NIKITA (ニキータ)〜自由気ままに映画日記
今回の一言
ラストシーンのマルコはいい!!
1990 フランス、イタリア
アクション、ヒューマン
監督
リュック・ベッソン
Cast
アンヌ・パリロー
チェッキー・カリョ
ジャン=ユーグ・アングラード
ジャンヌ・モロー
ジャン・レノ
ストーリー
深夜のパリの街を仲間達と歩く不良少女ニキータ。
その日は不良仲間の薬局にクスリを盗みに来ていたが、そこへ通報を受けた警察が現れ、撃ち合いとなってしまう。
しかしニキータは薬の作用で朦朧としており、机の下に座り込んだままだった。
そこへ警官に撃たれた仲間の銃が落ちてきた。
やがて撃ち合いが終わり警官達が店に乗り込んで来た。
ニキータを見つけた警官が近寄って来たが、ニキータは仲間の銃を拾っており、警官を撃ち殺した。
そのままニキータは逮捕され、無期懲役が言い渡されたが、判決が不服だった為暴れ回り、死刑となってしまう。
こうしてニキータは薬物を注射された。
目が覚めるとニキータはまだ生きていた。
そこは政府の管轄に置かれた非公式の育成所。
ニキータは公式には死んだ事にされ、葬式も執り行われていた。
与えられた選択肢は2つ。
生きて政府の訓練を受けるか、死ぬかだった...。
感想
アンヌ・パリローは私はあまり綺麗な人だとは思わないんですがね。
口が悪いですが、40代のババアだと言っても納得するぐらいおブスだと思うんですけど。笑
目尻のシワとかヤバイし。
20代の役はいくらなんでも無理があると思いますね。笑
しかもリメイク版の「アサシン」と比べても、あまり洗練され気品のある女性になった様には見えないんですよね。
カツラ被らされてメイク教わっただけな気がするんですが。笑
しかもマルコとの食事シーンでもご飯の食べ方とかめっちゃモリモリ食ってたし。笑
さらにすっごく不思議な事が2つあるのですが、1つは無期懲役が言い渡された後、ニキータが暴れ回って、次のシーンでは死刑執行なんですよね。
え???
暴れまわったくらいで判決が変わる事なんてあるの?
謎です。
そしてもう1つはマルコはどうやってニキータの本当の姿を知ったのか?です。
謎です。
あとヴィクトルと大使館に潜入するシーンはけっこーストーリーに無理があります。
あからさまに女ってバレるだろ!それは!笑
リメイク版「アサシン」でもここはちょっとストーリー変えてありますし。
それはいくらなんでも強引過ぎると判断したのではないでしょうかね?笑
個人的には今作より「アサシン」の方が好きです。
ブリジット・フォンダの方が綺麗だと思いますし、どーしようもない不良少女から洗練された大人の女性への変身ぶりも徹底されてます。
またホテルが爆発したりして、マギーのやってる事がどんな事か?と言うのが分かりやすいですし。
家もJ・Pが愛の証として写真をたくさん撮って飾ってる感じがなんかラブラブで良いです。
でもボブとの関係性はあからさまな「アサシン」よりもこちらの方が良いです。
恋愛とはどこか違うけど惹かれてる感、絶妙さ加減が良いです。
「アサシン」のガブリエル・バーンは素晴らしい俳優さんなんですが目がエロいんですよね。
下心のありそうな目をしてるんですなー。
こちらのボブ、チェッキー・カリョはもっと大きな愛を持ってる感じがします。
まぁお国柄が違えば、表現方法も違うと言われたらそうなのかもしれませんけど。
今作のマルコはどこかパッとしないんですが、ラストシーンも「アサシン」より今作の方が好きなんですよね。
今までなんか物足りなかったマルコがとてもかっこよかったです!!
私は邦画やヨーロッパ作品の台詞の少なさがあまり得意ではないのですが、あのラストシーンの感じは良い!!
あの言葉の少ない感じが、色々と含みがあって良いです。
まぁなんだかんだで「ニキータ」も「アサシン」もそれなりには楽しめますが、後は好みの問題です。
my評価5点(10点満点中)
概要
フランス人映画監督リュック・ベッソンを世界に押し出した出世作。
彼の作品の中で最も人気の高い「LEON」は今作で実力を示した事で、ハリウッドで撮影する事となった。
ベッソン自身は「「ニキータ」は僕にとって自分を壊して飛び出した作品。僕の作品は「ニキータ」以前と以後とで分けられる。」と語っている。
また主演のアンヌ・パリローとベッソンはこの時夫婦であったが、1991年に離婚している。
今作でアンヌ・パリローはセザール賞主演女優賞を受賞している。
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