川崎大師名物 久寿餅〈有限会社 住吉屋総本店(神奈川県川崎市川崎区)〉
【食べた日:2024年(令和6年)6月18日(火)】 ※ 公式HPより 天保の頃、大師河原村に久兵衛という者あり、雨風強き夜、納屋に蓄えた小麦が雨で濡れ損じたため、やむなくこれを捏ねて樽に移し、水に溶いて樽に放置しました。 翌年の飢饉に際し、思い出して調べたところ歳月を経て醗酵し、樽の底に純良なる澱粉が沈殿しているのを発見しました。これを加工し蒸し上げたところ風変わりな餅が出来上がりましたので、早速この餅を時の35世隆盛上人に試食を願いましたところ、その味の淡白にして風雅なのを賞して川崎大師の名物として広めることを奨めると共に『この餅の名は、久兵衛殿の久の一字に、無病長寿を祈念して寿の字を附して、久寿餅とされるが宜しかろう』と それ以来川崎大師にては葛餅(くずもち)のことを久寿餅と記されるようになりました。 ※ 川崎大師名物 久寿餅 〈有限会社 住吉屋総本店(神奈川県川崎市川崎区大師本町8-16)〉