菜園雑草列伝14「コニシキソウ」
夏の一雨は、野生の植物にとっては肥料と同じ。どっと芽生え、ずーンと大きくなる。砂漠地帯に降る年に一度の大雨で一面が緑になるののをTVで視るが菜園でも同じこと。葉をすぼめて干天に耐えていた植物、一夜の雨で甦り、待ってましたと芽吹くのである。さて今日の菜園雑草は「コニシキソウ」じべたに張り付いて繁殖するので始末が悪い。草掻きでこさぎ取らないと間尺に合わない。真夏の菜園雑草で、これからいくらでも生えてくる。 コニシキソウ トウダイグサ科 ニシキソウ属 北アメリカ原産の一年草の帰化植物。畑や路傍、荒れ地に生育している。地面を這って広がり、茎から根を出す嫌われもの。傷つけると乳液を出す。葉の中心部に赤紫色の斑紋がある。お相撲の小錦と比べるといかにも似つかわしくないが、「オオニシキ」に対する命名だとか。