『りすん』諏訪哲史
「しぇけなべいべな」 「しぇけなべいべ」「つぃっつあんしゃー」 「つぃっつあんしゃ」 いきなりビートルズ?と気がつくまでに1分程かかったかな・・・ ビートルズファンの私としてはうれしい書き出し。 前作『アサッテの人』を読んでない方は理解に苦しむかもしれません。全部が兄と妹の会話でなりったっている、つまり「」にくくられているんです。 『アサッテの人』が一人語りだとすると、『りすん』は二人の会話で話が進んでいく。まさに、実践編! 読むというより、聞くという感じ。 こんな小説もアリかな? 次が楽しみですね。↓↓↓『アサッテの人』