[映画(め)]の記事一覧 | 和希ちゃん8383のブログ

メタルヘッド〜自由気ままに映画日記

今回の一言クソッタレな人生へ！と本当は言いたい。 2011 アメリカヒューマン監督スペンサー・サッサー Cast ジョセフ・ゴードン=レヴィットデヴィン・ブロシューナタリー・ポートマンレイン・ウィルソンパイパー・ローニーストーリー少年T.J.と父親のポールは2ヶ月前、交通事故で愛する妻であり母親でもある人を亡くした。その後、祖母マデリンの家に引っ越した2人だったが、ポールはショックから立ち直れず、仕事を辞め1日中部屋にこもってしまっていた。 T.J.はそんな父親が許せず、母親の面影を探す日々を過ごしていた。ポールは逆に愛する妻の面影のあるものは全て手放そうとしており、事故にあった車も廃車にして業者に渡してしまう。それを知ったT.J.はなんとか車を取り戻そうと躍起になっていたが、業者はT.J.など御構い無しだった。そんなある日、建築中の建物ばかりの通りを通ってる途中にT.J.はつまづいて転んでしまう。日々の苛立ちが溜まりに溜まっていたT.J.は、思わず近くにあった石を建築中の建物のガラス窓にぶつけ割ってしまう。すると中からいかにもマトモじゃない危なそうな長髪の男が出てきて、T.J.を捕まえる。恐怖におののくT.J.だったが、そこへ警察がやって来る。長髪の男はいきなり手製の手榴弾の様な物を警察に向かって投げつけ爆発の隙に逃げ出した。何がなんだか分からないT.J.だったが、とりあえず難を逃れ学校へ向かう。しかし逃げ出したはずのあの長髪の男はなぜかT.J.の後を尾けてくるのだった...。感想作品の伝えたい事というのはとてもよく伝わりますし、良かったと思います。ヘッシャーは下ネタが多いですが、彼の例え話はいい話なんです。特に葬式での「タマ」の話は、おばあちゃんへの愛情をとても感じました。それもとても良かったと思います。たぶんヘッシャーはあの出会いの後にちょっとT.J.を見ていただけで、彼の心に穴が開いてしまっている事に気付いたのだと思います。だからヘッシャーはT.J.に興味を持ち、後の半分以上は衣食住に困らなそうという理由でT.J.の家に押しかけたのだと思います。笑しかしなんだかな～、ツッコミどころというか、なぜポールやグランマはあんな感じになるのかな～？お国柄の違いか、ポールはそれどころじゃないくらい憔悴してるからかもですが、あまりにもすんなりヘッシャー住まわせちゃって、大丈夫なのかね、この作品。笑と思わずにいられません。笑個人的にはもっと破天荒なヘッシャーをイメージしていて、作品ももっとロックなものだと思ってたんですが...ヘッシャーの優しさや思いやりなんかが前面に出過ぎてた気がします。そんなわけで最高潮は車を燃やすところだった気がします。割と序盤にそこは訪れますので、緩やかに萎えてきます。それから回想シーンのT.J.一家の団欒シーンですが、酷かったと思います。何が酷かったと説明は出来ませんが、なんか幸せな家族感がゼロ。役者がポンコツだからなのか？とも思ったんですが、T.J.役のデヴィン・ブロシューはほかのシーンはそこまで酷くはなかったんです。特別上手いってわけでもなかったですが。父ちゃんもそこまで上手いってわけでもなかったですが、そこまで酷くもなかったんですが。三流キャストが3人揃うと酷くなるのかもです。そう考えるとヘッシャー役のジョゼフ・ゴードン=レヴィットは上手かったのかも。役柄的にもそうですが、登場するととても目を惹きました。ただ先程も言った様にもっと破天荒でド派手なイメージがあったので物足りなさがあります。ジョゼフ・ゴードン=レヴィット自身の真面目さが出てしまってたのか？彼もなかなか良い役者さんなんだからもっと良い使い方して欲しかったなと思い、とにかく物足りないです。ナタリー・ポートマンが脇を固めていた事も作品にとって大きい事だったと思います。しかしナタリー・ポートマンも凄い女優さんなんだから、もっと良い使い方が出来たんじゃないか？と思います。ナタリー自身がプロデュースっちゅー事ですが、もっと自分を過大評価してください。笑脚本や演出に問題ありですかね？ジョゼフ・ゴードン=レヴィット好きにはオススメ出来ます。彼はなかなかイケメンですしね～。クソッタレな人生へ！と本当は言いたいところなんですが、まぁ人生前向きに生きようよ！ぐらいな感じですかね。 my評価4点(10点満点中) 概要今やハリウッドになくてはならない女優ナタリー・ポートマンの初プロデュース作品。今作でナタリーは製作にも参加。監督は新人のスペンサー・サッサーで長編デビュー作品。楽曲提供はスラッシュメタルの先駆けとして知られ、世界中で1億万枚以上を売り上げ、ヘヴィ・メタルバンドのトップに君臨し続ける「メタリカ」。しかし内容はメタル全開の音楽映画やバイオレンスではなく、心温まるヒューマンストーリーとなっている。 DVD/洋画/メタルヘッド (低価格版)/PCBP-53450 ★BD/洋画/メタルヘッド(Blu-ray) (低価格版)/PCXP-50384 【新品】【DVD】メタルヘッド　ジョセフ・ゴードン=レヴィット【ポイント10倍】メタルヘッド (低価格版／本編106分＋特典11分)[PCBP-53450]【発売日】2016/3/16【DVD】

メイジーの瞳〜自由気ままに映画日記

今回の一言メイジー可愛すぎっ！！ 2012 アメリカヒューマン監督スコット・マクギーデヴィッド・シーゲル Cast ジュリアン・ムーアスティーヴ・クーガンオナタ・アプリールアレキサンダー・スカルスガルドジョアンナ・ヴァンダーハムストーリーロック歌手の母スザンナと画商の父ビールの元に生まれたメイジー。しかしスザンナもビールも多忙な毎日を送っており、メイジーはいつもベビーシッターのマーゴと過ごしていた。メイジーが6歳になる頃には、2人は口論が絶えないほど不仲となりとうとう離婚する事に。しかしメイジーを手放したくない2人は裁判で親権を争うが互いに単独親権は取れず、メイジーは父と母の元を10日ごとに行き来する生活を送る事になった。ビールはメイジーを新しい自宅へと連れ帰るが、そこにはベビーシッターのマーゴが居た。ビールとマーゴは良い仲になっていたのだ。メイジーは戸惑いながらもそれを受け入れ、新しい暮らしを始める。マーゴもメイジーに嫌われてしまわないかと恐れながらも、再びメイジーと接する。 10日後、ビールがマーゴと暮らしている事を知ったスザンナは怒り、裁判所に話すがそれでも判決は覆らなかった。やがてビールとマーゴが結婚すると、スザンナも新しい恋人バーテンダーのリンカーンと結婚する。しかしその頃からスザンナもビールも10日ごとに行き来する約束を破り、迎えを待つメイジーを一人きりにする時間が増えてしまう。ビールの代わりにマーゴが、スザンナの代わりにリンカーンがメイジーと共に過ごす時間が増えていくが、そんなマーゴにスザンナは「ストーカー」と罵声を浴びせ、リンカーンには「娘に取りいってる」と嫉妬心をむき出しにし、ビールは仕事が忙しいからと知らぬふりをするのだった...。感想この作品の面白ポイントは両親の離婚、再婚をメイジー視点で描いてる事ですが、特に面白いのは「なぜパパとママは離れて暮らすの？」とか「なぜパパの新しい家にマーゴがいるの？」といった、子供なら疑問に思いそうな事を一切口にしない事です。子供って本当に面白いなぁと思うのですが、子供はいくら大人が隠してもちゃんと知ってたり感じてたりするんですよね。メイジーは両親が不仲な事、だから離れて暮らす事、マーゴとパパが良い仲な事をちゃんと感じてるんですね。だからメイジーは難しい事は分からなくとも彼女なりに理解してる、または理解しようとして疑問を口に出さないんですね。メイジー役のオナタ・アプリールはとっても可愛い子だったんですが、演技力もある素晴らしい子役でした。特に台詞が少ないので顔での表現が多いわけですが、パパの家でマーゴと出会うシーンやマーゴが新婚旅行に行くシーン、リンカーンとの出会い、リンカーンと仲良くなってから、そんなリンカーンに焼きもちを妬く母への思い、など全て顔で表現していて、これがまた絶妙なんですね！一瞬一瞬の言葉の裏をきちんと感じているのが分かるんです。その仲でも子供らしい「寂しい」「つまらない」といった感情も漂わせている。またいくら振り回されても「ママもパパも愛してる」という絶対に揺るがない感情がとても愛らしくて可愛かったです。本当に素晴らしかったです。ジュリアン・ムーアも自分勝手で無責任なダメ母親を見事に演じていてとても素晴らしかったです。特にヒステリックですぐ感情的になる事と、メイジーからビールとマーゴの事をアレコレ聞き出そうとするところ、そしてリンカーンに嫉妬心を抱くところがとてもダメ母親らしくてよかったです。そして優しいマーゴが新婚旅行の為に「行かないで」というメイジーの言葉を無視して出掛けてしまうストーリーも良かったです。いくらメイジーを大切に思っていてもマーゴの若さと恋愛の大切さ、それにスザンナによく思われていない事、スザンナとの10日間である事などが入り混じり、あの判断になるわけです。面白いですね。リンカーンもとても素敵な男性で、一度はBARに連れて行ったもののメイジーの側に居た男性の下世話な会話を聞いて、メイジーを遠い席に座らせ、その後は絶対に連れて行かないと決めた事やメイジーと仲良くなろうと努力して愛してあげようとするところも良かったです。マーゴ、リンカーン共にメイジーとはぶっちゃけ無関係なわけですし、結局メイジーが一人ぼっちになるシーンがあるので「えっ？」と思わなくもないんですが、それでもスザンナ、ビールよりも遥かにメイジーにとって良い人である事は間違いありませんね。 2人の子供になってしまえばいいのにと思うんですが、また難しい大人の問題になってしまうので、その辺は割愛。笑それに2人がくっ付くのもちょっとご都合主義な気がしないでもないですが、その辺も面倒くさくなるので割愛。笑まぁメイジーありきの出会いでメイジーありきの家族理想型としましょう。笑個人的には「ママが誰か忘れないで」という台詞がとても嫌いです。私も複雑な家庭環境で育って感じたのですが、母親らしい事をしていないにも関わらず、母親である事を主張してくるのは本当に迷惑です。ママ視点から見た感情はよく分かりますし、愛してるのもよく分かりますが、そんな事主張せずとも忘れないし、別に。笑それをあえて主張してくる辺りがとてもイラつくというかね。子供時代の寂しさや哀しさはどこへ向かえばいいのか？そこを全て理解して受け止め飲み込めとでも？と、腹立たしく思うんですね。スザンナはハグ、キスが多く「あなたを愛してる」という台詞も多く、子供にとっては悪い事ではありません。触れ合うのは良い事だと思います。でもね～それだけやっててもダメなのよ！！行動が伴わないと！！きちんと責任持って、時間も使って、自己中でなく子供中心できちんと教育もしないと。笑ただ母親アピールされてもね～。笑また映像のところどころがメイジー身長から見た世界であるのも良かったです。メイジーが空を見上げたり、メイジーが扉の隙間から部屋を覗いたり、メイジーが信号を見上げたりしてるのが分かるのが良いです。とても現代的な社会派ヒューマンドラマだと思います。そんな中でもたくましく生きるメイジーは可愛いですし、そのメイジーの可愛さや楽しそうに遊ぶ姿は印象的で暗～い作品となってない事も魅力です。オススメです。 my評価8点(10点満点中) 概要原作はアメリカ生まれでイギリスで活躍した小説家ヘンリー・ジェイムズの小説「メイジーの知ったこと」。監督は2005年公開の「綴り字のシーズン」のスコット・マクギー、デヴィッド・シーゲルが再びタッグを組み、2010年公開の「キッズ・オールライト」の制作陣が再び集結した意欲作である。また原作はシリアスな作品であるが、今作はシリアスになる事にこだわりはなく、むしろ子供の目線子供の視点で見る大人達の世界を描いており「子供にとって重要な事が何か？」を重視して描かれている。メイジー役のオナタ・アプリールはその演技力が大絶賛され若手注目女優となった。スコット・マクギー、デヴィッド・シーゲル両監督も「オナタ無しでは、この映画は成功しなかった」と語っている。またオナタとリンカーン役のアレキサンダー・スカルスガルドは撮影現場で最も仲良くなり、それが作品にも良い影響を与えたとスタッフ一同は語っている。オナタは1番楽しかったシーンに「モノポリーをして遊ぶシーン」を挙げた。余談だが、オナタの祖母は日本人であり神奈川県鎌倉市出身である。メイジーの瞳(DVD) BD/洋画/メイジーの瞳(Blu-ray) 【新品】【DVD】メイジーの瞳　ジュリアン・ムーア [DVD] メイジーの瞳

地下鉄(メトロ)に乗って〜自由気ままに映画日記

2006 日本ヒューマン、ドラマ監督篠原哲雄 Cast 堤真一大沢たかお常磐貴子岡本綾ストーリー長谷部真次は小さな女性下着メーカーの営業マンで普通の男。ある日、彼は帰宅途中で弟から「親父が倒れた」と一報を受ける。真次の父は世界的大会社「小沼グループ」の創設者であり社長の小沼佐吉。佐吉の次男であった真次はあることをきっかけに家を出て、縁を切り、母親の旧姓を名乗っていたのである。そんな時、死んだはずの兄にそっくりな人影を見つけ、必死にその影を追って外へ出てみると...そこは昭和39年の中野だった...。原作は浅田次郎の同名小説。ちなみに主人公真次役の堤真一は当時42歳。父親役の大沢たかおは当時38歳。実は大沢たかおの方が4歳も若かったが父親役だった。 my評価6点(10点満点中) 一般的にはあまりウケが良くない作品じゃないかな？と思います。この作品はいわゆる人が期待する様な綺麗な作品ではないのです。でも本当は恋愛ってそーゆーものですよね？よく究極の選択で自分と恋人が死にかけてどちらか一方しか助からないとしたらどうするか？とか。子供と旦那とどちらかしか選べなかったらどっちをとるか？なんて質問がありますが。「そんなもの天秤にかけるべきではない」と怒る人はとても正しいと思います。が、それで良いのか？とも思います。それは考えを放棄しているということだと思うからです。人はいつ何時、何が起こるかわからないのだから考えておいて損はないと思うのです。真次の「温かい家庭を築く」という夢には、みち子はただの障害です。みち子は自分が存在している時点で例え別れを決断しても、真次を傷つけるし、もし真次が離婚をしても彼の家族を傷つけてしまう。何もなかった事に出来るならそれが１番幸せなのだと考えたのですね。これは究極の愛の形だと思います。すごい決断だったと思います。真次の事を本気で愛していたのですね。お時は「親は子供に自分の幸せを求めない」と言い、みち子は微笑みました。ああ～(￣ロ￣)泣なんて深い愛なんだ～～。ひどい！！ひどすぎる！！だから浮気なんてするもんじゃないんだってば！！分かってるのか！！世の男達よ！！事のでかさを分かってるのかーーーー！！それはそうと、この作品タイムラグがありすぎです。昭和39年に15歳なら2006年は50歳すぎてなきゃおかしいです！！原作通り1994年を現代として設定するべき。そこが一番納得出来ませんでした。地下鉄に乗って　/堤真一　岡本綾地下鉄に乗って　/堤真一　岡本綾【中古】【邦画DVD】地下鉄に乗って(メトロ)/堤真一/岡本綾/常盤貴子/大沢たかおLJ1020[レンタル落ち]%

めぐり逢えたら〜自由気ままに映画日記

1993 アメリカラブストーリー監督ノーラ・エフロン Cast トム・ハンクスメグ・ライアンビル・プルマンストーリーシアトルに住む建築士のサムは1年半前に妻に先立たれてからずっとふさぎ込み、眠れぬ日々を過ごしていた。サムの息子で8歳になるジョナーはそんな父を見兼ねて、ラジオの生トーク番組に電話を掛け「落ち込んでいるパパに新しい奥さんを」と訴えかけた。一方、ボルチモアでは新聞記者のアニーがそれを偶然、カーラジオで聞いていた。その後、電話口に出て自分の心境を切々と語るサムの告白にアニーは心を打たれ涙した。そしてアニーは彼らに手紙を書くことにした...。この作品は1957年に発表された純愛映画「めぐり逢い」をモデルとして作られた作品。「ラブコメの女王、メグ・ライアン」を決定的に位置付けし、当時好感度NO.1だったトム・ハンクスとのゴールデンコンビで成功した作品。見どころはサムとアニーの2ショットがほとんどないのにうまくラブストーリーを描いてるところ。スターが共演していながら2ショットの少ない作品は、スケジュール調整などの理由が多く脚本を改変させざるを得ない為、駄作になりがちだが、本作はしっかり脚本も練られロマンティックに仕上がった。 my評価4点(10点満点中) ちょっと変わったストーリーが、スケジュール調整という大人の事情にうまい事マッチして面白く仕上がっていますね。笑今の時代ではちょっと無理のある演出(手紙とか)なので、この時代に作られて良かったなと思います。そしてジョナーがすっごく良い子です！こんないい息子を持っていながらメソメソしてんじゃねーよ、ダメ親父！とか思っちゃいました。笑個人的にはメグ・ライアンもトム・ハンクスも好きではないのですが、この作品はストーリーが良かったのでそれなりに満足しています。とにかくこの作品はジョナー推しです！！とっても良い子でキューピッドです。【新品】【洋画】めぐり逢えたらコレクターズ・エディションアカデミー賞selection 2045(DVD) 【中古】めぐり逢えたらコレクターズ・エディション <期間限定版>／メグ・ライアンDVD／洋画ラブロマンス