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[犬と暮らせば。] カテゴリの記事

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• 連日の早朝散歩でご機嫌♪

  な、な、なんと、夫の早朝散歩が3日も続いている！今朝なんて、娘が出かけて行く前にワンコと出て行った……。そんなにメタボなお腹が気になるのか？もっとも、いつ雨が降り出すかわからない梅雨でもあり、出かけられるうちに散歩に出かけてワンコを喜ばせてやろうという親心なのかも。そんな訳で、連日外出する私を快く送り出してくれるワンコ。今日もご褒美の骨ガムを加えて送り出してくれたよ。で、もちろん、帰ってくれば熱烈歓迎なのだった。

  2008.06.20

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• 本物のほうがかわいい。

  夕べ出張から夫が帰ってきた。もちろんワンコは熱烈歓迎。夫がいなけりゃ素直に自分の寝床でまどろむ夜更けも、夫の周りをくるくる回っている。朝、娘を起こして洗濯機にスイッチオン。そのまま私が寝室へ向かうと「く～ん」と軽く抗議。クレートから出してくれってか？ほどなくして娘が出かけて行く。「いってらっしゃい」と送り出す。再びワンコが「く～ん」と抗議。無視していると、夫が起き出す。クレートを開けてもらい、一目散で寝室に飛び込んで来るワンコ。今日も元気で、人の体を飛び越える。踏まないでね、お願い。「散歩行って来ようっと」そうか、夫は早朝散歩を決め込んでいたんだ。このところ帰りも遅く、夜の散歩もご無沙汰だったからね。メタボ中年としては、さぞや運動不足が気になるだろう。「今日も暑そうだなあ」夫が出かけた後、一走りしてきたワンコはぐったり、のびのびとお昼寝モード。このところ気温上昇に伴って、ワンコが抱っこをおねだりする回数が随分減った。こちらもバタバタしていて、抱っこどころではないのでかなり有り難い。昨日はワンコの散歩に病院、夜の外出といつになく私自身の出入りが頻繁だったけれど、今日は散歩は無しでも大丈夫かな？外出前に、留守番ごほうびの骨ガムを差し入れ。とっても素直にクレートに入る。おととい銀座の博品館でダックスフントのぬいぐるみが随分置いてあるのにちょっとびっくり。本物の人気ぶりを思わせた。でも、「やっぱりワンコのほうが可愛いよねー」と娘と二人でにんまりしたのだった。せっかく人間のお父さんが帰ってきたんだから、今日はお風呂にでも入れていただきましょうかね。ふふふ。

  2008.06.17

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• 雨で引きこもり。

  早くも梅雨入り。今日は雨。しつこくしつこく降るうえに、寒いものだから、ワンコは自分のパオの中に入ったまま出て来る気配がない。別にいじけモードに入ってる訳じゃないよね？と多少は気にしつつも、身軽なままでデスクワークが進むのは嬉しい。寒いと、ほら、ついつい膝の上ってことになっちゃうからさ。ところが、お昼辺りからあたまがぐるぐる。もしかしたら、熱でもあるのか？と体温計で測ってみると、平熱よりも少し高いかな？という程度。にしても、リュープリンを3回も打っているから、いよいよ偽閉経状態が進んでいるので、いつもならひと月につき三日は寝込んでいるのが全く寝込むことなく三月が経ったということで……。痛くてふらふらで、吐き気までしてたけど、寝込んでいた分、からだのほうも休まってたのかしら？と、流石に気になり、無理矢理横になる。素早く私の布団に駆け込むワンコ。いつの間にパオから出てきたの？まるで猫のように忍び寄ってきたのか……。小一時間経った頃、電話で起こされる。いつもそうなんだよね。昼寝を決め込むと、必ず電話で起こされる。昼寝してないときには、電話なんてかかって来ないのに。そのまま起きてしまい、読みかけの雑誌などに目を通す。なんだか、気が重くなって来るテーマ。実家に帰ったついでに、梅田の紀伊國屋書店に寄って、いろいろ買い込んだ。書店によって、置いてある専門雑誌が違うので、つい、あれもこれもと買ってしまったのだけれど、同一テーマの特集を複数読み続けると、もう、気持ちがどんどん暗くなってしまって……。めまいの原因は、こんなもの読んでるからじゃないか？と思ってしまうくらい。人が暗ーくなってるのに、ワンコは寝てる。夜、母と電話で話していたら、川越の立てこもり事件に始まって、やはり暗い話ばかりになったので「もう少し明るい話をしなきゃ」と話題を変える。昨日は「なんだかやる気が出ないー」と暗そうだったのに、今日はひと仕事終えたらしく、かなり前向きな雰囲気。「明日になったらお風呂に入れるし、　顔も洗えるのよ」そうか、明るさの理由はそういうところにもあったのね。目の手術は術後6日ほど顔も洗えなくなっちゃうんだって。レディーとしてはお出かけもままならないわよね。明日は、行きたかった展覧会に行けるといいな。

  2008.06.03

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• 洗濯とワンコのご機嫌と「地球へ」。

  なんだかどたばたしていた先週、そして日曜のイベントと、ずっと走っていたような感じ。で、明けて今日は、のんびり。台風が迫っているとあって、強迫観念にもとらわれつつの洗濯から。でも、昨日も洗濯したから洗うものが少ないの。夕べ、何だか元気がなくて、ブルブル震えてばかりだったワンコが、一晩寝たらいつもの調子で跳ねていたので「なんだよ、こいつ」と、夫が呆れる。「見てよ、何だか呼吸が変だよねえ」そう言って、ものすごく心配したのに、またやられた……？4日間、私が留守をしていたのに引き続いて、娘と私が朝から外出で、夫も仕事してて、ワンコをかまえなかったことが原因かしら？ともかく寂しがり屋さんなんだから。元気復活で、いつものように抱っこをせがむ前にくるくる回ったり、飛び跳ねたり。確かに痛いところがあっても言えないし、その様子から推し量るしかないのだけれど、心と体が表裏一体で、淋しくて落ち込んでいるのか具合が悪いのか青菜に塩みたいな状態でくたっとしてるところは、ほんと、幼児さんと同じだわ。で、一晩寝たらけろっとしてる立ち直りの早さも、ね。少し遠くのパン屋さんまで散歩がてら出かけてみる。楽しそうに歩いている様子から、いつものワンコに戻ってると判る。留守中に届いた数冊の本のうち、珍しく娘が先に持って行ってしまった本以外を検分。そうだっ、武宮恵子さんの「地球へ」（中公文庫）全三巻。ワンコを膝に乗せて読む。娘が帰宅して「地球へ」に気付き、You tubeの「地球へ」パロディー・バージョンを立て続けにいくつも見せてくれた。愛されてるんだね、アニメ版。アニメ版は見たことないけど、察するに、かなり原作とは違う内容みたい。それにしても、データ媒体がカセットだっていう以外、今読んでも全く違和感がないところがすごいね。超未来っていう設定と、構成がよかったのかな。テーマ設定には普遍性を感じるし。地球＝母みたいなところ。アイデンティティ、自己存在。さあ、明日は読むべき本を読まないと。

  2008.06.02

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• 玄関で帰りを待つ忠犬ワンコ。

  先日の夫の出張以来、家族の帰る頃になると、ワンコが玄関ドアの前にうずくまるようになった。まるで、“忠犬ハチ公”みたい。昨晩は、もうみんな寝ていて、これ以上帰って来る人なんていないのに、玄関でずっとくつろいでいた。ようやく汗ばむくらいの陽気が戻って来たことも理由のひとつなのかな？フローリングの床にお腹をぺったりとつけて、伏せの格好でくつろいでいることもあるし。玄関ドアの前でうずくまってるのはいいとしても、私たちの靴の上に、乗っかってるのよ。いろいろ観察してみると、“上等な敷物”を探しては、その上で寝そべる辺りはまるで猫のよう。資料整理をしていたら、捨てるつもりで床に落として行ったいらなくなった資料の上で、ちゃっかり寝そべっていたこともある。涼しい場所、暖かいところを求めて本棚やタンスの上に上ることまでは流石に出来ないけど、敷物探しは猫さながら。「どうも、僕が飼うと猫みたいになっちゃうのかな」猫好きの夫がぼやいてたけど、ますます猫化している……？昔飼っていた猫が、夫の足音が聞こえて来るとさぁーっと玄関口に飛んで行ったのを思い出すな。ワンコはその前から玄関で待ってるのだから、そこのところは犬なのかも。

  2008.05.23

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• おかえり、と、ただいま。

  一緒に旅に行ければいいのだけれど、なかなか許されない事情もあって。宇奈月に泊まる辺りから、ワンコがどうしているかと気遣う家族の声が聞こえて来た。これは今までにはなかったこと。家にたどり着いても、いつもいるはずの生き物がいない寂しさを感じる。そんなことなら、さっさと迎えにいけばいいものを、洗濯に掃除、庭の手入れなど、たまっていた家事を一気に片付けるのが先。ピーカンで爽やかな陽気のなか、ワンコを迎えに行く。待つことしばし。看護師さんに抱かれてワンコが現れる。いつにもまして大歓迎を受ける。はしゃぎすぎちゃって、なかなかハーネスが付けられない。ほかのお客さんに笑われながらクリニックを出る。ワンコ、一目散に駆け出す。これはいつもと同じ。娘は友人とお出かけで、夫もお出かけ。家には誰もいなくて、ちょっと悲しげなワンコ。でも、膝に乗せると、顔をなめようと大騒ぎ。おかえり、と、ただいま。夫と娘が帰って来るたび、玄関で出迎え、飛びつく仕草を繰り返したのは言うまでもない。夜、夫の膝で熟睡してたのは、安心したからかしら？こうしてようやく日常に戻る我が家。GWもこれでおしまいさ。

  2008.05.06

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• 旅行の前の寂しい儀式。

  明日からの旅行に備えて、ワンコをペットホテルへ預けに行かなくてはならない。打ち合わせで出かけ、お昼を食べて戻ると雨。これじゃあ、散歩のふりして連れて行く訳にもいかないね。こんなことなら、夫に頼めばよかった。ワンコを膝に乗せてメールチェック。ごそごそと用事を済ませているとワンコは寝てしまった……。こちらが動けばすぐに起きるんだけど。しばらく離れ離れだと思うと、名残惜しくなる。ワンコを椅子に寝かせると案の定、起きてしまった。ベランダに出て、空模様を確かめる。ますます降りが強くなって来た。お隣の庭のライラックをしばし眺める。白いライラックを家の中に持ち込むと、災いも持ち込まれるんだって。こうやって外で眺めながら香りを楽しむのがいいみたいだよ。しばし眺めて、家に入る。雨は止みそうにない。結局抱いて連れて行くことにする。散歩と勘違いして尻尾を振るワンコ。ごめんね。傘をさし、両手でワンコを抱きかかえる。怪しいと感づいたのか、少し震えてる。途中でPTA仲間と出会って立ち話。お互いの子どもの近況などをひとしきり。クリニックでも、震えたまましょげてるワンコ。看護師さんに「あれ？　ちょっとドキドキしてるね」と優しく声をかけられても、まだ不安そう。頭をなでて、クリニックを出る。旅行前の、ちょっと寂しい儀式。腹の立つことに、家に近づくにつれて雨が小振りになって行く。いつもいる生き物がいない家の中は、静かすぎてなんだか物足りない。きっと夫ならこう言うね。「なんだか間抜け」さて。いよいよ立山・黒部アルペンルートに挑戦だ。

  2008.05.02

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• ワンコ目覚まし。

  最近、夜中にワンコ目覚ましが起動することが多く、ご近所に大変ご迷惑をおかけしているような……。寒い間は、明け方の冷える時期に「寒い～」と言わんばかりだったのが、ここに来て時間が早まっている。例によって、夫が出張中には騒がない（内緒）。私が起きて対処する訳ではないので、理由がよく分からないのだけれど、恐らく幼犬時の頃と同じく、う○ち処理をご所望で、目覚まし機動、なんだと思う。今日のように一日中雨が降っているようでは、運動も出来ず、ますます夜中に起きる率が高そうだ。お天気にも左右される、我がご気分。憂鬱だあーーーーっ！

  2008.04.18

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• 小さな衝撃。

  寒さ故か、それとも甘えたいのか、ワンコは就寝前のひととき、誰かが寝室へ向かうのを狙っている。あわよくば一緒に入って、人様の布団の中に潜り込もうという算段。が、夫が帰って来ないと理解するや、こそこそと自分の寝場所に移動する。朝も同様で、夫がいない日は静かに寝ている。が、夫がいる日は、夫が起きるまで甘えた声で「入れてくださ～い」と哭き続ける。つい2、3日前なんて、深夜2：30頃に起こされたという。しかも、寝室に入るや大はしゃぎで「寝かせてくれなかった～」と夫はおおむくれ。ん？　そんな話、私は知らないぞ。もしかして、私は気づかずに寝たままだったのか？一度寝ると何が起こっても起きないはずの夫が起こされて、ちょっとした物音にも敏感に反応したはずの私が起きなかったとは……。少なからず衝撃を受けた。で、今日も夫は出張中。夜もお利口なら、朝もお利口なワンコ。膝に乗りたがるのだけはいつもと変わらない。

  2008.03.30

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• ワンコはホテルでお留守番。

  泊まりがけで出かけるため、ワンコをペットホテルに預けにいく。いつものお姉さんじゃなかったせいか、なんだかブルブルと震えて、とっても怖がってるみたい。なんだか悲しげな顔しているようにも見える。もしかしたら、この間の注射のことまだ覚えているのかしら。実は、私もワンコを預けて、なんだかとても寂しい。怪我をして引きこもり気味になっていたら、気持ちまで引きこもりになったみたいで、なんだかぎくしゃくしていた感じのこの頃。ワンコも私に付き合って、あまり散歩に行けなかったら、ますます「犬見知り」と人見知りが激しくなって、散歩で他の犬と出会っても、なんだか嫌がるそぶり。娘の友人が久しぶりに訪ねてきたときも、随分吠えていた。ま、こちらには、しばらくすると思い出したのか、すっかり甘えていたんだけれど。最近娘が買ったうさぎ型の黒いリュック。これを膝に乗せてぼおっとしていたら、ワンコがよってきて、きゅうんと切なげに哭くんだって。で、手を出して頭をなでたら、嬉しそうにそこらをぐるぐると走り回った。しばらくすると、今度は娘の膝に前足を置いて、きゅううんと切なげに哭く。「もしかしたら、うさぎに焼きもち焼いたのかもよ」「お母さんも、今度クマのぬいぐるみでも膝に乗せて　試してみようかな」寂しがりやなんだよね。今頃どうしているだろう。

  2008.03.14

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• 晩酌のお相手はワンコ。

  今年最初の出張ラッシュ期に入った夫。夕べ東北方面から帰ってきたと思ったら、今日は西日本方面へ。で、今週末は法事で再び東北さ。ま、こんなときに限って私もなんだかバタバタしていて、お疲れ気味の夫を労る暇もなし。かつては夫にべったりだったはずの娘は部屋に閉じこもってるし。夕べも居間でPCに向かって作業をしていたら、「いそがしそうだね」と画面を覗き、台所へ行ってしまった。しばらくするとビールを片手に現れ、ひたすらワンコに話しかけている。つい、夫の呟きに私が答えようものなら「僕はワンコと話してるんだからね」と邪魔をしないでくれと言わんばかりの反応。それでいて、ワンコが何かをねだってヒンヒン哭いても「だ～め！」なんて、言ってる。こりゃあ、へそを曲げているな。今朝は今朝で、ワンコの呼びかけに応じて、さっさとクレートを開けて自分の布団にワンコを潜り込ませる夫。ぬくぬくと気持ち良さそう。「お先に～」と出かけて打ち合わせから戻ってみれば、ワンコがお出迎え。夫はワンコをクレートに入れずに出かけてしまったらしい。家族がそれぞれの時間を忙しそうに過ごしていても、ワンコがお相手してくれるからいいよね、なんてことは我が家ではありえなくて、絶対にへそを曲げたまま出かけたに違いない。それでも、もしワンコがいなかったら？きっと、もっともっと寂しいよね。家族が帰宅するたびに、玄関へ走って行き、熱烈歓迎。居間では順番に膝に乗せてくれとねだって歩く。すれ違い気味の我が家で、家族をつなぐ役目を果たしてくれるワンコ。そんなワンコだけれど、週末の旅行にはワンコだけペットホテル行き。一緒に温泉に入れなくてごめんね。夫のお相手お疲れさまの感謝の気持ちとあわせて、先にお詫びを言っておくよ。

  2008.03.11

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• 犬の散歩で足のリハビリ。

  2週間ぶりに、ワンコの散歩に出かける。お昼過ぎに帰って来た娘から「おかあさん、出かけなくて正解だよ。　ものすごい風！　　プレイロットなんて、砂が風に巻き上げられて　大変なことになってる」と忠告を受けたのだが、それなりに用事があるし、困っていたら、上手い具合に、風が収まって来たんだ。（娘は人に忠告しておきながら、　さっさと図書館に向かった）なるほど、なんとなく暖かい。昨日の寒さが嘘みたい。氷がはるくらいだったものね。ご近所の坂の中でも比較的緩やかな坂を上る。ちょっとだけ右ふくらはぎが不安。帰りは平らなところを遠回りしようかな……。おっとりワンコは、例によって、他の犬がいると逃げ腰。ATM前につながれていたミニチュアダックスを発見するや、思わず尻込み。帰りも、なるべく距離を取るように、道の端っこを歩こうとする。それでいて、お姉さんやおじさんの足下にはすり寄ろうとするので、思わずリードを短めに持つ。何を考えているのやら。距離を歩くのは止めようと、元来た通りの道を上る。ちょうど尾根を乗り越える感じの地形なので、どうしても坂の上り降りは避けられない。思い切って、一番傾斜がきつい坂を降りてみる。（雪が積もると通行禁止になるんだよ）これはきつかった。ころがらないように、必死。下りはアキレス腱が伸びないという状況も、今の右足には不安な感じだ。散歩をしながら、ちょっとしたリハビリの気分。我が家に近づくと、急に走り出そうとするワンコを必死になって止める。走るのはまだまだ、無理なんだもの。マンションの裏で、犬仲間に会う。「もう治ったの？　」と声をかけられる。同じく犬仲間のカニヘンも一緒。あちらは、興味津々なのに、完全無視して通り過ぎようとする我がワンコ。そこへ携帯電話にメール。バッグから取り出そうとするのに、なかなか出て来ない。あたふたしていると、同じマンションに住む、ミニチュアダックスと遭遇。これまた完全無視。大型犬と遭遇すると、尻込みする癖に、親戚に出会うと無視するんだね。変なの。メールは娘からだった。「閉め出された～」だって。高校生になっても相変わらずの詰めの甘さだね。今日の散歩コースは40分くらいかな。少しずつ距離や時間を延ばしていくつもり。それなのに、明日は嵐ですって？どうする？　ワンコ。

  2008.02.26

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• 黄昏れワンコ。

  忙中閑あり、の朝のひととき、ワンコの予防接種を思い立つ。頭の中で、「よし！」と思ったとたん、月一のないか受診から夫が戻って来る。「なんだか雪みたいだよ」と言いながら鞄を持ち替え、仕事に出かけていく。雪？傍観装備で表に出ると、おお、確かに雪が舞っている。さすがに積もってはいないので、ワンコは気にせずとっとと歩く。クリニックの診察室に入ると、獣医さんの姿を見るなり、ワンコはずずっとあとずさり。診察台から落ちるんじゃないかと思うくらい。「痛くないよ。あっという間だからね」優しく声をかけてもらっても、ダメ。抱きかかえられながらも、一生懸命に背後を気にしている。ほんと、注射はあっという間に終わる。「痛くなかったでしょう？　」獣医さんが頭をなでようとすると、「ううっ！　」とうなって噛み付こうとする。「ごめんね」この獣医さんは優しいのに、何をするんだ。「安静に」と言われてクリニックを出たのに、ワンコは我が家目指して一目散。まあ、無理だわな。雪は止んでいた。早めの昼食を済ませて、私は缶詰仕事。ワンコを放ったらかしでPCに向かう。あっという間に夜が来て、夕食の下準備を終えたら、母から電話。近況だの、春の旅行のことなどああだこうだと話していたら、夫がご帰還。「雨からみぞれに変わったよ」買い物を頼み、お風呂掃除に取りかかる。「ねえ、どうしたの？　元気ないねえ。　なんだずっと震えてるじゃん」夫がワンコに尋ねている。夫が帰って来たときも、いつものように、飛びついてはしゃいだりはしなかった。なんだか、ぐったり。「予防接種して来たの。　安静に、と言われたんだけど、　すごい勢いで走って帰って来たのよ」「具合が悪い訳じゃないのか？　」もしかしたら、私が放ったらかしにしていたせいかも。今日も寒かったしねえ。娘が帰宅。やはり、尻尾を振るだけで、もの静か。家族みんなで、首を傾げる。「お尻に注射されたのがショックだったとか？　」「寒すぎて、元気がなくなったとか？　」「相手にしてもらえなくてすねてるとか？　」いつもとは違って遠慮がちなワンコの姿に、物悲しささえ感じてしまう。ちょっとだけ黄昏れ気分なのかもね。夜中までPCに向かう間、ずっとワンコを膝に乗せていた。ま、こんな日もあるさ。

  2008.02.06

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• 雪の中でも元気なのは……。

  久々の雪。2年前、積もった雪の上をワンコが嬉々として走り回っていたので、娘が早速庭に出す。飛び跳ねるように駆け回る。それを見ていた夫が、意を決したかのように立ち上がり、「散歩に行くぞ」とワンコに声をかける。前日、家族で雪の日のワンコの散歩の装備についてああだこうだとアイデアを出し合っていたのだが、結局、例のみつばちワンコの出で立ちで出かけることになる。意気揚々と出かけて行った。……が、ものの5分で戻って来る。「ダメだ、寒すぎて歩かない」そんなことよりも、管理人さんと管理組合の副理事長さんがせっせと雪かきに勤しんでいたことの方がよほど気になったのか、夫はさっさと自分ひとりで再び家を出て行く。「ちょっと手伝って来るね」ワンコは、さっさと娘の膝に飛び乗り、丸くなる。あんたは猫か？そんな訳で、雪降る中でのワンコの散歩はあっという間に終了。雪の中でも元気なののは人間だけだった。お粗末さまでした。

  2008.02.03

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  みつばちワンコ

  アッキー君の母さんのリクエストにお応えして我が家のみつばちワンコの後ろ姿をアップ。なぜだか、ワンコはカメラを向けると逃げてしまう。これは小さいときからなので、それが故に、なかなか画像を紹介出来ないのでした。今回も、テーブルの下をあちこち逃げ回り、夫の仕事用デスクまでとことこ逃げて行くところでようやくシャッター・チャンス。後ろ姿を狙ったので、本人は恐らく追いかけっこでもしてるつもりだったんじゃないかな？

  2008.01.12

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• 膝掛け代わりに犬を抱く？

  実家でさんざん甘えたせいか、ワンコは、このところ人の膝の上に乗せてもらうのを強行に要求するようになった。仕事の邪魔なんですが。挙げ句に、夜寝る時間に夫の布団に潜り込み、こちらがクレートに連れて行こうと布団をはがすと、うなって威嚇する有様。腹が立つので、膝によじ上ろうと寄って来ても、完全無視を敢行することにした。そうなると、大人しく一人どこかで丸くなる。出来るじゃないの。ところが、娘が帰ってくると話はややこしいことになる。ともすれば、自分の部屋に連れ込んで、どうやら膝掛け代わりにしようという魂胆。挙げ句に、ベッドにも連れ込んで、あんか代わりに。ちゃんと暖房付ければいいだけのこと。何も生きてる毛皮で代用させなくたっていいじゃん。確かに先日私が寝込んだ時、一緒にまどろんでたのは事実だけれど。まあ、いいさ。明日から夫は出張だ。夫がいない間のワンコはひどく大人しい。これでお天気さえ悪くならなければ、散歩で疲れさせて、独り寝に慣れさせるってのも手。さて、お天気やいかに？

  2008.01.10

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• 寒い朝のワンコ騒動。

  娘のベッドがロフト型になってからというもの、ワンコは気軽に娘のベッドに潜り込めなくなってしまった……。おかげで、朝のワンコの様子はちょっとした見もの。初めの頃は、少しでもうずたかく積まれた本や洋服の山に飛び乗り、少しでもベッドに近い高さのところへと部屋の中を駆け回っていた。ロフトに上がるはしごの存在と、その役割にいったいいつになったら気がつくのかなあと思っていたら……。ようやく最近になって、はしごを使えばロフトに上がれると気づいたらしく、今度ははしごに前足をかけて、ひんひんと騒ぐようになった。おいおい、そんなことしてたら腰に負担がかかっちゃうよ。なにしろ、兎狩り用の猟犬だ。兎のように跳ねて移動するのが得意。はしごに前足をかけながら、後ろ足で、飛び跳ねる。残念ながら、その足の長さでは一段目にすら上がれないよね。結局、誰かが抱き上げて収まる。学校へ行く日は、ワンコがクレートから出されるよりも前に娘が出かけて行ってしまうので、この騒ぎは休みの日にしか見られない。休みの朝のワンコの居場所。クレートから飛び出したあとは……。1.夫の布団2.娘の部屋のドアの前3.はしごに飛びついて騒ぐ4.娘のベッドこんな感じ。娘がいなけりゃ、だいたい台所辺りか、テレビの前。人間と一緒の生活で、人間の道具に囲まれながら、ワンコが道具の使い方を理解して行くプロセスはちょうと1歳から2歳頃の人間の子どもと同じ。面白いなあ。そうだね、人心地ついて誰かが椅子に座ると今度は座っている人の膝の上を狙うあたりも、ちっちゃなちっちゃな人とよく似てるよ。これで私の実家へ行ったら、どのような朝の騒動が待っているんだろう？ちょっと楽しみ。

  2007.12.21

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• しゃべりたいワンコ。

  昔、猫を飼っていた。ただし、あまりに出張が増えてきたため、夫の実家に預けっぱなしになっていた。赤ちゃんのときから飼っていたので、自分のことを猫だと思っていなかったらしく、朝起きると、「にゃにゃにゃにゃ」と挨拶をする。「朝から笑わせてくれるんだよ」夫や家族に、面白がられていた。で、ワンコのことなんだけれど、ワンコも「ふわ、ほわ、わふん」と話をする。抑揚で、何が言いたいのか判る。「おあああん」と初めてうなったときは、驚いた。「おとうさん」と言おうとしていたことに気づいたからだ。悪いけど、君はしゃべれないんだよ。なんだかひどく悲しくなったので、しばらくは、なるべくしゃべらせないように仕向けた。それでも、ときどき、何かしゃべっている。もしかしたら朝の挨拶かもしれないし、お腹が空いた、あるいは、散歩に行こうとねだっているのかもしれない。ただし、何を言おうとしているのか、「おあああん」のときほどには、理解出来ない。周囲にいる人間と同じように発声しようとして失敗してしまったときには何を言おうとしているのか理解出来るのだが、そうでないときには、全く理解不能。もともと外来者がいるとき以外は、まず吠えない。極めて静かなワンコであることは言っておかねばなるまいね。散歩のときにもまず吠えないので、犬公園の仲間たちは、ワンコの声は知らない。日頃物静かなだけに、しゃべろうとすると目立つのだ。このところ、夜寝る時間になると、おとなしくクレートの中で待つようになった。クレートの扉を閉めて、タオルケットをかけてやれば、これでお休みの支度完了。朝は、扉を開けてもらい、誰かの布団に潜り込むタイミングを計っている。たまに「わふふ」と催促する。抑揚がまるで「起きて」と言っているようで、思わず笑ってしまう。ニャンコのように自分を人間だと勘違いはしていないようだけれど、周囲と同じような発声をすれば、自分の意志が伝わるのではないかとワンコなりに考えているようで、なんだかおかしい。

  2007.12.02

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• そろそろ冬支度。

  ワンコがやたらと膝の上に乗りたがる。雨で散歩もままならないから、かなり体力を持て余してるはずなのに、抱っこをせがんでは寝てばかり。寒くなったせいかな？そういや娘も赤ちゃんの頃は、寒くて天気の悪い日には寝てばかりいたもんだ。あ、ワンコと人間の赤ちゃんを一緒にしちゃまずいか。休みでゴロゴロしてたら、人の布団に入ってきてずっと寝ているし、冬眠する気なんじゃないかっておかしなことを思ってしまった。気温の変化に対応するかのように、丸くなって寝ている姿がどんどんちっちゃくなっていく。暖気を逃さないぞって感じでぎゅっと丸まってる姿は、健気で愛らしいよ。娘が出かけるついでにレインコートを着せて連れ出したら、珍しくもいやがらず、とっとと歩いてくれたので、無事に用事を済ませることが出来たらしい。散歩に連れて行ってもらえたものだから、ここのところ娘に素っ気なかった態度が急変、愛想を振りまいてた。お世話をしてくれた人には、それ相応のご褒美をくれるところが律儀。今年はワンコ用のヒーターを買わないとね。去年、実家で過ごすために購入したら、けっこう気に入ったらしい。まだ赤ちゃんの頃、ホットカーペットに粗相をして、結局捨ててしまったので、ワンコ向きの暖房設備がなかったんだ。寒気が南下するので今年の冬は寒いらしい。ワンコにも準備しておいてあげないとね。今日はついに暖房を入れてしまったよ。神宮外苑の銀杏並木、先週末はまだ青々としてたけど、この寒さで一気に色づいてたりしてるかな？

  2007.11.10

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• 我が家の守り神？

  夕飯の支度をしていたら、電話が鳴る。片手にジャガイモ3個を持ったまま対応する。先ほどファクシミリが無事に届いたよという母からの電話だった。と、キャッチホン。そちらに出ると、夫。あと1時間ぐらいで到着するらしい。切ったとたんに再び電話が鳴る。今度は娘。「今、駅に着いたところです。　お腹が空いた～！　」はよ帰っておいで。やれやれ。やっとジャガイモの皮がむける。はらぺこ娘と夕飯を食べていたら、夫がご帰還。ワンコがもの凄い勢いで玄関へ走っていき、きゅん、きゅんとうるさい。荷物で両手がいっぱいの夫の行く手を阻んでいる様子。助けてやるか、と席を立つ。なんだかねえ、ワンコがいつにもまして夫にまとわりついてるの。「なんだ？　いつもより熱心だね。　どうしたの？　」困惑しつつも、これだけ慕われて悪い気はしないよね、てな感じで、夫はしばしワンコと戯れる。おもむろに立ち上がって、「では、失礼して、お先にお風呂へ」と立ち去る夫。熱烈歓迎のワンコも脱衣室へついて行く。出張が続くと、夫の不在になんとなく慣れてしまうけれど、ワンコは違うんだろうな。恐らくいない理由もわかってないはずだから、全員揃うまでは不安なのかもしれない。こういう姿を見ていると、ちゃんと最後まで面倒見るからねなんて思ってしまう。今や我が家を守っているのはワンコなのかもしれない。

  2007.10.22

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• 今度はワンコの誕生日。

  大事なことを忘れるところだった！今日は、ワンコの3回目のBirthday。我が家に来たのは12月半ばだった。バスケットに入って、単身飛行機でやって来たのだ。ちっちゃかったよ。当時の体重は800グラム。今じゃ5200グラムのベスト体重を保ち続けているけどね。

  2007.10.21

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• 散歩にいけない。

  帰りが遅くなったので、夕食は外食に決定、乗り換え駅に到着と同時に娘に電話をかけて呼び出す。ところが、待てど暮らせど娘は現れない。携帯電話にかけてみる。「もしもし（ぜいぜい）」「今どこですか？　」なんと、まだ途中の坂道を歩いている。「だって、ワンコがふざけて、　なかなかつかまらなかったんだもん（ぜいぜい）」娘が上着を着たとたんに喜んではしゃいでしまった、と。そうか、今日はお散歩してないんだ。だから、散歩と勘違いして喜んでしまったのかな？お出かけ前にワンコをクレートに入れる。そのままだと逃げ回ってなかなかつかまらない。だから、ガムをクレート内に放り投げたりしてワンコを誘う。逃げ回っている間も、実はワンコは楽しそう。遊んでいるつもりらしい。途中駅で「20分後にね」と言ったのに、娘が到着したのは40分後。出がけにしくじったこともあるけれど、娘は歩くのが遅いのだ。食事を済ませて帰宅すると、ワンコは大歓迎。散歩に出かけられる余力は残っていないので、おもちゃを投げたりして、ひとしきり遊ぶ。申し訳ないねえ。気候もよくなってきて、ここのところは毎日お散歩日和。でも、みんな忙しいから、ワンコはお留守番。それでなくとも私の体調が優れないこともあって、毎日のお散歩回数も距離も縮小の一途。ワンコ自身はとっても元気なのにね。ダックスだから、飛びついたり飛び乗るのは危険。階段を上っただけで腰を痛めたなんて話も聞く。でも、海辺の家の階段を何度上っても平気だし、箱を踏み台にして人の膝に飛び乗るのも朝飯前、で、やっぱり何ともない。（本当はそのくらい大丈夫なのが普通なのだと思うけど）「うちの子は丈夫で元気でよかったよねえ」夫がどこかのおばさんみたいな口調で喜ぶくらい。最近の誰かさんと違って、ほんと医者いらずだわ。だからこそ、忙しすぎて散歩に連れて行けないのがとっても申し訳ないのだった。居間で、さんざんおもちゃを投げてもらってはくわえて取ってくるを繰り返したあとは、ちゃっかり娘の膝の上でくつろぐ。今週も夫は出張でいないけど、来週はみんないるからね。あ、でも娘の学校の学園祭でみんな出かけるのだった……。ま、散歩くらいは出来ると思うので、しばしの我慢ということで、よろしくね。

  2007.10.20

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• おばさん蔓延中の我が家。

  久しぶりにワンコをドッグランへ連れて行く。何故だか小型犬ばかり。それも、ワンコと同じミニチュアダックスのシェイデッド・クリームがやたらと多い。親子で来てたり、単独だったり。普段はあまりお目にかからないのでなんだか不思議な感じ。盛り上げ役の娘がいないせいか、どうも今ひとつノリが悪いワンコ。ほうっておいたら、のんびりと寝そべって他のワンコの様子を眺めだした。ノリのよいよそのワンコを見ていてなるほどと思った。みんな1歳くらいの“若い”ワンコばかり。そういや、うちのワンコも、1歳ぐらいの頃は非常にやんちゃだった。毎日、犬公園で同じ年頃のワンコと日々バトルを繰り広げていたっけね。あの頃一緒にバトルしていたワンコたちはみんなワンコより遥かに大きくなってしまった。今会うと、尻込みしてどこかに隠れちゃう。「お前はおばさんか」のんびりと寝そべるワンコを見て夫が苦笑いする。少しずつ場に慣れてくると、同じ大きさのワンコにはにおいを嗅いだりするようになったけれど、結局たいして遊びもせずに帰ろうとするので1時間ほどで引き上げることに。ワンコが既におばさんだとすると、我が家はほぼおばさんが蔓延していることになるのか。だって、夫は嗜好がおばさんみたいだし、娘に至っては「私のものの考え方がおばさんだから」と豪語しているし、私は正真正銘のおばさんだし。いけない。もっと若々しくしてないと！年齢以上に老け込んでしまうかも。自らを「おばさん」と言うのを止めようかな。それは悪あがきか？

  2007.09.23

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• ワンコもくつろげるブルーベリー農園。

  連日猛暑が続く海辺の家で、何が嬉しいって、地下水を利用しているから、蛇口をひねれば冷たい井戸水が出て来るってこと。風通しの良い台所で、流しっぱなしの水に手をつけていると、心底心地よい。思わず、うっとり……。ここへ来ると誰もが台所に立ちたがるのには、このような訳があるらしい。ワンコにとっては海水浴が一番の楽しみかな。いやあ、初めて見たけれど、よく泳ぐ。今年は、これに外遊び後の冷たい地下水を浴びることも楽しみになったらしい。初めは、その水の冷たさにおっかなびっくりだったようだが、心地よいと知ると、自ら蛇口に向かうようになった。さらに、楽しみなのが大山へのドライブ。「昨日は出雲そばを食べ損ねたから、　今日は絶対にお昼は大山そば」と叫びつつ、大山寺を目指す。今年は弓ケ浜・美保関・中海から宍道湖までもが見通せる絶景スポットを大山寺近くで発見。なぜだか、家族全員デジカメではなく各々の携帯電話のカメラで撮影する。ワンコを連れてのドライブゆえ、これまでは牧場を休憩スポットに加えていたけれど、今年は趣向を変えて、南大山にあるスキー場で一休み。夏場のスキー場は手入れされた芝生がちょっとしたハイキング気分を盛り上げる。移動中に驚いたのは標高800メートルから900メートル地点へ上がったとたんの空気の冷たさ。高原の心地よさではなく、ちょっとした敵意さえ感じる冷たい空気。わずか数分の出来事だったけれど、別世界を感じさせた。いつもなら、そのままぐるりと北側へ戻るところを、ちょっと寄り道して南大山ブルーベリーファームに立ち寄る。できたてほやほやのブルーベリー畑。ワンコ連れのお客さんのために、犬の休憩所まで用意されていた。北海道から助っ人に来たというブルーベリーファーム関係者にワンコを委ねて私たちはブルーベリー摘みを楽しむ。夫がバンクーバーへ行ったおり、公園に植えられているブルーベリーを「朝食用に」と現地の人が積んでいるのを見かけ、「いいところだなあ」とうらやましく思って以来、庭でブルーベリーを育てるのが夢。そんな話をしていたら、妹とブルーベリーファームの人から「ニューヨークにも、同じようなところがあるよ」と教えられる。32種類のブルーベリーが12000本も並ぶ広大な農園。冬場の苦労話などをお聴きして、なんとなく応援したくなった。何より、摘みたてのブルーベリーの美味しかったこと！「来年もまた来ますね」と挨拶をして、ワンコを引き取り、ブルーベリーファームをあとにする。お盆初日でもあるこの日、帰宅後は、夕食の準備を終えるや、墓地へ向かう。もちろんワンコも一緒。お盆初日はさすがに漁もお休みなのか、いか釣り船の灯が全く見えない。そういえば、他県ナンバーの車が随分増えた。小さな町で、もっとも人口が増える時期。一族そろって夕餉を囲む家が一番多い日かもしれないね。

  2007.08.13

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• 選んだテレビは液晶。

  結婚したときに購入した電化製品のなかで、唯一買い替えることなく使い続けてきたテレビ。とうとう買い換えてしまったよ。液晶かプラズマか、悩んだ挙げ句に選んだのは液晶。さよなら、ブラウン管。そして一緒に購入したのがHDDレコーダー。これでようやく、大画面、ステレオ音声でDVDが見られる。って、見るだけだったら何もレコーダーにしなくてもよかった？いや、これは夫の切なるご要望ゆえ。溜まりに溜まったビデオテープ類を、この先暇を見てはDVDにダビングしていこうという計画らしい。VHSだけじゃなく、8ミリもあるからね。これにデジタル・ビデオ・カメラを加えて録画・再生機材だけでも4種類ってことだ。すでに夫は、レコードをPCにデジタル入力し、CDに焼き直す作業を進めている。CD化されそうもないレコードがたくさんあるから、この作業だけでも、気が遠くなりそうなところに来て、DVD化も始めようというのだから、休みといえども、のんびりしているいとまもない感じ。フルスペックの地上デジタル放送対応の機種なのに、手続きが遅れていて、新しいテレビが本領を発揮するのは、まだ先の話。とりあえずは、大画面になったということだけ。そうか、DVDを観るだけだったら、これまでのテレビとの違いがわかるかな？テレビとレコーダーが届いたとき、例によってワンコが大騒ぎ。早速クレートにお引き取りいただく。で、いつも同様、いつの間にかおとなしくなってるワンコ。運送会社のひとが引き上げたあとも、ほかのAV機器類との配線のやり直しや後片付けが終わるまで、ずっとクレートの中でおとなしく待ってた。おとなしくというよりも、あきらめてふて寝と言ったほうがいいのか。ワンコが幼犬だった頃、いろいろなものをかじる悪さをしていた。そのときにAVケーブルもかじられていたのだけれど、いったい何本やられたのかは不明だった。今日の配線作業で、判明したのは2本。畳替えまでした頃のことを思うと、随分、おとなになったもんだ。あの畳替えさえなければ、もう少しはやくテレビが買い替えられていたかな？

  2007.07.22

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• お散歩“ダイエット”。

  小糠雨って感じの天気。寝不足で出遅れたので、ワンコの散歩は断念。今日の散歩は無理みたい。午前中はプロジェクト会議で、午後は上映会主催スタッフの打ち上げという日程。で、また言われたんだよね。「やせましたか？　」って。ひと月ほど前にも言われた。そのときは、今よりもさらに自覚がなかったので、「体重は変わらないと思いますが、　恐らく犬の散歩のおかげでシェイプアップ出来たのかも」と答えたら、なんとなく納得してもらえた。今日も「恐らく犬の散歩効果でしょう」と答える。自覚がない割に、ジーンズが緩くなったなとか、去年はちょっときつめだった細身パンツのヒップ周りが緩くなったなというくらいは感じている。それでなくても、我が家で一番細身なのに……。もともと歩くことが好き。どこまででも歩いて行けるといいなと思うこともあるくらい。残念ながら万歩計を利用していないので、果たして一日何歩歩いているのかはわからないけど、ごくたまに、歩数を数えながら散歩してみたりして。だから、この界隈の特定の場所まで何歩ぐらいかはだいたい知ってるよ。私の歩くスピードに合わせて、小走りに進むワンコ。彼女に万歩計を付けておくと、驚愕の歩数が数えられるかもしれないね。小さなからだで、私と一緒に歩くものだから、さらにシェイプアップされているワンコのからだ。ワンコと私が細くなっても、ほかの家族がそのまんまではねえ。通学距離が伸びて、多少はスリム化に向かっている娘。昨日は休みを利用して掃除をさせようと考えたけれど、さらにワンコの散歩も加えようかな。

  2007.07.10

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• おみやげは何がいい？

  出張先から夫が電話をかけてくる。「今、おみやげを買ってるんだけど、　何かリクエストある？　」最近、こういう電話が多い。出張が増えていることを気にしているのかな。「おとうさん、今日は帰って来るからね」そばにいたワンコに声をかける。こうしておくと、そろそろ帰って来るかな？という時間になると玄関のところで待っているようになった。ところが今日は、いつもよりもはやいご帰還。しかも途中で電話をかけて来て、「晩ご飯、ボクの食べるものある？　」ときた。それでも、足音がするのか、ワンコが脱兎のごとく飛び出した直後にインターホンが鳴る。ワンとひと吠え、「おかえりなさい」お出迎え成功。夫が出張で帰らない日に、玄関で待つワンコの姿は健気だ。「今日は帰って来ないよ」と声をかけると、すごすごと居間に戻って来る。最近の居場所は私のデスクのすぐ脇。私の鞄を下敷きにして寝ている。エアコンを付けるようになったのでときどきパオの中に入って顔だけ出して寝ていたりするけれど、デスク脇だと、本の山がエアコンの風をよけてくれるので居心地がいいらしい。誰かのそばに居たいのかもしれないね。洗濯をしているときは洗濯機の脇で寝ているし、台所仕事のときは、冷蔵庫の前で座っている。こんなに家族思いなのに、夫の出張みやげリストに、ワンコへのおみやげはないみたい。

  2007.07.02

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• ワンコの寝床。

  夜寝るときは、必ずクレート内のパオで、ということがなかなか身に付かなかったうちのワンコ。それが、いつのころからか、昼寝のときにもクレート内のパオでまどろむようになった。で、このほど、家族が就寝の支度をしているとき、自発的にパオの上で横になって待つようになった。昨年夏に早朝に起きて夫を起こす騒ぎが続いたが、夫が出張中には騒がなかった。それを知った夫は、かなりうなだれていた。実はワンコは、夫が出張中にはかなりいいこで過ごしている。さらには、私が自宅で仕事をしているときだって絶対に邪魔をして来ない。クレート内か、フロアのクッションの上で大変おとなしく過ごしているのだ。未だ内緒のことだけど。就寝時に自発的にクレートに入るようになったのも、夫が出張時のことだ。夫が帰宅すると、就寝時間になっても夫の膝からどこうとはしない日々が続いた。だから、ワンコが自発的にクレートに入るなんて、夫は考えもしなかっただろう。昨晩、自分の目でそれを確かめ、夫は満足そうに布団に入った。彼にはお互いのワンコについて語り合う友がいて、よく一緒に出張に出かける。恐らく、次に一緒に出かけたおりには、いつものように「いかに我が家のワンコがおばかか」ではなく、「このようにお利口になって来た」ということを語るんだろう。この犬バカコンビは学生時代からのつきあい。中年になってワンコ談義に花を咲かせることになろうとは、思いもよらなかっただろうね。「あなたたちの今の会話を、　20数年前のあなたがたに聞かせてみたいものだ」愛犬について語り合う中年男性。別に悪いとも思わないけど、母に話したら、バカみたいに大受けだった。

  2007.06.08

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• 午前中はアクティブに、午後はまったりと。

  五月晴れ。いつものようにワンコの散歩も兼ねて用事を済ませる。まずは映画上映会での上映後のトークライブの下準備。インタビュアーをお願いしているUさん宛の資料をチケット取り扱い窓口担当の絵本屋さんに届ける。絵本屋さんでは、草花染めグッズ展の展示作業の真最中。今日の青空に映えそうな麦模様のシャツなどが新しいラインナップとして登場。母の日のプレゼントにはぴったりな品々が並んでいる。そうだ、明日は母の日だ。その作業の合間を縫って、現状報告。さらには全く別の件で、情報収集。散歩をしながら、いろいろなところに立ち寄り、情報収集も兼ねる。これがいつものパターンだ。どこへ出かけても、必ずなにがしか聞いてくる。時には長話になったりして、とばっちりはワンコに。今日は木陰で涼んでもらおうと木につないでおいたら、脇の草むらにちょこんと寝そべってくつろいでいた。お次は、友人が参加しているバザーの会場へ。今月は毎週末に、どこかでバザーがある。気候もよいし、絶好のバザーの季節でもあるなあ。手作りのお菓子がお目当て。いくつか買い込んで、友人と立ち話。ここでもとある情報の確認。ついでに耳寄りな情報も飛び込んでくる。生き物が大好きな友人のお子様がワンコに握手をリクエストしてきた。残念ながらとっても臆病で、いきなり威嚇するワンコのため涙をのんでお断りする。がっかりするお子様。ごめんね。たくさん歩いて日差しを浴び続けたためワンコはかなりお疲れ。一旦帰宅することに。お疲れワンコはお昼寝タイム。娘はまだ学校。何時ぐらいに帰ってくるのかな？コーヒーを飲み、今度は一人で出かける。行き先は共同保育所のバザー。残念ながら、終わっていた。時間を確認しておけばよかったな。帰宅せずに、バザーのはしごにしておけば間に合ったかも。かなりがっかり。気を取り直して、駅へ向かう。バザー会場から2、3分のところ。そろそろ娘が帰ってくる時間。改札口の前で立っていたら、犬公園仲間と出会う。6カ月のトイプードル。仕草がとってもキュートなんだ。飼い主さんにじゃれつきそうな感じで跳ねてる。いつまで経っても娘が出てこないので、買い物をして帰宅。娘は先に帰っていた。楽しそうに生徒総会での出来事を報告してくれる。「購買で焼きそばパンとクリームパンを買って　食べてきちゃった」「えっ？　お昼ご飯食べちゃったの？　」「だって、焼きそばパン食べたかったんだもの」という訳で、私の昼食は昨日の残りのカレーに決定。焼きそばパンか。もう何年も食べてないなあ。「とっても美味しかったよ」「パン二つで足りるの？　」「うん。どっちもこんなに大きかったんだ」と手で示してくれる。土曜日のお昼だけ、どこからかパン屋さんがやってきて、パンを売っているのだそうだ。「授業のある日は、売り切れで買えないけど、　今日は生徒総会だけだったから、買えたんだ」パンを食べながら、1時間ほどおしゃべりをして学校を出たらしい。「授業のない日って、楽しいねえ」高校生になってから、ようやく口にするようになったこの言葉。大嫌いな球技大会も、授業がないから楽しいとさえ言うようになった。以前なら、球技大会そのものが嫌で、お冠だったのにね。この変化は、やはり環境が変わったからか？夕方、今度は娘がワンコの散歩へ。「懐かしいワンコに会っちゃった」とこれまた楽しそうに帰宅。学童保育時代、同じマンションの子と遊んでいた頃、よく出会ったシーズーに会えたんだって。「わあ、まだ生きてるんだって思っちゃった」そりゃあ、まだまだ現役のはず。だって、7年くらい前の話でしょ？ワンコと私だけの家の中は、ともかく静か。だからワンコはたいてい寝ている。それが娘が帰ってきたとたんに賑やかになる。ワンコも急にうろうろと家の中を歩き回る。夫が帰宅しようものなら、今度はワンコが大はしゃぎだ。ま、たまに私が遅く帰宅すると、ワンコも大歓迎してくれるけど。とまあ、一日の出来事をずらっと書いてみた。子どもの夏休みの日記みたいだね。

  2007.05.12

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• ワンコも一緒にバーベキュー。

  GWの一日は文字通り、家族揃ってのアウトドアをと決めていた。完全アウトドア生活を目指したい夫がいるので、これまでは、山奥の穴場や人気スポットを予約してきたけれど、もうちょっと気軽に楽しみたいなと思っていたところ、たまにワンコを連れて行くドッグランのそばに、誰でもバーベキューが楽しめるスポットを発見！都会の片隅のオアシスみたいな公園。野球場もあればサッカー場にテニスコートもある。そして、海釣りとバーベキューまで出来ちゃう。娘の幼なじみにも声をかけ、前日からあれこれと下ごしらえ。新しいアウトドア用のテーブルと椅子のセットも購入してなんだかおとなの方がわくわくと盛り上がる。で、休みにも関わらず早起きをして、おにぎりなんかも作って、いそいそと出発。車で30分。あっという間に到着して、さっさとセッティング。火をおこして、まずはお湯を沸かしてコーヒーを飲む。この間に、ワンコを連れて付近を一回り。ごく普通の散歩からバーベキューのお供まで、さすがにいろんなワンコが歩いてる。結局は陣取ったスペース内の木につながれる運命。退屈したワンコは、なんとリードをかじってしまう。おとなたちがあたふたしている間もまったりとおしゃべりに夢中な娘たちに「ワンコをドッグランに連れてって！　」と思わずきつい口調で命令してしまった。やれやれ。私たちがばたばたしている間にも、周囲には続々、バーベキュー目当てのグループが到着。気がついたら、そこら中にビニールシートが敷かれていた。早起きついでに、早めの昼食開始。火を通したジャガイモとエリンギをホイルにくるみ、鉄板で暖める一方で、まずはウインナーを焼き始める。火の通りの悪いカボチャにタマネギなども、焼く。食べる係の娘たちは、つぎつぎに焼き上がった食材をほおばる。人間がわいわい食べているとワンコもテーブルの下で、物欲しそうにしている。つい、いためたキャベツとピーマンをあげてしまう。後で気がついたのだけれど、炒めた野菜にはお肉の味がしみていて、それに味をしめたワンコは、いつもなら喜んで食べるはずの生キャベツを食べようともしない。しまった！おなかがいっぱいになったあとは、しばしひなたぼっこ。とはいえ、私たちが陣取ったところは木に囲まれ、日が高くなる正午近くになって、ようやく木漏れ日を感じるくらい涼しい場所だった。ワンコも、日が当たり始めたシートに寝そべってひなたぼっこ。それが少しずつ舌を出し、息も弾むようになって……。日向は、よほど暑いのか、木陰に椅子を移動して涼を求める人も出てきた。「早いけれど、そろそろ帰ろうか」食器などを片付け、火を落とすだけになった頃、夫が声をかける。木陰から出ると、なるほどかなり気温が高くなっている。涼しくって、日焼けの心配もない場所がとれたのは、早起きのおかげだったんだ。早起きは三文の得？周囲は、ますます人が増え、空きスペースはすっかり埋まった様子。それでも、まだ新しくシートを担いで家族連れがやってくる。私たちが来たときには見られなかった自転車や車の列が出来ていた。家に到着したのは午後2時過ぎ。これまでのバーベキューでは考えられなかった早さ。おまけに、後片付けもあっという間に済んでしまう。「昔はなんだか大変だったということしか覚えてないんだけれど、　どうしてこんなに楽になったんだろうね」「子どもが大きくなったからねえ。　子どものお世話の分だけ楽になったのは確かだよ」「そうだね、それに　お世話するどころか手伝ってくれるようにもなったしね」「うん、それも大きいね」近場で、手間いらず。だから楽。ワンコは満足したのか、ずっと昼寝のまま。娘たちは、ふたたびおしゃべりに夢中。”普段はやらないこと“の最後は、バーベキューだった。GW最終日は、いかに？

  2007.05.05

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• 朝の運動会。

  3週間の春休み！娘がのんびり寝坊を決め込んでいるものだから、ワンコは、夫が留守の朝は娘の部屋の前で待つようになった。もちろん、あったかいベッドに潜り込むためさ。ところが、ロフトベッドになったものだからさあ、たいへん！ワンコの短い足でははしごは昇れない。と言うより何より、ベッドが自分の頭上にあるということに、ワンコは気づくことが出来なかった。ロフトベッドで迎えた最初の朝。ワンコが部屋に入ると、いつものように娘の声がするんだけれど、姿が見えず。声がするのは頭上からというのは理解出来ても、どうやって昇ればよいのかがわからない。ベッド下のタンスの前に山積みにされた荷物に駆け上がる。積まれた箱の上にも昇ってみる。ワンコはワンコなりに、上を目指すのだけれど、はしごの存在に気づくことが出来ない。ワンコがうろうろしている間にも時折、ワンコを呼ぶ娘の声。ワンコはあちらこちらと走っては昇り、駆け上がってはきょろきょろを繰り返す。以来、娘の部屋に入ると、いろいろなところに昇るようになってしまった。ベッド分のスペースだけ広くなったから、駆け回るには最適。ますますもってワンコは部屋の中を駆け回る。運動場？うん、そんな感じにもなってる。試しにベッドに上がるためのはしごにワンコを乗せてみたら、はしごの一段一段の幅が高過ぎてどうやってもワンコが登れるようにはなりそうもない。後ろ足で立った姿勢を続けさせてると今度は腰を傷めるんじゃないかと心配。ベッドに上げてもらえば、いつものようにウオーター枕でお休みタイム。でも、下から呼ばれると覗き込む表情がどこか不安げ。簡単に降りられない高さを感じてるらしい。春休みも残りわずか。こうやって朝の運動会を楽しめるのもあと少しか。ワンコの駆け回る様子が愛らしいだけに、なんだか寂しいね。

  2007.04.05

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• ワンコのいない間抜けさ。

  慌ただしい旅ゆえに、今回はワンコをペットホテルに預けて出かけた。行き先は、私の実家だったので、ワンコの居場所は確保されてはいたのだけれど。顔を洗ったり、歯を磨いたり。身支度をするときに、こっそりと足元に忍び寄る生き物がいない。何だか物足りないなあ。一足先に滞在中の娘は、「抱き締めるものがない！」と友人と出かけたゲームセンターで大きなぬいぐるみをゲット、ワンコ代わりに抱きしめてみたらしい。抱き心地がよろしくない。ちっとも暖かくない。なんだか不平たらたら。そんな私たちを面白そうに眺めている母。東京に戻れば、今度は夫が所在なさげ。朝、布団に潜り込んでくる生き物がいないのも、のびのび出来てよいか、と言えばそうでもなさそうだ。娘が肺炎で入院していたとき、「何だか間抜けだなあ」と夫と二人で帰宅後の所在なさをもてあましていたっけ。いて当たり前の存在がわずかの間いないだけで、こんなにも間抜けな感じになるんだ。雨も上がったし、そろそろ迎えに行ってくるか。

  2007.03.30

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• シェイプアップ作戦、大成功！

  ワンコのワクチン接種のためにペットクリニックへ。わざと朝食抜きで連れて行く。いつもは1月に済ませるのに、今年は3月になってしまった。この時期、結構多いらしく、待合室のほとんどのワンコがワクチン接種。呼ばれて診察室に入ると、ワンコが怯えている。獣医さんが手を出すと、「ウウッ」と唸る。おや？　この獣医さんに唸ったことないのにね。体重は4、2キロ。やたっ！　理想体重だ。「もしかして、減りました？　」「はい、頑張って減らしました」「理想的ですね。このまま維持してください」このために朝食抜きとは口が裂けても言えない。（ワンコの食事量では、食べても食べなくても　同じ結果だったとは思うけど……）で、いつもの血液検査、なんだけど、全然ダメ。診察台から降りようとしてしまう。エリザベスカラーを装着し、助手と私の二人でワンコを抑えてようやく採血開始とあいなる。それでも、隙あらば逃げ出そうと、ときどきもがくワンコ。ワクチン接種のときはさすがに観念したのか、一気に終了。健康状態にも問題はなく、「このままの体重維持を」と言われて、クリニックを出る。今日一日は安静にと指示されているのに、もうダッシュで駆け出すワンコ。よほど嫌だったんだね。お疲れさま。お次は狂犬病予防接種だよ。

  2007.03.23

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• ジャズが流れるお肉屋さん。

  夕方、夕飯の材料を仕込みにワンコと出かけた。よく行く商店街の通りをはさんだ反対側を歩いてみる。どこからかジャズが流れてくる。お肉屋さんだった……。ジャズが流れるスーパーマーケットなら知ってる。コンビニもあった。ジャズが流れるお肉屋さんがあったっていいよね。ローストビーフでも焼きながら、それともシチューでも煮込みながら？ジャズだからって、バーボンばかりが似合う訳じゃない。赤ワインだっていいよね？わが家のワンコは、けっこうドジさんだ。排水口の蓋の穴に片足突っ込んだり、縁石の傾斜に足を滑らせたり。昨日も、結構な斜度の坂道を駆け上がろうとしながら、かなり滑っていた。そんなドジぶりが、なんとも愛おしい。あるスーパーから出て、広い通りの歩道に出るところに段差がある。「このあいだ、ここで転んだんだ～」と娘が言うので、てっきりワンコが転んだのかと思ったら、「私が転んだの」ドジなのは、ワンコだけではなかった。

  2007.03.17

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• 散歩はオアシス？

  忙しいと散歩の時間捻出に苦労するけれど、気がつけば、生活のいいアクセントになっている。夫の仕事先の方が亡くなった。長いおつきあいのある方で、直接お会いしたことはないが、いつもわが家のことを気にかけていただき、大変有り難く感じていた。押せ押せのスケジュールでs帰宅が遅れ、必要な電話連絡のうち急を要するものが終了したら、すでに夕飯どき。が、娘がクッキーづくりのために台所を占領中。「夕飯を作るのと、クッキーを焼くのと　どっちが大事だと思ってるんだ？」夫がぼやく。その一方で、ワンコの散歩の支度。いいなあ、私も気分を切り替えるために散歩について行きたいなあ。でも、ごはんの支度しないとね。「そうそう、そういうこと」夫は笑って出かけて行く。散歩と称して、気持ちの整理をしに行くのだな。ここ数日は一度にいくつかのことを同時進行させていて、今日、ほとんどをやり終えることが出来た。とは言え、残ったのは難物ばかり。だから散歩に出かけて頭の中を整理したかったのだけれど、今日のところは夫に譲っておこう。考えごとがあるとき、散歩は思考をよい方向に促してくれる。頭の中を整理したいとき、気持ちを切り替えたいときにも、効果的。振り返ってみれば、夫も私も、ワンコとの散歩にかなり助けられているようだ。洗濯物を取り込みながらお風呂の栓を抜き、夕飯の支度をしながら、お風呂の掃除。あとは煮炊きをするだけにまで準備が整った頃、夫とワンコが帰ってきた。と同時にごはんが炊きあがる。久しぶりに家族揃ってい・た・だ・き・ま・す！

  2007.03.15

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• 散歩のついでに眼病予防のお参り。

  やっぱりダックスだけに足が短いんだよね。かなりスリムになってきたのに肋骨のところが擦れて禿げてる……。痛々しい。嵐のような天気が予想されていたので昼食前に夫とワンコの散歩。かなりの石段を登ってとあるお寺へ。短い足でひょいひょいっと石段を登るワンコ。こちらはぜいぜい言いながらついて行く。「運動不足で足がついて行かない」夫に、「心肺機能の低下が気になる」私。広い境内をぶらついていたら、「おっ、早速お参りしなさい」と夫に促される。お堂に掲げられた看板はなんと「眼病予防」。このところ目のトラブル続きで心配かけてたものね。早速お賽銭を投げて手を合わせる。何十回と足を運んでいるのに、このお堂のご利益が眼病予防だなんて全く知らなかったよ。散歩から戻ると、ワンコの足を洗う。ついでに胸とおなかも濡れタオルで拭く。散歩のついでにお参りまで出来ちゃう。なんて便利なところに住んでるんだ。ワンコのハゲハゲの胸の毛も、どこかにお参りするとふさふさになる……といいなあ。

  2007.03.05

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• 散歩のショートカット。

  前にも書いたように、家族が忙しいときに一番割をくうのはワンコの散歩。今日も、散歩に出られたのは日の暮れた午後6時半過ぎ。いつものようにマンションを出て横断歩道を渡る。しばらくはいつものペースでとっとこ歩く。……と、ストップ。しばらく立ち止まって匂いを嗅ぐ。こちらがリードを引っ張ると、しぶしぶ歩き出す。そんなことの繰り返し。挙げ句に、いつもは見向きもしない道路脇のゴミにまで、気をとられるように立ち止まる。おなかが空いているのか……？予定を変更してショートカット。途中で道を曲がったら、急にペースが速くなる。誰かもおっしゃっていたけれど、帰り道は小走りになる。何故なんだろう？そのままスピードは衰えず、ご帰還。珍しく早く帰っていた夫が、寝不足を理由に寝てしまっていたのが気になっていたのかな？それとも、やはりおなかが空いていたのか。こちらもくたびれていたから、短い散歩は助かると言えば、助かるんだけれど。何だか間抜けな散歩だったなあ。親しくしているおうちでも、ワンコを飼い始めたのだって。3カ月半のトイプードル。かわいいんだよ。わが家のワンコが少し大きく見える。

  2007.03.02

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• その日の気分も占い次第？

  かつてアルバイトで、ある雑誌の占いコーナーの記事を書いており、何人かの占い師ともつきあいがあったのだが、それを辞めてからは占いとも距離を置こうと、最近は雑誌の占いページも読まない。それなのに、ホームに指定しているプロバイダーのフロントページがリニューアルして、「今日の占い」欄が新設されてしまった。ネットにつなぐたびに「今日の占い」も目に飛び込んでくる。で、今日の占いは「運気が下降気味。　普段やらないことはあまりやらないように」だって。普段やらないことねえ。何だろう？そんなことを考えながら、午前中の犬の散歩に出かける。比較的大きな一軒家が立ち並ぶ一帯は、道路幅も広く、見通しがよい。昼間なので人通りはほとんどなく、安心して歩けるので、犬の散歩にはもってこい。立派な家々や低層マンションの間に隠れるようにみすぼらしい佇まいの木造アパートが建っている。犬の散歩ででもなければ、見落としてしまいそう。企業の社宅が建て売り住宅やマンションに変わり、街並がきれいになっていく一方で、小さなアパートは、取り残されたように古びていく。一見富裕層ばかりの地域に見えて、実は貧富の差が激しいと言われる実態がそんなところに垣間見える。この地域が日本の縮図と言われる所以でもある。1キロほど歩いたところで、年輩の女性に声をかけられた。「あらあら、かわいらしいこと」例によって人見知りのワンコは後ずさり。「ごめんなさい、人見知りなもので」こうやって謝るのも、いつものこと。せっかく声をかけていただくのに、申し訳ない。そう言えば、同じようなことが娘の幼い頃にもあったっけ？苦笑いしながら、頭を下げて、再び歩き始める。数分歩くと、「まあ、美人さんねえ」と通りすがりに声をかけられる。「ありがとうございます」こちらもすれ違いながら頭を下げる。「あら、かわいらしいワンちゃんだこと」間髪入れずに別方向からの声。反対側のお宅の縁側に立っていらっしゃる老婦人。またまた「ありがとうございます」と頭を下げる。短時間にこうも続くと、何だか変な気分。きっと占いのせいだ。普段なら、これだけ好意のこもった声がけが続けば、何だか世の中から歓迎されているようで、多少は気分も上昇気味になるんだろうに、「運気は下降気味」なんて言われちゃあね。ワンコ自身は、すれ違い様や離れたところからの声がけをそんなに恐れている様子はない。ときどきこちらを見上げて、楽しそうに歩いている。屋根の上やベランダからよその犬に吠えられてはびくつくけれど、すぐに立ち直り、歩き出す。結局何事も起こらずに、家に辿り着く。当たり前か。充分歩いたおかげで、ワンコは満足。午後はおとなしく留守番をしていてくれた。さあ、占いは当たりかはずれか？強いて言えば、占いを読んでしまったこと自体が「普段やらないこと」になるのかなあ。とすれば、気分が今一つ盛り上がらないのは、「普段やらないこと」＝「占いを読んでしまった」　→気分的に盛り上がれない　→笑えないので福が来ない（？）となり、結果的には当たり？

  2007.02.09

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• ワンコも私も受験疲れ？

  連日の高校通いで、唯一とばっちりを受けたのがワンコ。早朝から夕方まで、誰も帰って来ない。散歩も出来ない日があった。そのせいか、昨晩は久しぶりに食糞という事態に……。やっぱりストレスがたまってるのかなあ。せっかくお風呂に入ってきれいになったというのに、お口とおなかの中を自ら汚してしまうなんてさ。深く反省して、今日は外出前にワンコの散歩。るんるんと走る。くんくんと匂いを嗅ぎながら歩く。外出前に、私のからだもすっかり温まってしまった。帰宅後にいきなりクレートに入れられても、全く抗議してこない。わずかな時間でも散歩に出かけられれば、ワンコも満足なんだねえ。今日は、まず運転免許の更新へ。いよいよICチップ導入の最新型。これって本籍地の情報はチップに入れられるので、免許証には記載されないの。空欄があるのって、ちょっと間抜けな感じ。あちこち立ち寄って、テキパキと用事を済ませる。意外な人に会ったり、またまた会えない人がいたり。で、早めに帰宅して資料づくりに着手。ワンコは久しぶりに大好きな娘の友人が来たので大変なはしゃぎよう。ずっとだっこをおねだりし続けて、ようやくかなったら、ぺろぺろ攻撃。みんな思わず笑っちゃうしかないくらい。資料づくりに没頭し、夕食を食べに出かけたら、歯医者の予約をすっぽかしてしまったことに気がついた！いかんなあ、こんなことでは。昨日は診察券を持たずにバスに乗って、ふた停留所乗ったところで気がついて家に戻ったし、今日はワンコの散歩のついでにクリーニング店に寄ろうと思ってたのに、肝心の洗濯物を持つのを忘れてしまったし。物忘れが続いてる。私もかなりお疲れ気味？ああ、温泉に行ってのんびりしたい。

  2007.01.26

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• 新しい寝床。

  夫が出張中、ワンコが新しい昼寝の場所を開発した。夫の仕事道具とコートが入った箱の中。わわっ、夫の匂いで快眠？まるで幼い頃の娘そっくりじゃん。夫が出張中に、夫のタオルを敷いて寝かせたら、ほんと、よく寝てくれたものだ。「おとうちゃまの匂いがするからね」父や母が面白がってくれたっけ。残念ながら、逆は試さずに今日に至る。私の匂いで眠ってくれると分かれば、そりゃあもう、嬉しさもかわいさも何百倍にもなっただろうに。ワンコは胴が長いので、まあるくまあるくなって寝る。いつもより、長く眠っているような気もする。私の仕事中は、クレートの中のパオの上で寝るのがいつもの習慣。そこのところは変わらない。夫が帰ってきて、箱の中身が変わったら、今度はどこで寝るのかな。また、パオだけになっちゃうかしら？

  2007.01.21

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• ワンコへの効果はあるのか？　納豆ダイエット。

  朝刊に、納豆メーカーのお詫び広告が並ぶ。ＴＶの健康番組の影響で、バカ売れし、品薄なんだってね。初めてだよね、こんなこと。というのも、私の母は数年前に某ＴＶ番組を見てから、毎日納豆を食べ続けている。キムチを入れたり、めかぶやオクラを入れるなど、味は日替わりで、血液サラサラ効果を狙ったもの。あのときは、こんな騒動にはならなかった。今回は、「ダイエット効果」だものね。生活習慣病予防と比べれば、そりゃあ、注目度と期待度が違うって。で、思ったんだよ。わが家の納豆大好きワンコにも同じような効果があるのか？って。海辺の家で初めて過ごしたとき、家族の目を盗み、食卓に登ってなんと朝ごはん用の納豆をたいらげてしまった。以来、あそこでの食事どきには、ワンコはクレートの中という決まりが出来た顛末。もっとも、納豆だけじゃなく、ブロッコリーに白菜、キャベツなども好物で、みかんにりんごにラフランスまで食べるので、別名「ベジタリアン」と呼ばれるワンコなんだ。ワンコも納豆でスリムになれるんだったら、あと150グラム減量に向けて、納豆を試してみたいなあ。ところで、肝心の人間さまへの納豆効果。母について記せば、食べ始めのワンシーズンこそ減量に成功したものの、現在のところは停滞気味。このときは減量効果なんて思ってもみなかったので、「何だかしらないけれど、いきなり痩せた」と、不思議そうだった。痩せて、洋服がだぶだぶになったので、そこのところは、かなり迷惑そうだった。なんて書くと、いかにも効果がありそうな感じ。でも、件の番組によれば、食するためにもいろいろとお約束があって、それを守らないとダメらしいので、母の体験談は、たまたま痩せたという程度のものかもしれない。

  2007.01.11

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• 寒くても散歩の日々。

  実家滞在中、毎日ワンコの散歩を担当していた夫。塾の宿題に勤しむ娘を留守番に、ワンコの散歩のために家を出たとたん、往復1時間強の散歩コースを提案して来た。古い水路を暗渠にしようという行政の計画に市民が反対運動を起こし、保存が決定、今では、地域住民の憩いの場として定着している遊歩道を通り、名所・旧跡が点在する池の周囲をまわるコースだ。どうやら、日頃の運動不足解消だけでなく、歩くことの楽しさから、遠出が苦にならなくなった様子。歩きながら、お正月の顛末などについて振り返る。そして、先々のお互いのスケジュールの確認。ま、あんまりたいして中身のない話をとめどなく交わすのが、散歩のときの常。水路には、どこからともなく流れ着いた鯉が住みついている。ほとんどが、体長70、80センチくらいはあろうかという立派な大きさで、「そのうちに鯉で水路が埋まってしまうんじゃないか？」と不安になるくらいだ。「そういうときは、大きいのから順番に洗いにして食べる」「いやいや、絶対に泥臭いから、空揚げか鯉こく」うちの鯉じゃないのに勝手にメニューまで考えたりして。ワンコは、ひたすら歩く。というよりは、足が短いので小走り。誰かひとりが散歩のお供だと、たまにストライキを起こす癖に、二人以上がお供だと、嬉々としてどこまでも歩く。さすが、猟犬だね。娘のおみやげにと、駅の近くのパン屋でパイ皮のシュークリームを買って帰る。のんびり出来るのも今日限り。お正月休みというよりは、普通に休暇って感じかなあ。もっとも、受験生にはほとんど休みがなく、こちらも心底のんびりした気分にはなれなかった。ワンコにとっては、毎日2回、それも、いつもに比べればかなり長時間の散歩の日々だった。彼女が一番、得をしていたかも知れない。その証拠に、帰れば、大人しく昼寝。小さなお子さまと同様、安眠、快眠には、満足出来る日常が一番の薬だ。

  2007.01.08

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• ペットもUターンラッシュ。

  外ではともかく寡黙なわが家のワンコ。そういや、誰か、そんな人いたっけねえ。周囲でどんなによそのワンコが吠えていようが、つられず沈黙したまま。空港でのカウンターでも、隣のケージで騒ぐワンコがいてもともかく沈黙を保つ。そんなワンコが、今回の旅行の帰路では、少しだけ違ってた。空港へ向かう車の中で、時折、「ふにふに」「くう～ん」とか細くないた。もしかしたら、往きの飛行機が少し揺れたことを覚えているのかな？伊丹空港で受け取ったとき、震えていたっけ。怖い思いをしたのかい？羽田への復路は快適で、揺れることはなかった。スペシャル・ドリンク、キャラメル・カフェの甘いヴァニラの香りが漂っていて、思わずアメリカみやげにいただいたCAFE GODIVA VANILLA HAZELNUTの香りを思い出しちゃったよ。往路のペットの搭乗は、わが家のワンコだけだったけれど、さすがUターンラッシュ、復路では7つくらいのケージが並んでいた。もちろん、わが家のケージは寡黙なまま。車の中での、あの「ふにふに」はいったい何だったんだろう？数日ぶりのわが家。後片付けも軽快にはかどる。ワンコもすっかり落ち着いて、「ワンコもわが家が一番って感じね」と娘が笑う。この日の夕食は？もちろんインド料理さ。申し訳ないことに、ワンコは留守番だったけれどね。散歩道だらけの街での休暇だったので、ワンコにとって極楽だった。残念ながら、私たちにとっては今年も疲れる休暇だったけれど。

  2007.01.03

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• ワンコのお年玉。

  昨年に続いて今年も、ワンコがお年玉をいただいた。手作りのポチ袋に1000円札、500円玉、100円玉、50円玉、10円玉、5円玉、1円玉がそれぞれ1枚ずつ、計1666円入っている。その心は「ワン、ワン、ワン……」。夫の取引先のおばあちゃま。（夫の顧客には年輩の女性が多い）昨年いただいたときには、とても驚いた。そして、意味を知って、なるほどと感心。母なんて、参加している朗読の会で毎月製作している視覚障害の方向けのテープに吹き込む「今月の声のコラム」にちゃっかり採用していた。飾り棚に置きっぱなしにしておいたので昨年の分と2年分が、そっくりそのまま置いてある。ワンコにしては小金持ちなんじゃないの？ちなみに、今年のワンコはクリスマス・プレゼントまでゲット。アメリカ在住で一時帰国中の友人からいただいたワンコ専用クッキー。ピーナツ・バター味なんだって。クリスマスが終わると、一気にお正月モード。松の内が過ぎるまで、日本を満喫出来る数少ない時期を過ごすことになるんだなあ。

  2006.12.23

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• トイレを買いに行く？

  近ごろのワンコは、留守番が長時間に及ぶせいかクレートの中でトイレシートをビリビリにしてしまう。破壊されるたびに、ワンコが大嫌いな掃除機が登場し、ワンコはキャリーの中に避難。クレート内に飛び散るポリマーの粉を掃除機で吸い取るのだ。最近のトイレシートは吸水性を高めるためにポリマーの粉がたっぷり仕込まれている。だから、シートを破壊されるとうんざり。それが日に何度もやられるものだから、さらにうんざり。この忙しいときに！で、トイレシートの在庫はあっという間に無くなり、買い物に出かける羽目に陥る。「トイレ買って来なきゃ」「えっ？　お母さん、トイレ買いに行くの？　トイレシートの間違いでは？　」はい、おっしゃる通りです。う～ん、疲れてるよ、私。実家の近所ではトイレシートよりも木屑でつくられたトイレマットが主流。木の香りがして、なかなかいい感じなんだけれど、ワンコはこのマットを掘ってしまうんだよね。そう言えばダックスって、穴掘り犬だったっけ。ポリマーが散乱するのと、木屑だらけになるのと、どっちがましなんだろうか？

  2006.12.19

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• わが家にだけクリスマスが来ない。

  1年で一番わくわくする12月だというのに、今年は全くわくわくしない。何故なんだ？季節に合わせたインテリアを工夫するのが好きだった。特にクリスマスには力が入っていて、代官山にクリスマスカンパニーが出来た頃からせっせと通っては、グッズを調達。娘が生まれてからは、もっと大きなツリーに変えて、玄関から寝室に至るまで、ともかく家中クリスマスバージョンに仕立て上げては悦に入っていた。ところが、ワンコが家にやって来ることになり、ツリーを倒される心配のあまり、いきなりクリスマスバージョンは無しということに。（ついでに雛人形も出せなくなった……）マンションの玄関先にイルミネーション。ロビーにもライトが輝いているというのに、わが家には、ドアにかけるベル一つない。これじゃあ、盛り上がらないよ。クリスマスのわくわく気分は、ケーキやチキン、シャンペンと共にやって来るのではなかった。家中をツリーとライトで飾るそのプロセスと共に徐々に盛り上がるものだったのだ。せめて壁にかけるツリーだけでも、と思ったが、某子ども関連施設に差し上げてしまったのだった。こうなったらＴＶの上にでも、初代のツリーを飾ろうかな。

  2006.12.15

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• イルミネーション探索散歩。

  クリスマスが近づくと楽しみなのが、イルミネーション。住んでいるマンションのエントランス前の大木と、駐車場の桜の木にイルミネーションが灯った。恒例の年末行事のひとつ。11月後半から、すでに住宅街のあちこちでイルミネーションを飾る家が増えている。丸の内や銀座のイルミネーションも素敵だけれど、住宅街のイルミネーションはその家ごとの個性が感じられて、面白い。出窓を生かしたり、壁一面に描かれていたり。夕方5時ともなると、既に真っ暗。ワンコの散歩ルートも、自ずとイルミネーションを求めたものに変更。高台からは、マンションのベランダに飾られたイルミネーションも望める。そこに住む人々の暮らしの工夫。歩きながら、ときどき胸が切なくなる。ひとそれぞれの暮らしがある。みんな、今日を生きているんだよね。

  2006.12.04

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• ほへほっほ（こけこっこ？）。

  夕食後、ぐっすりと眠っていたワンコが、午前0時直前に起きだし、伸びをして、夫に向かって、こう言った。ほへほっほ。こけこっこ？そう聞こえたよ、今。「おお、起きたのか」と、抱き上げる夫。ねえ、今、こけこっこって言ってたよ。「えっ？　こけこっこ？　犬の癖に？　　面白いなあ、おまえ」発声のしくみが違うから、「わん」とか「くん」、「ひん」としか言えないけれど、その節回しで、「お父さん」とか「お母さん」と聞こえるときがある。私たちが話しているのを真似しているかのよう。初めて気づいたとき、一生懸命に「お父さん」と言おうとしてるようで、健気だなあと思った。それにしても、起き抜けに「こけこっこ」？使い方としては、間違ってないような……。でも、この辺りじゃ、にわとり飼ってるところはないよ。どこで習ってきたんだい？

  2006.12.03

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• 散歩の敵はお天気だけじゃない。

  11月も今日でお終い。イライラしながらの療養生活だったはずなのに、月末に向かって加速度的に立て込んでいった……。で、気がついたらワンコの散歩時間が減っている。今日なんて、結局連れ出す暇もなし。散歩を妨げるのは、お天気ばかりじゃなかったのだ。ごめんね。健気なワンコは、クレートトレーニングの延長のつもりでいるのか、ケージから出されただけでご満悦。おもちゃを振り回し、齧りつく。もちろん、「投げて～」とおもちゃをくわえて足元までやって来る。困るのは、日に日に重たくなっているような気がすること。せっかくウエートコントロールに成功しかかっているのに、逆戻りってことになったら？寒さに向かって、ますます散歩が億劫になりそう。非常にまずい！

  2006.11.30

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• 犬公園の忘年会。

  早々と犬公園メンバーの忘年会。いったい何年目なのか？誰も答えてくれなかったけれど、これまでのこうした集まりへの皆勤者は3名。みなさんノリがよいので、真夏にいきなりビアパーティー！ということもあったとか。今回は総勢15名。これでも全員集合とは行かない。全員おばさまなのだけれど、年齢幅は相当あって、平均年齢は謎。聞かないほうがいいかもね。「犬仲間の忘年会があるんだ」と母に報告したら、「犬仲間なのに、ワンちゃんは一緒じゃないのね」と笑われた。まあ、硬いこと言わずに。どちらかというと犬の話よりも、それぞれの興味や趣味に沿った話題に花が咲く。学校つながりでもなく、もちろん仕事つながりでもなく。ご近所つながりとも違う、不思議なつながり。まだ11月なんだけれど、「よいお年を」と言いながらお開き。明日の夕方、きっとワンコと一緒にまた出会う。

  2006.11.25

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