つぐないの旅(17)ザルツカンマーグートー2 。。。
にほんブログ村 サンクト・ヴォルフガングは人口約3,000人弱の小さな町。 湖畔にある可愛らしい町で、そこにある四つ星ホテル白馬亭が、今日の 宿泊先。JALのスッチーが薦めた記事を読んで、おくさまが是非と所望したので、 ウイーン事務所のNさんに予約をお願いしました。 10世紀頃に聖人ヴォルフガングが山の上から斧を投げて、落ちた場所に教会を 建て たという伝説 から、この町は巡礼の地として栄えます。15世紀には 巡礼のピークを迎え、年間2-5万人もの巡礼者 が訪れたとか。 この町を巡礼時代よりさらに有名にしているのは、「白馬亭」を舞台にした オペレッタ「白馬亭にて」(Im weissen Rossel)。コメディー調 のオペレッタで、サンク ト・ヴォルフガングや ザルツカンマーグートを題材に した歌がでてきます。ただ、ストーリー自体はレベルが低く、オペレッタとして 皇子は評価していません。 翌日、この近辺のメルヘンチックな、街並を散策しました。 町の中心には15世紀に建てられた、巡礼教会 PFARRKIRCH があります。 ミヒャエル・パッハーが 1481年に制作したゴシックの中央祭壇は、オーストリア で最も重要な文化財のひとつで、両翼に 16枚の板絵を配し、マリア戴冠、十字架 のキリスト、祝福を与える神へと上昇する木彫りの シーン は、後期ゴシック芸術 の最高傑作に数えられています。 == 続く == ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね ↓ にほんブログ村