浦賀水道を行く
鋸山から下りてきた後、まだまだ時間があるので、東京湾フェリーで対岸の三浦半島へ渡ることにしました。東京湾フェリー「かなや丸」東京湾フェリーには「くりはま丸」と「しらはま丸」があり、休日にはこの3船が往復しています。東京湾フェリーに乗るのは3回目ですが、なぜかいつも「かなや丸」です。乗船して振り返ると、浜金谷港の後ろには鋸山の山容が見えていました。さらに前方に目を向けると、東京湾越しに横須賀火力発電所が見えていました。浜金谷~久里浜間の浦賀水道は東京湾の中でも一番狭い場所で、東京湾を出入りする船がひっきりなしに通って行きます。東京港・横浜港・千葉港を入出港する大型船や、釣り船や漁船なども走っていたりして、ここを横断するのは至難の業のような感じがします。この日も大型の自動車運搬船が目の前を横切って行きました。その進路を見越してか、あらかじめ進路を変えながら悠然と進んで行きました。混雑する浦賀水道を、何事もなかったように横断していきますが、かなりの操船技術だと思います。最近では東京湾アクアライン値下げの影響などで、東京湾フェリーの利用は減少しているようです。船内では存続に向けた署名なども行われてましたが、何とかこの40分間の東京湾クルーズを存続させてもらいたいものです。負けるな海の男よ東京湾フェリーのHP→こちら関連の記事東京湾フェリー(2008年11月)~こちら夕暮れ時はおススメです。