ベルグマンの法則2
ベルグマンの法則からフェレットを大きく育てる方法の参考をお話しようとしています。 結論は成長期にはとりあえず寒く・・・極寒で管理をするってこと。 極寒というのはもちろん言い過ぎですがエアコン管理で少し寒くするのは体を大きくするかな? 飼い始めの時期も関係しているのかな?ってお話をしていきます ベルクマンの法則はこちら 中学入試でもよく出るという皆さんご存じのほうそく・・・らしいです。しっていますか? 同じ動物でも寒い地域の方が大きくなるというもので鹿も同じ種類でも屋久鹿と蝦夷鹿は住んでいる場所の違いだけで4倍のサイズが違うと言います。本州鹿も、九州鹿も同じ種類なんですって。でも大きさは大きく違うそうで。 ツキノワグマや、ヒグマも生育場所で体がずいぶん違います。 クマネズミでは温暖化で小型化するという話も暖かくなると小さい方が放熱の面でメリットがあるという擬人化的な、考えがあってそういう体つきになるという説明がつくのですが 本人に生きやすいように体を作る考えがあるわけがないと思うんですが なるようになった結果があるだけだと私は思います。 なんか、秋になれば食欲が増えるのは冬に備えて。。。というけれど、冬が来るという認識がどこで教わるんでしょうね。 なるようになって食いだめしているわけです。 まあ、なるようになるでは説明できない現象もありますがともかく、「なるようになっている」お話をします。 寒いところで大きくなるのは、体の表面積を小さくすることで放熱を少なくするので体を大きくさせているというもの。 表面積を小さくさせるというのは、同じ体重で表面積が少ないのは球体なんですね。ボールを思い浮かべてください。なかに水を入れて重さを作ったボールは、水を抜くと表面積は同じでも、重さは軽くなりますね。 そうなると、重さと表面積の比率を考えると、同じ重さで表面積が最小なのが球体なんですね。 生き物は表面積が多いと外気に触れる面積が多くなるので影響が強まります。 外気が体温よりも低ければ体温をより奪われやすくなりその分の発熱が必要になります。 ですから、一言で脂肪を蓄えた太った状態は熱を蓄積しやすくなるので寒い地域で生きて行きやすいという考えです。 寒いから体を自身で考えて大きくして暖かい地域には自分で体を小さくして。。。という事なんですが そんなこと考えているわけないじゃないってこと。 どうしてそういう変化が生まれるのかを考えてみました 続く