北の国から 。。。
にほんブログ村 フジテレビ系で放送された、テレビドラマ< 北の国から >。 1981年10月9日から1982年3月26日まで毎週金曜日に放映され、その後 ドラマスペシャルとして、1983年から2002年まで8編放映されまた。 DVD化された8編は、数年前ツタヤのレンタル宅配サービスで、見た事が ありました。それが、CATV501日本映画専門チャネルで、毎週土曜日に 1981年第一回作品から、再放送されています。 ドラマスペシャル化前の作品ということから、初回から見てみましたがそれほど いいとは思いませんでした。まず、純にしても蛍にしても、子役としては上手 かもしれませんが、まだ人生経験のない段階ですから、演技力に限界があって 当然。くわえて、これまで端役しかもらえなかった田中邦衛の主役では、 なんかワンパターンの演技で・・ それに比べて、ドラマスペシャル化された作品は、リアルタイムで 純と蛍の成長を追って作られた内容だけに、それぞれ面白い!! 10~60代の男女12,221名に、「ドラマ『北の国から』で名場面だと思う シーンは?」というアンケート調査を、2018年7月に実施した結果は、 1位 東京へ行く純が、泥のついた1万円札を受け取るエピソード 2位 東京に帰る母の乗る列車を、泣きながら見送る蛍のシーン 3位 ラーメン屋で幼い純が悪事を五郎に泣きながら告白するシーン 4位 お母さんの葬儀で捨てた靴を探しに行く純と蛍のエピソード 5位 蛍と正吉の結婚報告で一人号泣する五郎のシーン 1位に入ったシーンは、1987年に放送されたスペシャルドラマ、 < 初恋 ’87 >に収録されています。 中学卒業後、東京に出ていく純は、父・五郎の計らいで東京への定期便トラック に、便乗させてもらいます。運転手が「しまっておけ」と、ダッシュボードの 上においた封筒を示します。それは、父が運転手に純を頼む時に渡した金でした。「ピン札に泥がついてる。俺は受け取れん。お前の宝にしろ。一生取っとけ」。 封筒を覗くと、運転手の言うとおり、本当に1万円札2枚に泥がついていました。 母と別れて北海道へ来てからの、いろいろなことが脳裏をかけめぐり、やがて 純は泣き始めました。そして、トラックはそのまま、東京へ向けて走り続ける という、ラスト・シーン。 本作はシリーズ屈指の傑作と言われており、数々の放送賞を受賞。 北の国シリーズでは、皇子も一番大好きな作品で、中三となった純の 初恋の物語。 中学生になると男の子は恋にめざめますが、女の子の成熟した恋愛感情に比べれ ば、まだ可愛いもの。 卒業式の後、二人で札幌に行こう!泊まってもいいかな・・という、れいの誘い。 純はその誘惑に、胸をときめかせます。 皇子の一押は、泥のついた1万円札もさることながら、クリスマス・イブの夜に 約束した納屋に、純がかけつけるシーン。農作の失敗で夜逃する父親に同行する 直前、れいはこの小屋を訪れプレゼントを、置いていったのでした。 無人の部屋には、「 純君のこと、大好きです 」というメッセージ・カードと、 ポータブルカセットプレイヤーのプレゼントが、置かれていました。カセットは 尾崎豊の『I LOVE YOU』の曲でした。 積雪の中に、れいの足跡が延々と続いています。そして、立ち止まって 振り返ってみたのでしょう、踏み乱れた後が・・・I LOVE YOU の曲が流れ、 純の初恋が終わったことを、暗示するのでした。 本作品で初デビューした、れい役の横山めぐみが、ほんま初々しくて イイデスハンソン。 其の後彼女は、ドラマ・CM・バラエティで幅広く活躍します。なんといっても、 その後彼女の名を世の中に再び知らしめたのが、2002年放送昼メロの 真珠夫人で、演じたヒロイン瑠璃子でしたね。 ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村