[映画(の)]の記事一覧 | 和希ちゃん8383のブログ

信長協奏曲(のぶながコンツェルト)〜自由気ままに映画日記

今回の一言あのスマホがどうなってるのか疑問。 2016 日本史劇監督松山博昭 Cast 小栗旬柴咲コウ向井理高嶋政宏山田孝之ストーリーある日突然、戦国時代にタイムスリップしてしまった高校生、サブローはそこで自分と全く同じ顔をした男と出くわす。その男は自分の代わりに信長になってくれと頼み、どこかへと去ってしまった。こうして織田信長を追ってきた家臣に信長と間違われ、サブローは織田信長として生きる事となった。そしてサブローはついに安土城を築いた。そこへ松永久秀がやって来て「残される家臣達の為に築いたんだな」と言われる。歴史を全く知らないお馬鹿なサブローはなんの事だか分からず、同じく現代からタイムスリップしてやって来た松永久秀に問う。サブローがタイムスリップした際に鞄に入っていた歴史の教科書はかつて盗まれ、今はどこにあるかも分からなかったが、松永久秀はその歴史の教科書を入手しており、サブローに見せた。歴史を変えるつもりで生きて来たサブローにとって教科書の内容は愕然とするものだった。かつての戦いも、安土城建築も、全て歴史通りだったのだ。さらに松永久秀は信長がもうすぐ死ぬ事を伝える。教科書には確かに「織田信長は明智光秀に討たれる」とあった。しかし肝心な部分は、以前に同じくタイムスリップしてやって来た斎藤道三が、サブローが歴史を変えてくれる事を信じて破ってしまった為、いつどこで殺されるのか分からなかった。それでも歴史を知り、自分のやって来た事は全く歴史を変えてなかった事を知ったサブローは打ちひしがれてしまうのだった...。感想うん、まぁドラマ観てない人は全く分からないよね～って感じですね。個人的にはDVDで良くない？と思ってたんですが、旦那がどーしても観たいというので行ってみたら、劇場は女子だらけ。映画を観終わってみると、あんなに行きたがってた本人が「DVDでも良かった」とか言ってました。笑まぁそんなわけで、お気楽エンターテイメント作品なのでそれなりに楽しめますよってぐらいです。いずれ民放でも放送するでしょうし。ドラマ版から観てる人達の気持ちはひとえに「歴史は変わったのか？」です。本能寺の変が起こるのか？本能寺の変は起こっても生き延びるのか？と、そこだけを引っ張って映画化までこぎつけたんだから、まぁ脚本、演出は素晴らしかったんでしょうね～。私も毎週観てましたが、まぁ普通に面白いドラマでした。結末を話してしまうと無意味な作品なので、何も語れないのが残念ですが、一番疑問に思ったのは河童の存在です。なぜ外人？笑てゆーか日本を代表する妖怪・河童の正体がアレってのはかなり笑えます。笑そしてさらに疑問に思ったのは、その外人ももちろんその後はあの時代で生きていったわけです。もちろんコンセントないし、スマホは充電出来ません。何十年だか分かりませんが、ずーっと電源OFFにしてて、時折電源ONにして動作確認をしてみたらどのくらいもつのでしょうかね？本当に動画取れるだけの電池もつのかね？笑甚だ疑問です。疑問すらあまり言うとネタバレしてしまうので非常に残念ですが、とにかくツッコミどころは満載なものの、それなりに楽しめます。 my評価6点(10点満点中) 概要原作は日本人漫画家、石井あゆみの同名漫画。小学館から発行している月刊少年漫画雑誌「ゲッサン」の創刊号から現在も連載中である。第57回小学館漫画賞少年向け部門を受賞し、「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」で第7位を獲得。 2014年にフジテレビ開局55周年記念プロジェクトとして連続TVアニメ、連続実写TVドラマ、実写映画化を順次展開した。

ノーベル殺人事件〜自由気ままに映画日記

今回の一言確かに「ミレニアム」の雰囲気はあるけども。 2012 スウェーデンサスペンス、ミステリー監督ペーテル・フリント Cast マリン・クレピンビョーン・シェルマンレイフ・アンドレーカイサ・エルンストアンチュ・トラウェストーリー 12月10日、スウェーデン、ストックホルム。この日はアルフレッド・ノーベルの命日であり、それに合わせて毎年ノーベル賞授賞式が開かれる。その後は晩餐会が開かれるが、新聞記者のアニカ・ベングッソンもこの晩餐会に出席し、式についての最新情報を会社に報告していた。その後の舞踏会も参加したアニカだったが、式の最中、ES細胞の研究で賞を受賞したヴィーゼル博士とヴィーゼル博士とダンスを踊っていたノーベル賞選考委員会長キャロリン・フォン・ベーリングが何者かに撃たれてしまう。 2人を撃ったと思われる女性を目撃していたアニカは警察で話をする事になった。その後、現場に居たアニカは他社を出し抜けるほどの大スクープを書く事が出来ると意気揚々としていたが、警察官アンデルスはアニカを重要参考人にしてしまう。法律で重要参考人は情報開示を禁じる事が出来るとあり、アニカはせっかくの大スクープを書く事が出来なくなってしまう。ヴィーゼル博士は何とか一命を取り留めたが、キャロリン・フォン・ベーリングは死亡してしまった。そんな中、ヴィーゼル博士はユダヤ人であった為、アルカイダ系組織「ノイエ・ジハード」に狙われたのではないか？という話が出る。仕事仲間達はその路線で国際テロ組織や国内の安全について、「ノイエ・ジハード」について記事にしようと動き出すが、アニカだけは違う考え方だった。警備が厳重なノーベル賞舞踏会に忍び込み、至近距離からターゲットに発砲し、警察の厳戒態勢を突破するだけの能力を持つプロがヴィーゼル博士を殺しきれない事などあるのだろうか？もしかして狙われたのはノーベル賞選考委員会長のキャロリンの方だったのではないか？と。箝口令のせいで記事が書けないアニカは芸能部に回されたが、仕事とは別に独自でキャロリンについて調べ始めるのだった...。感想王道スタイルのサスペンスミステリーです。とてもシンプルで無駄も少なく、謎解き要素も難解すぎず悪くないです。ただ近年の大どんでん返しだとかド派手なアクションとかはないので、古典的なサスペンスが好きな人向けだと思います。私はヒッチコック好きなので、全然問題なく楽しめました。また私の大好きな「ミレニアム」のスタッフが集結したとあって楽しみにしていましたが、確かに「ミレニアム」に通づる雰囲気はチラホラあります。特に音楽は「ミレニアム」っぽいなぁと感じましたし、所々のスウェーデンの街並みなんかも「ミレニアム」っぽくて悪くないです。記者というのも共通点ですし。 (カテゴリ別一覧「映画(み)」から見れますのでよろしくどうぞ) テンポも早すぎず遅すぎず丁度良いです。しかし「ミレニアム」の時も思ったんですが、あまり人の区別が付かないんですよね～。私、スウェーデン人を見分けるの苦手なのかしら？「ミレニアム」の時ほど登場人物は多くないのですが、スーツ着てて髪型も似てたりするともう誰が誰だか...。笑とにかくそれなりに楽しめましたが、問題点もありました。そもそも原作はシリーズ物らしいんですが、映画化にあたりシリーズ化してるのかちょっとよく分かりません。ですが警察のアンデルスとアニカは顔見知りみたいだし、その辺の説明はないので謎です。しかも向かいの奥さんと旦那がなんとなく良い雰囲気っぽくて、そこにイラつくアニカのシーンがあるんですが、その辺はどうなったのか？描かれてないので意味不な伏線です。さらにその向かいの夫婦の子供にアニカの子供がいじめられていてちょっとしたゴタゴタが描かれるんですが、その辺も中途半端なまま映画が終わるので、無くて良かった伏線です。そんな宙ぶらりんの状態なのにラストに幸せそうなアニカ家族の映像が差し込まれてるので、非常に腑に落ちません。また「ミレニアム」の様にキャラが立ってないのも問題です。アニカは綺麗な人ですがなんとなくちょっと足りない感があります。子ネコ役のアンチュ・トラウェは華があったんですが、ラストがおかしな事になるのでもったいないキャラだな～と感じます。あんなに完璧なプロなのに、ラストにスーパーミスとも言えるとんでもない事が起こるので逆にシュールで笑っちゃいました。カッコいいキャラなのに...。泣しかも「瞳が金色だった」との証言から、子ネコの存在が浮上するんですが、アンチュ・トラウェ、作中で思いっきり黒っぽい茶色の瞳なんですよね。よく分からないですね。つまるところ「ミレニアム」っぽい雰囲気はありますが、「ミレニアム」には勝てません。笑でもそれなりに楽しめます。王道スタイルのサスペンスミステリーが好きな人は好きだと思います。 my評価6点(10点満点中) 概要原作はスウェーデン人推理作家、ジャーナリストのリサ・マークルンドの「ノーベルの遺志」。アニカ・ベングッソンを主人公とする「アニカ・ベングッソンシリーズ」は全部で8作品あり、全世界30ヶ国で翻訳され、累計900万部を突破した大ベストセラーシリーズである。今作でリサ・マークルンドはプロデューサーを務めている。また今作は本国スウェーデンで好評で、その後もマリン・クレピン主演で続編がビデオ化されているが、日本ではDVD化されていない。【送料無料】ノーベル殺人事件/マリン・クレピン[DVD]【返品種別A】【新品】【DVD】ノーベル殺人事件　マリン・クレピン【店内ポイント最大10倍】[DVD洋]ノーベル殺人事件／中古DVD(AN-SH201502)【中古】【5/18・11時迄】

のら猫の日記〜自由気ままに映画日記

今回の一言こんなところに隠れた良作が！！ 1996 アメリカドラマ監督リサ・クルーガー Cast スカーレット・ヨハンソンアレクサ・パラディノメアリー・ケイ・プレイスストーリー 11歳のアマンダ(マニー)と16歳のローレル(ロー)は2人旅をしていた。 2人の親はロクでもない親で、父親は誰かもわからず、母親は酒を飲んでは子供達に酷い仕打ちをしていた。だからローは、母親が死んだ時に母親の持ち物であった車を隠し、里親に出されたマニーを「誘拐」して2人旅に出たのだ。マニーは新しい里親の元では車庫で寝泊まりさせられていたが、それ以外は本人曰くそこまで不自由な生活は送っていなかった。しかしそれでもローと2人旅に出る事は、マニーにとっても嬉しかった。食事は万引きをし、ガソリンはローが男の子と寝る事で分けてもらい、時折モデルハウスなどに忍び込んでは風呂に入ったり、ベッドで寝たりしていた。そんな気ままな2人の生活の中、マニーはローが妊娠している事に気付いていたが、ロー自身は最近太ったとしか思っていなかった。しかしマニーがローが寝てる間にこっそりお腹に耳を当ててみた事で、眠りから覚めたロー自身も妊娠したと気付く。病院に行き、堕胎したいと話すが、先生はすでに臨月だと話した。突然突き付けられた現実に愕然とするロー。とにかく出産にむけ本を読む事にした2人は、ベビー用品店に向かった。そのベビー用品店に勤めていたエレインという店員がとても赤ん坊の事に詳しいのを知った2人は彼女を誘拐する事にした。マニーの誘拐犯であり金のないローが、病院で出産する事は出来なかったからである...。感想こんなところに隠れた良作がありました！！あまり知名度の高くなさそうな作品で、こんな作品があった事は全然知りませんでした。スカーレット・ヨハンソンも「真珠の耳飾りの少女」で(下の方にあるカテゴリ別一覧検索「映画(し)」から見れますのでよろしくどうぞ)初めて知りましたが、当時は今ほど知名度もなかったので、新しくスターを発掘した！くらいに思ってたんですが、1994年にデビューしてたんですねぇ。今作は彼女の3作目になるわけで、まだ子供なんですけど、顔はすでに出来上がってますね。笑そして演技も悪くなかったと思います。素朴な感じも良かったですし、ローに比べて冷静さを持ってるところなんかも、変に大人びた子供という鼻につく感じはなく、素直に入ってきてとても好感が持てます。ローに比べると、母親に対して酷い記憶が少ないのか、母親=悪という感覚を持ってる様には見えません。その辺のローとの対比も良かったです。ロー役のアレクサ・パラディノはそこまで演技が上手いというわけではありませんが、思春期の不良少女らしさはありました。何かにいつもイラついてるところや、CAへの憧れを捨て切れず「ごっこ遊び」をするところ、そして育ちが悪い為妊娠～出産への知識がない事なんかがリアルでした。それでもスレ過ぎてないところがあって、マニーへの思いや、なんだかんだ言って産まれてくる赤ん坊を不幸にはさせたくないと思うところが、とても良かったです。このまだ若い2人を堂々の演技で引っ張っていたのがメアリー・ケイ・プレイス。ベテラン女優さんですね。彼女が居ると映画がピリッと引き締まります。それがストーリーにも合っていて、とても良かったです。 3人の演技も素晴らしかったんですが、そもそもストーリーがなかなか見た事ない展開で面白いんですよね。いくら病院にいけないからって誘拐するか？しかも10代の子供2人に誘拐させるってなかなかすごい脚本ですよね。笑しかしエレインが「贈り物」の話をする辺りから、3人の関係性が変わってきて、それもまた面白いんですよね。エレインが求めてる物とマニーとローが求めてる物が、実は同じである事が段々と分かってくるんです。エレインも頭の悪い人ではなく、長年生きた知恵と愛を持って、2人に接しました。とても素敵な話でした。ストーリーには難がありますが、そこを許せるほど3人の心理描写が見事でした。とても面白い作品で、知名度も低く隠れた良作！って感じで気に入りました。スカーレット・ヨハンソン好きの方や、ヒューマンドラマ好き、ファミリードラマ好き、また妊娠～出産の愛溢れるお話好きの方も楽しめると思います。オススメです！ my評価7点(10点満点中) 概要リサ・クルーガーの初長編監督作品であり、初脚本作品でもある。リサ・クルーガーは1996年インディペンデント・スピリット賞で新人作品賞、新人監督賞を受賞している。撮影は兄弟のトム・クルーガーが担当した。スカーレット・ヨハンソンは1994年にデビューし、今作が3作目の出演作となった。【店内ポイント最大10倍】[DVD洋]のら猫の日記／中古DVD【中古】【ポイント期間★12/4・20時〜12/10・10時迄】【12/4 20時から12/10 10時まで★全品ポイント10倍★☆期間限定】のら猫の日記 [字幕][スカーレット・ヨハンソン]｜中古DVD【中古】

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア〜自由気ままに映画日記

1997 ドイツヒューマン、アクション監督トーマス・ヤーン Cast ティル・シュヴァィガーヤン・ヨーゼフ・リーファスストーリーテニスボール大の腫瘍を脳に抱えたマーチンと、末期骨髄種のルディはそれぞれ余命わずかと宣告されていた。たまたま病院で同室になった2人はひょんな事から、病院の厨房でこっそり酒を飲む事に...。そこでルディはマーチンに海を見た事がないと話す。マーチンは「天国じゃみんなが海の話をするんだぜぇ。海を見た事がない奴はドジなのけ者になるしかない...おまえ、話には加われないぜ。」と言う。そして酔った2人は病室には帰らず駐車場へと向かった。ベイビーブルーのベンツを盗み、人生最大で、おそらく最後の冒険へ出発した。盗んだ車がギャングのものだとも知らずに...。公開されるや本国ドイツで350万人を動員し、その年のドイツ映画動員数1位を記録した。本作でドイツ映画界に彗星のごとく現れた監督トーマス・ヤーンは、キレのいい派手なアクションと斬新なユーモア、そして見る者の心を掴むサウンドで「ドイツのタランティーノ」と称され、これまで「芸術」として語られてきたドイツ映画のイメージを破り「娯楽」としてのドイツ映画のパワーを見せつけ、ドイツ映画界の話題を独占した。タイトルにもなったサウンド「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」はロックの神様ボブ・ディランが1973年に発表した名曲。本作ではドイツの人気バンドSELIG(ゼーリッヒ)がカバーした。 my評価8点(10点満点中) ザ・エンターテイメントです！！そしてテンポも非常に良かったです。映像がちょっと見にくい感じはありましたが、これは味があって逆に良かったかもしれないし、意図的だったのかも？しれません。そして特に良かったのはルディが(ネタバレしてしまうのでうまく言えませんが)途中とラストで180度違う行動を取るのに、意味合いが同じというところです。「男の友情」ってやつをとてつもなく感じた瞬間でした。最高でした！！ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの「最高の人生の見つけ方」も同じ様な内容でしたがこっちのが全っっっ然良かったです！！【新品】【洋画】ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアアスミック・タイトル\1890(税込)シリーズ(DVD) 【中古】ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアデジタルニューマスター版／ティル・シュヴァイガーDVD／洋画ドラマ

ノーカントリー〜自由気ままに映画日記

2007 アメリカドラマ、バイオレンス監督ジョエル・コーエンイーサン・コーエン Cast トミー・リー・ジョーンズハビエル・バルデムジョシュ・ブローリンケリー・マクドナルドストーリー 1980年のアメリカ、テキサス州西部。祖父も父も保安官で、自身も25年間保安官をやっているエド・トム・ベルは凶悪化する犯罪を憂いていた。その頃、リオ・グランデ川近郊で狩りをしていたルウェリン・モスは死体が散乱していた現場に遭遇する。察するに麻薬取り引きが失敗し、銃撃戦になった様だった。瀕死のメキシコ人、取り残された麻薬、そしてブリーフケース。モスがブリーフケースを開けると中身はやはり金だった。瀕死のメキシコ人が「水が欲しい」と言っていたが、ルウェリンはそれを無視し、ブリーフケースを持ち足早にその場を立ち去った...。原作はアメリカの小説家コーマック・マッカーシーの小説「血と暴力の国」。 2007年第80回アカデミー賞では8部門にノミネート。作品賞、監督賞、脚本賞を受賞。さらに冷酷な殺人鬼アントン・シガーを演じたハビエル・バルデムが助演男優賞を受賞。またアカデミー賞だけでなく、様々な映画祭で数々の賞を受賞し、コーエン兄弟監督の最大のヒット作となった。 my評価4点(10点満点中) アントン・シガー役のハビエル・バルデムは変な髪型で長身の変な男で、とてつもなく印象的でした。まったく表情を変えなかったり、息を止めてる様な様子がとにかく気味が悪かったです。とにかく光っていました。題名の「ノーカントリー」は住む国がないという意味らしいですが。私がこの作品に感じたのは、凶悪化する犯罪に何か理解出来るものがあるのだろうか？という事です。つまり殺人が起こった時、その動機は金銭トラブルだったり、痴情のもつれだったり、怨恨だったりします。これは長い人生の中でそーゆー事もあるかもしれないと納得出来るのです。しかし、ただ殺したかった、誰でも良かったなどという犯罪に果たして何があるのでしょうか？納得や理解が出来るのでしょうか？この作品はそーゆーものだと思うのです。シガーは依頼を請け負ってはいますが、本当に金が必要で請け負っているのか？殺したかっただけではないのか？いやいや、殺すことになど何も感じていないのではないか？シガーは何の為に生きているのか？結局何もない。のです。あるのは血と暴力だけ。アカデミー賞作品賞を受賞した作品は私の好みでない事が多いです。今作もそうでした。とても難しい内容だったと思います。私の解釈があっているのかはわかりませんが、この作品はストーリー重視ではなく、先程書いた根底にある「何か」をどう感じるかが重要だと思います。【新品】【洋画】PHNE113632/ノーカントリー(DVD) 【中古】【DVD】ノーカントリー　スペシャル・コレクターズ・エディション/洋画ノーカントリー　【字幕・吹替え】トミー・リー・ジョーンズノーカントリースペシャル・コレクターズ・エディション/トミー・リー・ジョーンズ[DVD]【返品種別A】