを感じます。 また、「ユー　アー　パーフェクト」というメールも素敵だった。 「五日市先生おはようございます。きのう夢で五日市先生にお会いしました、とっても嬉しいでした。昨夜最初夢で感動して目を覚ましました。夢の中で　劇か何か女の子が歌い踊っていまして、相手役から「You are perfect」とメッセージが書かれたレースかスカーフかなにかを受け取って、それを読んで本泣きするシーンで目を覚ましたのです。その夢に感動した余り、転んで痛めていた手首に「you are perfect, my hand」とさすり、心臓をなでて「you are perfect, my heart」とつぶやきました。また、隣で眠っている妻に「Ｙｏｕ　are perfect, my better half.」子供に「You are perfect, my son.」と唱えました。そして五日市先生に報告しなくちゃ　と眠ったら夢で五日市先生に会えました。感謝します」五日市さんから「素敵な夢ですね。またそれをすぐに実行されるなんて素晴らしいです」というコメントが記されていた。

  2013年04月03日

• 私の　心の角砂糖は　気持ちよく　溶けていく

  五日市剛さんのブログ「今考えること」に、柴田トヨさんの詩が載っていた。森町の春の「町並みと蔵展」に向けて見学した氷砂糖製造工場のことのことを思いおこして、同時性があるようで思わず微笑んでしまった。  鈴木藤三郎の発明した製造法による氷砂糖は口当たりがやさしく溶けるのも早いという。できるなら「角砂糖」でなく、「藤三郎の氷砂糖」であればもっとよかったのに。一度食べていただきたかったものである。  《五日市さんのブログより引用》大好きな詩人が亡くなりました。柴田トヨさんです。＊＊＊「溶けてゆく」ポットから　注がれる　お湯は　やさしい　言葉のようだ私の　心の角砂糖は　カップの中で　気持ちよく　溶けてゆく＊＊＊これは、柴田トヨさんが98歳で出した初の詩集『くじけないで』に収められた詩です。トヨさんの詩は、まるで疲れた人の体をあたため、のどを潤すためにポットから注がれるお湯のようです。その言葉が、多くの人の心の角をやさしく溶かしたのではないでしょうか。

  2013年03月30日

• 浜松の昼食でのおはなし　ツキを呼ぶ魔法の言葉

  浜松氷糖見学会が終ったあと、なんと社長さんにお昼をご馳走になってしまった。近くの蕎麦屋さんに連れて行ってもらった。「お勧めは何ですか？」ときくと少し間をおいて「全部です」とおっしゃる。そこで　みな一緒にして「カツ丼」を頼んだ。蕎麦屋に来て、蕎麦を注文しないで　カツ丼　なんてね。と見学会のメンバーが言うと「うちは　カツ丼もおいしいんですよ」とお店の人が言われる。確かに　おおきく　おいしいカツ丼で　全員　きれいにたいらげた。「先日、五日市剛先生の講演会がありましてね。『ツキを呼ぶ魔法の言葉』は１５０万部以上売れていましてね、特にスポーツの世界では五日市先生の信奉者が多いんです。ロンドン・オリンピックで　ボクシングで優勝した村田選手も　奥さんが冷蔵庫に『ロンドン・オリンピックで優勝できました、ありがとうございます』と張り紙していましてね」「うん、その話聴いたことある。」「アントニオ猪木さんも長年のファンで　あるとき、五日市先生と親交のあるボクシングの選手に『イスラエルのおばあさんがね、・・・・』と離すと、ボクシングの選手が『猪木さん、それ　魔法の言葉　じゃないですか？』『何、君、五日市さんを知っているのか・・・僕に紹介したまえ』ということで、スナックに呼び出されて一緒に飲むことになったのを映像で見せてもらいました。巨人軍の原監督も　昨年は　最下位までおちこんだり　女性問題が発覚してひどい年になりそうだったのを　『ツキを呼ぶ魔法の言葉』を紹介されて読んで『難が有る　から　有難い』と気持ちを切り替えて　負けがこんでも選手が故障もしないでありがとうございます　などと　感謝していたら結局　調子があがってきて優勝したスポーツ紙にも　『ツキを呼ぶ魔法の言葉で優勝した』と報道したとありました。講演会のなかで、 「きのう、12日の朝にテレビを見ていたら、福岡ソフトバンクホークスの武田翔太投手が、『いつも持ち歩いている お気に入りの本』ということで、僕の小冊子を紹介してくださいました。びっくりしましたが、とても嬉しかったです。去年は大活躍でしたね。」といわれた。調べて見ると、「西日本スポーツ」で、記事が載っていた。＊＊＊１２日のオリックス戦に２番手で登板予定の武田が「超！ポジティブシンキング」で開幕ローテ入りを確実にする。高校時代の愛読書で、「ありがとう」の言葉に支えられた著者の体験がつづられている小冊子「ツキを呼ぶ魔法の言葉」（五日市剛）を今回の大阪遠征に持参。巨人の原辰徳監督も昨年読んで啓発され、自身や球団の騒動を乗り越えて日本一につなげたとされる本だ。武田は「安打を打たれてもゲッツーを取ればチームが盛り上がるというように、前向きになれば動じない」と感銘を受けた。２回２安打無失点だった３日の巨人戦に続き、今回もオリックス打線を抑えれば開幕ローテ入りは決定的。「摂津さん、大隣さんと３本柱を務めるつもりで投げる」と強気に意気込んだ。

  2013年03月24日

• 開幕ローテへ超ポジティブ　遠征に啓発本持参　武田

  開幕ローテへ超ポジティブ　遠征に啓発本持参　武田 2013年3月12日　１２日のオリックス戦に２番手で登板予定の武田が「超！ポジティブシンキング」で開幕ローテ入りを確実にする。高校時代の愛読書で、「ありがとう」の言葉に支えられた著者の体験がつづられている小冊子「ツキを呼ぶ魔法の言葉」（五日市剛、マキノ出版ムック）を今回の大阪遠征に持参。巨人の原辰徳監督も昨年読んで啓発され、自身や球団の騒動を乗り越えて日本一につなげたとされる本だ。　武田は「安打を打たれてもゲッツーを取ればチームが盛り上がるというように、前向きになれば動じない」と感銘を受けた。２回２安打無失点だった３日の巨人戦に続き、今回もオリックス打線を抑えれば開幕ローテ入りは決定的。「摂津さん、大隣さんと３本柱を務めるつもりで投げる」と強気に意気込んだ。＝2013/03/12付 西日本スポーツ＝http://www.nishinippon.co.jp/nsp/hawks/item/352441

  2013年03月19日

• 同級生との　ちょっとした　同時性

  中学時代の同級生２人に　電車の中から　手持ち無沙汰もあって　メールを出した。「日光講演会は好評でした。特にドラマ・シナリオを朗読するユニークな講演スタイルが評判で、今回、森町の春の「町並みと蔵展」講演においてもその結果を踏まえて　新たにシナリオを書き下ろして私たちの会から３人、森町有志5人でコラボします。なにやら一座講演のようになってきました（＾。＾）いずれ地元の中学校で生徒が演じたり、あるいはドラマ放映されれば嬉しいです。 　今日は伊勢原でソロプチミスト・伊勢原の主催で　五日市剛先生の講演があり聴きに行って帰るところです。　五日市先生の講演を事前に聞くと、話の持って行き方、間合いのとりかたなど非常に参考になりますが、　それよりも何よりもアントニオ・猪木（猪木さんも原監督同様、五日市さんの「魔法の言葉」の信奉者・実践者です）の「元気ですか？」の注入よろしく、元気を頂きます、感謝。伊勢原は花粉が濃いようで鼻水がぐずぐずでしたが、花粉さんにも《ありがとう》です（＾。＾）/」すると、同級生の一人からすぐに近況のメールがあった。 「最近は読書三昧。好奇心の向くまま内村鑑三を読んでいるところ。二宮尊徳に関する件あり、つながっている感がありますね」 「なんと今『ボーイズビーアンビシャス』の本を印刷しているところ。資料編の冒頭が内村鑑三の『余が見たる二宮尊徳翁』だよ。ちょっとした同時性だね」 

  2013年03月16日

• 『ツキを呼ぶ魔法の言葉』五日市剛さんのお話を聞いて

  『ツキを呼ぶ魔法の言葉』五日市剛さんのお話を聞いて2012年10月07日 | こころのまなび　五日市さんが9月8日にリッチモンド（バンクーバーのお隣です）に来てくださり、お話を伺ってから早ひと月が経ちました。　この機会は、「ありがとう」実践の効用と真髄ついて理解を深めさせてくれたと同時に、もっとこのことを広めたい！という意欲を高めてくれました。 そういえば、家族には「人にでなく、自分のなかで意識して『ありがとう』ということ」についてシェアしてこなかったかも・・・と思い、「イヤなことがあったときも『ありがとう』、こうなってほしいと思うことも『こうなりました。ありがとう』を言うといいよ」と子供たちに伝えてから数日後のこと。　次男が車から降りる時に、頭をぶつけてゴン！と結構な音がしました。　それと同時に「イテッ！ありがとう」と言う声が聞こえてきました。　わたしは、じーんと胸が熱くなりました。（ただの親バカかなとは思うのですが・・・）。　そして、いつも周りでわたしたちを見守っている、目に見えない存在たちが、こういう姿を見たら感動してるんじゃないだろうか！そんな風に思えてきました。 　こうして我が家の日常に変化を起こしてくださった五日市さん。　五日市さんは、講演会の前にインタビューに応じてくださり、それをまとめた記事も素早くチェックして手直ししてくださいました。本当にありがとうございます！です。バンクーバー新報2012年9月13日号掲載の『ツキを呼ぶ魔法の言葉』五日市剛さん講演会記事です。http://www.v-shinpo.com/index.php?option=com_content&view=article&id=747:2012-09-20-18-37-38&catid=2:special&Itemid=3　ありがとうの実践を重ねていくうちに、ありがとうを言わずとも、また願いがかなう、かなわないでなく、どっちに転んでもいい人生になっていくというのが究極の姿。そんな生のあり方について、難しいことは一切語らず、楽しく語ってくださいました。　バンクーバーにいながらにして、五日市さんにお目にかかれる機会をアレンジしてくださった遊楽塾の方たちにも、ありがとう！です。

  2013年02月22日

• 宝塚のブスの25か条　と　「感謝する」

  宝塚の舞台裏にはってあるという「ブスの25か条」というのが、じわじわ話題になっている。一見して納得はするのだが、ホントの話だろうか。ホントだとすれば、誰が何のために張り出したのだろううか。「清く　正しく　美しく」という表看板に比べると「ブスの・・・」という標題に幾分、品格のなさを感じなくもないのだが・・・ 宝塚　ブスの２５ヶ条  １． 　笑顔がない ２．　 お礼を言わない ３．　 美味しいと言わない ４．　 精気がない ５．　 自信がない ６．　 愚痴をこぼす ７．　 希望や信念がない ８．　 いつも周囲が悪いと思っている ９．　 自分がブスであることを知らない １０． 声が小さくイジケている １１． なんでもないことに傷つく １２． 他人に嫉妬する １３． 目が輝いていない １４． いつも口がへの字の形がしている １５． 責任転嫁がうまい １６． 他人をうらやむ １７． 悲観的に物事を考える １８． 問題意識を持っていない １９． 他人につくさない ２０． 他人を信じない ２１． 人生においても仕事においても意欲がない ２２． 謙虚さがなく傲慢である ２３． 他人のアドバイスや忠告を受け入れない ２４． 自分が最も正しいと信じ込んでいる ２５． 存在自体が周囲を暗くする まあ、すごいマイナスの列挙である。なるほどとは思う。そういう眼に見えるマイナスの態度に苦い言葉で教え諭したというところだろうか。 「ツキを呼ぶ魔法の言葉」、実は2月17日倉庫と化した部屋を整理していたら何冊かこの本が出現した。以前、講演会の実行委員会に名を連ねていたとき、買ったものの残りでうれしかった。早速一冊は、その翌日電車のなかで偶然であった　Fさんに差し上げた。Fさんのおばさんが「ツキを呼ぶ魔法の言葉」に感動して勧めていたという話を聞いていたからだ。「持ってる？」というと「持っていない」という。以前はやみくもに配付したものだが、この本がご縁を感じる人に差し上げよう。「いやなことがあったら『ありがとう』と自分に対していいましょう。すると嫌なことがなくなって、いいことに変わってしまう。すぐに口に出して言うことが大切。いいことがあったら『感謝します』と口に出していう。するといいことが起こりやすくなる」と一駅の間、一緒だった　Fさんに　ポイントを伝えて　一冊差し上げたFさんは喜んで　次の駅で降りていったまるで人生の出会いと別れのようで　短くても内容の濃い出会いもある。「ツキを呼ぶ魔法の言葉」のもう一つの大切なコンセプトは「決して怒ってはいけない」である。怒るとそれまでせっかく積み上げたツキを失ってしまう。「だって子供を叱ったり、出来の悪い部下を叱ったりしなくちゃいけないこともあるんじゃないですか」と五日市さんはおばあさんに尋ねた。「どんなときにも怒ってはいけません。怒りたくなったときには　深呼吸して　一息おいて別の言葉でやさしく言い換えなさい」そう　アドバイス　されたという。  宝塚の上記の２、６、２１を　別の表現で　やさしく言ったものが、塩谷正男博士が推奨された「正心」というものであろうか。塩谷博士は内科のお医者さんで、６0歳で正心調息法を完成され、80歳で世に提唱され、１０６歳でなくなられた。「正心」とは、「感謝する、前向きに考える、愚痴をこぼさない」である。また、内村鑑三はアマスト大学のシーリー学長に接して、学長の態度に次の聖語を思ったという。「何事をも思い煩（わずら）うなかれ。ただ事々に祈祷し、懇求し、かつ感謝せよ」  共通するところは「感謝する」ことである。 「感謝する」とは単に「お礼を言う」ことではない。いま、ここに生かされていることに、言葉にならないほどの感動の思いが心の底からわきおこってきて、口に出すことにほかならない。　なにごとの　おはすますかは　しらねども　かたじけなさに　なみだこぼるるの世界である。 2013年12月15日浜松市での、五日市剛氏の講演会で、「わたしたちは、努力　も　感謝　もレベル・アップする必要があります」とおっしゃっていた。まさしく、そういう時代に私たちはいるのかもしれない。そしてレベルアップするためには、シーリー先生に学ぶならば　ただ事ごとに　祈り、願い、求め、　そして努力し、　かつ感謝するというところにあるのかもしれない。    

  2013年02月19日

• 

  東日本大震災　被災地　への　支援　の　かたち　　お金と気持ちのよい循環

   きのう、家に戻ると　Gさんから　宅配便が　届いていた「さんま　が　クール便で届いたよ！！」と家内が言うので　驚いて　「生の　さんま？！」と聞くと　いや、加工品だという。気仙沼の「金のさんま」いろんな味付けをした　さんま　が密封されて　入っていた ありがとうございました　とお礼と近況を伝えたら、返信があった「きのう　から　ソウルです。被災地支援の一環として　気仙沼のさんまを送らせていただきました」 本当の支援というのは　こういう地元の特産物を買い求めて、お金　と　気持ちの　よい循環　を作ることにあるのかもしれないと思った  「根しょうがと一緒に、新鮮で脂ののったさんまを、お鍋でじっくりコトコト時間をかけて煮込みました。骨までやわらか、お子様でも召し上がれます。無添加で、保存料等も使っていないので、安心です。そのまま食べても良し、ごはんの上に乗せれば更においしい。煮汁がしみ込んだごはんは格別です。ごはんのおかず、お弁当、お茶漬けにも好評です。」http://www.saikichi-pro.jp/shopping.php?MODE=view&ID=1001 

  2013年01月17日

• 君は木村政彦を知っているか？！

  バス停で○○さんと一緒になったので話す。「○○さん、木村政彦って知っています？」「いえ、知りません」「不世出の柔道家で、全日本柔道３連覇、十年間無敗という『木村の前に木村なし　木村の後に木村なし』という柔道家です。」○○さんは、それでという顔をしている。「木村政彦は熊本の柔道の名門の鎮西中学の出身で、全国優勝するなどその実力がずばぬけていたので、早稲田・明治・慶応とか多くの大学から学費免除でスカウトに動いたが、母校の先輩牛島辰熊が柔道の指導をしている拓殖大学に進学します。　５段の昇段試験があって、8人抜きして9人目に敗れた。「技量抜群」ということで、当然昇段するのですが、師匠に呼ばれる。　褒められるかと思ったら、鉄拳をくらった・・・」○○さんは　へーー、何で？　と聞き入ってくる。「柔道は殺し合いと同じだ、お前は8人殺して、９人目で殺されたんだ」　と師匠は言うのです。牛島辰熊も全日本選手権二連覇、その闘志たるやすざまじく、試合中眼球を損傷しても試合を続行し、猛虎として恐れられた当時最強の柔道家でした。　それから　木村政彦のすざまじい稽古人生が始まるまわけです。　うさぎ跳び一キロ、腕立伏せ千回、大木への打ち込み千回、人の三倍練習し、3時間の寝ている時間も惜しいと稽古に打ち込み新しい技を開発する。・・・」　バスが来て、一緒に乗り込み、後部座敷で話を続ける。 「それを12月15日、五日市剛さんの講演会の最後にビデオ見せられましてね。『このビデオを見たプロスポーツの選手でその後、連戦連勝した人が大勢います』とおっしゃいましてね、その話をテニスを指導している○○さんに話したら、そのビデオ見れますか？と聴くから『動画で見れるはずですよ』　『ユーチューブで？』『たぶん』と話したところです」○○さんが少し笑う。 君は木村政彦を知っているか　8-1 http://www.youtube.com/watch?v=JzitL_UOd6M木村は大正６年（１９１７年）熊本県川尻町に生まれた。木村政彦「柔道のためなら死んでもいいという覚悟で精進しました」 「当時他の人は一日３時間くらい練習していた。だから人の倍６時間くらい練習すれば選手権は取れると思った。けれどもあいつに何とか勝とうと相手が６時間練習すれば勝負はわからない。だから人の３倍９時間練習しました」 五日市さんがなぜそんな話をしたかというと、「感謝」と「努力」の円の交わるところに　ツキ　が生まれる。両方を大きくしなければならないということなんですね。そして　私たちの　感謝　や　努力　をもっとレベルアップしなければならないということです。まあ、木村先生のような　努力　は誰もができることではないけれども「感謝」のレベルアップは、誰もが死ぬまでやれることでしょうね。今、ここ　にあることに　この上もない感謝をすることは。    君は木村政彦を知っているか　8-2http://www.youtube.com/watch?v=1Lq3ddb3NkI全日本柔道初優勝後　「いつでも死ねる」と腹の皮一枚切った。  君は木村政彦を知っているか　8-3http://www.youtube.com/watch?v=YDHrgQyU8cY「木村の柔道は　命をかけた武の道　であった」「今まで一度も褒めてくれたことのなかった先生が（天覧試合優勝で）始めて褒めてくれた」 君は木村政彦を知っているか　8-4 http://www.youtube.com/watch?v=649mGMM_ZaA  君は木村政彦を知っているか　8-5http://www.youtube.com/watch?v=V3l_HWIdi-cエリオ・グレーシー完膚なきまで破って相手を賞賛する。「なんという闘魂の持ち主であろう。腕が折れても骨が砕けても戦うとは」  君は木村政彦を知っているか　8-6 http://www.youtube.com/watch?v=JKqrHLSMMpg  君は木村政彦を知っているか　8-７ http://www.youtube.com/watch?v=POgQkQN4_os  君は木村政彦を知っているか　8-８http://www.youtube.com/watch?v=Tynwi841XME 師匠牛島は木村政彦を訪ねて旧交を温めた。そして師匠は言った。「主（ぬし）はやっぱり柔道に戻ったほうがよかろう。」

  2012年12月31日

• 脳の働きは訓練で変わる。他人の幸せ、健康を思い描く瞑想は有効。感謝すれば幸福感が増す、これは「魔法の言葉」そのものだ

  右脳に比べ左脳が活発な人は幸福感高い！　米大学が研究〈ＡＥＲＡ〉dot.10月10日(水)　何が人を幸せにするのか、幸せを決定する物質は何か。心理学や脳科学、経済学などで、人間の幸福感を解明しようとする研究が進んでいる。　米ウィスコンシン大学のリチャード・デビッドソン教授（心理学・精神医学）らのグループは、脳の働きから幸福感に迫ろうとする。左脳前頭葉部と右脳前頭葉部の脳波の活動を調べ、左脳部分が右脳に比べて活発な人は幸福感も高いとする結果を報告した。右脳は主に五感を、左脳は主に論理や思考を司るといわれる。　デビッドソン教授は、日常的に瞑想をするチベット仏教僧の脳波も調べている。すると左脳前頭葉部の活動が著しく活発だった。瞑想の訓練をした人としなかった人とでも違いは明らかだったという。「脳の働きも技術の習得と同様に、意識して訓練すれば変わる。それによって幸福感も変化します」（デビッドソン教授）「訓練」にはさまざまな方法があるが、「たとえば他人の幸せや健康を心に思い描く瞑想法は効果的」だという。「私自身、30年以上瞑想を続けていますが、不安や怒りといった負の感情が減りました」　幸福感を高めるための「介入」の研究も盛んだ。米国では感謝の気持ちを持つと幸福感が増すという研究報告もある。2003年の研究では被験者を3グループに分け、一つめのグループは過去1週間を振り返って感謝することを五つ、二つめは面倒だったことを五つ、三つめには起きた出来事を五つ書かせた。9週間続けたところ、「感謝」のグループの人たちが、もっとも人生の満足度が高かったという。※AERA 2012年10月15日号

  2012年10月10日

• 一日一生　と　毎日一回はよいことがあります

  内村鑑三に「一日一生」という本が有る。一年３６５日に、聖書の聖句を配したもので、９月３０日には「わたしは、キリストと共に十字架につけられています。生きているのは、もはやわたしではありません。キリストがわたしの内に生きておられるのです。」というガラテヤの信徒への手紙第２章１９、２０節が配してある。その序文には「一日は貴い一生である、これを空費してはならない。・・・・・」と内村鑑三が述べている。 また、比叡山千日回峰行を２回も行った酒井雄さい大アジャリにも「一日一生」という言葉がある。「行をやりだすと、『一日が一生』と考えるようになる。今日の自分はもう今日でお終いで、明日は明日の新しい自分に生まれ変わるんだという感覚です。どうしてそういう感覚になるのか最初は分らなかったが、やっているうちにつかめてきた。　草鞋を履いて、お寺から出て山を回って、登って、平らなところに出て、そこから下って、また登ってきて平らなところを行って、その間あちらこちらを拝みながら、最後に大変な急坂を降りてもとのお寺にたどり着く。そんな路を毎日歩く。　草履を脱いだら今度は本堂でお勤めして、食事をして、洗濯もするというお寺の中の生活です。それは何のためかといえば、明日また歩かなければならないから、ちゃんと歩きたかったら、今日段取りをしておかないと明日になってから困るからだ。何をするにしても当日すぐにできるわけではなく、前の日とかにいろいろ段取りする必要がある。それと同じだ。動と静に分けると、実践は動で段取りは静。山を歩くというのは動の世界で、帰ってきてお勤めしたり明日の準備をするのは静の世界です。」 ★先日、8人で懇親会があった。会場は小津監督が定宿としていたところである。自己紹介のなかで、一人がとてもいい言い方をされたので感銘を受けた。「毎日、一回いいことがあります。」と今日はこんないいことがありましたと具体に話されて、共感を呼んだのである。私に最後に順番が回ってきて「さきほどの『毎日一ついいことがあります』といわれたのは、今日のこの集いをあらわすものでしょうか。『一日一生』という言葉があります。今日のわたくしはもう今日で終わりで、明日は新しく生まれ変わる、だから今日の一日を空しく過してはならないという考えです。　五日市さんという方が、講演の中で、この一日は一生ですと言われた後で、朝、目が覚めたとき、『今日はとってもいいことがたくさんありました』と感謝しましようと言われたことがあって、毎日実践しています。　おかげで　とってもいい宴がこうしてありました、感謝します。」すると、みな、ほほえんで拍手した。

  2012年09月30日

• 「シェアしていただけると助かります。」　と　メール　があった

  「シェアしていただけると助かります。」というメールが九州天草の人から入った。以前、天草で　今野先生の洗顔教室があるというので、鹿児島での洗顔教室から今野先生をお送りしたとき、熊本のフェリーの泊る港でたった一度だけお会いしただけである。確か五日市先生の講演のときも、会場が大きすぎて・・・と助力のメールをいただいたことがある。それも、もう5年以上も前のことではあるが、せっかくのお声がかりだ、皆さんに紹介しよう。   大人が気づいていかなくてはいけないこと...歌手&月９ドラマ主役の大物俳優の母「育みはぐくまれ」の著者、未来の子ども達へ夢を・東日本大震災復興チャリティー講演木村まさ子さん講演会イン天草「育みはぐくまれ～日々の中の大切なこと～」日時～11月11日午後14時から15時30分本渡中体育館にて入場料2000円(事前に券の購入をお願いいたします。)この母にしてこの子あり！この母に育まれたから、芸能界の第１線で活躍する息子さんなんだな～と、私が木村さんにお会いして一番に感じた思いです。聖路加病院名誉院長医師日野原先生の「命の授業とのジョイントでのお話しは反響が大きく、教育関係者の講演会に全国を飛び回っていらっしゃる木村氏に、この度、天草へきていただけることになりました。「ちょっとした言葉かけで変わっていった親子関係」「生かされていること、命、親として子どもと向き合うことがどう大切なのか」温かい、優しい語り口のお話しから気づかせていただけることが本当にたくさんです。「もう一度子育てをやり直したい」と思うほどです。私達 大人にこそ、育み救える命があることに気づくことが、子どもの幸せに繋がる。木村さんとご縁をいただいてからの私はそう確信しています。たくさんの方々に、おじちゃん、おばちゃんになる方にも、未来ある子どものために ひとりでも多くの方に是非とも、きいていただきたいお話しです。今回、木村さんのお力をおかりして「人に優しい島♪天草！」と全国の方々にいっていただけるような島にしたいという想い、夢に近づくため 天草講演を主催させていただきます。いろんな行事がある日時ですが、どうか、木村さんとご縁をもっていただけるとうれしいです。この講演の益金は東日本大震災の震災孤児支援、熊本管内の児童養護施設、地元天草の子ども達の為に使わせていただきます。ご協力宜しくお願いいたします。m(__)mゆめの絆∞わらびがみ スタッフ & 天草市役所職員有志一同より

  2012年09月29日

• 原巨人優勝「おめでとうございます」！Ｖ率０％からブッちぎった

  ある方からメールをいただいた。「よかったら読んでください」9月22日付けのスポーツ報知の巨人優勝の記事だった。ちなみに　わたくしは日本のプロ野球にさほど興味はない。先日、箱根で近況を話すのに、一人巨人優勝をみんなで祝しましょうというと、3分の１くらいからブーイングがあって、面白かった。野球の贔屓と政治と宗教は時にコミュニケーションを 危うくしかねない。 9月22日の記事は巨人軍優勝のときの原監督のコメントに焦点があり、優勝ゼロパーセントから、「魔法の言葉」との出会いによって、心の向き、ベクトルが変わったことが指揮者の心組みに大きかったというものである。このGAIAでも　何度も　五日市剛さんの　記事を載せているだけに興味深かった。  原巨人優勝「おめでとうございます」！Ｖ率０％からブッちぎったスポーツ報知 9月22日(土)　 　◆巨人６-４ヤクルト（２１日・東京ドーム）　巨人がヤクルトに勝ち、０９年以来３年ぶりのセ・リーグ優勝を決めた。２回、阿部の２６号ソロで先行。一時は３点リードも追いつかれながら、６回に長野の２点適時打で勝ち越し、逃げ切った。（略）　「ありがとうございます！　ファンのみなさんのお陰です。選手を、チームを代表してファンの皆様にお礼を申し上げます！　優勝、おめでとうございます！」　本拠地を埋めた超満員のＧ党の前で、指揮官は感謝した。　Ｖ確率０％からの大逆襲だった。開幕から打線が低調で、４月に２度の５連敗。２２日のヤクルト戦（神宮）で借金は７。過去には一度も優勝したことがない数字だった。「あの頃はどうにもこうにもダメだった」と原は振り返ったが、この時、１冊の本に出会い、考え方が変わった。五日市剛さんの「ツキを呼ぶ『魔法の言葉』」（とやの健康ヴィレッジ）を読んで「ありがとう」「感謝します」という言葉の本当の意味を知った。　「自分のために何かしてくれて、それに対して感謝するから、ありがとう。これは違う。ありがとうって、漢字で書くと"有難う"-難がある、と書く。難があっても今、こうしていられる。小難で済んだことに対してありがとう、なんだ。５連敗を２度した時も、誰もけがなく、今年戦うメンバーが元気にグラウンドに立っていた。それこそ小難で済んでいた。まさに"有難う"だよ」　どんな逆境も「ありがとう」と思えたから、強かった。過去の実績にとらわれることなく、小笠原、阿部、村田に送りバントのサインを出した。さらに重盗やスクイズなど、今までの巨人とは１８０度違う野球でチームを活性化させた。　順位を１つずつ上げ６月６日には初めて首位に立ったが同２０日、自身についてのスキャンダルが週刊誌に報道された。原の、そしてチームの勢いをそぐような事態に陥った。悩み、疲れ、目は真っ赤になり、体重は２～３キロ落ちた。だが、ここでも「ありがとう」の精神を忘れなかった。　　「あれも試練。いろいろな人に迷惑をかけたし、助けてくださったけど、僕の気持ちも少し整理できたのもあったし、あの報道でもっと大きな難を免れたかもしれない。ありがとう、だね」　周囲にはいつも通り明るく振る舞った。チーム全員の前で自ら事情説明も行った。気持ちの強い原を前に、チームはより一つにまとまり、交流戦でセのチームとして初優勝。７月１日からは首位の座を一度も明け渡すことなく、独走街道を突っ走った。　前向きな気持ちは阿部、村田、長野、坂本の枢軸との接し方にも表れた。村田が４月１１日の中日戦（東京Ｄ）で小林正から移籍１号を放ち「左は苦手ですけど、打つことができた」と言った時「お前のコメントは最終的に落ち込んでる。左は苦手でしたけど、今日のホームランで克服しましたと過去形にして、上がっていくようなコメントをしないといけない」と叱咤（しった）した。　４月に雑な打撃をした阿部を監督室に呼んだ。「今年は慎之助のチームなのに雑なプレーをしていると、それが今年のチームスタイルになる。そういうことなら、出なくていいし、出さない」と叱りつけた。長野には坂本の、坂本には長野の長所をあえて伝えた。互いを刺激させ「将来の巨人を背負う２人」の成長を後押しした。　チーム防御率２点台前半と安定した投手陣と、枢軸を中心とした打撃陣がかみ合い、圧倒的な強さでゴールテープを切った。「今年ほど印象的な試合が多かったシーズンはない」と話すが、その中でも自らの成長を感じた試合があったという。７月１４日の中日戦（ナゴヤＤ）だ。　１点を追う９回１死一、三塁。疲労を考慮してベンチスタートさせた阿部を代打で起用し、岩瀬から逆転二塁打を放った。６回にも代打で使う場面はあったが、あえて「その時」を待った。　「今まではただ、選手をいつ使おうかと我慢していた。でも、あの時は知らず知らずのうちに未来を予想して戦略を立てていた。６回に出してしまおうかと思ったけど、まだだ、と。絶対、最後にチャンスがくると。そしてピタリとはまった。試合後に思ったけど、まさにあの時の俺は虎視眈々（たんたん）とチャンスをうかがっていた。そういうのは今までになかった。勉強になった」　宿舎に帰り、日記に「虎視眈眈」と記し、思わずニンマリした。　チームは「カバーし合う」ことの重要性も学んだ。９月９日のヤクルト戦（新潟）。０-３の６回２死満塁で村田に代打・高橋由を送り、同点の走者一掃二塁打を放った。「村田にとってもチームにとっても必要な決断だった。たとえ由伸が打てなかったとしても構わない。でも打った。それでチーム全体の流れがまた変わった」。チームが勝つためには必要なタクトだった。　全員が成長しながら圧倒的な強さを手に入れた。ＣＳ突破、悲願の日本一へ戦いはまだ続くが、ひとまず原は、かかわった全ての人にこう言うだろう。「ありがとう」と。＝敬称略＝　◆原監督を支えた五日市剛さん（工学博士）の「ツキを呼ぶ『魔法の言葉』」　今年４月に知人に紹介され手にした。五日市さんがイスラエルに旅をした際、１人のお年寄り女性に出会い、たとえ事故を起こしたときでも「ありがとう」と言いなさい、と学んだ。「イヤなことが起こるとイヤなことを考えるでしょ。そうするとね、またイヤなことが起こるの」と気持ちの負の連鎖を説いた。そこで「ありがとう」と言うことで「不幸の鎖が断ち切れる」と言われたという。  

  2012年09月25日

• あの時の感動が沸き起こり、嬉しいです

  8月30日四谷で五日市剛氏（工学博士）の講演会があり、聴きにいってきた。「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の著者として知られるが、この日の講演で一番心に残ったのは、東北大震災の被災地にいかれたとき、被災者に聞いた３．１１の話であった。目の前を親しくしていた近所の奥さんが屋根の上で「助けて」と叫んで津波に流されていくのをどうすることもできない、（その奥さんは３日後に遺体で発見されたという）また車で民家の前で行き止まりの家の前で津波にあって、その家にでおぼれかけた、なんとか呼吸する隙間を上に見つけて浮き上がったところ、同じように家の人が３人ほどのいたが、何人か力尽きて水下へ落ちていった。自然の力に人間ではどうすることもできない。この日五日市氏は、フジテレビが放映した自衛隊員の救出の記録も一部見せるつもりだったが、時間が大幅に超過していたためにお見せできないとおっしゃられていた。五日市氏はこの後アメリカで講演されるということだった。 9月8日バンクーバー（JTB International Bilding 2F）、9月12日シアトル（Nagomi Tea House）、9月13日サンフランシスコ、9月14日サンノゼ（Yu-Ai-Kai）、9月15日アーバイン（Irvine University Community Park Facility）、9月18日トーランス（Miyako Hybrid Hotel）実に10日間で、アメリカ西海岸を中心に6箇所、8回にわたって講演される。「講演は英語でされるんですか？」「聴衆を見て、英語しか分らないアメリカの方が５％以上だったら、英語で話します。現地の日本人会主催の時は日本語で話します」おそらくは大震災の話や講演会で用意して見せられなかったＤＶＤも見せられるのであろうか。講演では日本ヨガ学会で会長が見せてくれた空中浮揚の話やアントニオ猪木さんとの対話なども面白く、まとめて知人にもさしあげた。また彫刻で展覧会をされてもいるＦさんにもその折の講演会を簡単にまとめたものを送ったところお礼のハガキをいただいた。 「この度は講演会のまとめられたものをお送り頂き貴重なものを本当に有難う御座いました。　改めて読みますとあの時の感動が湧き上がり嬉しいです。　コピーをとって一緒に行った友人等に差し上げたいと思います。大事に有効に致します。（略）」喜んでいただいて何よりで、わたくしもまた嬉しい。 五日市氏が去年アメリカで講演されたおり、終わると相談者が来てその内容がすざまじく、１００人ほどにレイプされました、幼い頃から虐待を受けていましたなどアメリカという国の現実に生きる人間の苦悩の深さを思い知らされる光が強ければ強いほど闇が深いのかと思わされる。内村鑑三が今から１００年ほど前に、ニューイングランドにいった折のことを、「Ｈｏｗ　Ｉ　　Ｂｅｃｏｍｅ　Ａ　Ｃｈｒｉｓｔｉａｎ」に書き記しているが、「一老夫婦が沈黙のうちに暮らしていた。外見はこの世の幸福を楽しんでいるようであった。彼らの豊かな暮らしの原因は依然として彼らにだけの秘密であった。もっとも一つ変なことがあった。彼らはストーヴを一つもっていたが、それは外形はどう見ても彼らの煮たきのためにはまったく大きすぎるものであった、そして煙突は遅く誰も食事をするものなく人がみな眠りにつく夜の静寂の中に煙をはいた。奇妙な小さな家はその都市の英雄的な一婦人の注意をひいた。彼女はこの世の暗い物事を追求するとき、その鋭い女らしい本能に極めて実践型の機智を兼備した人であった。彼女は実情を注意ぶかく静かに調査した。証拠につぐ証拠が手に入った。そしてその上の懐疑は不可能になった。ある暗夜、彼女はその筋の官憲とともにその家に踏み込む。ストーヴが嫌疑の目的物である。彼らはそれを開ける。そして何を諸君は彼らがそこで見つけると思われるか。（答えは岩波文庫「余は如何にして基督信徒となりし乎」p211）」  

  2012年09月08日

• 天空飛翔のお話

  ８月３０日（木）四谷で五日市剛さんの講演会があった。もちろん、エイトスターダイヤモンドのホールの２諧だけではなく、３階のビデオ鑑賞の部屋も満席だったという。早めに行って予約券をもらっていたので、前から３列目の端に陣取れて一心に傾聴した。なにせ、講演の一番最初に日本ヨガ学会の福島ヨーガ連盟大会での「空中浮揚」の体験を話されたので、聴く者ぶっとぶ思いで、気持ちがすっかり話に入っていった。五日市さんが講演で手品を見せたら、雪山童子ことＴ会長が「いいものを見せていただいたから、私も面白いものをお見せしなくては」と主催者のＯさんという女性と五日市さんの掌をあわさせ、３人で呼吸を合わさせた。「もちろん僕が空中浮揚したんじゃないですよ。このＯさんが数センチ浮き上がったのです。　するとＴ会長がＯさんの両足の下にそれぞれ中指一本を差し入れて上へ持ち上げると軽々と飛翔したという。五日市さんはあんまり上にいってはと抱きとめたという。その模様は　日本ヨガ学会　にも載っている。「五日市先生からも《先日はとても有意義なひとときを頂戴いたしました。何といっても『空中浮揚』の奇跡は、とても感慨深いものでした。また、［天空飛翔］というお言葉、ありがとうございます。とても光栄です。これからも気を引き締めて邁進いたします》 というメールをいただきました。本当にステキな先生です。惚れ込みました（笑）(雪山童子)」 そういうことでみな集中して聞いた。枕の話の大切さである。講演すべてが素晴らしかった。  気仙沼での話

  2012年09月01日

• 気仙沼での話

  ８月３０日（木）四谷で五日市剛さんの講演会があった。もちろん、エイトスターダイヤモンドのホールの２諧だけではなく、３階のビデオ鑑賞の部屋も満席だったという。早めに行って予約券をもらっていたので、前から３列目の端に陣取れて一心に傾聴し。た。 講演すべてが素晴らしかった。 なかでも東日本大震災で気仙沼の津波に流された居酒屋の新開店にいった際の同席の被災にあった方々の話は、心痛み感銘を受けた。何枚か写真を見せられた。陸前高田のあるアパートは、４階までは津波にあった無残な姿をさらしていたのに、５階は無傷の様子だった。大きな漁船が陸地に打ちあがっている風景を地元の人は戦艦大和と呼んでいますとのことだった。五日市さんが来るというので、お店に３０人くらいの人が集って、そしてそれぞれの３．１１を語った。あるお婆さんは必至で高台にのがれ、後数センチというところで、なんとか津波を免れた。ふりかえると近所の親しくしていた奥さんが逃げ遅れて、自宅の２階、屋根の上へと逃れ、津波に家ごと流されていて「助けて」と叫んでいた。助けられない、その奥さんは３日後に遺体で発見された。「生き地獄でした」とおばあさんは語った。「うちは一人だけです」と語る方がいたという、ああ「一人」のなんという重たいこと・・・「地震が来て、人から預っている通帳や印鑑を安全なところに」ととっさに思って、ハンドバックに入れて小型の車で逃げようとしたという女性がいた。「道路に出ようとすると道のずーっと先まで長だの車の列。どうしよう、どうしよう、もう『ありがとう』を言うしかありませんでした。」　魔法の言葉を唱えていたら、心が落ち着いてきて、列の間に小型車が通れるすきまがあることがわかり、そこを何とか通りぬけて右側のほうへ走っていったという。　車を走らせると行き止まり、また引返すと道路の車の列の間に透間をみつけそこを通って左の道を走った。そこも行き止まりで一軒の民家があった。　車を降りるとそこへ津波が襲ってきた。「ありがとう」と言う続けていると、その家の中に流し込まれ、深い水の中。上を見上げると白い光が見えた。息ができるかもと上へ浮き上がった。そこには３名ほどの人がいた。家の人なのか・・・『足場を見つけなきゃ』とタンスにしがみついていて、見ると一人の人は水の底に沈んでいった。」そんな話をされたという。「五日市さん何か一言・・・」とそうした話の最期に言われた。みな言葉を待っている。「何も僕は言えないですよ」「そんなことおっしゃらないで・・・何か一言」五日市さんは「怒ってはいけない」ということを話されたという。 （この項いったん終わり）

  2012年08月31日

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