【再確認】インスリノーマの管理確認
何度も記載してきたことですがもう一度 インスリノーマとどうしても今の時期具合が悪くなると感じています。 以前チェック項目を10項目掲げそれぞれ関係しあうことをご紹介しました。 一番インスリノーマでネックになるのは私は動物病院の医療行為と考えています。 それは動物病院の対応は血糖値を高めようというのが第一の目的になり、そのために外科や内科処置をします。 外科はそのまま手術。内科的管理はステロイドとジアドキシドが中心でしょう。 その結果が半年から1年半程度が余命とされています。 その期間でいいのなら獣医師のいう通りの治療を受けるといいと思います。そして、その多くの事例の通りの経過を辿るでしょう。 見ていても同じように時間を辿ります。 血糖値が低いのでステロイドを使うと体が楽になるというので投薬するのは私の子であってもそうしますが、量はなるべく少量で長期間使うようにします。 ステロイドを使い血糖値が高まったけど命が落ちたでは困りものです。 そうならないためには獣医師のいう通りにはしてはいけない「「とき」」があります。 ステロイドを使うと効きにくくなるので、ステロイドの量が増えます。そして、増やしても効かなくなる時期を迎えます。 同時に免疫抑制がステロイドの効果で発症するので感染症になりやすくなります。 菌に対応しようと抗生物質も始まるかもしれません。 でも、抗生物質は対象になる菌にしか無意味でウィルスには全く関係しない薬ですからウィルスが近寄って来た時に防衛できにくくなっていきます。 動物病院の治療で見える経過はその薬の限界であるかもしれません。 ジアドキシドを使うかもしれません。 タガが外れてインスリンが出なくなって糖尿病になるとそちらの方が低血糖の管理よりも難しくなり私は対応できません。 いずれにしても、3年を目指すのなら考えるのは皆さん個人個人です。 昔、抗がん剤のことを一生懸命学んでいた時期があります。 抗がん剤の薬は「癌が小さくなれば薬効」として使える、、、としましょう。 でも、癌は小さくなった。でも死んじゃった。 でも、薬効はあるので、薬は効いた。 こんな記述をみてびっくりしました。 私たちの望みは癌が小さくなるのが第一目的ではありませんね。 インスリノーマの時にも血糖値が高くなるのが第一目標ではないはずです。 私は健やかに長く一緒にいることが目標なのでステロイドは効いた。でも1年半しか生きられないなら 3年以上生かせる方法の方が私は好きです。 インスリノーマはフェレットに避けられない病気ですが一緒に暮らせる疾患であるとも私は経験で思っています。 生き末を選ぶのは個人個人の飼い主さんだと思います。