ミス・サイゴンと蝶々夫人 。。。
にほんブログ村 皇子の趣味の一つはオペラ鑑賞。 オペラに一時期凝って、有名な100作品ほどDVDを購入して、見まくりました。 オペラの現代版ともいえるのが、ミュージカル。『ウィキペディア (Wikipedia)』によると、ブロードウエイでロングラン公演がなされた 作品は、 初演 回数 第一位 オペラ座の怪人 1988年1月 11,870 第二位 シカゴ 1996年11月 8,195 第三位 ライオン・キング 1997年11月 7,794 第四位 キャッツ 1982年10月 7,485 第五位 レ・ミゼラブル 1987年3月 6,680 第六位 コーラスライン 1975年7月 6,137 第七位 オー!カルカッタ! 1976年9月 5,959 第八位 マンマ・ミーア 2001年10月 5,758 第九位 美女と野獣 1994年4月 5,461 第十位 ウイケッド 2003年10月 5,327 人気のあるミュージカルは映画化もされたので、オペラ座の怪人・シカゴ・ レミゼラブル・コーラスライン・マンマミーア・美女と野獣などは、見た方も あると思います。 というわけで、今回ミュージカル作品のDVDを、4枚購入しました。 『ミス・サイゴン』は前述のロングラン公演記録では13位でしたが、2014年 9月ロンドンのプリンス・エドワード・シアターで行われた、25周年記念 公演の模様が収録されている、この1枚は感動ものです!!! ベトナム戦争末期、エンジニアに拾われナイトクラブに出たキムが初めて 金で買われ、その相手のアメリカ兵クリスと恋仲になります。数年後、アメリカ に帰国しているクリスが、サイゴンでキムが子供と共に彼の帰りを待っていると 知ります。しかし彼は既に結婚し、妻がいたのでした。 キム役のエバ・ノブルザダは公演当時17歳で、ポスターは子供のように あどけない横顔。決して美人とは言えませんが、その柔らかく澄んだ歌声や表情 は、まさにキムに適役。 しかし物語が進むうちに、これってオペラ蝶々夫人のパクリでないかと 思えてきて、そして皇子の想像通りの悲惨な結末となりました。因みに蝶々 夫人は、皇子が嫌いなオペラの一つです。 蝶々夫人は、プッチーニの代表的な作品で、1904年ミラノスカラ座で 初演されました。あらすじは、15歳の元芸者の蝶々さんが、アメリカ海軍士官の ピンカートンの長崎在任期間中の、現地妻となったわけです。 彼の子供を産んで3年間待った挙げ句の果て、裏切られたことを知った上に、 その子供まで夫(とその本妻)に取り上げられてしまいました。悲嘆にくれた 蝶々さんは、自分の名誉を守るため亡き父の形見の短刀で、喉を突き自決。 要は共に、アメリカ人の現地妻となった、純真な女性の愛の悲劇を 描いた作品。 ミイー・ツーのセクハラ問題で、揺れに揺れるアメリカ。 そして、目立ちたがり屋・ワンマンショー好きのトランプ大統領を、 国民の半数がまだ支持しているとのこと。 かって、アメリカは自由な国として、皇子を含め若者達の憧れの国でした。 しかし、自国の権利のみを優先し、国際協調を無視する最近のアメリカ には、嫌悪感しか感じなくなってしまいましたね・・・ ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓