【学】薬と栄養素のお話を書こうかと:2
私は細かく考えて大雑把に行動するタイプです。だから徹底的にいろいろと調べて、ざっくりと。結構やらないことが多いです。 防げる問題は防ぎましょう! そうとも思います。 栄養条件を整えることを言うと、人によっては反動で「そんなことは必要がない」そういう認識を持つ方もいます。 ホント人それぞれなんでよろしいと思いますが投薬で栄養環境が変わり、それが行き過ぎて問題を作ることがありますのでわかっていることはリスクを減らす行動がいいと思い、お話をしています。 薬で減る栄養素は徐々にわかってきてリスト化されて発表されていてきちんと対応をして栄養環境に問題が出なければ平然と暮らしていると思います。 だから栄養環境の注意をお話してきました。 ただ、リスク確率を減らせたとしても完全に抑え込むことができない薬もあります。これは薬の作用の仕方が要因で求める主作用を出すには、ペアになっている(副)作用がありこれは縁切れない関係があるモノがあります。 発症確率は減らせても、確実に抑え込むことは栄養管理ではできないことがあります。 そうとはいっても、確率が減らせるならやっておいた方がいいし発病しないで済むならそうありたいという願いで行動をすることがあります。動物で使う種類の薬は通常の種類はそんなに多くないので把握することは可能でしょう。 お話したいのは主作用と副作用がセットで引き起ることなんです。 薬の作用について理解しておくといいのですが身近な薬の解熱鎮痛剤の成分名でアセチルサリチル酸。商品名としてはアスピリンが代表となる古くからある薬 一番長い合成薬ですのでたびたび話題にしていますが、ウィキペィアを資料にすると 【副作用について】アメリカ合衆国では年間で10万人弱が副作用の胃痛で入院し、2,000人が死亡していると言われている。アメリカ合衆国における薬の副作用被害の4分の1を、アセチルサリチル酸が占めているとも言われる。【副作用の項目より】胃障害が生じる可能性がある。イオン捕捉により胃細胞に取り込まれたアセチルサリチル酸がプロスタグランジン生産を抑制し,結果胃酸分泌制御・胃粘膜保護も同時に抑制されるためである。 つまり、主作用が起こる作用と同時に副作用を作る関係があります。 最初に化学合成されたアセチルサリチル酸は開発後70年を経て作用機序がわかったのが1970年。50年近く前のことです。結局薬はなぜ効くのかわかっていないモノが多く判明するにも長い時間を要している歴史的経過の中に私たちはいることを知っていてください。 わかっていることの方がすくないと。 こういうふうに同時に起こる反応を治めるために他の薬品を使い薬が増えていくことになっていきます。