高山不動尊(常楽院)(埼玉・飯能市)
関八州見晴台を後にして、せっかくなので高山不動尊にも立ち寄ることにしました。関八州見晴台にある高山不動尊奥の院から、標高差で150mほど下った場所に高山不動尊の本堂があります。高山不動尊の正式名称は常楽院で、本堂は不動堂と言うようです不動堂1830年に高山が焼失した後、江戸時代後期に再建されたものです。本尊の木造軍荼利明王は、国の重要文化財に指定されています開帳されるのは年2回、4月15日と冬至の日だそうです。奥ノ院から本堂、山門と下って来るのも珍しいことですが、山門を後にすると延々3kmもある表参道を下って行きました。山麓にある吾野は秩父往還の宿場町があったところで、当時の面影を残す町並みが続いていましたが、さすがにこの時は真っ直ぐ吾野駅を目指しました。正丸駅をスタートして正丸峠・伊豆ヶ岳・関八州見晴台・高山不動尊と歩き続け、ようやく吾野駅に到着、歩数計を見ると、この日だけで4万6,000歩を超えていました。吾野駅からも「関東ふれあいのみち」のコースがスタートしており、「義経伝説と滝のあるみち」となっていましたが、さすがにもう歩く気にはなれませんでした。