イルカみたいに生きてみよう～心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

[イルカはいいぞ！　楽しいぞ！] カテゴリの記事

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• いよいよイルカツアー

  なかなか梅雨が明けない。例年なら、梅雨が明けて、暑いねと言っている時期。子どもたちも夏休みに入っているのだけれども、一度もラジオ体操がないという異常事態。２９日に出発するけど、そのころには梅雨は明けているのだろうか？昨年の御蔵島はベタ凪の日が続いた。あんなにいい環境でイルカと合えるのはそうめったにあるものではないだろう。帰りは、遠くにある台風のせいで、見た目は大したことなかったが、うねりがあって、船が着かず、漁船で三宅島まで行くというハプニングはあったけれども、天気には恵まれた。今年は、小５の長女と小３の次女を連れて行く。長女は、去年、はじめて行って、十分にイルカを堪能した。その話を聞いて、次女も行きたいということになった。臆病者だった次女が、ほんとうにたくましくなった。基本に忠実で、スイミングのレッスンでも言われたことをひとつひとつこなしていって、２５メートルを泳ぎきれるようになった。日曜日にはみんなでプールへ行っている。そこで、イルカと泳ぐときは、こうやってもぐるんだよと、教えてあげると、なかなかきれいにもぐる。波が高いと怖がるかもしれないけど、去年のような海だったら、どんなにか楽しめることか。どんな天気になるかは、神のみぞ知るで、こちらとしては祈るしかない。船が予定通りに島に着くかどうかも、天候次第。ただ、三宅島には必ず着く（台風で来ない限り大丈夫）ので、そこから漁船という手もあって、今年は少しは気が楽だ。イルカちゃんが待っててくれるぞ。一年に一度のイルカ詣で。みなさんも、天候に恵まれるようお祈りしていてください。

  2006年07月24日

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• イルカの口（くち）体操

  年をとると、口がヘの字になってくる。ほっぺがたれてきて、なんとなくしまらない表情になってしまう。イルカの笑顔とは、まったく逆の難しい顔。これでは、身体も心も、ますます老化していく。この原因は、口のまわりの筋肉が弱ってくることにある。口輪筋という。ここを鍛えると、口元がきりっと引き締まり、イルカさんの表情が作れるとともに、背筋もぴんとしてきて、なぜかお腹のまわりもすっきりしてくる。よく眠れるようになったという人もいる。口輪筋を鍛えるには、イルカの口体操が有効。まったく簡単。唇とぐっと前へ出すしてとんがらせる。思いっきり、突き出す。このときも、笑顔を忘れてはいけない。変な顔になるけど、がんばってやってみていただきたい。これだけでは芸がないので、その反対の動きもする。まず、左のほっぺを思いっきり膨らませる。約10秒。次に右のほっぺ。約10秒。次に上唇（口ひげの生えるところ）を膨らませる。約10秒。次に下唇。約10秒。それからおもむろに、イルカになったつもりで、口を思いっきりとんがらせる。そして、唇だけで、口の開閉を繰り返す。これを疲れない程度にやり続けると・・・。どうなるかは、各自のお楽しみとしましょう。イルカの呼吸とイルカの笑顔とイルカの口。まずは、イルカみたいに生きるための初級コースだ。暑い日が続きますが、みなさん、お元気で！

  2006年07月20日

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• イルカの笑顔健康法

  イルカの呼吸法が評判良かったので、僕のオリジナル健康法をもうひとつ。口角を下げて（不愉快そうな表情）で声を出してみてください。次に、口角を上げて（笑った表情）で声を出してみてください。どうでしょう。口角を下げると、どんなに高い声を出そうと思っても、うまく出ません。逆に、口角を上げると、声が自然に高くなってしまう。表情ひとつで、声が変わってしまう。どちらの声が心地いいか。僕の場合は、高い声の方が自分の耳に気持ちいいし、声がスムーズに出ます。だから、できるだけ、笑顔でいるようにすると、元気が出ます。イルカの笑顔をイメージしてください。体をリラックスすることは、氣功の基本でもあるけど、手や足をリラックスすることはしても、顔の筋肉をリラックスさせることはあまりありません。顔の筋肉をリラックスさせるにはイルカの笑顔が一番です。顔をリラックスさせるといい声も出ます。さらに、今度はベロをリラックスさせます。べロをリラックスさせるというのは、あまり意識したことはないと思います。口を半開きにして、ベロを下の歯の裏に軽くつけます。そして、下あごの上に、ベロをだらんと乗せる感じです。いつもお話をするとき、ものを食べるときにいろいろな動きをしてくれているベロさん。たまには休んでくださいという気持ちでリラックスさせます。このときも、口角を上げてイルカの笑顔になると、うまく休むことができます。お風呂へ入って、イルカの呼吸を2～3回やったら、今度は口角を上げて、ベロを休ませてあげるイルカの笑顔。これで、一日の疲れは吹っ飛ぶはずです。お試しください。

  2006年07月18日

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• イルカモード

  御蔵島へのドルフィンスイムツアーまであと2週間ほどになった。そろそろ準備をしなければならない。昨日は、子どもたちのスノーケリングの道具を買ってきた。本格的なのをと思ったが、なかなか専門店へ行く時間がなくて、大型スーパーのスポーツ用品コーナーで売っている子ども用ということでがまんしてもらうことになった。家へ帰ると、それをつけてお風呂へ直行。ぶくぶくともぐっては、上手に水を噴出す。日曜日には一緒にプールへ行ったが、長女も次女も、ずいぶんと泳ぎが上達した。もぐる練習をしたが、なかなかさまになっていて、これなら楽しめるだろうと確信した。子どもの可能性というのはすごい。昨年は、小四だった長女が、大して泳げもしないのに、イルカが来るや海に飛び込んだのにはびっくりした。一番いいところに飛び込むものだから、だれよりもイルカを間近に見ることができたようだ。一日目は、ライフジャケットをつけていたが、二日目は、「あれがあるともぐれないから」とはずしてしまった。親としては、ちょっと怖かったが、これも体験だと、ライフジャケットなしで飛び込ませたが、何とかなるもので、一人前に泳いでいるではないか。僕は、自分がはじめてイルカと泳ぎに行ったときのことを思い出した。おそるおそる海に入った。体が沈んだときのなんとも言えない不安は、泳ぎの苦手な人にしかわからないだろう。ところが、いったん沈んで、体が浮いて、ひと息入れて、海の中で目をこらしたら・・・。あの光景は、一生忘れないだろう。たくさんのイルカたちが、僕の方を「大丈夫だよ」と言っているかのように、やさしい顔で見つめてくれていたのだ。それから1時間半、僕は時間も怖さも忘れてイルカと遊んだ。あれから10年以上がたった。相変わらず泳げないまま、イルカと付き合ってきたが、今年は違うぞ。泳げるとは、まだ言えないけれども、水の中での身のこなしは、格段に上達した。子どもたちの方が、はるかに上達は早いが、お父さんもがんばっているのだ。長女は、昨年以上に、思う存分、イルカと遊ぶことができるだろう。はじめて行く次女も、一度か二度泳げば、なれてしまうはずだ。子どもたちが、イルカと泳いで大喜びしている姿をイメージすると、心がワクワクしてくる。泳げない自分が、どうしてイルカと縁があったのだろうと疑問に思っていたが、子どもにすてきな機会をプレゼントするためだと思えば、ずっとイルカと付き合ってきた意味が出てくるような気がする。楽しい夏休みの幕開けだ。昨年、長女が泳いでいるときの写真です。

  2006年07月18日

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• イルカの呼吸ダイエット法

  一ヶ月に一度か二度、八戸へ行っている。行くたびに、オイルマッサージをしてもらう。これが気持ちいい。アロマオイルを背中にポタポタ落として、背骨を中心に、背中をもみほぐしてもらう。いつも、爆睡してしまう。先日、「あれっ」といわれた。「どうしたんですか？」「体がしまったんじゃないですか」毎月マッサージをしてくれるので、変化がよくわかるのだろう。確かに、スマートになってきた自覚もある。ズボンのウエストが、少し余裕が出てきた。それに、体がずいぶんと軽くなってきたのを感じる。体重計に乗ってみた。66キロ。1キロから2キロくらいは軽くなっている。50歳になって、体がずいぶんとだぶついてきた。何とかしなければと思っていたけど、何がいいのかわからないまま、時間ばかりが過ぎていった。体重の減少は、この10日ほどの変化である。何があったのか。振り返ってみると、思い当たることはいくつかあった。まず、水泳。5月から月に6度ほど、プールへ行っている。ほとんど泳げないので、25メートルくらいは泳ぎたいとレッスンに通い始めた。昨日、レッスンを受けながら思った。呼吸法が関係しているのではないか？ヒーラーの先生から、朝起きたときに数回、胸式呼吸をすると、それだけで代謝が良くなってやせることができると聞いた。しばらくやってみたが、いつの間にかやるのを忘れてしまっていた。泳ぎながら呼吸をするというのは、初心者にとっては、なかなか大変なこと。顔が水の中にあるときにはぐっと息を止め（息を吐き）、顔を出したときにブハーと息を吸う。これがけっこう大きく呼吸をすることにつながっている。体の中に酸素が大量に入り、いったん、軽い酸欠状態を作っているので、入った酸素が、通常の呼吸よりも有効に使われていく。それによって、脂肪も燃焼していく。そんなシナリオが考えられる。僕は、前にイルカの本で、イルカの呼吸健康法というのを紹介した。苦しくなってがまんできなくなるまでお風呂に顔をつけ、顔を出したときに一気に酸素を取り込むというやり方だ。これだと、細胞が酸素を求めて求めて「早くほしい」というときに、どっと酸素が入るので、一気に細胞が活性化する。サボっていた細胞も、酸欠刺激を受けて、これじゃいけないと、働き始める。それと同じことが、プールでのレッスンでは起こっていたのだ。もうひとつが、ムコ多糖という健康食品を食べ始めたこと。この食品に関しては、ずっと取材してきた。驚くような症例がたくさんある。でも、自分では積極的に食べることをしなかった。1ヶ月ほど前、眼底出血がムコ多糖を飲み始めて4日目で改善したという方にあって、「飲まなきゃだめだよ」と強くすすめられ、きちんと飲むようになった。ムコ多糖というのは、体の中に水を保持するための物質で、コンドロイチンとかヒアルロン酸も、その一種である。健康と若返りにいい食品だ。体がしまったのには、この影響もあるのではないだろうかと思う。だぶだぶの体がちょっとしまってくると、プールへ行くのも積極的になる。泳ぎも上達する。プールへ行かない人は、ぜひ、お風呂でイルカの呼吸法を試してみるといいだろう。１．お風呂に顔をつける２．無理しない程度に、ギリギリまでがまんする３．顔を出して、いっぱい酸素を吸い込むこれを何度か繰り返す。毎日、続けること。ただし、くれぐれも無理をしすぎないこと。気を失うまで息を止めないでね。このダイエット、成果が出たら、ご報告ください。

  2006年07月16日

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• イルカとビジネスマン

  僕の知り合いに、財務コンサルタントをしている人がいる。本来なら、僕には、まったく縁のない世界の住人だ。ところが、彼は、ヒーリングにとても興味があって、ビジネスの世界にヒーリングの感性を持ち込もうとしている。そこで、彼と僕との縁ができた。「数字だけを追っかけているビジネスはもう限界」というのが、彼の持論である。その彼が、僕が10年ほど前に書いた「イルカが人を幸せにする理由」を読んで感動してくれた。「これは、ビジネスの研修に使えますよ」という意外な感想を、僕に話してくれたのだ。今、コーチングというのが流行っているけど、アメリカから入ってきたものは、どうしてもスキル中心になってしまっていて、彼も一時は、コーチングを取り入れたけれども、一時しのぎの対症療法でしかないと言う。コミュニケーションのスキルや仕事のテクニックを高めるだけでなく、「自分が何者で、何をしようとしているのか？　そして、この仕事や会社は自分にとってどんな意味があるのか」会社にかかわる一人ひとりがそうしたことまで突き詰めていかないと、会社は良くなっていかないと、彼は感じているのだ。「それに、コンサルタントが、高みにたって指導するという形も、受け入れられにくくなっています。イルカだといいですね。イルカみたいに生き、イルカみたいに仕事をし、イルカみたいに人とかかわる。コンサルタントに学ぶのではなく、イルカに学ぶ。そんな発想は、すごく新鮮で、閉塞状態に企業には歓迎されますよ」僕は、イルカは遊び心の天才だと思っている。人間がやってくると、性格や健康状態、経済状態、容姿など関係なく、好奇心いっぱいで遊んでくれる。あるうつ病で悩んでいた人は、イルカと泳いだことで、驚くほど元気になった。「僕は、何の役にも立たない人間のくずだと思っていました。でも、イルカは、僕を一人前の人間として扱ってくれました。お前は、役に立つ人間だよと言ってくれているような気がしました。すごく嬉しかったし、勇気が出ました」と涙を流していた。現代人は、遊び心をもつ余裕がなくなってしまっている。寝ないで働くことがいいとされ、遊び心などというと、ひんしゅくを買ってしまう。でも、車のハンドルでもブレーキでも、遊びがあるからコントロールができる。遊び心がないというのは、Ｆ１のレーシングカーに乗って走っているようなもので、ちょっとしたハンドルのミスが大事故につながってしまう。遊び心が失われて、人はストレスが積み重なり、体や心が壊れてしまっている。だから、イルカに学んで、もう少し、余裕をもった生き方をしようよというのが、イルカを通して僕が言いたかったこと。そうすることで、自分の良さや他人の長所を見ることができる。イルカの大好きな女の子に読まれた本だったけど、ビジネスマンにも、いろいろな気づきをもってもらえる内容だというのは、財務コンサルタントの感想を聞くまで、思ってもみなかった。イルカの新しい役割が見えてきたような気がする。僕のイルカの本は、もう手に入りにくくなっている。僕の手元にもほとんどない。昨日は、アマゾンで中古で出ているものを片っ端から注文した。イルカをもう一度、ビジネスマン向けに見直してみよと思っている。

  2006年06月18日

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• イルカと泳いでみませんか？

  ７月２９日からの御蔵島イルカツアー、Ｆさん父子が来れなくなってしまいました。お父さんのお仕事が忙しくてということで、ホント、残念です。Ｆさんとは古い友だちで、イルカが縁で再会しました。去年のイルカツアーは、うちの娘もお世話になって、「今年も、ウノをやるんだ！」と張り切っていたんだけど、また来年の楽しみとしておきます。ということで、イルカツアー３名、募集しています。出発　７月２９日　午後１０時３０分　東京・竹芝桟橋（浜松町）出航到着　７月３０日　午前６時　御蔵島到着ドルフィンスイム　７月３０日午後　３１日午前（希望者は、３１日午後、１日午前も可能です）帰りは、出発　８月１日　お昼ごろ東京着　８月１日　午後９時費用　参加費２泊３日　大人６万８０００円　子ども５万５０００円（宿泊、食事、ドルフィンスイム２回込み）船代は、行き９１３０円　帰り９２５０円がかかります。スノーケルなどをレンタルするときにはレンタル料も必要。また、御蔵島は、入り江がないので、ちょっと波が高いと船がつけません。最悪の場合、御蔵島に上陸できずに東京へ戻ってくるということもあります。また、海が荒れているときにはドルフィンスイムが中止になることもあります。自然が相手なので、その点はご了承ください。参加を希望される方は、左欄外のメールでお知らせください。ご質問がありましたら、メールで。

  2006年06月06日

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• 水の中でリラックスするって？

  「もっと力を抜いてください」　25メートルをばたばたとバタ足で泳ぎきった後のコーチからのアドバイスです。　息はハーハー、心臓はバクバク。「ハイ」　とは答えたものの、どうやって力を抜いていいのかわかりません。　前回は、下半身が沈んでいると言われました。　だから、腰をそらせて下半身を水面に浮かそうとしました。これが悪かったのか？　翌日、プールで自主錬しているときに、ぱっとひらめいた。　コーチの言葉どおりに、素直に力を抜けばいい。　力を抜くと、プカッとお尻が水面に浮き上がった。ああ、これだって、体が答えてくれました。そして、ゆっくりゆっくりと足を上下に動かすと、これまでとはぜんぜん、前進するスピードが違いました。疲れ方もまったく違う。　ひとつ、重要なコツをつかんだ気がしました。　生き方もきっとそうなんだろうな。　自然体ってやつ。　いろいろなこと、頭に詰めると、そこから力みが見てくる。やっぱり、イルカみたいに、そのときそのときを楽しみながら生きていればいい。　この夏のドルフィンスイムは、すごく楽しくなりそう。10回目くらいになるけど、力を抜いてリラックスした状態で会えるのははじめてかも。「やっと、わかったかね」　と、イルカさんに言われそうだ。

  2006年05月29日

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• スイミング

  5月から、スイミングスクールに通っている。僕と3人の娘。僕は、10年以上も前から、イルカと泳ぐと楽しいよと、本に書いたり、講演で話したりしています。ところがぎっちょん。僕はカナヅチ。そんなの詐欺だ！　といわれそうだが、本にはきちんとそのことが書いてあるし、講演でも「私は泳げません」とはっきりと言っている。「僕は、あなたと結婚する気はありませんが、お金をください」と女性に言って、お金をもらったとしても、それは結婚詐欺にはならないと思う。それと同じかどうかはわからないけど、泳げないイルカの先生ということで、けっこう多くの人に親しみを感じてもらってきた。でも、そろそろ、そこから卒業するかと決意したのは、娘たちがスイミングを習いたいと言い出したことに刺激されてのこと。日曜日の午前中は、娘たちとプールに行き、レッスンの復習をしたり、水遊びをしたりする。（レッスンは別の日）。泳ぎに関しては、娘たちとどっこいどっこい。しかし、海でスノーケリングをやっている分、プカプカ浮いて、一気に底に向かってもぐるのは、娘たちに教えることができる。一回転するくらい思い切ってもぐるんだと、偉そうに教えていると、驚くなかれ、長女と次女は、まるで人魚のように、水中を泳げるようになった。僕より、はるかにきれいにもぐって、一回転して海面に出てくる。僕が何年もかけて、やっとできるようになったことを、彼女たちはほんの15分ほどでマスターしてしまった。子どもの水への適応力はすごいと思わざるを得ない。この夏は長女と次女を連れて、御蔵島へ行く。イルカが待っているぞ。きっと、彼女たちは、イルカのように海を楽しむに違いない。僕も、彼女たちに負けず、明日はレッスン。御蔵島ツアーまでに泳げるようになるぞ！！！

  2006年05月23日

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• イルカのあいさつ

  9日の新聞に、「イルカ、名乗ってあいさつ」という記事が出ていました。イルカには、自分特有の「口笛」のような甲高い声を発し合っています。この口笛が、相手や物の名前ではないかという研究です。つまり、イルカは、声に反応しているのではなく、声が伝える内容を把握して、それに応じた反応をしているということがわかったのです。人間は、日本人なら「あいうえお・・・」という音を組み合わせて言葉を作り出し、それによってコミュニケーションしています。イルカは、あいうえおという音はないけど、声の周波数によって言葉を作り出していると考えればいいのでしょうか。われわれ陸上に住む動物は、五感のうちで、視覚がとても重要な働きをしています。光の世界ですから、目で見て情報を得るし、視覚に訴えることで情報を伝えます。しかし、水の中は、聴覚が主役になります。音の伝わる速度が空気中の何倍も速いそうだし、音が弱くなる比率も少ないと言います。だから、音で情報交換するのが、もっとも効率的なのです。それに、深海へ行けば、光のない闇の世界になります。そうなると、視覚はあまり役に立ちません。ですから、明確な音の変化がなくても、周波数の微妙な違いで、情報は伝わり合うということも、十分に考えられます。コミュニケーションをしているのは人間だけだと思いこんでいますが、そんなことはないと思います。犬だって、ネコだって、植物だって、お互いに自分の気持ちや意思を伝え合っているはずです。人間も、動物や植物たちと意思を通じ合わせることができたら、最高にすばらしいでしょう。「だれも見ていないからいいや」って、悪いこともできなくなります。殺人事件を、現場にあった観葉植物の証言によって解決するということもできるかもしれません。まずは、イルカからということでしょう。イルカたちが、「こんにちは」「元気？」「このごろ、ずいぶんたくさんの人間たちが遊ぶにくるね」「泳ぎはへたくそだけど、楽しい連中だよね」「ああ、また船の音だ」「今度はどんなのが来るのかなあ」「さあ、遊びに行こうぜ」なんて、会話をしていたら、楽しいなあ。

  2006年05月20日

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• ボクがイルカだったころ

  昔々、僕はイルカだった。大海原を自由に泳ぎ、毎日が楽しくて仕方なかった。そんな僕が悲劇に見舞われた。仲間から離れて一人で遊んでいたとき、漂ってきた海藻が、僕の噴気孔をふさいでしまったのだ。噴気孔というのは、鼻だから、ここをふさがれると、僕は息ができない。苦しい！！僕は、深く潜って力いっぱいジャンプしたり、お腹を上にして泳いだり、何とか、海藻をとろうと必死になった。でも、海藻はまるで強力な接着剤がついているかのように、噴気孔からはなれなかった。そんなことありえないことだった。原子力発電所が大爆発するより、もっとありえないことだった。それで、僕は死んでしまった。そのときの記憶を、僕の魂はずっと持ち続けている。だから、海が怖くて、泳げない僕がいた。そして、それでもイルカと縁ができて、イルカの本を書き、毎年、イルカと泳ぎにいくという僕もいた。苦しかったけど、きっと、僕は、イルカだったころの自分がとても好きだったのだと思う。やがて、僕は、海への恐怖を克服し、あのころの楽しい思い出を、もっともっとよみがえらせるだろう。海の中から空を見ると、地球に注ぎ込む太陽の光は希望を呼び寄せ、月の光は、夢を膨らませる。昔々、僕がイルカだったころ、僕はとてもしあわせだった。そして、人間になって、僕はもっとしあわせになった。

  2006年05月06日

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• イルカツアー、準備中

  温かくなって来て、イルカのにおいがしてきた。これまでは、出発前夜か当日に道具をバッグに詰め込んで、あたふたと出かけるイルカツアーだったが、今年は、ちょっと準備をしていくか。まずは、スノーケルのセット。泳いでいるうちに水中眼鏡に水が侵入するというのはやめよう。目が痛くなって、イルカどころではなくなってしまう。それに、コンタクトを買おう。使い捨ての奴。何年も前、前方にぼんやりと何か黒っぽい物体があったので、イルカかもしれないと近づいてみると、くらげだった。ひどい目にあった。今年こそ、視界ばっちりの中でイルカに合おう。そして、泳ぎ。スノーケルをしていると、水中眼鏡や足ヒレが浮き輪がわりになってくれて沈まないけど、浮いているだけというのは、ちょっと物足りない。海への恐怖は減ってきたが、泳げないというのは、大きなネックだ。この10年くらい、「泳げないのにイルカの本を書いているんだ」と虚勢を張っていたが、もうそれもいいだろう。泳げないことに固辞する必要はない。本心は、かっこうよく泳ぎたいのだから。新しいスノーケルを買って、泳ぎもできるようになって、御蔵島へ出かける。これも、50の手習いということになるのだろうか。

  2006年05月05日

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• 運動、始めました

  7月末にイルカツアーなので、そろそろ準備をと思っています。一番の問題は体力。地下鉄の階段を歩くくらいしか運動をしない日々。これでは足腰がふにゃふにゃ。まずは、お散歩から。ちょうど、娘が学校でリレーがあって、少しは走るのが速くなりたいというので、近くの公園まで速足で歩くことにしました。娘は、公園の階段でちょっとハードなトレーニングを始めました。それと、いよいよ水泳のトレーニングをしようと決心しました。まったく泳げないまま、15年もイルカと付き合っています。別に、それもいいけど、泳げたらもっと面白いかもしれません。去年の御蔵島は、今までで最高に面白くて、いよいよ海に目覚めるかという兆しを感じました。ちょうど、近くにスイミングスクールがあって、ファミリー会員になれば、安くプールが使えるし、レッスンも受けられるという情報が入ってきたので、子どもたちの練習にもなることだし、やってみるかと思った次第です。昔昔、僕がイルカだったころ、噴気孔に海藻が詰まって溺れ死んでしまったということがあったようです。その記憶が、僕を海に対して臆病にさせているのです。いよいよそのトラウマから完全に解放されるのが、今年の夏ということになりそうです。泳ぎは体にもいいし、ちょっと体重も気になってきているところだし、何もかもプラスに働くような気がします。

  2006年04月23日

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• 八戸のクジラ

  昔、昔、八戸の沖に八太郎というクジラが住んでいました。八太郎は、人間がとても大好きで、いつも漁のお手伝いをしていました。沖の方から魚たちを港へと追い込んでは、漁師たちを助けていたのです。人間たちも、八太郎を大切な仲間として認めていました。ある日、八太郎は、八戸の沖を離れて、紀伊半島の方まで出かけていきました。ずっと長い間、人間と仲良くしていたので、ついつい油断したのでしょう。クジラ漁の船団に見つかり、モリを背中に打ち込まれてしまったのです。命からがら、八太郎は八戸へ帰ってきました。しかし、傷がひどくて、やがて浜に打ち上げられて息絶えてしまいました。八戸の人たちは、悲しみました。そして、彼を神様として神社に祭ったのです。海の見える小高い丘に、その神社はあります。八太郎の姿に似た岩があるとのことです。そして、大きな橋に、「八太郎橋」と名づけるなど、いろいろな形で八太郎を偲んだのです。というお話があるそうです。もうひとつ、これは実話ですが、1818年、188頭のクジラが、八戸から八木沢にかけての浜に座礁したと言います。この数字といい、地名といい、何か意味ありげです。このときのクジラたちが祭られているのが、鯨州ｊ神社です。一昨年、大きな台風が、いくつも日本に上陸したことがありました。このとき、鯨州神社に願をかけたら、台風がおさまったという話もあります。鯨は、海の神様の使いかもしれません。そして、八太郎の話も、鯨州神社も、人間と鯨のいい関係を思い起こさせるエピソードだと思います。八戸は、本当に、気持ちのいいところでした。

  2006年04月18日

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• 出あいと出版

  本を作るにはノリがとても大切です。「イルカが人を癒す」という本が1994年に出ました。イルカブームのさきがけとなったというような評価もされるほどの大活躍でした。実際、たくさん売れて、この本がきっかけでイルカ好きとたくさん知り合うことができました。イルカと氣を関連づけた、当時としては新しい切り口の内容でした。この本が出た頃、大阪で一人の大学教授に出会って、本を送りました。そしたら、手紙をいただいて、「エンデの話と似ていますね」と言われました。当時、エンデと言われても、ぜんぜんわかりませんでしたが、やがて、有名なドイツの作家だとわかるわけです。そして、彼の代表作に、「モモ」や「果てしない物語」があると知ることになりました。果てしない物語の英語のタイトルが、「ネバーエンディング・ストーリー」でした。今回の動物の過去世の本に、「犬たちのネバーエンディング・ストーリー」というタイトルをつけたのも、そうした伏線があってのことです。イルカの話ですが、この本が世に出たのも、ひとりの編集者との出会いからでした。確か、一度仕事を手伝ったことがあって、それからしばらくして、彼の勤める会社であれこれ雑談しているときに、イルカの話が出ました。「この間、イルカと泳いできましてね」という私の一言から、「いいですね。僕もダイビングが大好きで、家内はイルカが大好きなんですよ」と、イルカの話が盛り上がり、急に、「じゃあ、イルカの本、作りましょうか」ということになりました。15分～20分ほどの話です。私が、イルカの先生などと言われるようになったのも、それがきっかけでした。このノリが、本にエネルギーを注入したのだと思います。その編集者も、今はフリーで活躍しています。しばらく前、帰りの電車でばったり会うという偶然もありました。彼は、イラストをとりに行くため、その電車に乗っていたのです。それも、私が最初に乗り込んだ車両から、ぶらぶらと空いている席を探しているときに、「あれっ」と声をかけられました。普段なら、席を探しに別の車両に行くことはありません。だいたい、空いているはずもありませんし。それでも、別の車両に足が向かった。これは何かあるぞと、ウキウキしてしまいました。その編集者と、新しい仕事が始まりました。本当に、人と人との出会いというのは不思議がいっぱいです。

  2006年04月07日

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• 御蔵島でイルカと泳ぐツアー

  今年は、7月29日から8月3日まで、御蔵島へ行きます。まだチラシもできていない状況なのですが、口コミで2クール20名の定員がいっぱいになりました。こんなに早くいっぱいになると思っていなかったので、声をかけますよと約束していた人には約束違反になってしまいますが、どうぞご容赦ください。前半は、小学生、中学生が6人もいるジュニアクラス、後半は10代後半～20代が中心のヤングクラスという形に結果的になりました。イルカと泳いで海を見ながらのんびりして、そしてカキ氷がおいしい！楽しくなりそうです。来年は、小笠原へ行こうと計画しています。パラオも行きたいなあ。

  2006年04月03日

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• ドルフィンスイム

  いよいよ、今年の御蔵島ドルフィンスイムの概要が決まりました。7月29日出発の3泊4日（1泊は船中）と7月31日出発の3泊4日（1泊は船中）の２本です。我が家は、小４の長女と小２の次女を連れていきます。昨年は、長女が大喜びしました。その姿に次女も触発され、「私も行く」ということになったのです。イルカも楽しかったし、カキ氷もおいしかったし、一緒に行った仲間とも楽しく遊んだし、長女にとっては、忘れがたい思い出になっているようです。僕も、去年は最高に楽しかった。今からワクワクしています。

  2006年03月22日

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• 今年もイルカに会いに行きます

  滋賀のアコちゃんから電話がありました。彼女は、御蔵島（写真の島です。三宅島の近くで、東京を夜11時ごろに出航して朝の6時ごろに着きます）のイルカツアーを企画してくれるドルフィンガールです。御蔵島、小笠原、バハマ、パラオ、ハワイなど、あちこちの海でイルカと遊んでいます。おととしから、御蔵島へ一緒に行っています。去年は、我が家の長女（小４）も一緒に行きました。泳げもしないのに、怖がることなく海に飛び込んでいました。こっちがはらはらどきどきです。僕は、実は泳げません。はじめて、イルカと泳ぎに行ったのも、仕事だから仕方なくという感じでした。バハマの海は真っ青で、白い砂がまぶしいヒーリングスポットでした。そして、イルカがそこにいるのだから、楽園ですよ。でも、泳げない僕にとっては、一週間を船にのって暮らすというのは、けっこうなストレス。船に乗っているだけならいいけど、海に入るのは怖くてたまらない。でも、イルカがくれば、仕事だから、海に入らざるを得ない。「イルカなんか来なくていいよ」と、最初はそんなことを思っていました。そんな情けない状態での初体験でしたが、今では毎年、イルカに会いに行っていますから、これも成長かな。でも、いまだに泳げません。スノーケルをつけていれば、沈まないことがわかってからは、やっと怖さはほとんどなくなりました。プカプカ浮いているだけですが、それでも、イルカの方から近づいてきてくれます。一昨年御蔵島へ初めて行って（200頭くらいのイルカが定住しています）、去年は楽しかったなあ。カキ氷を食べさせてくれる店が一軒あって、そこで食べた氷小豆はおいしかった。この島、水がすごくおいしいので、氷も格別。今年も、具体的な日程などが、決まりつつあります。アコちゃんのように、一から全部やってくれる人がいると、ホント楽です。20日あたりから、参加者を募る予定です。

  2006年03月16日

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• 松島水族館を甦らせよう～仙台発

  小さくて古くて小汚い松島水族館。もうつぶしてしまいたいという話しもあったようだけど、いい形で存続させたいという、イルカ好きたちの動きがあって、いま、新しく作り直そうという方向に動いているようです。存続させるにも、イルカが目玉になるわけで、イルカショーという単純な発想ではなく、もっと面白いことができるはずと、市民グループが動いています。イルカセラピーもいいし、全国の水族館などで働いてきたイルカたちが老後を過ごす場所もいいのではと、アイデアが出ているようです。北海道の旭山動物園のように、起死回生の大逆転の発想ができればすごいと思います。アイデアがありましたら、お寄せください。

  2006年03月15日

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• どういうこと？

  開設したとたんに、来訪者が25人になっているというのはどういうこと？僕の前のブログものぞきにきてくださいよ。http://blogs.yahoo.co.jp/dolphinoha/まだ一桁ですよ。どうがんばっても、今日一日で30件くらいだと思う。よーわからん？？？

  2006年03月14日

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• こちらへ移転してきました。

  おたえたえたえさんにすすめられて、こちらへ移転してきました。前のところでは、来訪者が多くて40人くらい、少ないと一桁だと話したら、大笑いされました。楽天だといっぱいくるよ、といわれたけど、ずっと寂しいブログをやってきたので、にわかには信じられません。多ければいいというものでもないからねと、強がっていたけど、やっぱり、あまりのぞいてもらえないというのは、ホントは寂しいのです。毎日、何か書きますので、どうぞ来てくださいね。

  2006年03月14日

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