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[犬と暮らせば。] カテゴリの記事

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• 愛いやつ。

  毎度おなじみ夜のわんこの散歩。もちろん今宵も敢行。途中、何度も寒風吹きすさぶ中、ひたすら前に向かってしゃかしゃかと小走りを続けるわんこ。幼犬の頃はその小走りで動かす足の運びがあまりに速く、宙に浮いているように見えた。それが面白くて、駆けたがるワンコをわざと押しとどめ、誰かが数メートル先に歩いて、わんこの小走りを眺めては喜んでいたっけね。我が家近くまで歩いて来て、ふと気づく。滑車を回し続ける誰かに似てないか？まさに娘好みのハムスター。なるほどね。今、なかなか寝床に入らない私を気遣い、足元で様子をうかがっている。いったい彼女は何を心配しているんだろう？愛いやつ。

  2012.02.15

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• 冬のわんこ。

  このところ私が床に就く前にわんこが私の寝床で寝ているらしく寝床に入るとほかほかして暖かい。「ありがとう」と声をかけるとそっと布団に潜り込んで来る。一人と一匹とで温めあいながら就寝。寒くなると同時に膝に乗せてとせがむ頻度がぐっと高くなる。久しぶりに在宅で仕事をしていた今日はそうでもなかったけれど。私が留守の間に、体調を崩していたらしい。「わんこ、何度か吐いたんだよ。　もう治ったけど」娘の報告を訊きながら、1年前も体調を崩していた時期があったと思い出す。あのときは、本当に元気がなくて歩行もおかしかった。今回は何か怪しげなものを食べてしまったらしい。どうも新しいフードが口に合わない様子。昨年秋に7歳になった。犬の7歳はシニア犬の仲間入りらしくて、フードも7歳未満と7歳未満で分けられている。シニア犬用のフードはお口に合わないのかしらねえ。無理に歳に合わせなくても食べられるのなら変えなくてもいいのかな。明日の天気予報は東京にも雪だるまのマーク。さらに寒くなるのかな。明日の夜は外出予定があるから、仮に雪が積もっても元々散歩が出来ない。今夜は散歩の途中から、ぽつぽつと雨が降り始めた。寒くても、またひとつ歳を取っても散歩の時はとっても元気。今夜も寝床を温めておいてね。一緒にぬくぬくしながら素敵な夢を。

  2012.01.19

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• 呆然と、させてはもらえない。

  呆然としていたくても、そうは問屋が卸さないのが日常というやつなのだ。今年も狂犬病予防接種に駆け込みで出かけた。昨年背骨の痛みで急激にやせてしまったワンコだったけれど、少し体重が増えて、「これ以上増やさないように！」と言われてしまう。厳密には300グラムぐらいはウエートダウンが必要。1時間たっぷり散歩のあとでの予防接種。「今日はおとなしくしてないとね」と言われたのに夜になると夫が散歩に出かけようとする。ううう。そんな一日を過ごした翌日は……。一日留守番の上に、散歩にも行けなかったワンコ。ごめんよ。押さえた声でひいい、くうう、と抱っこをせがむ姿が、やけにいじらしかった。明日は塗装工事が入るので昼間は出かけられない。天気予報では雨なので、致し方なし、か。今日は一日会計事務に追われた。ゴールデンウィークは、所用で気仙沼と仙台に赴く予定。夜、あたふたと電話やメールのやり取り。電気事情の悪い気仙沼から電話がかかって来たときには3.11の翌朝に福島にいた娘から電話がかかって来た時くらいに感動してしまった……！いよいよ明日、通電するんだって。わくわく。4月も半ば過ぎたんだねえ。頭の中では、いつも半月先、ひと月先、もひとつおまけに3カ月先くらいのこと考えてるから、現実とのタイムラグは相変わらずだ。そんな明日は、在宅仕事の間中、膝の上をワンコに占領されそうな予感。

  2011.04.18

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• またしてもワンコの体調が……。

  三連休というだけで気分が休まる。免罪符みたいなもの？不思議だね。娘の大学入学手続きのために、まずは夫の兄のところに連絡を入れ、書類を届ける。娘の友人がやってくる。昼食後にワンコの散歩。途中で、今夜の夕食の仕入れ。雪がどうのと言っていた昨日、一昨日とは打って変わって暖かい。ほのぼのしていたのに、帰宅後、ワンコが吐いた。一昨年前の10月のあの日と同じだ。ただし、ワンコ自身は至って元気。ということは、水を飲ませずに胃腸を休ませれば、多分、明日には本格的に回復できるかも。ここのところは人間と同じだね。明日、明後日と外出スケジュールが詰まってる。お願いだから、その間に回復してくれると嬉しいな。そんなの、飼い主の勝手な言い分？水と食事を我慢させようと決めたら、ワンコはガムをかじるだけで、特に要求はしない。やっぱり自分のこと、解ってる？もしや、散歩の途中の買い物のとき、お店の外につないでいる間におなかを冷やしちゃったのかな。原因を探りつつ、彼女が元気だということだけが救い。

  2011.02.13

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• 寒いと犬のぬくもりが嬉しい。

  夜、寝床に入ると、ワンコが寝ていたのか、布団が温まっていることがある。寒がりの私には、嬉しい。夫は逆に、布団が温まっていると気持ち悪いんですって。ワンコに、私たちの好みの違いを知ってもらって、私の寝床だけ温めておいてくれるように伝えるにはどうすればいいのかな？もうひとつ、この冬のワンコからの贈り物？がある。在宅仕事をしていると、ワンコが足下にやって来る。膝の上に載せてやると、そのままじっとしている。そう、膝かけ代わり。ただし電話がかかってくると、そうもいかない。室内の電波事情はあまりよくなく、携帯電話にかかってくるとリビングをうろうろしながら、電波状態の良い場所へと移動しなくてはならない。今日は、宅配便なども届き、いちいち降ろしては、ここぞとばかり吠えまくるワンコに「しーっ！」と静止しながらインターフォンを取り、玄関へ向かう。それにしても、随分元気になったものだ。マンションを出るときには、側溝をぴょんと飛び越えるし、昨日は、リビングで遊んでいたときに「全速力で走ってた！」と娘が興奮していた。「ワンコが全速力で走ってるの、　久しぶりに見たよ」はつらつとした姿を見られるのが、ともかく嬉しいのだ。クリニックでいただいた鎮痛剤は、数日前に飲み終えた。今はまだ、薬の影響が残っているはず。今のはつらつぶりが、薬の影響によるものかどうか、しばらく様子をみて行かなくてはならない。投薬係は娘。初めこそ嫌がっていたけれど、薬を飲むと調子が良くなるのが判るのか、ワンコは嫌がらなくなった。この辺りは、年長さんぐらいの歳の子と同じくらいおりこうさん。ただし、飲み終えると水を飲みに行く。「不味くてごめんね」とその都度娘が声をかける。いただいた薬は食欲増進作用もあるとのこと。確かに、食欲が戻って来た。食後にフルーツを食べていると夫の足下で「くーん」と催促する。今日なんて、白菜の白い部分をしゃきしゃきと食べていた。ブロッコリーやキャベツなど、案外野菜好き。残念ながら、在宅仕事も今日で一旦終了。明日から、外出予定が目白押し。また留守番の日々がやって来る。

  2011.01.26

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• 我が家の愛犬から学ぶ。

  背骨の異変により、下半身に異常が生じた我が家のワンコ。クリニックで処方していただいた薬のおかげか、表情も明るく、随分と行動的になった。とは言え、相変わらず段差は苦手。散歩でも、跳躍はしないし、段差に挑戦しようとして、下半身が思うように動かず、立ち止まってしまう。主治医からは、「無理をさせないように」と厳命を受けている。ということで、本日の散歩で赴いた古刹の130段にもなる石段をワンコを抱えて上る。膝に問題を抱える私としては、かなりの冒険。日頃の鍛錬のおかげで、難なくクリア。ワンコはしっぽを振り振り、境内を歩く。ワンコの、楽しげな様子を見守りながら歩くのが嬉しい。もっとも、そのあと、ペット同伴可の家電量販店に入って、ずっとワンコを抱っこしていたら辛くなって思わずベンチに座ってしまったけれど。夜、テレビでワンコよりも体重の重いチワワのダイエットの模様を見る。後ろ足の膝関節が脱臼ですって。それでも、筋力トレーニングと食事で無事に目標数値を達成。見違えるほど敏捷さを取り戻していた。チワワとミニチュアダックスとでは、解剖学的に支障を来す部位に違いがあるとは思うけれど。ワンコが本当の元気を取り戻すためには、まだまだ足りないことがあるんじゃないかと思った。昨日、娘が体調を崩して、予定を変更したのとほぼ同等の飼い主としての覚悟のほどを実行しないとね。ワンコも大事な家族のひとりだもの。「御身お大切に」ということをワンコにどうやって伝えればいいのかと勝手に悩んでいたけれど、ワンコ自身は出来ないことはやらないし、出来ることは積極的にやろうとする。そんなワンコを見ていると、やっぱり幼児さんの素直さ、率直さは大事だなと思う。おとなって、どうしても無理するからね。ワンコのことを見習って、無理はしないと肝に銘じたほうがいい。古刹で引いたおみくじにも、そんなことが書いてあった。（苦笑）単身飛行機に乗って我が家に来たことも含め、我が家に言葉にできないくらいの恩恵を与えてくれたこと、ワンコには、こころから敬意を感じるし、感謝しているんだ。

  2011.01.16

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• その表情は、回復の兆し？

  お正月休みも今日まで。休みの間に絶対やっておくべきことNo.1はワンコをクリニックに連れて行くことだった。出がけに、マンションのエントランス出たところにある溝のスチールカバーを難なくぴょんっと飛び越えたワンコ。えっ？随分回復してるじゃないの。なんだか絶好調ね。クリニックに行かなくても、治ってたりして？それでも、一応レントゲンぐらいは撮っておかないと。もし自分自身や人間の家族が同じ症状だったら、絶対にレントゲン撮ってもらうもの。と、気を取り直して、坂を上る。クリニックには先客が4組。診察室に2組、そして待合室に2組。症状を伝えながら、一番具合が悪そうだった時期に受診出来なかったなあと改めてワンコに済まないことをしたと思う。診察室に入って、まず獣医さんが驚いたのは体重が4900グラムから4300グラムに減ってたこと。前回、9月末に受診してからだから、3カ月で600グラム減？人間の体重に換算すれば、3カ月で6キロ減ってことか。そりゃあ、驚くよね。実際、具合が悪くなり始めたと同時に食欲もかなり減っていて、ご飯を半分残したり、1日に1食ぐらいしか食べられなかったりしてた。急激にやせたので、娘がこんなこと言ったくらいだ。「体重がいきなり軽くなりすぎて、　からだに力が入らないとか？」最初に気がついたのは、トイレシートに上ろうとしてどうしようかなあ？と戸惑っているというか、いつも通りにからだが動かなくて悩んじゃってる風情でトイレシートの前にたたずんでいたことから。ワンコの目と私の目が合ったとき、なんだか困ったような表情になったのを覚えている。クレートに上がるのも、ちょっと立ち止まるようになった。あのとき、すぐにでもクリニックに駆け込めたらよかったのに、何だか毎日かけずり回っていて、そのままにしてしまってたね。背骨を触診した感じでは、ひどく痛むところはないみたい。レントゲンを撮っていただくと、一見、特に主だった変化は見られない。でも、背骨の胸の後に当たる部分に、わずかな変化が見られた。カルシウム不足ってことも考えられるのかしら？取り敢えず、鎮痛消炎剤を処方していただいて、その先は、サプリメントの使用を考えたほうがいいみたい。帰り道、いつも同様に足早に家路を急ぐワンコ。出がけには飛び越えた溝も、帰りには飛び越えずに上を歩いて通った。夕飯のことを考えながらPCに向かっていたら、ワンコがそばにやって来て、しきりに私のことを見つめる。何だか生気みなぎる感じ。ああ、これよこれ、少し前までは、こういう表情で見上げてたのよね。具合が悪くなってからは、こういう表情は見られなかった。娘が肺炎にかかって入院したとき、ベッドサイドに家族の写真を何枚か飾った。その写真に写っている娘を見て、看護師さんが「おお、元気だ！」と言ったのよね。そのとき、改めて、これが元気なときの（いつもの）娘の表情かあと気づかされた。あのときと同じだ。と、私の膝に飛び乗ろうとする。おいおい、それはまずいよ、と抱き上げる。本格的に回復して来たのかなあ。昨年の10月で6歳になったワンコ。人間で言えば40歳くらい。筋骨格系の疲れが出て来てもおかしくはない。いや、もしかしたら筋骨格系じゃなくて別の原因でくたびれていたのかもしれないけど。再び元気を取り戻しつつあるなら、嬉しい。今週末はさらに冷え込むらしいので、出来る限り散歩は暖かい時間帯にしよう。帰宅すると、一昨年、愛犬をなくした友人から、なんでもスキューバダイビングにはまってしまって、世界中の海に潜るために日本脱出を計画しているという非常に前向きな年賀状が届いていた。天寿を全う出来たのよね、その犬。ワンコもそれにあやかれるといいな。

  2011.01.05

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• ワンコの血統的祖国はイギリスでした。

  やっぱり家族が揃うとワンコも元気が出るみたい。夫が出張から帰って来たら、ものすごい喜びようで、しっぽなんてぶんぶん振っちゃって。明日から実家で過ごすことになるので、先に衣類を送る。夫の仕事に一区切りついたところで、ワンコも一緒にお出かけ。1週間以上の出張用バッグに衣類を詰めて、ついでに本とおみやげも入れて、まずはコンビニで宅配便として送る。それから、いつもの散歩。なんだか今日も暖かい。陽射しがとてもまぶしいわ。お昼はお弁当にしようと、別のコンビニに行ったら、お隣が宅配会社の事務所。さっき宅配便を出したコンビニよりもずっとずっと家から近い。全然気づかなかったね。次はここに持ち込めばいいのか。夜、娘の帰宅に合わせて、再び散歩。ところが、娘は帰宅途中で買い物の様子。仕方がないので、散歩を続行、ご近所の古刹に向かう。昼間も散歩したせいか、ワンコはいたって元気。初詣客の数が全国でもトップ5に入るだけあって、すでに新年を迎える準備は万端みたい。年越しは、いつも自宅にはいないから、そのにぎわいを直に感じたことはないのだけれど。本堂に向かって手を合わせる。参道に向かって階段を下りる。まるで苗場スキー場みたいに、ここには緩い斜度の階段も用意されてるんだ。でも、そのゆるい階段さえ、ワンコは数段降りただけでギブアップ。かつてはものすごい勢いで降りて行ったのにね。夫が抱いて、メインの階段を下りることに。それにしても、ここから眺める夜景も、なかなか見事。寒波の到来で夜空はとても晴れていて、星もいつにも増してよく見える。流星群の時期には、ここに来ればいいのか。思わずつぶやくと、夫が「そうだね」と答える。夜の散歩の出がけに、久々に会ったRくん（ミニチュアシュナイザー、6歳、♂）は、ウイルス感染で、ウイルスが足に巣食ってしまったために後ろ足が突然硬直して、上げられなくなっちゃったんですって。雄犬としては、そりゃあ、何かと困るよね。「にもかかわらず、　ソファに飛び乗ろうとするのよ」（Rくんママ）現在もクリニックで注射を打たれているのだとか。ふーむ。もしや、ワンコも同じことになってる？年明けには、クリニックに連れて行くからね。のんびり、ほわほわと夜を過ごしていたら、お仕事メールが届いていて。（夫が私のパソコンでゲームをしていたんだけれど、　その間にメールが届いていて、気にはしていたのだけれどね。　やっぱりお仕事メールだったのか、と）で、お風呂入って、この時間ですわ。（日付変わってるしぃ）もちろんワンコと夫、娘は、もはや熟睡状態。多分、呆れながら寝床に入ったよね？「沈む日本を愛せますか？」（内田樹×高橋源一郎／株式会社ロッキング・オン）で、小沢一郎さんと鳩山由起夫さんのことを、こんな感じに評してた。理念の鳩山、行動の小沢。鳩山さんは言葉の人（非現実的で理念のみ）だけれど、小沢さんは行動の人（極めて現実的な政治システムおたく、理念はゼロ）。実はね、仕事を持ってこられると、条件反射的に動くように訓練されてるの＞私。だからね、極めて小沢さんチックなのだけれど、もともとは鳩山さんだったの。いつの間に逆転しちゃったんだろ？と自分でも疑問に感じつつ、仕事に邁進してしまった。多分、日本は、アメリカを追いかけて来たように見えて、その実、イギリスを追いかけているんじゃないのかなあ。今関わっていることもそうだけれど、日本はヨーロッパのほうに親和性あると思うわ。そもそも、アメリカだって、元イギリスなんだよね。因に、ミニチュアダックスの血統にはドイツとイギリスとがあって、我が家のワンコはイギリスなの。（ちゃんとワンコの話で終わるのかどうか、　途中で心配になっちゃったけど、無事にオチた）

  2010.12.29

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• 寄る年波？

  どうやらワンコは、本格的に腰が弱って来ているみたいだ。階段を上るとき、以前のような勢いが全くないし、溝の上をぴょんと飛び越えることもしない。上手に迂回して、飛び越えずに通ろうとする。いきなりの寒波で冷たい北風が吹く中、夜の散歩を敢行。いつにも増して星がよく見える。寒いからどうかな？　途中でへこたれないかな？と不安だったワンコの足取りは最後まで衰えない。上り坂も、下り坂もへっちゃら。もちろん、溝は迂回。家に近づいたところで、向こうからラブラドールが近づいて来る。いきなりワンコの歩くスピードが上がる。（笑）うん、そのくらい早く歩ければ大丈夫。歩ける限りは、ちゃんと散歩に出かけようね。明日は、日のあるうちに散歩しよう。

  2010.12.25

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• ちっちゃなワンコの声なき抗議。

  ここのところ、ワンコの後ろ足がやけに震えているのが気になる。昼間、暖かい時間帯に散歩に連れ出しても震えてる。昼間、家族が外出するときには、娘がウォーマーの電源を入れて、その上にパオを置いて、なおかつ暖房を入れたままにしておく。「上はあったかくても、床は寒いものね」ワンコは寒がり屋だから、そういうところは、それなりに気遣っているつもり。でもでも、下半身は震えるんだよね。用を足すために、あるいは食事のために、クレートに入るのはいいけれど、下半身の震えのせいか、小さな段差が飛び越えられない。昨晩、夫がそれに気がついて、ついでに、いつもの心配性も発揮して、ワンコが再び具合が悪そうだ！と。お風呂に入れたら、暖まるんじゃないの？お風呂嫌いのワンコだけれど、夫がお風呂に入れる。浴室から駆け出すワンコ。怒濤の3日間を終えて、今日は完全オフ！の私。すっかり寝坊を決め込んで、お昼寝もしっかり。もちろん、お昼寝にはワンコも一緒。果たして。夜、仕事で遅めの帰宅の夫を全身で大歓迎のワンコ。「おお、元気じゃん！」ほぉら、見なさい！ここのところ家族の外出が続いていたものだから、（外出してなくても、全然相手にしてもらえなかったから）寂しかっただけなんだよね。家族の外出が続くと、思いがけないところに固形物が転がっていたり。そうやって意思表示。言葉は発しなくても、態度で示す。そこのところをちゃんと読み取らないと。もちろん、今夜は万難排して、まずは散歩。夫もワンコも大満足？で帰宅した、はずだったのだけれど……。夫のお布団に、抗議の印が。「もう、わかんなくなった！」さすがに、ワンコは叱られたみたいだけれどね。おねしょだと思えば、いいんじゃない？ちっちゃな家族の一員、ワンコ。その自己主張のやり方は、確かに人間の幼児並みにインパクトあり。デリケートなこころを、スキンシップで受け止めないと。

  2010.11.30

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• 10日ぶりの一家団欒。

  夫の風邪がかなり長引いている。休養が一番の薬？なのに、出張続きで休めなかったことも影響しているのかな。そのおかげで、しばらくは散歩役を一手に引き受けていたのだけれど、忙しかったり、雨が降ったりで、ワンコには誠に申し訳ないことに二晩続けて散歩に行けなかった……。ようやく今日、日のあるうちに散歩に出る。ずっと家にこもっていたせいか、ワンコの寒がりはさらにひどくなっていて？玄関で夫が訊ねる。「寒い？」結局コートは着せずに出かけたのだけれど、なんだかずっと震えているんだ。ドラッグストアの店先で、夫が喉の薬を渉猟するのを待つ間、とうとうこちらがたまりかねて抱き上げる。足がずっとブルブル震えているよ。大丈夫かしら？再び歩き始める。そのまま坂を上がって、遠くの空を眺める。やっぱり台風一過という雰囲気の空だなあ。やけに空気が澄んでいる。いろいろなものが吹き飛ばされ、浄化された感じ。馬の背になっている住宅街を抜け、再び坂を降りると、ふふふ、ワンコったらすっかり息弾ませてるよ。もう大丈夫だね。2回に分けて添付ファイルで届いた資料を一気に印刷。気分転換の散歩だった。夫の咳は、まだまだ重苦しい感じ。本当は受診すべきじゃないかしら？まるで夫にうつされた感じの娘は、再び熱が出て来て、かなりつらそう。明日は絶対に受診だね。「おとうさんの風邪をうつされたみたいなんですって、　言って、診てもらっておいで」夫が勧める。「父はまだ、重苦しい咳が止まりませんって　報告しておくよ」娘が応える。散歩で満足したのか、ワンコはクレートの中のホットシートの上でまったりと、まどろんでいる。電源を入れたら、ずっと日中はここで過ごすようになった。やっぱり床のほうは寒いのかしらね。勤労感謝の日。10日ぶりの一家団欒。

  2010.11.23

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• エリザベスカラー。

  お彼岸と言えば、お墓参り。我が家では、お墓参りにはワンコも連れて行く。が、この雨では、普段ならお留守番。ところが、昨晩ワンコのお尻付近に異変が発生、急遽クリニックへも行かねばならなくなった。寝坊が当たり前の休日。ブランチを食べてクリニックに電話をかける。午後の診療は2時からですって。時計を見るとほぼ午後1時。さくさくと外出準備。ワンコはキャリーに収まり、一家総出のお出かけ。まずはお墓参り。もちろん“千の風”の全面的バックアップを受けて、最寄りのパーキングは空いているし、雨も一時的に止む。この天候故、お線香をあげるのは断念、お花だけお供え。と、甥っ子登場。しばし歓談し、一緒にお参りもして、車に戻ったとたんに、土砂降りの雨。わあお。夫のリクエストでレンタルCDショップに立ち寄り、なんだかんだあって、クリニックへは10分前に到着。まだまだ雨は強い降りが続いてる。しっぽ付近に、何やら強烈なかゆみを感じたワンコが、かゆみを抑えようとするあまり、皮膚に炎症を起こしてしまった、というのが今回の受診の理由。当座、ワンコが患部をいじらないようにしないとね。先日夫が捨ててしまったエリザベスカラーを購入、5日分の炎症止めをいただいて終了。数年ぶりにエリザベスカラーをつけられて、ストレス最高潮って感じのワンコ。身震いしてはエリザベスカラーをふるい落とそうとする。夕方には慣れたらしく、ちんまりと座った姿は、ミヒャエル・ゾーヴァさんの絵を彷彿とさせる。今回のワンコみたいに、いきなりある衝動に駆られて、思わず行動を起こすものの、それがトラブルにつながるパターンってものを、誰しも持っているような気がする。で、そのパターンてやつは、自分でそれと判っていて、止めようとしても何故だか、必ずトラブルを繰り返すようなやっかいなことだったりする。「ああ、またやっちゃったよ」と後悔するような。もちろん、私自身にも心当たりはいくつかある。それを「それが私なんだもん、仕方がないよね」と、ほとんど周囲に甘えるような形で、放置しておける人はともかくとして、なんとか繰り返さないようになりたいと思う人だっているよね。パターンのメカニズムを解読し、その正体を見極めることが出来れば、ワンコの皮膚トラブルが治療出来るのと同じように、パターンからの脱却は可能なのだ。これもまた、感覚統合と極めてよく似ているし、心理学領域や精神医学領域でも、よく使われる。ただし、本人にその気がない場合には、無理。人間、歳を取れば取るほど、裸の王様に陥りやすい。でも、気づくことさえ出来れば、改めることが出来るものだってこと。いやがるワンコに無理矢理エリザベスカラーをつけた言い訳ってわけじゃないよ。

  2010.09.23

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• ドッグラン独り占めのお盆休み。

  お墓参りのあと、ドッグランに寄ってみる。大型犬用のスペースも小型犬用のほうもガラガラ。土曜日にこんなに空いてるなんて……！大型犬用スペースにはパピヨンの親子が4匹とミニチュアシュナウザーが一匹。シュナの飼い主は木陰で読書というのどかさ。小型犬用のほうに陣取り、ワンコが独り占め。木陰が多くて、涼しい。ぼんやりとお茶を飲んでいたら、先行組がお帰りに。あああ、どちらもワンコが独り占め？大型犬用スペースに移動する。日向で改めてワンコの姿を見ると、娘によって虎刈りにされた、その虎刈りぶりの“素晴らしさ”がさらに際立ち、苦笑。少し興が乗ってきたのか、徐々にワンコが走り始める。しばらくすると、シーズー♂が到着。彼はマーキングに忙しい。夏らしく短く毛を刈っている。「あんまり暑がるものだから、　思い切って刈り込んでもらいました」飼い主がにこやかにおっしゃる。シーズーがこれほど短く刈り込むんだから、ワンコだって、クリニックでさらに短く刈り込んでもらえば、少しは見栄えがするようになるかな？犬用のバリカンを買えば、自宅でも出来るかしら？このあとは、誰もやって来ない。みんな夏休みで遠出でもしているのかしら？今日、明日は、都内居残り組は高速道路の渋滞に囲い込まれているようなもの。車でドライブは、やめておいたほうがいいね。駐車場に戻りながら、この後の今日の予定を相談。そうだ、借りておいたDVD「フロスト×ニクソン」を観よう。ウオーターゲートでの盗聴が発覚、任期半ばで大統領を自認したものの、再起を信じて疑わず、国民に陳謝も行わないニクソンにテレビの申し子・フロストがインタビューで迫る。背水の陣で臨んだインタビュー最終日に、見事ニクソンを追い込み、憔悴と後悔の表情をアップで捉えることに成功。ニクソンの息の根を止める。これもまた、カタルシス。ってことで、見終わったら返却がてらワンコの散歩。ゆるゆると休みらしいのどかさを堪能。こういう過ごし方なら、ワンコも満足、かな。

  2010.08.14

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• ゆるゆると夏全開。

  すっかり夏になってしまったので、ワンコの散歩は、もっぱら夜になってから。まだまだ夜の風は心地よい。川沿いに歩けば、さらにひんやりとしていて、歩き通してすっかり汗ばむからだを心地よく冷やしてくれる。とまあ、人間のほうは心地よさを楽しむ余裕があるのだけれど。ワンコのほうはと言えば、その豊かな毛皮故に、かなり息も上がっている感じで、かなりお疲れ気味のようだね。すでに昼間はエアコンをかけっぱなし。今日帰宅したら、ワンコはパオの中にすっぽりと入り込んでお昼寝していた様子。ふーむ。エアコンかけときゃいいってもんでもないのかもね。ワンコがお疲れ気味なのもそんなところに原因があったりして。昼間、私が家にいるときには、お昼過ぎまでエアコンを付けなかったりする。冷房の風がどうも苦手で、出来る限り自然な風をと思うからだ。そんなときのワンコは、廊下で寝ていたりする。一番風の通る場所。快適な場所を知っているってことだ。今年は実家にも帰らない予定だけれど、出来ることなら高原の涼しい風に吹かれたいなあ。もちろんワンコも一緒にね。思っているだけで、実現するかどうかは未定だけれど。いきなり熱を出して寝込んだものだから、夏休みを先取りしたような1週間になっちゃった。8月こそは、まるまる1週間休めるといいなあ。そうそう、ようやく庭のトマトも色づき始めたよ。

  2010.07.16

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• 留守番犬の憂鬱。

  このところ、家族みんながあわただしくて、ワンコはずっとお留守番。もちろん散歩には出かけているんだけど。今日は帰宅したらトイレシートが粉々、ばらばらに咬みちぎられていた！歩きながらうんちをするので、ときに、トイレから大幅にはみ出し（！）居間の床にまで……。家にこもって仕事をしているときには、トイレシートが粉々にされることも、はみ出しうんちをすることもないのにね。ひとりで留守番というのが、多分嫌なんだろうと思う。明日は、夫がゆっくりめの外出。少しは、落ち着いてくれるかな？

  2010.05.17

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• 雨に濡れても散歩はサイコー？

  いつもより早めに夫が帰宅。早速、ワンコの散歩の催促が始まる。ちょうど仕事が一区切り、いつでも私は出かけられるよ。と、思ったら、電話がかかってくる。ふむふむと打ち合わせをしていたら、背後から、今度は夫が電話をかけ始めたみたい。今日、彼は携帯電話を忘れて出かけたから、電話で話さなくてはならない用事が随分たまっていたみたいだね。ワンコ、散歩はしばらくお預けみたいよ。夫の膝に乗せてもらって、じっと夫の顔を見つめるワンコ。せっかく雨が止んだのに、また降ってきそうだなあ。ようやくお出かけ。勇んで外に出ようとしたら、げげっ、傘をさして歩いている人がいるじゃないの。霧雨だし、止みそうだから、と無理矢理歩き出す。ワンコを降ろすと、私が歩き出すのを確かめてから、歩き出す。2人と1匹。雨模様でも、何だか跳ねてるね、ワンコ。「帰ったらお風呂だよ」そう夫が声をかけ、すたすたと歩いて行くと、いつの間にか、雨はすっかり上がったみたい。年にそう何回もある訳じゃないけれど、夫が早めに帰って来れて、私も家で仕事の日には明るいうちに、こうやって散歩が出来るのも楽しい。空が明るくなってきたのをいいことに、つい、いつもの長めバージョンのコースを歩いていたら、再び雨が強めに降り出した！こりゃあ、本降りになりそうだな。でも、うちまではあと5分。家に近づいた頃には本降りになってきて。夫とワンコは、そのまま浴室に直行、私は傘を持って、夕食の買い物へ。昨日はお天気がよかったけれど、家族全員の帰りが遅くて散歩に行けず。雨に濡れても散歩が出来てよかった、かな。夜、ワンコは、お気に入りのぬいぐるみをくわえて大はしゃぎ。やっぱり散歩が出来て、よかったみたい。

  2010.05.11

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• 生き物と暮らすということ。

  夜中にPCに向かっていたら、ふと足音がして、怪しげな匂いが漂って来た。ふむ、とばかりに、ワンコのケージを覗く。おお、やっぱり。ほかほかの固形物をトイレットペーパーに包んでトイレで処理。はみ出した液体はトイレシートで跡形もなく拭き取る。生き物と暮らすということは、ご飯の心配だけじゃないよね。生きているだけで、環境に影響を及ぼすのは別に人間だけじゃないのだった。エコ・ブームの今、なんとなく言いたくなった。

  2010.05.05

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• ワンコなりの心の尽くし方。

  昨晩から、自分のブログにアクセスすると「アクセスが集中しているので閲覧しにくくなっております」という表示が出る。で、ページの再読み込みをしてみると普通に見られるの。別に、炎上している訳でも何でもないんだけど。日記を書くとき以外はログオフ状態なので、なんだか「いちげんさんお断り」のどこかの老舗みたいだねえ。わはは。それはともかくとして。夫が出張に出ていないという珍しい週末。でも、先約があるので、さっさと出かける支度をする。その間に夫はワンコを連れて散歩へ。と、出かけようとしたら戻ってきた。どうやらワンコが、またしても動かなかったらしい。私が留守番で、夫だけで散歩に出ようとすると、ワンコったら、歩こうとしないで私が出て来るのをひたすら待っているみたいなんだ。ううっ、愛いやつ。そうやって、人はわがペットにはまっていくのかしら？慕われて嫌な思いはしないものね。出かけた先は、子どもの貧困の解決に向けて立ち上がった人々のシンポジウム。今年はじめから着々と準備を行い、いよいよ本格的な旗揚げとなった。発起人のおひとりによれば「日本は子育て貧困大国」なのだそうだ。先日、私も「子育て貧乏大国」って言ってみたけど、思い切って「貧困」と言い切ってしまう気持ちもよくわかる。子どもが貧困という環境下に生まれ育つことは、「いのちの危機、成長と発達の危機、　そしてケアと教育を奪われる危機」というとんでもなく危険な環境で生き続けるということ。そしてそれは世代間連鎖を繰り返して行く。シンポジウムでも、NICUから乳児院、保育所、学校と子どもたちの成長を追いながらの現状報告が次々と語られ、会場に集まった人々の胸を詰まらせ、目頭を熱くさせていた。どのような環境に置かれても、生きて行く、生き抜いて行くのだけれど。社会保障制度はもとより児童福祉制度からも落ちこぼされて行く現状のあることを直視し、差別や偏見を払拭し、心安らかに眠ることの出来るベッド、心地よく過ごせる場所、温かな食事、清潔な衣服を提供出来るようにすること。存在そのものが肯定されること。イギリスではすでに子どもの貧困解消に向けて法律が作られたそうだ。いつまでに、どの程度、子どもの貧困率を下げるかという数値目標を掲げ、国が責任を持って目標達成に尽力して行くという決意表明。フランスの家族政策には出生率低下は国の一大事であるという認識があるとも言われる。人が大切にされる国、人を大切にする国民性。何より、人生楽しまなくちゃという価値観。それぞれの国の来歴があるので、簡単には行かないけれどさ。どんなに尽力しても、貧困を完全に解消することは難しいのだろうけれど、「どれだけ心を尽くしたか」が問われて行くのだろうなあ。そうだねえ、我が家のワンコくらいは心を尽くさなきゃ。飼い主の心を上手くくすぐること。それも、飼い主ひとり一人の気持ちを捉えてしまうくらいのきめ細やかさが必要だな。

  2010.04.25

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• またしても、駆け込み予防接種（狂犬病）終了。

  修羅続きの年明けで、何か大事なこと忘れてないかなー？とずっと気がかりだったのだけど……。なんとワンコのワクチン接種を忘れていたというか、行く暇がなかったというのが真相。おまけに、狂犬病予防接種の日が近づいてきちゃって、さ。人間の場合だと4週間ぐらい時期をずらさなくちゃワクチン接種が出来なかったりするものだから、ワンコについても同じだと思って、まずは狂犬病予防接種からって思ったのよ。思ったにしては、自治体で行う集団接種期間の最終日の今日、ようやくの駆け込み接種。とほほ。ようやく晴れたので、クリニックに直行せずに遠回りをして絵本屋さんまで。途中、鯉のぼりが掲げられている家の前を通る。ふーむ、もう？久々の青空のもと、風に乗って気持ちよさそうね。絵本屋さんでは次回の読書会の課題図書、サトクリフの「ともしびをかかげて」上下巻（岩波少年文庫）を購入。ちょうど届いたばかり。ラッキー♪（いやあ、もちろん「1Q84　3」も気がかりだけど、　それはそれとして……）先週末青山ブックスで見た酒井駒子さんのトートバッグの話で盛り上がる。ふふふ、Tさん「買ってきて！」ですって。酒井さんファンとしてはマストアイテムよねえ。我が家のそばを通り越して、そのままクリニックへ直行。昨秋、体調を崩したときに対応してくださった若くて愛らしい獣医さんが対応してくださる。それと察したワンコは及び腰。やれやれ。で、診察台兼体重計に乗ると、げっ、体重が増えてる！未だかつてない重さ。（と言っても、5キロに満たないんだけれど）「うわぁ、ダイエット成功したのに！　このところのお天気じゃ、運動不足になりますよねえ」待合室で相談した通り、血液検査のための採血をして、予防接種をしてもらう。エリザベスカラーをつけて、採血には1分ほどかかったけれど、注射は一瞬。「へっ？」というワンコの表情がかわいかった。ふふっ。血液検査の結果が出るまでに2週間。結果を聞きがてら、混合ワクチン接種というスケジュール。連休中ももちろんクリニックは営業してるから、2週間後と聞いてもあわてずに済む。さあて、今日はおとなしくしていようね。夜は、妹と築地のおいしい魚料理を堪能、ワンコはお留守番。そうそう、注射済証が今年からリボンになった。きちんと固結びしておかないと、簡単に穫れそうで心配していたら、夫が首輪の調節金具を上手く利用して固定してくれた。ワンコが思わず齧ろうとする。おいおい。どうぞ無事に1年間保ってくれ＞リボンくん。

  2010.04.17

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• 本当の春まであとひと息。

  このところずっと冷たい雨。膨らんだ桜のつぼみがこごえている。一番退屈なのはワンコだろう。出がけにクレートに追い込むと、時折、小さな声でうらめしそうに「ううっ」とうなってみせる。無駄な抵抗と分かっていても、うなりたいんだよね。「おお、今日は散歩に行けたんだね。　ワンコがおとなしい。　散歩に行けない日は、やたらとすり寄って来るもん」娘がそう言って、ワンコの頭をなでていたことがある。以来、ずっと観察していると、なるほど、当たってる。散歩に行けない日が続くと、食欲も減退するみたいよ。雨も嫌だけど、寒いのはもっと嫌だ。スキーを止めたら元来の寒がりに戻ってしまった。先達ての強風で折れてしまったチューリップを一輪挿しにさして、居間のテーブルの上に置いておいたら、真っ赤に花開いた。部屋の中は暖かいからね。庭ではまだ、つぼみは堅い。ワンコもチューリップも桜も、お日様が照るのを待っている。

  2010.03.25

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• もちつきとお散歩。

  恒例の年末のもちつき大会。朝から夫がばたばた。もちろん搗き手として参加するからだ。いってらっしゃーい！寒くてもお天気だけは素晴らしくよいので、まずは洗濯。で、掃除。ごそごそしてたら娘が起きて来て、そそくさとワンコを連れてもちつき会場のプレーロットへ。そうそう、大きなバットと割り箸持参で。しばらくすると、辛み餅と納豆餅を大量に持ち帰り、「鍋、鍋！」と台所から鍋を持って再び出て行く。鍋に豚汁を入れて戻って来る。そう言えば、台所に焼き芋用のお芋の下ごしらえをした跡があったけど、焼き芋はどうなったのかな？「訊いて来るねー」と娘が飛び出して行く。なかなか戻ってこないと思ったら、手に何か持って登場。「ふふふ、きな粉餅、出来たって」わざわざ呼び止めて容器に入れて下さったとか。うれしそうに頬張っている。再び出て行き、今度はワンコも一緒。既に片付けに入っているらしい。今年はとうとう、もちつき中に参加できなかったな。後で夫から聞いた話では、娘が家に戻るたびにワンコのリードを夫が持ち、もちつきの休憩タイムに入っていたとか。（苦笑）「ちっちゃな赤ちゃんが、ワンコをなでたいって　何度も近寄るんだけど、ワンコが逃げるんだよ」ずっとよちよち歩きの赤ちゃんに追いかけ回されてたらしい。「でも、ワンコ、　たき火には近寄ろうとするんだよね」娘が苦笑する。そりゃあ、動物っぽくない反応だわね。日のそばがあったかかったからかしら？マンションでペットを飼っているところは多いけど、もちつきに犬同伴というのは我が家だけみたいよ。午前中はずっとプレーロットにいたワンコ。夕方の買い物のときにも一緒に出かけたけど、帰りがけに夫が一言。「夜の散歩は、なし。くたびれちゃったよ」毎夜、10時頃になると私のところに来て「く～ん」と私を見上げるんだけど、恐らく散歩のお誘いだと思うんだ。今日はお休み宣言出たんだけど、どうかしら？ワンコに伝わってるかしら。

  2009.12.20

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• 人の出入りは激しくても、心は穏やか。

  実家に引き続き、我が家も電話事情に異変。と言っても、ついうっかり乗せられて電話会社を元国営公社から元国際電話会社に変更したってことなんだけど。その切り替え工事が、つい先ほど終わったところ。我が家にやって来た営業担当者は元国営公社の人ってことで、我が家の電話料金の資料を見てあれこれ教えてくれて判ったのが、デジタル回線のつもりがインターネットだけひかりで、電話回線はそうじゃなかったということ。ちょっとむっとしたので、変えることにした。ついよけいなことを言ってしまう私が「電話回線を元国際電話会社に変えたからって、　携帯は変えませんよ」と言ったら、「僕、携帯は元国営公社系列なんです。ほら」と、笑いながら携帯電話を見せてくれた。確かに！まあそのようなやりとりが半月ほど前にあって、1週間くらい前に新しいモデムが届き、それと相前後してプロバイダーからも書類が届いた。プロバイダーからは、わざわざ簡単にセットアップが出来るソフトまで送られて来たのだけれど、それがwindows専用のやつで、思わず問い合わせの電話をかけてしまった。そうしたら、「お問い合わせありがとうございました」って対応の善し悪しを評価してくれというメールが届いた。悪いけど、評価してる暇はないぞ。実は午前中は保険関係の人が来て、午後は工事関係の人が来てという一日だったので、ワンコがいちいち吠えまくってた。どちらの人も犬には馴れているみたいで、工事の人なんて「ほら、おいで」と声をかけてくれたのに、ワンコは全然だめ。この騒ぎのさなかに娘は帰って来るわ、大事な用向きの電話はかかって来るわで、ますます慌ただしかった。人の出入りが激しくても、気持ちは穏やか。そういう一日だってことで、ややこしく頭を使うことはお休みの日だったからね。

  2009.12.07

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• 臆病なトリ頭ワンコ。

  すっかり臆病犬として知人・友人に知られることとなったワンコ。娘に言わせれば、「ちゃんと抱っこして、背中のほうから相手に渡して、　相手にしっかりと抱かれれば、　ワンコも安心して怖がったりしない」ということになるんだけれど、表につながれた状態で、それには無理がある。今日も、絵本屋さんと子育てひろばに出かけ、子育てひろばでは、3人兄弟の親子2組がわいわいがやがやと前を通り、おまけにSちゃんが「こうやると足をくじく」という奇妙な動きをしながら通り過ぎたものだから「いつにも増して怖がっていた」とAさんにウケてしまう。誰も怖がらせて喜ぼうなんて思ってもいないのに、どうしてもそうなってしまうのだ。先日我が家に泊まった娘の友人なんて、娘が上手に抱いて渡したものだから、ワンコもすぐに唸るのを止めて、気持ちよさそうに抱かれていた。で、あっという間に仲良しになって、何枚も一緒に遊んでいる写真を撮ったんですって。ごめんね、ワンコ。いつかちゃんとSちゃんたちに抱いてもらう形で紹介するからね。いくら怖い思いをしても、散歩を拒否することのないワンコ。怖い思いをしても、すぐに忘れるトリ頭だからだろうか？かわいがってくれた人のことまで忘れちゃうのは、困ったもの。次回、娘の友人に会った時、ちゃんと覚えているんだろうか？

  2009.11.25

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• 静かな臆病ワンコ。

  セレモニーはあったし、雨が降り続いているし、家の中で留守番続きのワンコ。それでもすねることなく、家族を熱烈歓迎の日々。誠に申し訳ないので、子育てひろばへの用事のお共に。用を済ませて階下へ降りると、ちょうど常連のMちゃん親子が到着したところ。で、何やらウケている。どうしたんだろうと思ったら、ワンコがあまりにびくついているので、思わず笑ってしまったのだとか。「階段を上がるに連れて、どんどん後ずさるんですよね。　おまけにブルブル震えてるし。　お願いです、来ないでください！って感じで」うひゃー、あなた、営業妨害じゃないの、それじゃ。「そうそう、ものすごく迷惑そうなのよね。　迷惑というよりも、完全に怖がってるかな」スタッフのAさんも顔を出す。臆病者ワンコ。震えてるのは寒かったからじゃないのね。確かに、かなり表情が硬いわ。ご挨拶をして、リードを握ると、ワンコったら、猛スピードで坂道を駆け下りようとする。おいおい、私の方が転んじゃうよ。勢いはそのまま止まらず、坂を駆け上り、どんどん突っ走ろうとする。そうか、そんなに怖かった？怖くても、吠えない。だからつい、こっちも安心して長居してたりして。（苦笑）臆病にさらに拍車がかかってるのは留守番のせいかしら？

  2009.11.13

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• 犬の急病でわが子の成長を思い知る。

  わが子が育って一人前に近づいて来ると、ついつい忘れてしまうことがいくつもある。ワンコと暮らしていると、「おお、そうだった！」と過去が再び蘇る事件が起こり、幼子と暮らすみなさまのことに思いを馳せることにもつながる。夜に会議を控えているため、朝から諸々の用事に駆け回る。昨日から何となくワンコの便が緩いなーと思っていたら、外出から戻ってみると、食べたばかりのご飯を全部吐いたばかりか、胃液まで何度も吐き出した形跡が……。おまけにワンコったらしょんぼりして、パオの上から動かない。後始末をわらわらと行いメールチェックをしていたら、ようやくワンコも動きだし、夫の寝床に移動した模様。で、ふと見ると、ありゃりゃ、またまた胃液を吐いちゃってるよ（げんなり）。夫ご愛用の枕用タオルを始末して、ワンコを抱き上げる。なんとなくぐったり。ペットクリニックに電話をかけ、獣医さんとお話している間に、ワンコが水を飲む。「あらあら、また吐いちゃうかもしれませんね。　急に気温が下がったりするせいか、　体調を崩すコが多いですよ」獣医さんがおっしゃるのはごもっとも。人間も犬も、吐き下しのあとは飲食禁止が原則だもの。用事を放り出して、ワンコをクリニックに連れて行く。おかげさまでワンコは病気らしい病気になったことがない。獣医さんにお目見えするのも、予防注射やホテル利用のときだけ。臆病者のワンコは、いつも診察台から逃げ出そうとする（苦笑）。「お久しぶりだから、忘れられちゃったかな？」と獣医さん。診察のあと、注射を2本と皮下点滴。背中がたぷたぷになったワンコ。一刻も早く帰りたそうにしている。帰宅後、はっと気づいたら、またまたワンコが水を飲んでいる。あちゃー（げんなり）。玄関前で一緒になった夫に、これまでのいきさつを説明し、留守中の看護を頼んで出かける。プロジェクト最終確認みたいな会議だったので、予定よりも早く終了し、家に飛んで帰る。ワンコが玄関先までお出迎え。おお、そのそのくらいの元気はあるんだね。すこしほっとする。「また吐いちゃったんだよ」夫によれば、胃液を大量に吐いたとか。水みたいだったと言うから、胃液というよりは、飲んでしまった水を吐いたんだろう。ずっと夫の膝の上にいたみたい。喉が渇くのか、ときおり普段水飲みを置いている場所を見上げる。なんだかうらめしそう。イベントの疲れが今頃出てきたのか、朝から、からだがだるくて眠かったのだ。出がけにちょっと横になろうと思っていたのが、ワンコのことで吹っ飛んだ。思えば娘が幼かった頃、治ったと思ったら、また発熱を繰り返し、いつもこんな風だったのだ。それを思うと、娘も随分丈夫にたくましくなったものだなあ……。ワンコも早く元気になってね。

  2009.10.27

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• 暗闇でこっそり。

  「そうだよね、　別に君に悪気はなかったんだよね。　わかっちゃいるんだよ」娘が何やらぶつぶつ言いながら寝室から出て来る。それもワンコをしっかり胸に抱いて。何があったんだ？「たまたま、君が前足を一歩踏み出そうとしたら、　そこでボクが口を開けていたんだよね」ワンコの前足が、娘の口の中に……？また、私の布団の上で腹筋やってたのかしら。ったく。まだぶつぶつ言っている。「でも、ボクは君の肉球を食べる趣味はないんだよ。　悪いけど」そりゃ、そうだろう。娘は自分のことを「ボク」と言う。中学時代は「うち」と言っていたはずなんだけど、いつのまにやら「ボク」に変わってた。そんなことはともかくとして、どうせ腹筋やるなら、部屋の明かりぐらい付けてやりなさい。暗闇でこっそりやろうとするから、ワンコに踏まれそうになるんだよ。

  2009.09.27

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• 草むらを跳ねるのが好きらしい。

  夫が真面目に仕事に勤しむものだから、結局、庭木を切り倒す計画は無期延期。取り敢えず、ドッグランにワンコを連れて行く。陸上競技場や野球スタジアム、テニスコートなどほとんどのスポーツ施設が整った巨大な公園の一角に、ドッグランが設置されている。大型犬と小型犬のスペースは分離、それぞれが思い思いに過ごせる場所。日が傾きかけた時間に出かけたので、数はまばら。ミニチュアダックスにテリア、トイプードルが、跳ねたり闊歩していたりするだけ。お隣の大型犬スペースなんて、黒ラブとシェパード2頭で独占状態。初めのうちこそダッシュしてたワンコも、気がついたら草をはんでいる。やれやれ。やがてジャックラッセルテリアやチワワなどが現れ、少しずつ“人口密度”が高まってくる。お互いのにおいを嗅いだりして挨拶。ただし、一緒に遊ぶ気配はまったくない。何だか牛飼いになったような気分になってきたので、ドッグランを出て、公園探索へ。何度も足を運んでいるのだけれど、ほとんどドッグランに出向くだけで、公園一帯を歩いたことはなかった。コートやグランドの間にある草むらを歩くと、ワンコがぴょんぴょん跳ねるのが楽しい。足が短いからねえ、多分草が邪魔なんだよ。昼間だけ開放されている「せせらぎの森」という場所を発見、早速入ってみると、至る所にすすきが生えていて、月見の夜にはここに来て持ち帰りたいなあ、なんて思ってしまう。埋め立て地に作られた公園なので、「せせらぎ」と言っても、あくまでも人工的なもの。どす黒い水に周囲は泥だらけで、悪臭がしそうな感じ。水の気配に気づいたワンコが近づこうとするので、思わずリードを引いてしまう。ほら、水を見れば飛び込む子だからさ。人工的に作った池や林ではあるのだけれど、知らなければ、ここが埋め立て地だとは気づかないほど、当たり前な感じで繁っている。池には小魚がたくさん泳いでいるし。実家近くの埋め立て地も同じだ。30年以上経てば、どれも堂々とした姿に成長している。時が自然を育んでいるのだと実感する。「地面を放ったらかしにしておくと、　10年も経てば雑木林が出来上がります」白金自然教育園でインストラクターに教えられた通りだ。公の公園だから、育っている樹木は計画に基づき植栽されたものなんだけれどね。ワンコは、さんざん跳ねて歩き回って、満足したみたい。もちろん、夜ともなれば、虫の音に誘われるようにいつもの住宅街へと散歩に出かけたのは言うまでもない。

  2009.09.21

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• ワンコも布団にくるまる涼しさ。

  何とも涼しい一日。日中、エアコンのスイッチを入れようなんて一度も思い浮かばなかった。夜の散歩なんて、初めのうち寒いくらいだった。暑いのも苦手だけれど、寒いのも苦手というわが家のワンコ。早速この気温変化に敏感に反応。昼間、姿が見えないので？？？と思っていたら、私の掛け布団にくるまるようにして寝ていた。一人前に頭だけはちょこんと出して……。布団は分厚過ぎて、どこかの犬のように“梱包芸術”とまではいかないのだけれど、かわいい♪涼しいと、買い物にもワンコ連れで出かけてしまう。明日は雨かもしれないと思うとなおさら。今日はたくさん散歩できたね。ぐっすりおやすみ。

  2009.09.02

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• 夕べの夢。

  朝、夫が打ち明ける。「夕べ、ワンコが　たき火に飛び込んじゃう夢を見ちゃったんだよ」おお、まあ、なんと哀しい夢。「どうすることも出来なくて、助けられなくて、　号泣してるの、おれ」ワンコが、いそいそと私たちの周りを歩き回る。現実は、いつもと変わりないのほほんとした朝。それなのに、ねえ。最近号泣バヤリなんだよ。ふふふっと心の中で笑う。かく言う私自身も、夕べは寝付く前になんとなく思いっきり泣けたらいいのになーと、意味もなく思っていたのだっけ。「今日は早く帰って来て、散歩に行くからね」はいはい、どうぞお気をつけて。私はようやく夏休み気分に浸ってるから、気持ちはゆったり。お早いお帰りを、お待ちしておりますわ。

  2009.08.25

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• 早朝目覚まし解消法。

  ずっと悩まされていたワンコの“早朝目覚まし”が、急にぴたっと止まった。早朝に叩き起こされて二度寝というのは結局寝不足を引き起こし、何だか疲れが取れなくて少々バテ気味だったのだ。ありがたや……。その証拠？に、寝ている時間は逆に長くなってる。どれほどちゃんと睡眠に充足出来てなかったんだ？と呆れてしまう。早朝起きなくても、昼間もしっかり寝ているワンコ。いいなあ、私たちも昼寝が出来るといいんだけど。目覚ましが止まったのには訳がある。空調の関係で開け放したままになっていた寝室のドアを閉めるようになったから。涼しくなってきて寝苦しい夜から解放されたからと言えるのかもしれない。今朝は久しぶりに、娘のロフトベッドのはしごを上ろうとひんひん騒ぐワンコの姿を見た。（笑）ところで、今年は海辺の家に行かなかったので、海にも入れず、専用ドッグランも使えなかったこと、ワンコは気づいているのかな？夏休み終了まで、あと10日。

  2009.08.21

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• 掃除機もモップも怖いらしい。

  わが家のワンコは掃除機が怖いらしい。掃除機の姿を見るや否や、脱兎のごとく駆け出す。ワンコに限らず、過去に飼っていた猫もそうだった。中には、全身総毛立って掃除機を威嚇する猫もいて、掃除のたびに大笑いしていたものだ。嫌いなのは掃除機だけかと思っていたら、ワンコの場合はモップもお掃除ワイパーもダメ。モップを手に取った瞬間、いなくなる。フローリングの場合は掃除機よりも水拭きがよいと訊いて、最近はモップが活躍しているのだけれど、掃除のたびに、ワンコの表情が変わるのがおかしい。今日は、玄関ドアの前で丸くなっていた。片付けの様子をジッと観察しているのに気づく。邪魔をされるよりはいいか。床掃除に関わるものは嫌いらしいけど、はたきはそうでもないらしい。パタパタ、もふもふやっていても平気。たまには掃除機が平気な生き物に会ってみたいものだなあ。おっと、ハムスターと金魚は大丈夫だったかな？もっともどちらも対峙させてみたことが無いので本当に大丈夫かどうかは不明。

  2009.08.06

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• 留守番ワンコの一日。

  朝、出張のため荷物を車に運んだ夫が、ふと後を振り向いたら、そこにワンコが尻尾を振り振り立っていた。ありゃりゃ。「車にお乗り」と声をかけたら素直に車に乗り込んだので、しっかと抱き上げて残りの荷物を取りに家に戻った。一緒について行きたかったのかしらね。夫からワンコを受け取り、「いってらっしゃい」と送り出す。名残惜しそうに見上げるワンコ。夫が出て行ったあと、しばらく玄関でじっとうずくまっていた。夕方、珍しく娘が散歩に行くというので、二人と1匹で出かけることに。帰りにアイスクリームでも買おうかしら。ご近所の障害者施設でお祭りをやっている。なかなか盛況だ。どんどことどこかで太鼓の音。夏祭りの季節だねえ。一体どこのお祭りかしら？としゃべりながらUターン。先ほどの施設から聴こえて来る太鼓の音だった。どこでアイスクリームを買おうかと思いながら行くとげげっ、雨が降ってきちゃった。でも、まあこのくらいならと安心していたら、だんだん降りが激しくなってきて……。家に辿りつく前にずぶ濡れ。「傘持ってくればよかった」と娘。えっ？　散歩に行くのに傘もって出る人はいないよ。まさか、さっきの太鼓、雨乞いの儀式用じゃなかったよね？ワンコと浴室に直行、シャワーを浴びる。普段なら雨が降っただけで歩くのを嫌がるのに、ちゃんと家まで帰って来れたし、今日はやけに大人しかったワンコ。その代わりドロドロになっちゃったけどね。「雨のおかげで暑さを感じずに済んだね」タオルドライ後、ふわふわになったワンコを娘が撫でた。夜、玄関には行かず、自分の寝床でごろごろ。夫が帰って来ないことを知っているかのよう。やっぱり、朝出て行ったのは、夫について行こうと思ったからかしら？

  2009.07.24

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• 早くも食欲不振。

  このところ食欲減退気味なワンコ。なかなかご飯に手をつけない。今朝も、まだ全然食べてない。暑いからかしらねえ。一日中クーラーをつけている娘の部屋に入り浸ろうとしては追い出されている（苦笑）。私自身があまりエアコンの風が好きではないので、多少汗ばむぐらいだとエアコンをつけずにいたりする。もっとも昨日のように、一日中こもってパソコンで作業をしていたりすると、エアコンはフル稼働になってしまうのだけど。相手をしてもらえないワンコは、寝室の誰かの布団の上でごろごろ。夕方、ようやく涼しくなってきた頃、やっと散歩に連れ出してもらえる。動かないから、なおさらお腹はすかないのかな？散歩から戻ると、ごろんと床に横倒しになり、からだを冷やしている。昔、実家で飼っていた犬が、夏になると、庭の木陰でからだを伸ばして寝ているのを見て「おお、ソーセージのようだ」とよく父が笑っていたっけ。ワンコも、暑くなるといつにも増してからだを伸ばして寝ているみたい。今日は昨日よりも幾分しのぎやすいみたい。でも、そろそろワンコのために、エアコンのスイッチを入れようかな。

  2009.07.17

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• 黒猫と“対決”？

  晴れてるから暑いと思ったら大間違い。ここのところ朝晩、特に冷え込む。一度は片付け犬用ホットカーペットを持ち出して、ようやく寒がりワンコも自分の寝床で落ち着く感じ。運動が足りないのか、食が細くなったので、思い切って子育てひろばまでワンコを連れて行くことに。なるべく平らなルートを選んで、ちょっと遠回り。ときどきズキズキするけど、先日のような激痛は起こらず、足取りは軽い。すれ違う親子連れが、みんな半袖なのにいささかぎょっとしながらも、強い日射しの中を歩くと、少しずつからだが温まって来る感じ。郵便局前で元PＴA仲間と出会って、しばし立ち話。すっかり温まっちゃった。（笑）しかし、いいお天気だなー。陽気がいいせいか、子育てひろばも子どもが少なめ。Fさんと話し込んでいるうちにおとな5人（平均年齢高め）に子どもが2人という、少子高齢社会の縮図のようになってしまった。にっぽん子育て応援団のちらしを渡して、みなさまにサポーター宣言のお願いをした後、Fさんに昨日のネットワークの話をする。来月のイベントまでに根回しをしておくつもり。もちろん、Fさんも賛同してくださった。と、突然ワンコが騒ぎ出す。何ごと？と外を見ると、黒猫にからかわれて吠えたらしい。仁王立ちのようになったワンコ。ちょっと表情が険しいかな？上からは猫の姿は見えず。恐らくワンコの視線の向こう側にいるんだろう。たった一匹で対峙してる。何だか凛々しいわ。ワンコ、実は猫を見ると後ずさりするんだ。みんなに打ち明けると、「面白ーい」と大ウケ。ええ、箱入り娘なもんで。（苦笑）そのへっぽこぶりを皆に知られても、ご愛嬌だよね？ご近所迷惑になってはいけないので、早めに退散することにする。階下に降りると、黒猫がさぁーっと駆けて行った。「あいつよ、あいつ」一緒に出て来たFさんが教えてくださる。なるほど、この辺りはこの子の縄張りかぁ。「もう、嬉しそうな顔しちゃって♪」Fさんにからかわれたワンコ。そうそう、友人が自分ちの庭に居着いた猫に「あいつ」って名前をつけたんだっけ。「あいつくん」って呼んでるのよ。「そりゃ、面白い」何てことを話しながら、道路のほうへ降りて行く。（ほら、こういうところにも坂や階段があるのよ）家に辿りつくと、ワンコはさっさと寝てしまった。猫と“対決”したので、くたびれたかな？さあ、後は私ひとりの世界。

  2009.05.15

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• 散歩に行けず、思わず粗相？

  前半の天気のよさは、一体どこへ行ったんだ？明日も雨らしいじゃないの。全く洗濯物が乾かなくて困っているというのに、夜、ワンコがこともあろうに夫のお布団の上で、粗相をしてしまった！「散歩にいけないからって、そりゃないだろ！」激怒する夫。しょぼくれておどおどするワンコ。クレートの上に、どんっと汚れたお布団を載せる。娘はおねしょをしたことがなかったので、お布団のトラブルとはとんと無縁だったんだけどねー。こりゃ、明日は一日クレート・トレーニングかしら？

  2009.05.07

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• やっぱりお風呂嫌い、らしい。

  ワンコの入浴係は夫。食後に膝に乗せ、クンクン匂いを嗅いで洗う日を決める。飼い主というよりは、本人のほうが犬みたい。（苦笑）「じゃ、今日はお風呂に入ろっか」そうワンコに声をかけて夫は浴室に向かう。その直後、何が起きたと思う？ワンコったら思わずクレートに飛び込んで、パオの中に入っちゃった！わはははははは。しょうがないなあ、と抱き上げようとしたら、ウウウッと小さく唸った。ほほほ、これでよーく分かったわ、お風呂嫌いさん。別にお湯をかけられたり、ごしごし洗われるのがダメというわけでもなく、そもそも海に出かけると飛び込むくらいだからかつて飼っていたニャンコのように水が嫌いなわけでもなさそう。もしや、入浴後に私にごしごしとタオルで拭かれるのが嫌なのかな？それとも、目の細かいノミ獲りくしで（ノミはいないんだけどね）毛をすかれるのが嫌なの？毛が抜けて痛そうだもんね。何が原因かは分からないけれど、これでワンコのお風呂嫌いが決定。でもって、やっぱり唸られるのはこの私なのだった。しくしく。

  2009.04.17

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• お風呂嫌い？

  今日も夫と夜桜見物。場所によっては、かなり華やか。とは言っても、よくて七分咲き、おおむねちらほら咲きと、ばらつきがひどい。1本、まるで咲いてない桜を発見。もしかすると、今年は咲きたくないのかな？止めとくか……、なーんて（笑）。「今日はお風呂に入ろうね」と夫がワンコに声をかけながら帰宅。ところが、家に戻って、夫が「お風呂だよー」と声をかけると、何だか不満そうな顔をしたらしい。「もしかしたら、お風呂嫌いなの？」夫は笑いながら、ひとりで入ってしまった。私のところへとことこやって来て、「抱っこー！」と言わんばかりに飛びつき、尻尾を振るので、「ねえ、お風呂、入ろうよ。　お・風・呂」と声をかけてみると、変な顔をして、どこかへ行ってしまった。「散歩！」と声をかけたときとは、明らかに反応が違う。ああ、やはりこれはお風呂が嫌いなんだ。浴室から声をかけても、絶対に入って行かないし、前から、もしやとは思っていたけど……。でも、明日は入っていただかなくては。一応、れっきとした？レディーなんだから、身だしなみを整えておかないとね。もうひとりのレディー（娘）は逆にお風呂好き。盛大に歌など歌って、やや長めに湯船につかるタイプ。明日は、親友のNちゃんとカラオケに繰り出すらしい。

  2009.03.31

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• 血液検査の結果は今年も花マル。

  伊丹を飛び立ってすぐ、京都の街と琵琶湖を確認したら、何だか寂しくなった。実家方面に行くたび、東京に帰りたくない気持ちが強くなる。午後の早い時間の飛行機に乗るのは久しぶり。何だか空いていた。お隣に人がいないので、つい、コートを置いてしまう。前の席の人なんて旅行バッグを置いていた。それってOKなの？雨が降っていたのかな？羽田に着いたら滑走路が濡れている。そのまま電車を降りるまで、寒いのか暖かいのかわからないまま。で、表に出てみると案外寒かった。ワンコを迎えに行かなくちゃ。いつもお世話になっているクリニック経営のホテル。看護師さんも獣医さんも顔なじみ。でも、預けるときのワンコはいつもふるえている。今回なんて雨が降っていたのでずっと抱いていたら、クリニックに着いてからもまだふるえたままだった。クリニック自体が混んでいて、待っている間に柴ワンコやグレーハウンドのペアが診察室から出て来る。グレーハウンドのペアは、1頭がお茶目で人懐っこいのに、もう1頭は恐がりらしくて、ずっと尻尾がぎゅっとなったまま。来院して来た別のグレーハウンドにじゃれついて、何だか急に賑やかになる。先にお迎えが到着していたネコちゃんがキャリーに入れられたまま登場。続いて、ワンコが抱っこされて現れる。いつもと同じく熱烈大歓迎。抱っこしていると落ち着かないので、ベンチに降ろすと落ち着いた。「ごろんっていうの、仕込みました？」獣医さんに尋ねられる。何かと言うと、すぐにごろんしちゃうんですよ。「あちこちでごろんしてて、　みんなで楽しんじゃいました♪」おお、それはよかった。ホテルライフを楽しめたんだね？預けたついでにシャンプーとカット、そして健康診断をお願いしておいた。血液検査の結果は、今年も問題なし。そろそろ中年にさしかかるんだよね。と言っても、まだ私の歳には追いつかないけど。ハーネスを付けて、コートを着せて。表に出たら、いつもと同じようにダッシュ。足下がすっきりしたから、足取りがとても軽やかに見える。家に着いたら、さっさとクレートに向かい、くんくんと匂いをかぐ。気がついたら、丸くなって寝てしまった。このあと、私は深夜まで仕事の仕上げに没頭。あっという間に日常が戻ってくる。ごめんね、ワンコ。お帰りのご挨拶が物足りなかったかも。明日の天気はどうだろう？散歩に行けるかな。

  2009.03.08

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• しょんぼりワンコの一日。

  ようやく雨が上がったので、ワンコの予防接種のためペットクリニックへ。待っていると、元気なミニチュア・シュナウザーが連れられてくる。パパとママ、そして赤ちゃん。家族全員での来院か。「ご飯を全然食べないんです」「水も、まったく飲んでる様子がないんです」ご夫妻が代わる代わるナースに訴えている。でも、ワンコには飛びつくし、辺りを跳ね回るし、とても食欲がなく具合が悪いようには見えない。新たに黒いミニチュアダックスのスムースが連れられて来た。にこやかな様子だけれど、大人しい。ここで診察室に呼ばれる。獣医さんに、「昨年の予防接種のあと、　なんとなくしょんぼりしていた」と話すと、副反応について教えてくださる。熱が出たり、嘔吐したり、顔が腫れたり。人間と同じだね。このところ運動不足気味だったのがたたったのか、またしても、数百グラムのウエートコントロールが必要になってしまったみたいだ。いつもと同じく、後ずさりしずぎて、診察台から落っこちそうになってるワンコを押さえて、接種終了。「何か気になることがあったら連絡してください。　次は狂犬病予防接種のときにね」獣医さんに手を振られて診察室を出る。待合室では話が弾んでいるみたい。スムースのママがワンコに手を差し伸べるとまたしても後ずさり。「人見知りなんです」と断ると、「そう、それもまたいいことよね」にこやかにおっしゃる。来月、娘が修学旅行に出かけている間、夫も出張で留守とあって、その週末は実家に帰るつもり。その間のペットホテルの予約もしておく。クリニックを出ると、ワンコは一目散でわが家を目指す。で、家に帰り着いたら、何となーくしょんぼりしてクレート内のパオの上で丸くなり、うとうとし始める。今日はおとなしくしてなさいね。娘が帰って来て、「数学のテストで積分の式が全部書き切れなかった」と憤慨しながら報告する。長ーい式だけれど、省略しても同じなので、省略して書いていたら先生に注意されたらしい。それで、テストでは全部書こうとしたら時間切れで書き切れなかった、と。ま、部分点ぐらいはいただけるかもしれないでしょ。今日はマンション全体で消防器具の点検を行う人の出入りの激しい一日。点検の人がわが家を訪れたとたん、しょんぼりしていたワンコが急に勢いづく。勢い余って玄関でうなったまま動かない。行ってみると、だるくて動けないように見えたので抱き上げて居間に連れて行く。そんなに頑張らなくたっていいのよ、番犬さん。ワンコはそのまま、寝室に入り、私の布団の中でずっと丸くなって寝てしまった。

  2009.02.26

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• うんちを守る人。

  久しぶりに夫と、夜ワンコの散歩に出る。散歩用のバッグは夫の受け持ちで、いつも私は手ぶら。本や資料をたくさん詰めた鞄を持ち歩くから、いつも肩が重いのだけれど、手ぶらでぶらぶら歩くと、肩がだんだん軽くなる。今日も、ぶらぶら歩いて、肩をほぐそう。歩き始めてしばらくしたら、ワンコが用を足す。お願いねと合図を送るつもりで夫を見たら、「あ、忘れた」げっ、私もティッシュペーパー持ってないよ（汗）。夫は思わず家に向かって駆け出す。私は、と言えば、ワンコの落とし物のそばにワンコとともに佇み、誰かが踏まないように番をする。うんちを守る人。思わずひとりでウケてしまう。だあれも来ませんように、と祈りながらひとりにやにや。夫があわてて戻ってくる。さて、後始末。すぐそばの公園のトイレに入ったら、トイレットペーパーがあった。あーあ、気がつかなかったよ。実は、ワンコが用を足す少し前から、夫はずっと携帯電話で会話中。家に戻ってティッシュを手に再び戻り、後始末をした後も、まだ電話は続いている。ちょっと呆れたけれど、せっかく思いついたから、電話が終わると同時に教えてあげる。ねえ、私さっき、うんちを守る人、だった。「いかにも間抜けだよなあ。　そんなところに佇んでてさ」でも、面白いと思わない？うんちを守る人。思いっきりウケちゃった。次からは気をつけようね。「散歩のお共にティッシュペーパー」

  2009.02.13

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• 早朝目覚ましにイエローカード。

  就寝前に、夫の布団で丸くなってるワンコをクレートに移そうとすると、ガウゥーってうなるの。それを、知らんぷりしてクレートに入れる。ま、夫が出張で留守のときには、自分からクレートに入って寝てるけどね。なぜだろ？いつもより遅めに、夫が出かけようとしていたら電話。「お宅のわんちゃん、　昨晩随分吠えていましたか？」うっ、管理人さんからだ。どうだったー？と夫に尋ねるとうんざりした様子で頷く。突発的にいきなり起動する早朝目覚ましワンコ。とうとうイエローカードが出されちゃったよ。どうする？このところ冷えていたから、ホットカーペットでも買って来ようか。あとは新聞配達かなあ。午前4時前に配達に来るんだ。徹夜してたりすると、「おお、もう朝なのか」って思うけど、外はまだ暗い。で、たまーにワンコが吠えたりして？私が起きてるときには、そんなことないんだけれどなあ。ま、取り敢えずはということで、ペット用ホットカーペットを買ってくる。ほらほら、あったかいよ。この上で、ぐっすりおやすみなさい。以来3夜が過ぎた。今のところは、早朝目覚ましは起動していないけど、かなりどきどき、びくびくしている。

  2009.01.30

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• カミカゼならぬ大トラタクシー。（一部加筆）

  私が車の免許を取った時、すでに教習車のシフトレバーはコラムタイプではなく、すべてフロアタイプだった。コラムタイプだと、ご存知のように普通自動車は6人乗り。少し前まで、タクシーはみんなこのタイプだった。空港へ向かうタクシーの運転がやけに荒く、シフトチェンジのたびにクラッチが引っかかる。がくがくしながら進むので、ワンコがいつにも増してウォンウォンとうるさい。おやおや、どうしたのかな？あまりにうるさいので「キャリーから出してもいいですよ」と言われる。「そんなことしたら暴れて危険」と丁重にお断りする。しばらくしてスムーズに走り出したら急に大人しくなった。関西の超有名球団の関連会社ゆえ、カミカゼタクシーではなく、大トラタクシーと言った感じか。別に誰も酔っぱらってないけど。そんな訳で、車中では大トラタクシーならではの話題。芦屋に宿舎のある某球団の選手は絶対に大トラタクシーには乗らない。中部地方の球団の選手はときどき利用して「今日は、悪いけどわし等が勝つからね」とウインクして降りて行く。などなど、関西のお笑いノリで運転だけじゃなく車中の話題も賑やか。それにね、運転手さん、こんなことこぼしてたの。「いまどきコラムタイプで6人乗りなんて、　うちだけですよ。　運転しにくいったら……」なるほど、大トラの意味をここで知る。そういえば、ほとんどのタクシーがフロアタイプに変わったのって、ここ数年のことだよね？途中、ちょっとした渋滞に捕まったとたん、再びワンコがうなり出す。そうか、スムーズに走ってないとダメなのか。羽田空港で受け取る時、いつにも増してたくさんのペット用キャリーが到着。犬の泣き声も凄まじく、賑やか。そんな状況下でひたすら沈黙を保つ、わがワンコが健気に思えてくる。帰りのタクシーでも静かなもの。家に着くや、クレートに入ってひたすらパオの上で眠りこける。ワンコもおうちに帰って来てほっとしたんだね。お疲れさま、また日常が戻って来たよ。

  2009.01.03

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• 沈黙を破る？

  実家に向けて帰省の日。もちろんワンコも一緒。いつもながらに感心するのは、外では滅多にワンコが吠えないということ。空港で預けられるときも受け取るときも、隣でどんなにほかの犬が啼き喚いていようがひたすら沈黙のわがワンコ。散歩のときだって沈黙。今回もそうだったのだけれど、たったひとつ違っていたのが、行きのタクシーの中でひんひん言っていたこと。どうしたのかしらねえ？何か嫌な予感でもするのかしら？羽田では、さすがに外に出すということは考えられなかったのだけれど、伊丹に着いたとたん、一旦外に出してみた。少し落ち着いたらしい。そこから家までの間は、静かだった。数カ月ぶりの母との対面では、一瞬うなりかけて黙る。よしよし、覚えていたようだね。夜中にばあばが起きても、吠えちゃダメだよ。荷を降ろして、一息ついたら、買い物がてらに散歩。何となく落ち着かない？匂いが違うので、ちょっと面食らっているようだ。今回はいつもより少し長めの滞在。でも、散歩はたくさん出来るから楽しみにしててね。ほとんどアップダウンがないので、私たちも嬉しい。新幹線がシステムトラブルで運休続出の事故、空港でもあちこちで囁かれていた。航空関係でも3回くらいあったものね。この年末の混雑するときに、どうしてまた？と誰もが人ごとじゃない感じて受け止めてる。もしワンコ連れでトラブルに見舞われたら？そんなことカワイソ過ぎて考えたくないなあ。まずは無事に到着で、ほっとする。タクシーの中でひんひん言ってたのは何故だったんだろう？

  2008.12.29

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• 狙った獲物は外さない？

  夕べ辺りから急に仕事がはかどり出して、ついつい夜更かしをしてしまった。例によって個々バラバラなスケジュールのわが家。朝起きれば、夫はそそくさと餅つきに出かけ、娘は友人とお出かけの準備に余念がない。家族がバタバタしていると、ワンコも一緒にうろうろし始めるので、寝床目線で家の中を見ていると賑やかなことったら。家族二人が出て行ってしまうと、今後は人の寝床に潜り込むワンコ。ぬくぬくと朝寝を決め込もうという魂胆か？ふふふ、そうは問屋が卸さない。私だって起きるんだからね。年末恒例の町会行事・餅つき大会。マンション内のプレーロットが会場なので、ワンコを連れて覗いてみる。お持ちを求めて行列ができてる！それも例年にない長蛇の列。奥の豚汁コーナーなんて、追加分をあたふたとに込んでいる際中らしい。豚汁界隈で作業に勤しむ夫のところへ行く。ワンコはうれしくって飛びつき、いきなりキス。管理組合の世話役さんたちにはすっかり顔の売れているワンコだけれど、ご本犬はしらんぷりで、人見知りを決め込む。焼けたばかりのみりん漬けを差し出した方がいらして、一瞬「餌付けか？」と驚いてしまった。一旦家に戻ると、しばらくして夫も戻ってくる。まずは餅つき大会本番終了で、片付けも終わり、これから関係者で打ち上げが始まるらしく、再び出て行く。なかなか戻って来ないので、本格的な散歩に繰り出そうかと家を出る。と、集会室からいきなり三三七拍子が響く。終わったのか、でも、散歩に行こうっと。そのまま駐車場を出ようとすると、いきなりワンコが立ち止まり、鼻をひくひく。ついでに地面の匂いも真剣に嗅ぎ、くるりと向きを変えて、強引に進もうとする。どうやら夫たちが集会室から出て行ったみたいだ。家に戻ると、夫が旅支度をしていた。「お弁当もらったよー」食卓の上にはででんとつき立てのお餅。まだ温かい。もし、狩りのターゲットが夫だったら、絶対に見逃さないな。あの仕草、振る舞いは、いつものノンポリワンコとはまったく違っていたよ。わがワンコの鼻と耳のよさ！改めて感じ入りました。絶対にいい猟犬になれたはずなのに、残念だったね。というよりも、これは夫への愛なのかしら？

  2008.12.21

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• 骨ガムにつられる。

  この10月に4歳となったわが家のワンコは、いよいよ落ち着いて来て、いたずら盛りで手を焼いた、かつての面影は薄い。近所の犬連れが集まる通称“犬公園”で、あんなに暴れまくっていたのも、嘘のよう。すっかり人見知り犬見知りになっちゃって……。そうそう、逃亡事件も影を潜め、家人の出入りにも、飛び出そうという気配はない。晴天続きの今日、思い切ってカーテンの洗濯を思い立つ。ベランダ側のガラス戸を開け放し、掃除機でホコリを吸い込みつつ、カーテンを外す。暖かいから、そのまま開け放して洗濯。ついでに空気の入れ替えよろしく、ガラス戸を閉めずに網戸に切り替え。気持ちがいいなあ。と、ついうっかり居間の網戸を閉じておくのを忘れた。「ワンコは？」の娘のひと言で気がつく。ワンコが庭に出ているのだ。なんだかるんるんしているわ♪庭の奥の垣根の根元で一休み。自由を満喫している様子。このままお隣の庭にでも入られたら大変。そこで一計を案じる。大好きな骨ガムを手にベランダに出る。ひと声かけて、骨ガムで手すりをコンっと叩き、そのまま骨ガムを家の中に放り込む。ワンコ一目散。骨ガム目指して家の中に飛び込み、すかさず網戸を閉める。どう？娘が目を丸くして、微笑む。見たか、骨ガムの威力。ほーっ、ほっほっほっ。（娘が好きな“女王様”みたいね。苦笑）何ごともなかったように、PCの前に戻る。ほんの数分の自由な世界だったかしら？その後、散歩に出る。暖かいから、今日もほどなくして息を弾ませるワンコ。途中、家の中で吠えてる大型犬の声に怯え、匂いや音に驚いて立ち止まることしばし。昼間は人が活動しているから、夜と違い、どこもかしこも賑やかなんだよね。約1時間の散歩が済んだら、あとは寝室でお昼寝タイム。大胆に脱走した割には、いつもと変わらぬ平和な一日。今夜はイルミネーションめぐりとしゃれてみますか？

  2008.12.12

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• ドライフードを変えてみたら……。

  ようやくお天気がよくなってきたというのに、こちらがばたばたと落ち着きのない生活を送っているため、ワンコの散歩の時間が取れないよお。申し訳なく思いつつ、今日もあわてて飛び出して行く。ところで、尾籠な話で申し訳ないけれど、1週間ほど前から、生協オリジナルのドライフードに変えてみたところ、うんちのにおいが変わってきた。食事内容が変わったことで、腸内菌も変わってきたってことかしら？で、これまで与えていたフードと新しいフードの袋を並べて、食材を比較してみると……。大きな違いは3つ。その1）ビタミン剤使用の有無その2）フスマ使用の有無その3）着色料使用の有無1と3については、これまでのもので使用、2については、生協のもので使用。私の報告を聞いて夫がひと言。「別に色なんてついてなくても、いいんだよね」そうそう、犬って色盲なんだよね、確か。ともかくこれまでのものは、1日の摂取食品品目最多を目指しているのかしら？と思うくらいに、食材や薬品がいろいろ入っているのだった。ま、どっちにしても、ワンコ自身が機嫌良く食べ、体調もよさそうなのでそこのところはよかったんだけど。うんちの匂いが、より臭くなったってことが、目下のところのデメリットかしら。離乳が進んだ赤ちゃんって感じ。夜、きれいな月を見上げながら散歩。これからだんだん寒くなるけど、散歩に精出すよう、努力してみるからね。ごめんなさいね、と言いつつ、夜は更けるのだった。

  2008.11.14

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• 犬との暮らしはお天気商売。

  さ、寒い！つい先日、北の大地に住む知人に「天気予報で札幌の気温が18℃と聞いて、　あなたのお住まいのところは、　もっと寒くなっているのかなと……」とメールを送ったばかりだというのに、東京の気温も18℃。ついセーターを羽織りたくなる。衣替えもしたくなる（まだ、やってなかったんかい！）。この時期、台風の行方が何より気になるわが家なので、お気に入りには気象庁の台風情報のページをブックマークして、ついでに週間天気予報もチェック。ふむふむ、今は気温が低くても、週末には25℃？衣替えは控えておこう……。そんな感じで暮らしている。が、来週は夫が九州→東北直行という旅程。南から北までの移動とあって、半袖→セーターというはちゃめちゃな荷支度が予想される。面倒だけれど、ここはセーターだけ出しておくか？娘と私の分は、クローゼットの中身がオールシーズン対応なので、こっそりセーターを出して羽織っているくせに、夫のものはいちいち取り替え仕様になっているので、今の時期がいちばん気をもむんだ。いきなりこんなに寒くなっちゃうと、困るわ。雨続きでワンコの散歩はできないし。ほんと、家事も“犬育て”もお天気商売よね。

  2008.09.30

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• やっぱり幼児と犬はよく似ている。

  9月に入って、夫は怒濤の出張ラッシュ。今週いっぱいは東北に滞在。出かける前に今月の予定をカレンダーに書き込んだのだけれどこれがまた、びっしり。この状態が11月まで続く。嵐を呼ぶいつもの九州出張は10月に延びた。これで、台風との遭遇率はぐっと低くなる、かな？夫の出張と言えば、留守中ワンコが大人しくなるのが常。1日の夜は、帰って来るものと思い込み、ずっと玄関ドアの前で待機。「残念だねえ。おとうさんは出張で帰ってこないよ」と言いながらチェーンロックをかけ玄関の照明を消すと、すごすごと居間のほうへ移動して行った。不憫な奴。でもって、就寝後は朝まで静かなんだね、これが。夕食時の娘と私の様子から、「今日も帰ってこない」と判るらしく、2日目以降は、本当に夫が帰って来るまで、玄関でまったりしていることはない。私が入院していた間、ワンコの元気がないという話は聞かなかったので、恐らく、ワンコが静かなのは夫が留守のときだけなんだと思う。このところ、エアコンを付ける関係で寝室を開け放しているため、ワンコはもっぱら私たちの布団の上で昼寝をしている。おかげで、抱っこをせがまれることなく、PCでの作業も快適♪それが、夫が家でくつろいでいると、寝室が開け放たれていても、わざわざ夫のところへ行って、抱っこをせがむ。就寝前にも、夫が居れば、ひと遊びしてもらえるというところが大きいのだと思う。ご飯の世話と散歩をしてくれる人よりも一緒に遊んでくれる人のほうを子どもも犬も選ぶのかな？やっぱり幼児さんとワンコってよく似ているわ。

  2008.09.03

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• 早朝目覚まし、再び。

  昨年の夏の悩みは、ワンコが早朝から騒いで睡眠不足で困っていたことだった。で、1年経って大丈夫なのかと言えば、さにあらず。ここのところ、午前3時にうんちで起こされ、4時頃には朝刊の配達で騒がれ、結局またまた睡眠不足だったりする。でも、これは夫だけのことで、私は全然、目が覚めない。ごめんよ。海辺の家で過ごしていたときも、何だか夜中にうるさいので放っておいたら、実はうんちをしていて、母がワンコに謝っていたっけ。なぜだかクレート内にいるときのワンコは、うんちのたびに吠えて教えてくれるのだ。まあ、それはよしとして、尋常でない時間にうんちをするものだから、人間としては、たまらない。「お願いだから、もうちょっとだけでも　ゆっくり寝ていてくれないかなあ」夫がひたすらワンコにお願いしているけれど、通じない。これが、ひとたび夫が出張に出かけると夜中の騒ぎは何も起こらず、朝までぐっすり。これも不思議なんだよね。というわけで、今年の夏も早朝目覚ましは健在。

  2008.08.26

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• 母もワンコの家族の一員。

  私の入院中、実家の母がずっと来てくれていた。気がかりだったのがワンコの対応。夜中にトイレに行くために母が起きると、どうしても吠える。足音がほかの家族と違うかららしい。「また、吠えられちゃうのかしら？　」と、母はかなり不安げだった。それが、私が入院して二日目の夜から、まったく吠えなくなったらしい。おまけに、やけに大人しくなって……。夫が再び出張に出かけてからは、ワンコの散歩も母の役目になる。「一生懸命に引っ張ってくれるので、　何だかとても楽なのよ犬ぞり状態で散歩を楽しんでいたらしい。「もっとも私がお付き合い出来るのは　30分だけだけど」いやいや、30分でも充分。ワンコにしてみれば15分ぐらいの散歩でも結構満足していたりする。ご飯の世話をしてくれて、散歩にも連れて行ってくれる。どうやら、ワンコは母のことを家族の一員としてしっかり受け入れたようだ。おまけに、私がいないあいだ中、昼間はずっとワンコは私の布団の上で昼寝。夫と母が家を出て行くとき、やけに淋しげだったワンコの後ろ姿。あれは、夫を送り出す淋しさだけじゃなく、母を送り出す淋しさもあったのだと思う。来月、今度は海辺の家で会えるからね。帰宅したときは、私も大歓迎してもらえたけれど、今もって私が横になろうとすると顔をなめようとやって来る。療養中の身の上だから、くれぐれもお手柔らかに願いたいもんだ。

  2008.07.16

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