300年の伝統にドロ;赤福よお前もか
「儲かりさえすれば」は大陸的発想?いまや、わが国の企業人にも蔓延している、としか思えない。300年の伝統、お伊勢さん参りの疲れた体を癒してきた赤福餅、3年前から製造月日を偽装。手口は、冷凍保存。この手を使えばいつでも本日製造となるという次第のよう。当然、従業員もグル。3年間ダレも告発・口外しなかった口の堅さは賞賛される。しかし、バレれば売り上げ半減でリストラ間違いなし、身から出た錆である。一方、喰った消費者、「うまかったからいいか」とはいかない。あちら方面に行く友達には「赤福を頼むね」から「赤福はいらんよ」となってしまった。昨年、土産に貰った「赤福」、多分偽装赤福だったに違いない。NHKの朝ドラで企業モラルを喧伝して貰った赤福。おかげで随分儲かったはずなのに。NHKも特定企業をモデルにした企画はやらないほうが良い。いつ悪行がバレルか分からない。みんなやっていること、バレルのは交通事故みたいなもの運だ、と経営者たちは笑っている。