政治や経済のことも少しは勉強するか
日本では総理大臣が代わり、選挙で与党が過半数割れとなり、アメリカではトランプさんが大統領に返り咲いた。とんでもない激動の中にいるわけだが、ぼくには実感がなくて、今日も、ぼんやりと秋の青空をながめている。政治や経済のことは、ぼくには遠い世界のように思ってきた。「関係ないや」と他人事のように思ってきた。ぼくの関心は、環境問題とかエネルギーや農業や福祉、医療のこと。より良い世の中を作り、自分も家族も幸せに生きるにはどうすればいいかということ。しかし、この興味のある問題は、実は、政治や経済と切り離して考えることはできないわけで、政治や経済のことも知らないといけないなというのが、この数日の心境の変化である。日本の政局、アメリカの大統領選の結果、経済は大きく動くし、それによって、ぼくたちの生活が変わり、原発はどうなるのか、農業は見直されるのかといったことも、影響を受けることになるのだ。大きな部分での世の中の動きを知り、さらには、小さな部分で、自分の暮らし方をどう変えていくかを実践する。この両輪が必要だ。テレビや新聞の報道、訳知り顔で語る人たちに振り回されることなく、自分の道をしっかりと進むには、自分なりに世の中を見るセンスが必要だ。この世の中、何かおかしい。何がおかしいのか。おぼろげでいいので、ぼくなりに答えを出すにはどうしたらいいか、少し、視野を広げて考えてみようと思う。