木枯らし一番が吹いた朝:11月2日の菜園記
0時就寝、気温が高く足裏が熱くて寝付かれないので読書。「花神」読了。明治維新最後の仕事人、花神「大村益次郎」、彰義隊を制圧し、奥羽戦争を終結させ、京、大阪で対薩摩戦想定の軍備指示中に刺客に襲われれる。その間たったの半年。戊辰戦争の論功行賞を見ると大村益次郎の格付けがいかに大きかったかが分かる。西郷隆盛 2,000石、木戸孝允・大久保利通 1.800石、大村益次郎 1,500石。板垣、後藤、小松が1,000石だからいかに大村の働きを新政府が重く感じていたかが分かる。しかし、一般の政府関係者、不平士族たちは殆ど大村の働きを理解していなかった。江戸鎮圧戦以来の反大村派頭目である薩摩の海江田周辺からは不倶戴天の敵とみなされた。結局、手を下したのは海江田の取り巻きである長州の不平士族を中心とした刺客8人。慶応4年7/27東京発、同行は門人2人、若党1人、行程は桂のすすめで中山道、京都着8/13。近代兵制の基盤づくりのために連日精力的の行動。刺客に用心する気配など全くなかった。9/4京都三条木屋町の宿舎で襲われ大腿部に重症、11月5日敗血症で死去45歳。4月4日、江戸に来て、9月4日京都で襲われるまでわずか5ヶ月間が歴史上の仕事をした期間。明治維新の仕上げをした人物であるが活躍した期間がいかにも短いため国民的な印象は薄い。7時半起床、さて、今朝の菜園。木枯らし一番が吹きつのり体感気温が一気に下がった。菊が咲き出したので初収穫。オクラも7本採れた。いよいよ終盤である。青虫取りに忙しい。オクラ7(1,779)オクラ1,800に達したら撤収しようかな。ナスもまだ3株残っている。今日の天気、晴れ西の風10m、13時現在気温18.7、湿度32%。今朝の最低気温12.7℃。