角島灯台(山口・下関市)
三方を海に囲まれた山口県にあって、山口の人にお薦めの海の風景を尋ねると、虹ケ浜や菊ヶ浜ではなく、角島の名前が挙がってきます。下関から海岸線沿いに赤間街道(国道191号線)を北上し、ちょうど海岸線が西向きに変わるところに角島の入口があります。角島へ渡る角島大橋山口県は道路に恵まれていて、一般道路も広くてきれいな印象があるのですが、この角島大橋も例外ではなく、海に架かる総延長1,780mの橋を無料で通行できます。その角島の夢ケ崎にあるのが角島灯台で、1876年に日本海で初めて建てられた灯台です。日本の灯台50選にも選ばれており、日本には6つしかない第一等灯台だそうです。日本海と言えば冬の雪景色の印象ばかりが強いのですが、暖流の対馬海流の流れる角島は温暖な植生で、南房総のような雰囲気でした。角島灯台公園さすがに朝鮮半島は見えませんが、夜になると水平線上にイカ釣り漁船の灯りが浮かぶことでしょう。角島ではイカやサザエなどのお店が多く並んでいたのですが、安いのでびっくりしました。他県ナンバーの車も多く(私も一応そうですが)、観光客相手だというのを差し引いても安いと思いました。