【執筆】フェレットの愛し方◆3◆ 2章
いつ出版できるかわかりませんので期間限定で少し公開です フェレットは可愛いですね。フェレットと暮らすのは毎日幸せですね。良くわかります。私もフェレットを一目見てからかわいいなー(^^♪一緒に暮らしたいなーと思ったものでした。先輩の飼っているフェレットを見たものでしたので、よく慣れるし、コミュニケーションも充分持てるフェレットは良いなーって思ったものでした。でもどうしたらフェレットと暮らせるのかと思い、調べようにも飼育書はなく、あるのはわずかに小動物の飼育本の中に数ページの簡単な記述のみ。命の責任からどうしたらいいのか1年調べてみたものでした。現在は飼育本もたくさんありますし、ネットも検索をすれば情報に触れることは、情報の正誤はともかく簡単に情報に出会えます。私のフェレットの飼い主の始まりはそんな情報のない時から始まりました。これまでの著書に書いている通りです。 さて、2010年ほどには飼い主さんの傾向として、本を読まない人が増えたというものがありました。皆さんはいかがですか?本文を目にされているのなら、ある程度本を読んでいる人なのでしょう。また、私の他の著作も読んでいただけているのかもしれません。フェレットの愛し方Ⅱは、前書(フェレットの愛し方)に引き続いての本ですので、一般的なことは記載することも少なく、専門的に情報を記載してきました。ともかく本を読んでいただかなくても結構ですが、書いてある程度の情報は何らかの形で知っておくべき必要情報と私は思います。フェレットの愛し方Ⅱは2008年に開催した勉強会の講座内容を文章化してまとめたもので、2010年の発行になります。その情報をいつ触れるかは、健康上の予防や、治療に役に立てますので早く知って活用していた方がメリットはあります。良く言われるのは、この情報を知っていれば後悔することもなかったのにと言うこと。2008年より以前には私は発見し、活用し、またお客様にお伝えしていたものを情報化したものです。知識があるなしは大いにフェレットとの暮らしを左右します。フェレットは飼い主さん次第なのです。 研究者のようにどこまでも知る必要はないと思います。これぐらいは知っておこうというラインがそれぞれ求めであると思います。困った時に適切な答えを提供してくれる相談者がいればいいとも思います。ネットで検索して調べるのもいいと思いますが、私からしても誤った情報がいつまでも記載されていたり、広まっているのを目にします。本は出版するに推敲を重ね、ネットよりも責任感を強く持って発信されています。ネットは新たな情報が更新されるのは容易ですが、誰が書いたかわからない根拠のない情報も多くありますので、命を左右するときにあなたに適切な情報に触れられるかはわかりかねます。かなり、「思い込んでいた」と会話をする時もありますが、何が適切かどうかはなかなかきっぱりと割り切れることではありません。 獣医師の情報が正しいとは限りません。ペットショップの情報も正しいとはいえません。そんなことを言ったら何を信じていいのかわからなくなると思います。いずれにしても本書もですが情報の正しさは自分で考えて、鵜呑みにすることなく知識を培ってください。その情報を吟味することが大切で、たくさん読んで、相談できる飼い主さんと仲良くするのがいいかもしれません。 私としてはフェレット好きの皆さんに、私の想う情報をお伝えすることを努力しています。でも、疑いの目を持って読んでみて、そして誤りがあったり疑問があれば教えてください。そうして情報は更新されていきますので。 いずれにしても、どれだけフェレットのことを知っていますか?本を読んでいますか?無料の情報源だけを集めてはいませんか?あなたの大切な命を守るには知識と知恵。そしてセンスが必要です。培っていますか? その小さな命にご飯を与えるのも、健康状態をチェックするのも全ての責任は親である飼い主さんです。獣医の治療も、ペットショップのアドバイスもその責任を持って過ごすための手助けでしかありません。命の責任者は飼い主さんです。同じ病気でも良くなるのも、悪化していくのも飼い主さん次第です。それは動物病院の治療を受けていたとしても、結果はすべての選択をしている飼い主さんの行動に帰属します。 将来フェレット以外とも暮らすことが読者の皆さんにはあるかもしれません。基本になる動物との暮らし方の知識は共有できますから、動物の命を大切にするのなら充分理解しておくといいと思います。知識がない方は病気にさせてしまい、動物病院に通いますが良くならず、時には悪化させて、治療費としてたくさんのお金を支出することになります。飼い主さんも介護に時間を使い、心も痛めることでしょう。そしてなにより一番の問題は当の動物自身が痛くて苦しい想いをしているという事。 もちろんその苦しみを取りたいと思って、動物病院に通い治療をしているのでしょう。何よりも専門家と思う獣医師に頼るでしょう。でもその頼ることが私は正しいバカリとは思いません。そのことを本書では記し、動物と幸せに過ごせるきっかけに一生涯役に立てていただきたいのです。最後まで良く目を通して、情報を吟味してください。私はみなさんに、悪いことをお話することが無いように注意して文章を作ることにします。