実家も空き家になって
鈴鹿の実家へ帰っていた。22日に豊田市にいる三女と合流。実家に2泊して、24日には、山梨から次女も来た。2ヶ月弱あけているので、実家は夏草に覆われている。23日は、三女と一緒に草取りにはげんだ。風があって、涼しい一日だったので助かった。空き家の管理は大変だけど、自分の生まれた家だから、このまま朽ち果てさせるのもしのびない。部屋を掃除していたら、古いアルバムが出てきて、いろいろな思いがよみがえる。そんなときに、母がお世話になっている施設から、食が落ちて、水分もとらなくなったとの連絡があった。昨年の10月に脳出血で倒れて、意識がもうろうした状態で今に至っている。「十分にがんばったからもういいよ」そう言ってあげたい気分だ。コロナと体調が落ち着いたら、長く暮らした場所へ連れて帰ろうかと思っていたが、ちょっと無理かもしれない。どんな思いで今を過ごしているのか。母が亡くなれば、ぼくが生まれて育った家族がいなくなる。ぼくにとっても、ひとつの区切りが近づいている。