amazing baby

[おお、思春期か！] カテゴリの記事

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• どきどき……、がくっ。

  先に言っておこう。我が家の受験生活は3月まで続くことが決定した。で、朝。午後の会議の場所まで数十分ということでもあり、結果を確認してから出かけることに決めていた。やらねばならない仕事はいろいろあるし、今月後半にも、またまた修羅場がやって来るから、さくさくと今出来ることに着手。で、いよいよ結果発表の時間！早速サイトに直行。ところが、受験番号順の発表ということで、いきなり10分待たされることに。どきどきしながら、洗濯物を取り込む。娘のほうはもっとどきどきしているか？と思いきや、そうでもないらしい。結果発表の時間。サイトにアクセス。うっ、残念な結果。思わず娘に抱きついた。なるほど、こりゃあ、本人よりも親の心臓に悪いわ。血圧計で血圧の上がり具合を確かめたくなる。じゃあ、いってまいりまーす。実は会議の場所が少し遠くに変更となり、既に遅刻決定。途中で連絡を入れてみるが、なんと先方のお子様が電話に出る。メンバーの一人のお子様が今シーズン2度目のインフルエンザで保育園をお休み中。子連れで行ける範囲での会議となっていたのだ。10分遅れて到着したものの、子連れのメンバー以外はまだ到着していなかった。件のお子様、到着直前にお昼寝タイムに突入。ベビーカーですやすやと熟睡中。おお、寝顔も可愛いわねえ。あれこれと議題が多く、2時間半。ほとんど終わり頃になってお子様がお目覚め。でも、ぼうっとしているだけで静かだ。目が覚めたら覚めたで、アイドル状態。帰宅したら、夫が先に帰っていた。私が出かけたあと、自己採点したら、思いのほか出来ていて、2期で再チャレンジする元気が湧いて来たらしい。そうね。私も結構何度も落ち込んだわ。でも、不思議と引きずらずに次々トライしたのだった。覚悟が出来てたというか、腰が据わっていたというか。周囲の思いはともかく、3月まで突っ走った。改めて親として、成長させてもらっているのかしらね。本物の桜が咲くまで、多分郵便局に行くたびにkit katを買い続けるんだと思う。

  2010.02.04

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• 受験本番前日。

  いよいよ大学受験本番前日。とは言え、親は親で、いつも通りの慌ただしい朝。2週間に一度の病院がよいとあって、誰よりも早く、「いってまいりまーす！」と飛び出す。もっとも、出かける前に、ひと仕事。多分家族は、今日で一区切りと思いつつ苦笑してるはず。思ったよりも早く病院を出ることが出来、一旦帰宅。と、締め切り日を遥かにすぎているのに、またまた訂正お願いメールが入っている！あたふたと直し、データも入れ替え、あちこちに電話をかけ、ついでに、別の用件の電話が入り。ばたばたしている私を尻目に、休憩とばかりに紅茶を入れる娘。「出かけるよ」と声をかけると、「おかーさん！　聞いて！　合宿の日程が決まったってメールが来たんだよ。　2月下旬だって。ひどい！」ほとんど悲鳴のような娘の声。部活動仲間でも最もマイペースな子が、「卒業旅行」の日程が決まったとメールを送って来たようだ。あちゃーっ。最もナーバスな日に、追い討ちをかけるなんて。「もう、怒っちゃう！！！」そこにまた電話が入り、出かける時間を15分ほど遅らせることに。ふうう。気を取り直して、再度娘の部屋に声をかけると、何となく落ち着いた風で、参考書の確認に余念がない。よかったわ。データ入稿の打ち合わせは滞りなく終わり、お楽しみの読書会まで、少し時間が空く。ふふふ、久々に子育てひろばに行っちゃおう。もうすぐ1歳のお子ちゃまが、意思の感じられる力強いストロークではいはい。KちゃんやHくんなどなど、常連さんたちは、レゴで何やら作っている。みんなおねえちゃん、おにいちゃんになってきたなあ。みんなに娘へのエールをもらい、読書会へ向かう。サトクリフの「太陽の戦士」（岩波少年文庫）。今朝、病院の待ち合い室で再読し、「そうよ、子どもの世界はこうでなくちゃ」と、心洗われる思いがした。そのいきさつなどをみんなに話し、共感を得る。痛い思いをする日には、楽しみを用意。ちゃんと楽しみを用意してあったものの、いろいろなことが山積みで、痛みなんて気にしていられないくらい。帰宅したら、娘は塾に出かけたあとだった。晩ご飯の支度をしていると、娘から電話。「寒いよお！　雪が降って来ちゃって、　くるまの上にうっすらと積もってるの」ひとりで「寒い！」と言ってるのはバカみたいなので電話をかけてみた、とか。わかったから、気をつけて帰っておいで。明日、交通機関は無事に動いてくれるかなあ。思わず、ルートの確認。そうそう、問題の「卒業旅行」の日程は、3月の間違いだったんですって。何はともあれ、いよいよ明日が本番。

  2010.02.01

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• 願書提出。（訂正あり）

  そろそろ寝ようと思ったら、テレビに気になる画面が映っていた。ここってアジアのどこかだけど、どこの国？　この人、どこの国の人？おおっと、江口洋介だ。日本人じゃん。原作は入手したものの、じっくりと読む時間が持てず、まだ読んでない。問題作「闇の子どもたち」。一瞬躊躇したけど、観ることにする。いつの間にか娘が横で観ている。連日の夜なべで、ものすごく眠いのだけれど、結局、最後まで観てしまった。圧倒される。原作をちゃんと読んでから、書きます。で、前夜（というか、当時の未明？）、そのようなことがあったので、予定時間よりも少し遅れて娘と家を出る。入学願書の提出。ほとんどは郵送での受け取りなんだろう。大学の事務室は閑散としている上に、願書受付日というのに担当者が窓口にいない。待つことしばし。ま、私は見えないところで様子をうかがってるだけなんだけど。受験票ははがきで届くらしい。筆記でふるい落とされ、さらに面接というスケジュール。で、窓口で渡されたのは面接票。速達封筒に入っていた。「筆記免除だったりして？」まさか。そこまで受験は甘くないぞ。ブログをずっと読んでくださっている方はご存知だと思うけど、昨年夏に、AOでチャレンジして書類審査では通ったけれど、見事に散ったという経緯がある。受験直前準備にもってこいの本を購入するため、新宿で途中下車、紀伊国屋へ。そろそろお昼ご飯の時間という訳で久しぶりに中村屋に入り、問題の封書を開けて面接票を確認した。「わっ、同じ内容だ」娘がのけぞる。AOで、面接前に提出した書類と同じ内容なんだって。書いた内容、覚えてる？「もちろん。　何書こうって、お隣の人と話したんだよ。　面接の順番が私のあとだったんだ」無事に合格して、春に会えるといいね。お母さん、それまで郵便局に行くたびkit katの郵便バージョンを買ってしまいそうだよ。

  2010.01.26

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• おかあさんはトロすぎる？

  仕事を終えて帰宅。もちろん途中で晩のおかずを考えてメニューにあわせて足りないものを購入。が、メールチェックをしながらばたばたしていると、やおら娘が台所に立つ。「おかーさん、何作るつもりなの？」えっと、肉じゃが作るつもりでこんにゃくを買って来たんだけど……。「お肉、解凍してないし」は、そうだった？わわっ、もうこんな時間！「もういい、私が作る」げげっ、そりゃ済みませんね。と謝るそばから、こんな悪態つかれてしまう。「おかあさんは行動が遅すぎる。　外では素早いかもしれないけど、　家の中では全然だめ。　使えなーい」うっ、悪うございましたね。そこに夫が帰宅。「えっ？　お前何やってるの？　肉じゃが作る？　いいさ、お父さんがこのあとを引き受けよう」と言ったかどうかは定かではないが、娘から夫にバトンタッチされた模様。すごすごとベランダに出て、洗濯物を回収。さらに浴槽を洗って、お湯はりを始め、洗濯物を畳む。そこでふと思い出す。10年くらい前に親子料理教室に参加した男性20名に日頃の家事参加度について、インタビューしたときのこと。全員が、家事＝料理だと受け止めていて、「いやあ、僕なんてゴミ出しぐらいしかしていませんよ」「掃除ぐらいですかね。料理できないんで」とのご回答。中には、「妻よりも僕のほうが料理は得意」と、見事な包丁さばきを見せる方もいらして、料理べたと言われた妻（実は取材陣の一人）が、むっとしていたっけ。わはは。その後、編集会議で、料理だけが家事という認識について、議論がわき起こった。わが家族も、どうやら家事＝料理らしいよ。で、料理への取り組み意欲に今ひとつ欠ける私は、家事が出来ない人という烙印を押された格好だ。しかし、みなさま。掃除と洗濯も立派な家事のひとつですよー。整理整頓もお忘れなく。ということで、料理が出来上がるまで、さらに掃除までしてしまった私だった。わ～ん。

  2010.01.26

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• 朝方養成スケジュール。

  受験本番まであと10日足らず。夫と娘が話し合って、少しずれて来た生活リズムを修正するため、一日をさわやかに過ごす方法を考えたらしい。朝ご飯はコーンフレーク。ささっと食べられる。で、お次ぎはワンコの散歩で覚醒。「寒いから目が覚める。　お日様に当たれば完璧だって」まあ健康・体力づくりにはうってつけだけど、かえって疲れて眠くならないかしら？なんて思うのは私だけ？閉鎖的なところで仕事に邁進していると、確かに気分は落ち込み、暗くなる。だから、定期的に買い物や散歩に出かけると、身もこころもリフレッシュされて、からだが喜んでいるのを感じる。ま、そういうことを夫なりに指南してみたのかな。静の日である私は、朝から晩までずっとパソコンに張り付き、締め切りを無事にクリア。夫が呆れて、娘につぶやく。「おかあさんみたいに集中してやれると、　大学に受かるぞ」仕事だから出来るのであって、勉強だと多分無理。さすがの娘も、“目の色が変わって来た”感じ。まあ、頑張ってください。おかあさんは、ひとまず気を楽にして過ごせるから、明日はご飯ぐらいは作るからね。（結局今日もまた、作らなかったので、　その罪滅ぼし）

  2010.01.24

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• 「おかあさんって可愛い」？

  既に思春期は過ぎたのでは？と思われるうちの娘だけれど、友人との話題にかなりの率でのぼるのが「うちのおかあさんって使えないっ！」という、母親に対する愚痴らしい。これまで、親のことを悪し様に言うことがなかった娘らしいけど、このところは、ほかの友人と一緒に「うちのおかあさんったら、かくかくしかじかで、　ほんっと！　使えないんだよー」と、むしろ率先して語っているとか。（苦笑）よくもまあ、本人に向かって、そのようなことを！もしかして、カミングアウトってこと？まあいいさ、このところは、本当にばたばたとあわただしくて、特に食事関係は夫と娘に任せっきりみたいなものだしね。何を言われても仕方がないと思っているよ。「でもね。　なんだかんだ言ってるけど、　最後のところでは、　おかあさんって可愛いって思ってるんだ」はあ、「可愛い」ですか？それって、受け入れてるって意味？娘の物言いだと、多分、そういう意味だと思う。うーん。確かに、私も娘くらいの頃、母の仕草や言動を見て、「なんてかわいらしい人なんだ！」と思った記憶があるけど……。ばあばと同じかわいらしさが私にあるか？と自問自答してみると、はなはだ疑問。それに、私の場合は最終的に受け入れてるっていう意味じゃなかったな、純粋に「かわいらしい人だ」って思っただけで。しかし、親に向かって「使えない」とはねえ。そこのところ、かなり価値観というか感覚がかけ離れているような気もする。これが私の祖母の時代なら、張り倒されてるだろうな。「親に向かって、そんな口をきくもんじゃありませんっ！」てな具合にさ。いまどきは、“親の威厳”なんて言葉、死語になってるんだろうなあ。こういう風潮を、なんだか面白いって受け止める私なのだけれど、祖母や母には理解されにくいかもしれない。

  2010.01.20

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• 会議なんだから簡潔に話してよ。

  昨日は帰宅したら娘は外出中で、結局そのまま塾へ直行。どうやら図書館で勉強していたらしい。で、始業式の今日。「遅くなる」というので、すっかりその気になって帰宅してみると、ちゃんと家にいた。「今日？　早く帰って来た」洗濯物を畳んでいると、娘のほうからあれこれ話し出す。仲良しで卒業旅行に行こうという話が持ち上がっているらしい。で、その相談もあったのだけれど、あまりに話が冗漫なので、イライラしたと言う。ストーリーにそって話をしたいタイプの友人があれこれ宿の話をするのだけれど、娘自身は「もっと明瞭簡潔に話してくれ！」というタイプ。自分が推したい宿との出会いからいちいち話し始めるから嫌だったらしい。なるほど。私もかつては情緒を排した発言をしていたっけ、とあることを思い出す。なるべく明瞭簡潔に、というのはビジネスの場合は当たり前のことだけれど、そういう物言いを嫌い、情緒的な表現やストーリーテリングを好む人もいる。10年ほど前に、情緒的表現を好む方からずいぶん非難されたことがあった。二人とも同じ意味のことを話しており、私には、そのように受け取れたのだけれど、相手の方は、そのようには受け取らず、「あなたは、これこれこういうことを解さない人だ」と一方的になじられた。ただ、私と同じように「二人とも同じ意味のことを話している」と理解し、「一方は情緒的表現で、　もう一方は理論的表現で話しているだけの違い」と、わざわざ間に立って取り持ってくれた友人がいた。そのおかげで、私をなじった人は不承不承ながら、一応は納得したようだったが。それから、それなりに情緒的表現やストーリーを語る努力をして来たつもり。このブログでも、ときに一日の動きをひたすら追ってみたり、ね、って、少し違うかも。ま、そんな話を娘にしてみたら、「私もお母さんと同じかもしれない」と言う。そう？もっとも、上記のエピソードには、さらなる昔話というおまけがついている。高校生の頃、部活動のことで、あれこれ状況を顧問の先生に説明しようとして、「もっと簡潔に言ってくれ」と困った顔をされ、以来、頭の中で簡潔な説明を考えながら話すよう努力の日々が続いた。それは、社会人になってからも同じだし、メールでのやり取りの場合も同様で、結局今に至る話でもあるのだけれど。部活動での会議を、きちんと会議らしく簡潔に済ませたいというのが娘の主張なのに、それができない相手とは「絶対に一緒に仕事をしたくない」のですって。簡潔明瞭の一方で、TPOに合わせて、ときには情緒たっぷりに話せるようになること。それは、対話する相手に合わせて話すことでもあるらしい。なかなか難しいものですね。一生修業が続くのでしょうかしら？どう？＞娘。

  2010.01.08

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• せめて食事に変化を求めたい？

  夕飯を作るべく、あたふたと動く。たいてい、湯船の掃除、洗濯物の取り込みと同時並行。昼間から夜にシフトチェンジする儀式みたいなものかな。和風ポトフで楽をしようと土鍋を火にかけ始めたところで娘が台所に顔を出す。「げ、そうですか。　ま、いいですけどね」なんだか不満そうね。「全く代わり映えのしない毎日だから、　せめて食事ぐらい変化を求めたいの」いつも同じようなメニューで悪うございましたね。思わず悪態をついてしまう。と、娘は冷蔵庫を覗いて、何やら画策している様子。「干し椎茸あったっけ？」ありますよ。でも、戻すのに時間がかかるけど？「いやいや、私には、ほら、これがあるから」おお、フードプロセッサーですか！なるほど。洗濯物を畳むために、私は台所を離れる。しばらくして、何やら美味しそうな香りが漂って来た。なるほど、肉団子を揚げてるのね。かくして。和風ポトフに中華風肉団子というメニューの親子合作晩ご飯が完成。と思ったら、ケチャップが無くて買いに走る。娘が思いついて作った肉団子は、椎茸と豚肉をフードプロセッサーでこなごなにし、卵と和えて丸めたもの。ふわっと柔らかで香ばしい。油の始末もちゃーんとやってくれた。毎日引きこもっているので、久しぶりに自転車に乗ったら、足がなまっているのに気がついたとか。気分転換に料理もいいけど、ワンコの散歩もお願いしたいなあ。とは言え、台所に立ってくれるだけで、我が家のメニューも充実するから、ありがたいわ。ふふっ。

  2010.01.06

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• 養殖されるアイドル？

  実家に戻って３日目。なんだか大晦日という実感がわかない。街を歩きながらお店の店頭に掲げられた年末年始の営業予定のお知らせに目をやり、かろうじて、「明日は元旦かあ」と感じる次第。夜、大晦日の恒例てっちりの準備をしながら紅白歌合戦に出場する人々のうわさ話。おじさん、おばさんにとって、若いアイドルグループは悩みの種。それを娘がうまい具合に説明してくれる。AKB48の説明がうますぎて、思わずうなる。「あいどるが養殖されているユニット」きちんとしたオーディションもなく、いきなり本番で鍛えるという促成栽培らしいのだが、それを「養殖」と表現。夫と二人でうけてしまう。すでにとうが経ちすぎて「養殖」とは呼べない我が身を、なんとなく有り難く思ったりして。　あなたは「養殖」されないようにね＞娘。＊　　＊　　＊　　＊　　＊いつもブログを通じてお世話になっている皆様、今年一年、どうもありがとうございました。来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。良いお年をお迎えください。

  2009.12.31

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• 私も頭の中にIntel'欲しい？

  仕事の都合で、定期的に都内の事務所に詰めることになった。フリーだから、いろいろな仕事を引き受けることになる単発で手離れのよいものもあれば、長期間じっくり取り組まなくてはならないものもあり、中には、定期的にどこかに詰めることになるケースもある。今回のオファーもそんな感じ。これまでと違うのはそこでの作業に使用するパソコンがWindowsだってことだ。実家のパソコンもWindowsだし、全く使えない訳じゃない。ただ、Mac使いはショートカットを使うのが当たり前のようになっているから、Macでは簡単にできることが、Windowsだとショートカットキーが使えないためにできないっ。そこのところがイライラの種。右クリックなんて、しらないしぃ。（女子高校生風に）ところが、このたびは非常に優秀なインストラクター付きで、あれこれご教授を受ける。ふうーん、なるほど。ずいぶんMacっぽくなってきたんだねえ。WindowsもMacも使いこなす我が家の娘に帰宅してから、いろいろ報告してみる。すると、こんなことをおっしゃる。「WindowsがMacっぽくなってきた一方で、　MacもWindowsっぽくなってきてるよー」確かに、そうかも。「それがいやなんだよねー。　Macらしくないってとこが」そうねえ。第一、新しいMacはIntel' Macじゃん。そりゃあ、Windowsっぽくなってる訳だ。ここで、娘が叫ぶ。「私の頭の中にIntel'欲しいよぉ！」はあ？Intel'より人間のおつむのほうが賢いぞ。「おかあさん、Intel'の意味知ってるの？　知識って意味だよ」そうか、インテリジェンスの略でIntel'だったのね。「いくら私でも、　頭の中にIntel'を装備しようとは思わないよ」はははっ。ま、そんなに知識が欲しけりゃ、ともかく勉強するしかないなあ。年齢における蓄積というやつもあるけどね。長く生きてりゃ、それだけ知識も蓄積されて行く。経験値も上がる。でも、今、娘に求められているのはそういう意味での知識じゃないからなあ。ま、おきばりやす。

  2009.12.21

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• ああ、もう、いやっ！

  毎日めまぐるしく動き回っている一方で、ひたすら家にこもって頑張る人がいる。勉学に勤しむだけでなく、ちゃんと自分で食事を作り、今日はワンコの散歩にも行ってくれた。ちょっとくたびれたので、途中でおかずを買って帰ったのだけれど……。「ただいまー」と散歩から戻って来たときの声からしてとてつもなく、不機嫌そう！私が買って来たおかずも気に入らず、ぷりぷりと怒りながらいきなりシフォンケーキを焼こうとする。（声をひそめて）我が家のシフォンケーキ型は超特大のアメリカ製。1個焼くのに卵だけでも9個も使う。当然、お菓子作りの本のレシピでは分量が足りない。型を購入したときに専用レシピがついていたのだけれど、スクラップ入れには入っておらず……。プリプリ怒りながらも、準備を始める娘。多分頭の中は沸騰寸前。突然、「ああ、もう、いやーっ！」と叫び出す。なんと粉を全部床にぶちまけてしまったらしい。受験勉強も追い込みに入って来て、不安やら不満やらといった諸々がピークに達しつつあるようだ。ううっ、怖い。鼻をすすりながら、粛々と片付け、作業を進めている。おいしいケーキが焼けるといいけど、さてはて、どんなお味になりますことやら。

  2009.12.18

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• スキップ♪

  高校生活最後の定期考査が始まった。今日は定期考査初日で、塾もある。しかも明日は模擬テスト。いかにも受験生っぽいスケジュールだ。で、娘が塾へ出かけた後……。夕食が出来上がる頃、玄関のドアノブがカチャリと音を立た。娘かな？と時計を見上げる。インターホンが鳴らないので、鍵でも探しているのかと玄関へ行きドアを開けると、誰もいない？と娘が姿を現す。うわーっ！　おどろいた。「おかあさん、驚いてる場合じゃないわよ。　もし不審者が立ってたらどうするのよ。　いきなりドアを開けるのは危険だよ」はい、すみませんっ。以降気をつけます。一応しゅんとしてみせると、いきなり話題が変わる。「スキップして帰って来たら、　近所のおばさんに変な顔されちゃった」その歳でスキップしてちゃだめだってか？「さあ。　ちょうどiPodからいい曲が流れて来たんで、　曲に合わせてスキップしてただけなんだけど」小さい頃から、ステップ踏みながら歩いてたものね。スキップくらい当たり前よね、あなたは。どっちが親だかわからないやり取りがあると思えば、小さい頃から変わらないエピソードが披露されたり。いくつになってもスキップしたくなる気持ちは忘れずにいて欲しいと、おかあさんは思っているわ。

  2009.12.05

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• 安いスカートなんてありえねえ。

  娘とウインドーショッピングをしていたら、こんなことを話してくれた。今年の家庭科の授業は被服をとり、これまでにブラウスとスカートを縫い、現在はキュロットスカートに挑戦中。（本当はズボンなのだけれど、　つくりとしてはキュロットも同じなので、　娘はキュロットを選択）ブラウスの素材はコットンだったから、生地代はさほどしなかったが、スカートにはウールというご指定。ユザワヤに買いに行って、娘が驚いたのはウール地の値段。チェックが大好きなので、タータンチェックなどのコーナーに行ったところ、本場の生地がずらりと並び、どれにしようか悩むほどだったのだけれど、1メーター○千円という値段に驚愕して断念、無地のコーナーへ移動。が、それでも千円以内で買える生地はほとんどない。生地代にこれだけかかるのだから、それをスカートに仕立てたら、手間賃もかかる。「1枚1000円のスカートなんてありえねえ！」というのが、現在の娘たちの意見。お小遣いで何とか買える程度の洋服に向ける眼差しが変わる。小学生の頃、自分たちで綿花を育てて収穫し、それを紡いで布に織るというプログラムを経験。その時に気づかなかったこと＝1枚の布が出来るまでの手間ひまにブラウスやスカートを生地選びから自分で行い、縫い上げる作業を経験した今、気づいたとしてもおかしくない。ウール地だって、綿羊の毛を刈り取り、脱脂して紡ぐところから始まるんだからね。ものが店頭に並ぶまでにかけられた手間ひま。自分が手に入れたいと思う品物の品質はもちろん、それまでにかけられた手間ひまを思うと、果たして、そのものにつけられた値段は本当に妥当な値段なのか。不当に安いと感じた時、どこで、誰が不当な賃金に泣いているかにまで、思いを至らせることが出来たら上等だと思う。いやあ、まさに家庭科だねえ。どんなことからも、世界に思いを馳せることが出来る。世の中の仕組みに気づくことが出来る。ま、そんな壮大なこと考えていなさそうな彼女たちだけれど。ありえない値段でものが売られていると気づけただけでもよかったと思うよ。今日は父の5回目の命日だ。

  2009.11.24

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• そろそろ臨戦態勢？

  夕べから娘の友人が泊まっている。大好きなユニットのライブを撮影、編集した映画のチケットが倍率20倍だったにもかかわらず当たり、二人して観に行ったのだ。ちょっと遅い時間だったので、遠くに住む友人には我が家に泊まっていただこうということになった。朝ご飯は何にしようかなあと思いながら床につき、ふと目が覚めると、台所で娘が調理している様子。そうか、それじゃあ、ゆっくり眠らせてもらおう。再び目が覚めて居間に行くと、すでに二人は朝食を終えて、娘の部屋で談笑している。ワンコもお邪魔して、遊んでもらっているみたい。さて、朝食のメニューは……。キャベツとベーコンのスープにブロッコリーのサラダ、トースト。おおっ、私が考えていたのとそっくり同じメニュー。スープを温め直して、私もいただく。しばらくして、娘たちは出かけて行った。途中まで友人を送りがてら、娘は被服の授業で使う小間物を購入する予定。「生徒手帳をレジで提示したら、　なんと1割引だったんだよ」帰宅後に、報告。ふ～ん、安いお店だとは聞いていたけど、学割まであったのね。なるほど。夕べは午前2時までおしゃべりに花が咲いたという娘は、夕飯も食べずに寝てしまった。これで当分の間、お楽しみはお預けかな。友人のお子様方が次々と新型インフルエンザにかかったと聞き、受験生の娘も今のうちに、なんて言ったら「だめだめ、免疫力を高めることのほうが大事」と、忠告されてしまった。そうよね。ほかにも感染症はたくさんあるのだから、体調を整えておくことが肝要。娘だけじゃなく、私も気をつけないと。

  2009.11.22

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• いいなあ、女子高校生。

  寒いっ！思わずダウンコートを羽織って家を出る。鉛色の空に、一瞬むむっと感じるところがあったが、天気予報を信じて、そのまま飛び出す。が、途中から雨が降り出す。ユーミンのというよりハイ・ファイ・セットの「冷たい雨」のフレーズが思わず脳裏をよぎる。多分、この歌詞が描いているのは11月だろうって思ってたけど、この瞬間確信する。（まあ、なんて自分勝手な）インタビューを終えて、近くのスーパーマーケットに飛び込んだら、素敵な傘がセール中。おお、神様ありがとう。すぐに止むだろうと思っていたら、家に帰ってからもまだ降り続いている。玄関に娘の傘がオールスターキャストで（と言っても2本）ぶら下がっているのを見て、SOSコールが来るのを覚悟する。が、予想に反して、娘がダイレクトに帰宅。おまけに中学時代の友人まで連れている。夕べ焼いたケーキをごちそうするようだ。で、濡れずに帰ることが出来たのか？と確認出来たのは、夜、塾から帰ってきたあと。「寒かったー。　傘持ってないって言ったら、　Gちゃんがビニール袋をくれたんだ」はあ、ビニール袋、ですか。「それを頭からかぶったら、前が見えないの。　で、Gちゃんに手を引いてもらって　駅まで歩いたの」ケーキ屋さんの手提げ袋をもらって頭にそれをかぶってみたものの、頭以外は濡れるので、非常に寒かったらしい。一緒に歩いていたRちゃんはずっと「おかし過ぎて腹筋が六つに割れるー」と笑いっぱなしだったとか。しかし、ケーキ屋さんの袋をかぶった女子高校生が手を引かれて歩いているなんて、何かの余興みたいじゃないの。通行人のみなさまの視線が痛くなかった？「ぜーんぜん」自宅の最寄り駅に着いたら、もう雨は上がっていたと言う。地下鉄の車中で中学時代の友人に会い、一緒に帰ってきた。「昨日もAちゃんに会ったって言ったでしょ？　そのときに「今夜ケーキを焼くんだ」って言ったら、　「食わせろ！」って言われたの。　これから焼くんだから無理って答えといたんだけど、　今日も会ったから「もうケーキ食べられるよね？」って　改めて催促されて、ごちそうすることにしたんだ」Aちゃんってまるで白雪姫みたいに愛らしい感じの子。それが「食わせろ！」って言うような口をきくものだから、かなりギャップが激しい。まあ、そういうギャップも含めてAちゃんだってところは、彼女をよく知る人はみんなわかってる。雨よけ代わりにビニール袋を頭からかぶる娘も、そういうキャラクターなんだということまで含めて、友人に受け入れられているってことなんだろう。学校から駅、駅から家、友人が帰るまで、友人と一緒に娘は笑い転げながら過ごしたらしい。「冷たい雨」だったけど、全然気にしてないよね。むしろ、それすらも笑いに変えてしまうくらいのパワーを彼女たちは持っている。いいなあ、女子高校生。

  2009.11.19

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• 「人はひと晩でおとなになるのではない。」

  「ああー疲れたー」と言いながら娘が帰ってきた。「やっぱり夕べ夜更かししたからかなあ」そりゃあ、寝不足は疲れるよね。何時まで起きてたの？「んー、1時過ぎ」朝5：30起きだから、そりゃあ、辛かろう。でも、おかあさんなんて寝たの明け方よ。「おかあさんが何時に寝たのかなんて私知らないもん」まあね、あなたが出かけるとき寝てたと思ってるでしょ？でも、一瞬目が覚めたんだよ。で、8時に起きて、すぐに病院へ行ったんだ。「ふーん」どうせ、おかあさんは夜寝なくても、昼寝でカバーしてると思ってるでしょ？病院行って、注射してもらって、一旦帰ってから、会議に出かけたんだよ。そのあとは読書会。さっき帰ってきたばかりなんだから。まるで、子ども同士の問答みたいだけれど、一応、伝えておかないとね。眠かったって。（苦笑）どうも週末あたりから、再び膝が痛むようになった。それで、注射のあと、主治医が痛み止めの湿布の処方箋を書いてくれたのだった。「あんまりかぶれない湿布ですよ」ちゃんと私の肌がかぶれやすいことを覚えていてくださる。しかし、薬局で受け取って、一抹の不安がよぎる。成分はともかく、以前かぶれたのと同じタイプだったのだ。注射のあとに楽しみを用意しておくというわが心得は守られたのだけれど、そこに会議が割り込んできた。もっとも地域保健福祉行動計画策定における最後の確認作業とお疲れさまを言い合うという位置づけ。真摯なやり取りのあとは、ほっと安堵の雰囲気に一転した。注射後で痛む膝を引きずりながら、ほかの委員のみなさまにあれこれ連絡確認などを行い、そそくさと読書会へ向かった。今年最後の読書会で、取り上げたのはカニグズバーグの「ベーグル・チームの作戦」（岩波少年文庫）。主人公が所属する野球チームの新監督になんと主人公のママが就任！兄が補佐役としてコーチとなり、チームは快進撃。12歳から13歳になろうという時期、思春期まっただ中の男の子たちの微妙な心理や行動が描かれていく。この時期の子どもの成長を見守るおとなのスタンスの取り方についても、よい参考になるエピソードが随所にちりばめられている。ユダヤ人の成人の儀式に当たるバーミツバを上手く絡め、ラストでは主人公自らが、こう語る。「（前略）　でも、ぼくの考えでは人はひと晩でおとなになるのではない。　それは成長なんだから。　（略）　その成長のほんの一部分だけが、みんなの前と家族の前で起こる。　あとの大部分は、ひとりでいる時に起こる。　それもひと晩のうちに起こるのではない。　リトルリーグのシーズンいっぱいかかるやつだっているのだ。」いやいや、まだまだ成長していくと思うよ。さらにおとなになっている私は、そう心の中で呼びかける。わが娘も同じだ。そろそろ思春期も終盤かな。その成長ぶりやいかに？

  2009.11.16

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• 高校生活最後の保護者会。

  もう卒業への準備が始まっている。先日、生徒たちに向けて、卒業記念品の希望を訊ねるアンケートが行われた。それを受けて、卒業準備予算の相談も兼ねての全体保護者会。普段なら各クラスでの茶話会が行われる時期に学年全体の保護者会で代行という意味合いもあり、受付では会議資料のほかにお茶とお菓子を受け取る。多分、お菓子はほとんど娘のお腹に収まるはず。PTAの担当役員さんの仕切りで、保護者会の主要テーマについてはさくさくと議事が進行。最後に学年主任の先生からこれからの予定についての説明。「おかげさまで3年生はインフルエンザにも負けず、　元気で過ごしているようです。　今朝も、8：20前に、　元気に階段を駆け上がって行く姿を見ました」8：20前？　それって遅刻寸前ってことよね。と、思わずお隣の保護者と顔を見合わせ笑ってしまう。年明け、3学期の始業式の翌日から、娘たちのような一般受験組は自由登校となり、1月いっぱいで授業そのものも終了し、2月から卒業式の予行演習までの間3年生は自宅で過ごすことになる。「この長い休みの間に、　生徒たちには（髪の毛の色などが）変わって欲しくないなあ　と教師一同思っています」またまた笑い声が起こる。現時点で5分の3くらいの生徒が進学先を決めているから、長期休みには楽しい予定を考えている生徒が多いんだろう。学年主任の、このさりげない？ジョークも、もう聴くことはないのかしら、と思うと、何となく寂しい。すべてが終了し、顔なじみの保護者と一緒に駅に向かう。ホームで電車を待っていたら「おかあさん！」と娘が現れた。あなた、先に帰るって言ってたんじゃないの？「いやあ、保護者会は午後だと思ってたんだもん。　そうしたら午前中だって言うから、　朝、電話したんだよ。　結局、ともだちと学食でだべってたの」そうそう、学校に着いたかなあ、というタイミングで娘から電話がかかってきたのだった。ちゃんとお知らせをいただいて出欠表を提出しているんだから、正確な時間は確認出来ているというのに、時間を間違えて覚えていたのは娘のほうだよ。うららかな暖かさ。帰宅して昼食を食べたら、何となく眠くなって、久しぶりに昼寝をしてしまった。ちょうど母と妹が日光に紅葉を見に出かけている。ライトアップされた紅葉は素敵だろうなあ。私も温泉に浸かりたい。

  2009.11.07

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• 大トリは、やっぱり上手かった。

  娘の志望大学の学園祭へ行く。志望大学と言っても、夫と私の母校。ただし、私たちが卒業したあとに、1、2年生用のキャンパスが遠くに引っ越してしまった。引っ越した後、1、2年くらいは、新しい場所で学園祭を行っていたのが、その後、学園祭だけはもともとの場所で開催。よほどOBやOGから評判が悪かったのか？確かに思い入れも何もない遠くの場所へは足が向かないかもしれないなあ。現在、もともとの場所は全面立て替え中で、今年中には完成予定。来年からは、学園祭も再び元の場所で開催となるため、遠くのキャンパスでの開催は、今年が最後となる。それが謳い文句というのもいささか寂しい気がするけど、電車を乗り継いで出かけてみる。ラジオの公開制作風景を見学、古本市を冷やかす。懐かしいジャズ・オーケストラの演奏を聴こうと思ったら、思いがけず落語研究会の人々の客寄せに会い、「大トリの登場です！」の呼び文句に引き寄せられてしまう。これが何だか上手だった！女性なんだけど、朝ドラの「ちりとてちん」を思い出させるような。あ、でもこちらは江戸前だったか。娘と二人で満足しながら暮れなずむキャンパスをあとにする。途中、気持ちを一新してもらおうと、新宿の紀伊國屋書店で願書を購入。在宅仕事のはずだった夫は、ワンコ連れ（！）で仕事場へ出かけていた。が、とっくの昔に家に戻っていて、散歩もさっさと済ませたと威張っている。何度も言ってるような気がするけど、現役時代の私たちは、自分たちの出展で忙しく、学園祭をちゃんと見て回ったことが一度もない。夕飯時に、どういうアトラクションがあったとか、どこのクラブがどんな食べ物を出していたなどとあれこれ報告するのだが、夫も反応が今ひとつだったのも、実は自分たちの現役時代に、ほかのクラブが何をしていたのか、ほとんど知らずにいたからなのだった。単なるお客として歩いて回るのも、悪くはないね。夫がかつて所属していたクラブが40周年とか、ジャズ・オーケストラが36周年と聞くと、ほおおっと思うのだけど、自分たちが何年前に現役だったかを思うと、感激ムードは収束してしまう。娘はどうだったかと言えば、「○○クラブには入らない」というように、すでに気持ちだけは入学後に飛んでいたようだ。ま、やる気につながってくれるなら、なんでもいいよ。今は前だけを見ていよう。

  2009.11.03

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• わ、本物だ！

  娘の学園祭初日。残念ながら、というか本人の希望も少々あって、今年は夫も私も行かないことになっている。それなのに、前日になってこんな風にぶうたれる。「どーせ、来ないんだよね？」夫は、せっかくだから写真でも撮ろうかと思ったらしいが、そもそも娘たちの部では、学園祭時の写真撮影は禁止になっている。もともと私はいろいろと用事が入っていて行けないし。そんなわが家の事情はともかく。娘が仲間と一緒に次々更新しているネットラジオを聴かされている仲間の親御さんがいるらしい。娘の声を面白がって聴いてくださっているというその親御さんが、初日に来場なさって、娘と初対面した。「わ、本物だ！」紹介されて、最初に発した言葉がこれだったと、苦笑いしながら、娘が報告してくれた。楽しいリアクションだねえ。膨大なお菓子が寄付される娘たちのブース。今年も甘いもの満載だったらしく、甘いものを作るのは好きだが食べ物としては好まない娘は、げんなりした様子で帰宅した。「ともかく、麺類が食べたい」と言うので、せっかく夫がカレーを作っていたのに急遽パスタメニューを追加する。ほうれん草とベーコン、タマネギでソテーした懐かしの「ポパイ」。もちろん娘のための娘だけのスペシャルメニュー。夫婦の夕食も終わって、のんびり過ごしていたら、娘がげっそりした表情で居間にやって来る。「気持ち悪くて吐きそう……」「トイレに行く前にこれを飲め」と夫が差し出した胃薬を素直に飲み下し、娘は部屋に戻る。よほど辛いんだろうな。その後、寝てしまったらしく娘は部屋から出て来ない。本格的に具合が悪くならないといいけど。因に、入場者に制限を設けたらしいけど、チェックが緩い抜け穴があったらしく、本来なら校舎に入れないはずの先輩やら一般客が結構来場したらしい。なんとなーく暗雲立ちこめる感じの娘の体調だけど、お天気に反して回復してくれるようお祈りしておこう。

  2009.10.24

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• 18歳、ドラッカーに入門か？

  例によって娘が朝読書の本を漁りに来る。本棚の前の山を物色しつつ、食卓の下に積まれている本を手に取り、じっと見る。「ねえ、これ借りてもいい？」ん？げっ、「ドラッカー入門─万人のための帝王学を求めて」（上田惇生・著／ダイアモンド社・刊）じゃん。「帝王学って書いてある。　これって人を統べる学問だよね。　読みたいなあ」はあ、さようでございますか。でも、「日本人の知らない日本語」（蛇蔵＆海野凪子・著／メディアファクトリー・刊）のほうがもっともっと面白いよ。だってさあ……。日本語学校に通うアラブ王族のエピソードを紹介する。大富豪ならではの抱腹絶倒のエピソード。さらにおフランスのシャトーに住むマダムの任侠好きエピソードも付けちゃう。ねねね、面白いでしょ？「んー、わかった。　こっち借りてく」ふううー。実はまだ、「ドラッカー入門」は読んでいなかったのだ。ほかのドラッカー本なら読んでるけどね。で、読んでみる。ふむふむふむ。なるほど、こことあそことそこの部分、今の時期の娘に伝えておきたいことではあるよね。ドラッカー自身がわが分身のようだと言っている上田惇生さんの著書だけのことはある。まさにドラッカーのエッセンス。だからこそ、あらゆる世代に向けての読み方指南がなされている。深夜、娘の机の上に置いておく。翌朝、洗濯物を持って娘の部屋に入ったら、机の上の「ドラッカー入門」は消えていた。朝読書用に持って行ったに違いない。で、夜、帰宅した娘に「ドラッカー入門」どうだった？と訊いてみる。「うーん。読んでるよ」途中、かなり難しいところがあるんだけど。「そういうところは読み飛ばすから」げっ。そういうことなのね。じゃあ、「ネグレクト」（杉山春・著・小学館・刊）なんて、かなり読み飛ばしてた？「橋本治と内田樹」（筑摩書房）なんて、さらに読み飛ばしてた？内田先生が呆気にとられた、知らない言葉を読み飛ばしてとんでもない新語を作ってしまう女子大生のエピソードは一応、娘に語ったことがあったのだけれど、まさか、娘自身が彼の女子大生と同じってことは……。あるかもしれない。ま、いいか。痛い目に遭うのも、困ったことになるのも、苦労するのも、全部娘自身なのだしね。そんなことより、娘が読む本を見た先生方の反応が楽しみ。

  2009.10.22

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• 18回目のBirthdayは流星群とともに。

  娘の18回目のBirthday！そうか、とうとう君も児童福祉法から卒業だねえ。からかうように私が言うと、娘がにやりと笑う。「これで夜11時過ぎに一人で外を歩いても大丈夫かな？」いやいや、見かけで判断されるだろうから、まだやめときなさい。親子でふふふと笑う。すでに母からは、数え19の厄よけの帯締めの代わりに七色の組紐があしらわれたケイタイストラップが届いている。もっともこれは記念品扱いで、本当の誕生日プレゼントはMacBookが入る大きさの斜めがけバッグだった。娘のリクエストに応えてバースデーケーキはタルト・シトロン。「Happy Birthday」のプレートを添え、「1」と「8」、2本のろうそくを立てて部屋の明かりを消す。明かりを消す前に、夫がカメラを取り出し娘を撮影しようとする。久しぶりだなあ。娘が小さかった頃は、誕生日のたびに、バースデーケーキを前に一家そろって記念撮影してた。復活させようってわけか。「やだ！」と顔をのけぞらせる娘。いつの間にか写真を撮られるのを嫌がるようになってしまったね。「大事な記念なんだから、ちゃんと撮らせなさい！」こういうところで“父の威厳”を使うのか。通用するかな？（笑）無事に写真撮影が終了。これも久しぶりに、家族でバースデーソングを歌う。かつてはピアノ伴奏付きだったっけ。ケーキを食べて、母に電話をかけ、娘に贈り物のお礼を言わせる。お礼だけじゃなく、何やらごにょごにょと話し込んでいる。クラスメートや仲良しの友人からも、いろいろなプレゼントをもらい、娘は感激。誕生日プレゼントは親からもらうものだと思っていたらしい。そんなこと言ってたら、アメリカに住んだらびっくりだよ。プレゼントが山のように届くんだから。Fちゃんのバースデーパーティーのときの写真見る？この日は朝から猛烈ダッシュだった私。早めにワンコの散歩に出かけたら、東の空に、星が見えた。かつてはオリオン座がよく見えたはずなのに、いつの間にか見えなくなったなあ。流星群がやってきているのに、何故見えないんだろう？オリオン座流星群が見られるピークが娘の誕生日から始まることに、なんとなくいい予感がするのは、私だけかな？ふふっ。

  2009.10.19

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• 学園祭にインフルエンザの影響が。

  2日続けて明け方まで起きていたら、すっかりくたびれてしまった……。当たり前か。（苦笑）何とか定期考査を終了した娘は、相変わらず元気だ。学級閉鎖の原因となったインフルエンザに感染した5人も試験中は全員登校、無事に受けることが出来たらしい。このインフルエンザの蔓延が、学園祭にも影響してしまった。大学はいつも通りの開催なのに、中高は生徒の家族及び、受験予定の小中学生とその親だけしか学園祭中の校舎に入れない！「うわーん、せっかくともだちが　今年は来てくれるって言ってるのにぃ」可愛そうだけど、そういう年回りなんじゃないの？密かに占いに通じている私はそう思う。別に気にすることなんてないとは思うけど、あんまりいい年回りじゃないんだよねえ。大学受験の予定日が最悪の時期でなくてよかったと胸を撫で下ろすくらいなんだからさ。もちろん年回りがよくないからって命を取られるわけじゃない。ま、要注意ってくらいだ。家の中で起きていることは、まだまだ順調。そんなことよりも、いろいろなところで驚愕の事件が起きていたりして、ふーむと唸ることが多い。唸りすぎて、つい夜更かしし、起きたらお昼前というような体たらくだ。夜の散歩から戻ると夫が帰宅していた。何とか日付が変わる前には家に到着したらしいね。夕方「ひどい渋滞らしいから、のんびり帰ります」と電話がかかってきてたけど。昼夜逆転するような生活にならないように、今日はもう寝よう。明日は膝の注射の日。おかげで早起き生活にリセット出来そうだ。

  2009.10.18

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• 海外ドラマでリスニング・テストの準備。

  まあ、人それぞれ好みは違うし、こうでなきゃダメなんて決まりもないからさ、お母さんは、許しません！なんてこと言うつもりはさらさらないんだけれども。「いやあ、毎回どんな死体が登場するんだろうって、　わくわくしながら見てるんだよね」嬉しそうに娘が言うと、苦笑いしか出来ないなあ。自発的にはテレビをほとんど見ない娘がこのところはまっているアメリカのドラマがある。理論派の法人類学者ブレナンと、感覚派のFBI捜査官ブースのコンビが事件現場に残された骨を手がかりに真実を導き出すドラマ「BONES」。身体感覚や感情さえ、解剖学的な表現で淡々と語るブレナンがあまりに理が勝ちすぎてる偏った人物像ならではのズレたおかしさを醸しているし、これに対するブースが、捜査官としては切れ者かもしれないけれど、ブレナンに比べりゃセンスは悪いし、いかにも頭が悪そうに見えてしまう。で、これもなんだかおかしい。腐敗が進んで見てるだけでも気分が悪くなってきそうな遺体を、ブレナンは眉ひとつ動かさず冷静に観察、あっという間に遺体の性別や推定年齢、死亡推定時期、死因、凶器などなどを解明していってしまう。ブレナンを支えるチームがまた逸材ぞろいで、分子レベルの分析などをさくさくと行うのだけれど、どのような遺体、身体パーツを見ても興味津々でことに当たる。スプラッター大嫌いな人には耐えられないドラマ。シリーズ1では、何となく人間っぽくない印象だったブレナンも、熱血派のブースとコンビを組んでいるうち徐々に表情豊かになって、硬い殻が壊れて中から温かいものが現れてきた感じ。このBONESの新作シリーズが始まるとあって、ここひと月ほど、過去のシリーズが何度も放映され、復習は充分。予告を見ながら、新シリーズスタートの今日が来るのをわくわくしながら娘は待っていた。中間考査がまだ終わっていないというのに、開始時間をチェック、それにあわせてスケジュールまで調整している。「明日は英語だから、　リスニングのレッスン代わりに見ようっと」そうですか。でも、夜11時からスタートで2時間スペシャル。終わると深夜1時になっちゃいますよ。「大丈夫。　そのために昼寝して、　終わったらお風呂入って完全に目を覚まして　勉強するんだもーん」ぐえっ、そう来たか。開始時間に間に合うよう、私もワンコの散歩に出る。長袖シャツにコットンカーディガンで小一時間歩いても汗ばむ程度。随分気温が低くなってきたんだなあ。よく考えてみたら、このドラマを見ているときに夫はほとんどいない。居ても、TVから遠く離れた食卓でひっそりと杯を傾けていたりする。まあ、食事時にこんなTV番組は誰も見ないから、そういう点では常識派だと思うよ＞娘。新シリーズはブレナンとブースがロンドンへ出張、イギリスは初めてのブースの反応がいちいち面白い。初回と第二回は前後編のようにつながっている。次回、3回目は帰国した二人に驚愕の出来事が待っている。友情にあつい二人はどんな反応をするのかな。というわけで、娘に付き合って、そのまま読書活動に突入した私は、明け方近くまで起きていた。秋の夜長は、誘惑が多くていけないなあ。（苦笑）

  2009.10.16

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• 執行猶予付き？学級閉鎖

  学級閉鎖明けの登校となった娘。土曜日は実質2時間のため、早々と帰宅。午後2時には矯正歯科クリニックの予約があるのだった。お昼ご飯の買い出しにワンコ連れで出かける。空気がひんやりと冷たい。これかあ、朝から「いかにも秋ー」という空気感を漂よわせていたのは。上手く言葉に説明出来ないけれど、秋ならではの空気感てやつがあるんだよ。それを感じて始めて、「秋だなあ」としみじみし始めるんだ、私は。「背中がゾクゾクして、具合が悪いんじゃないか？って　心配になったんだけど、単に寒かっただけだったんだよ」なんと制服の上着を着ずに登校して寒かったらしい。この気温で上着なしは寒いよ。そりゃあ、寒気と勘違いしてもおかしくないね。しかし、娘は夕方塾から帰って来て体温計を探し始め、夕食後には風邪薬を飲んでいた。もっとも、「ご飯食べたら体調すっきり」だって。（苦笑）脚が治って来た夫と夜の散歩に出かける。夫はヨットパーカー、私はカーディガン着用。家を出たては寒かったけれど、20分も歩けばからだが温まってくる。次第に汗ばんでくるけど、ハンカチで拭うほどではない。「じきに冬が来るんだよ」ぽっかり浮かんだ半月を眺めながら、夫が呟く。この澄んだ空気は、確かに冬の夜さえ思わせる。学級閉鎖明けのクラスでは、まだ4人が休んでいたらしい。仲良しのクラスメートは昨日のうちに回復していて、連絡網で試験範囲が流されて来たときに、思わず40分も長電話してしまったと言う。「試験中、私たちのクラスは居残っちゃダメなんだって」早く帰って体調維持に努め、勉強もちゃんとしなさいってこと？何だか執行猶予みたいだね。どうやら3日間の学級閉鎖というのは、連休と中間考査を考慮しての苦肉の策だったらしい。クラス全員が試験を受けられないという事態は、なんとか避けたいことだからなあ。明日、明後日の連休でしっかりからだを休めて、連休明けの試験を乗り切るんだよ。上着はちゃんと着て行きなさいね＞娘。

  2009.10.10

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• 来た！　学級閉鎖。

  巨大台風は明日の午前中に上陸らしい。一足先に、やって来たのは学級閉鎖だった。「5人がインフルエンザで、あと二人も高熱だって」そりゃ、もしかしなくても7人全員がインフルエンザってことなのでは？娘たちのクラスの学級閉鎖も9日まで。いいさ。多分明日は悪天候で、もしかすると警報なんか出て、休校になるか、全員早退ってことになるかもしれないし。学級閉鎖は小学校1年生のとき以来だ。学級閉鎖になると学童保育も強制的に休みになる。はて、どうやって過ごさせていたんだっけ？「うーん、家に居た」そうでしたか。お家でずっとお留守番でしたか。地元の保育園は、新型インフルエンザ感染者が出ても、休園にはしないと決まっている。が、学童保育のほうはどうなんだろう？夏休みに感染者が発生したときには、学童保育室閉鎖とともに、乳幼児プログラムも中止だったっけ。共働きのご家庭は、さぞお困りだろう。だからと言って、学校へも学童保育へも行けない子どもたちを別な場所に集めて過ごさせるわけにはいかないんだよね。感染拡大防止の趣旨に反するから。わが家の女子高校生は、多分試験勉強で過ごすことになるんだろう。ま、元気な高校生なら自分で食事くらい作れるから、母も父も安心して出かけて行っちゃうけど、感染していたら、それどころではないわ。早く帰って来ーい！

  2009.10.07

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• いよいよ来たか？

  10年に一度くらいの大型台風が近づいてる。用があって早めに帰宅した夫とTVニュースを見ていたら、ここ20年ほどの間に日本に上陸し、大きな被害をもたらした台風を振り返っていた。「そうそう、この台風19号！　ひどい目にあったんだよなあ」夫が思わず叫んだのは、娘が生まれる前の年の台風の映像が映し出されたとき。そうそう、このとき夫は福岡から富山へ行こうとして、この台風に追いつかれてしまったのだった……。このたびの台風18号では、あさっての諸々の予定が吹き飛ばされそう。ふうう、やっぱり嵐を呼ぶ男だったか。そこに娘が帰ってくる。「おかあさん、聞いて。　2年生、とうとう学年閉鎖になっちゃったんだよ」！！！「でね、うちのクラスも、今日は5人休んでいて、　二人早退しちゃったの」ふーむ、いよいよ来たか、の心境。ただし、新型インフルエンザよりも圧倒的に季節性インフルエンザが多いのだとか。「うちのクラスにも、ひとり新型インフルいるんだよ」そんな娘の目下のところの心配事は、学園祭が中止になること。すでに諸々の準備はなされていて、娘たちの部はもちろん、どの部も物品の支払いまで済ませているから、中止となれば赤字は必至。いやいや、そういう問題ではなくて、高校生活最後のイベントが中止になるのが悔しいんだよね。それにしても、と半年前を思う。実家近辺では、ゴールデンウィークを挟んでの2週間、街から子ども達の姿が消えた。もちろん新型インフルエンザの蔓延を食い止めるための策。2年生の学年閉鎖は9日まで。流行期に入ってしまった今、対応が違って当たり前とは言え、この違い。連休明けは中間考査が始まる。

  2009.10.06

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• ラスト・パフォーマンス。

  乙女の園での最後の運動会。有終の美を飾る仮装ダンスを鑑賞のため会場へ。受付で、娘に渡されたプログラムが生徒用で、保護者用のプログラムには生徒の名前などを書く欄があるはずだということに気づく。おまけに保護者用ネームカードも忘れて来ちゃってるし。でも、ちゃんと受付して会場内に入れてもらえた。盛りだくさんの運動会ゆえ今年もかなり時間が押していて、午後一番の仮装ダンスまでには、ゆうに2時間はかかりそう……。しまった！　こんなことならどこかで何か買ってくればよかった。とは言え、ちょうど二人三脚が始まって、もちろん、はらはらどきどきで面白いから、ついつい見入ってしまう。大胆にも？昨日ゲットした本を持参していて、プログラムが進むまで読書でも、なんて思っていたのだけれど、とんでもなかった。さて、お待ちかねの仮装ダンス。娘たちのクラスがトップバッター。仲の悪い二つの高校が、やおら殴り合いを始めて、（この殴り合いが何だかとっても楽しそうだった）「てめえら、いい加減にしろ！」本家ヤンクミを彷彿とさせる怒号が飛ぶ。ヤンクミ役の担任教師のために生徒たちが道をあけ、真ん中辺りまでヤンクミがやって来たところで、衣装チェンジ。いきなりBGMが変わって……。おお、確かにキューティーハニーだわ♪結局担任の見事なダンスで何となく終了。この日は、特にマイクの調子が悪くて、音声が途切れがち。娘たちのときには、「てめえら、いい加減にしろ！」以降の台詞がまったく拾えていなかったらしい。おかげで、何となくしらけた雰囲気で終わったのが惜しまれる。しかし、このあとは尻上がりに楽しくなってくる。ともかく各クラスの担任がどんな仮装で登場するかが見物♪娘が1年のときにお世話になった美人の教師はシンデレラ。ぼろをまとったシンデレラが見事美しく変身したと思ったら、「シンデレラなんてやってらんないしぃ」だって。「20世紀少年」ならぬ「20世紀中年」はいきなりセーラー服にお下げ姿で踊りまくるわ、スーパマリオはピーチ姫を無事に助け出すわ、矢島美容室風の転入生は、お茶目にがに股で踊るわ、なぜだかタキシード仮面が世界を救いに現れるわ……。クラスの雰囲気がパフォーマンスから充分伝わってくる。手拍子あり、笑いあり、かけ声ありで、あっという間に9クラス分の仮装ダンスが終了。ああ、この記念すべきパフォーマンスを、夫や母にも見せたかった！なぜに、わが家のビデオカメラが壊れたままなんだろう。惜しいことした！（あとで娘から裏技を教えてもらった。　絶対貴重な映像を入手するぞ、と誓う。苦笑）このあと、娘が出場するプログラムはないので、申し訳ないけれど、会場をあとにする。ふと思いついて、タワーレコードに寄り、T-REXとSUPERTRAMPのCDを購入。もちろん「20th Century Boys」がお目当ての1曲。あとは、「Goodbye Stranger」をCDで聴きたくて。SUPERTRAMPの「Breakfast in America」は、「CDじゃ手に入らないんじゃないか？」と夫に言われたのだけれど、ベスト盤として出ていた「The Verry Best of SUPERTRAMP」があったのだ。T-REXも復刻版だったけど、SUPERTRAMPも10枚のアルバムが復刻されていた。なければノイズの多いLPをデジタル入力するしかなかったのだけれど、ややこしい手続き抜きで楽しめるようになっていたのが嬉しい。椎名林檎の「ありあまる富」を聴いていたら、急に「Goodbye Stranger」が聴きたくなったんだよね。ギターつながりで。あちこち歩き回ってから家路に着いたら、途中で娘とばったり。「20th Century Boys」買ったよ～と伝えたら、「わーい。私も聴きたかったんだ」と喜ぶ。これのイントロのギターもいいよねえ。今日の仮装ダンスでも2回、聴いた。もちろん1回は「20世紀中年」で。（笑）夕飯を食べながら、「マーク・ボランって交通事故で亡くなっちゃったんだよ。　なんだかあっけなかったの」というような昔話をする。あとは今月下旬の学園祭ですべての行事が終わっちゃうね。しかし、しみじみと味わっている暇はないのだった。敢えて何をすべきかは言うまい。

  2009.10.01

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• 経費節減。

  いよいよ高校生活最後の運動会が近づく。最終学年は、クラスごとにシナリオを書いて仮装ダンスを披露することになっている。担任が男性なら女装をお願いしたり、衣装がひどく凝っていたり、その年の流行曲がバックに使われたりと、なかなか楽しめる。運動会一番の目玉と言ってよいかもしれない。と言っても、娘が1年のときに観ただけで、昨年は見ることが出来なかったのだけれど。今年は娘たちが主役とあって、初めこそ「今年は行けないから、DVDを購入する」ことにしていたのだけれど、思い切ってすべてをキャンセルして見に行くことにした。すると、今年はDVDの発売は中止になったらしい。娘の報告によれば、「経費節減」。「ビデオカメラなんかの機材を　借りる費用がバカにならないんだって。　それで今年は中止だってさ。　おかあさん、直接見に来られることになってよかったね」確かに、TVの中継か？と見まごうほどの機材を仕立てたものものしい撮影クルーが闊歩する運動会ではあった。もしかしたら、DVDの売れ行きがはかばかしくないんじゃないの？それはともかくとして、当日見に行くしかなくなったのだからして、一族郎党が観戦に訪れる率の高い運動会だけに、いつにも増してギャラリーの数は多いだろう。娘のクラスは小柄だけれどスタイルのよい体育教師が担任。「ごくせん」と「キューティーハニー」を足して2で割ったようなストーリーらしい。一体全体、どういう趣味なんだ？＞娘のクラスの面々何でもダンス部の生徒が、腕によりをかけて？あやしげな振り付けを考案、「先生、何だかとっても嫌がってた」そうなので、ご同情申し上げつつ、鑑賞させていただくことになりそうだ。「ごくせん」ということで娘は男子生徒に扮するのだけれど、制服っぽいデザインの黒いズボンがわが家にはない。「そんなもん、モンペでもカーゴパンツでも　何でもいいんだよ。　男子生徒なんて、そんなもんさ。　色が黒ならなんでもいいんだよ。あるもの持って行きなさい！」夫が一喝。夫の脳裏にあるのは、恐らくボンタンだの腰パンだので、校則違反による教師との攻防を楽しんでる生徒たちか？娘はTシャツにズボンのみの組で、学ランやブレザー着用の上着着用組もいるらしい。女子校なのに学ランが入手出来ること自体、不思議だあ。（娘の友人には男の兄弟のいる率が非常に高いのは確かだけど）あとのクラスは、スーパーマリオあり、ウエディングドレスありと、それぞれのクラスカラーを彷彿さるような仕上がりらしい。ふふふ、楽しみ。

  2009.09.29

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• こちら、ラジオ・ブログ制作局。

  MacBookを駆使して音楽生活を楽しんでいる娘。いろいろ触っているうちに、サウンドエフェクト機能その他の存在に気がつき、学校の仲間と「ラジオ・ブログ」の製作を始めた。もともと自分で描いたイラストなどをアップしているサイトに仲間と一緒に吹き込んだ音源を聞かせるラジオ・ブログのページを設けたもの。この忙しい時期に、何を暢気なことを……。なーんて思ったりもするのだが、何せご本人はラジオ製作に憧れを持っていて、来春開局予定のコミュニティFMでのお手伝いが出来る日を今からわくわくしながら待っている。その予行演習ってとこ？仲間と番組編成からシナリオまで考える。ちゃんとリクエストコーナーもあって、仲間の一人が広報も兼ねてリクエストを集めてくるとか。部活動の場所が物理室ということもあり、暗室で録音に勤しむ日々。やりたいこと見つけて、それに邁進出来るのも今の時期だからこそだものね。遊びじゃなくて、仕事としてやれるようになるといいね。それなりに受験勉強もしているようだから、よしとしておくか。（と夫にゲタを預けて気をもむ私）

  2009.09.18

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• 「世間」という感覚。

  実は夕べ、午前さま寸前で帰宅した。夕食の支度はしておいたし、娘宛の手紙も書いて出かけた。もちろん娘はとうの昔に寝ていて、起こすのもなんだから、そのまま就寝。で、誠に申し訳ないのだけれど、朝起きたら、娘はすでに出かけたあとで……。（朝食用に用意しておいたパンは無くなっていて、　それを娘の「行ってまいります」の印と了解する）今日も午後に外出予定があって、カレンダーに予定を書き込んであるものの、困ったなあと思いながら、ランチの用意とともに手紙を書いて出かける。夕方帰宅。34時間ぶりに、娘とご対面。ちゃんとお昼ご飯食べた？「おかえりなさい。　ところで、タピオカ・ミルクティーが飲みたいの」いきなりのおねだり。そうか、あと30分で塾に行くんだよね。おやつも食べちゃったし、買いに行きますか。先月閉店した徒歩1分のコンビニ跡の前を通る。来月には、単身世帯向けの品揃えが特長のスーパーマーケットに生まれ変わるらしい。今のままじゃ不便だから、早く出来るといいね。「えー？　私が欲しいもの売ってなさそうだし、　買い物してもポイントが貯まらないからヤダ」閉店したコンビニと同じ系列のコンビニが娘の通う学校の敷地内にもあるので、そのコンビニのポイント・カードをわざわざ作った娘。ポイントを貯める機会が減ってご機嫌ななめらしい。もうっ、そういうところは、いかにも都会の女子高校生だわ。（ということは、都会型主婦候補生ってことか……）そろそろ塾を出る頃かな、というタイミングで、いきなり激しい雨が降り出す。自転車で出かけたから、恐らく傘は持っていないはず。あわてて傘を持って家を飛び出し、途中で携帯電話に電話を入れてみるものの、つながらない。足下がびしょ濡れになりながら歩いているうちに雨は小降りになってくる。傍らを傘なしで自転車に乗った人が通り過ぎて行く。結局、娘とは入れ違い。「電子辞書が濡れると困るから、　塾でビニール袋をもらって、鞄だけは濡れてないよ」びしょ濡れの娘がわが家の玄関前に立っていた。お互い、なんとなく気遣いながらもタイミング悪くほとんど会話らしい会話も交わさずに時が過ぎて行く。うううっ、これじゃ10年前とあまり変わらないじゃないか。焦って家に帰ったら、寝室の壁にもたれて眠っていた娘。誠に申し訳ないと思いながら寝間着に着替えさえてベッドに運んだ日々。もちろん、10年経った今では娘は高校生になり、「お父さんもお母さんもいなくても大丈夫。　たまには一人で夜を過ごすのも、全然平気だよ」なんてことを言ったりもする。そうよね、あなたのばあばは高校時代に下宿してたものね。お母さんだって、あなたの年頃にはおばちゃまと二人で2日や３日の留守番ぐらい平気だった。もう、そこまで成長しているのよね。分かっちゃいるけど、申し訳ないと思ってしまうのは何故だろう。恐らく、今の時代のほうが、風潮として子どもに対して過剰に過保護傾向にどんどん向かっているということもあるんだろう。ひさびさに「世間」という感覚を意識した2日間。

  2009.09.12

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• 受験生の母にとって一番難しいのは……。

  いつもは車で出勤の夫だけれど、今夜からしばらくは電車で通勤。（と言っても、明後日から九州へ出張なんだけど）会社を出る前にカエルコール（うう、懐かしい響き）。で、資料を読みながら時計を横目でちらちら。そろそろ家に到着かなあという頃、再び電話がかかってくる。「電車の中でbebeと一緒になったんだ。　ご飯お願いね」電話の向こうから、駅前の喧噪が聴こえてくる。ふーん、同じ電車で帰って来たんだー。もしかしたら、初めてのことじゃないかしら？にこやかな表情で娘がドアを開けた。もちろん、そこにはワンコがすでにスタンバイ。飛びつこうと待ち構えている。このところ、娘は夫とよく話してるみたい。私の知らないことまで、夫が知っていたりする。夏休みの間に、早くも進学先が決まった友人が何人かいて、内進組も、来週にはほぼ決まる。これからAOや推薦にチャレンジという友人もいる。いろいろと思うこと、感じることの増えそうな秋。娘と同様に一般入試で外部受験を予定している友人が、「今のうちに」とカラオケを誘って来たとか……。「今のうちに」？そうか……。遊びのお誘いを断る機会も増えていきそうだね。「（受験本番まで）もう半年切ったんだぞ！」浮かれた話に喝を入れるのは夫。しばらく夫にすべてをお願いして、私は私の仕事に没頭したい。けど、そうはいかないだろうなあ。「お母さんとは一緒に勉強しないって決めたから」とも宣言されているので、（作文指導はお願いされたけど）この先出来ることって、それこそ温かい食事に清潔な衣類、柔和な微笑みくらい。柔和な微笑み？一番、難しそうじゃん＞私。

  2009.09.09

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• 開けてびっくり洗濯機型多摩手箱。

  洗濯物を干そうと洗濯機の蓋を開けると……。いきなり娘の座布団がででーんと姿を現す。ううっ、またか。先日は、世界で最も有名な犬のぬいぐるみが出て来た。大中小と揃うなかでも小さいほうだったので、干すには困らなかったけど。このように開けてびっくり多摩手箱的展開が、最近の傾向。座布団くらいなら、まだなんとか干せる。でも、タオルケットだと困る日もある。洗濯機に放り込む前に、ひと言相談してもらいたいなあというのが、担当者の本音だ。やれやれ。

  2009.09.07

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• いくつになってもご町内の子ども。

  地元八幡さまのお祭りで、2日目の今日は神輿がご町内を練り歩く。わがマンションのプレイロットが子ども神輿の休憩場となっているので、管理組合は大忙しの日でもある。ここに転居してから、毎年のように配られるお菓子のお相伴に預かって来た娘。高校生になってもいまだに出て行く。それも、ワンコの散歩のふりをしてという知能犯的行動。何とも恥ずかしい……（苦笑）。管理人さんご夫妻はもとより、古株の役員さん全員が顔見知りとあって、今年もお菓子をいただいて来た。それも2セット！「一人一袋なんだよねーって言いながら、　2袋くれたんだよー」と、ご本人は屈託なく笑う。今年も、マンションの住民のお子さまは参加せず。プラスチック製のビンに入ったラムネを「えいっ！」と投げ飛ばしたお子ちゃまがいて、「ものすごく可愛かったの」とご報告。件のお子ちゃまに付き添うお父さんが、苦笑いしながら拾い上げたとか。可愛らしい法被を来た赤ちゃんを抱いた親御さんの参加が多かったんだって。子ども神輿の次世代育成は着々と進行中？例年の二倍量のお菓子をいただいた娘は、「これで当分お菓子には不自由しない」だって。顔見知りの世話役のみなさまに、「私も歳を取るわけよねえ。　（あの小さかった）あなたが　こんなに大きくなっちゃうんだもの」と口々に言われ、いくつになっても、おじさんやおばさんから「ちっちゃい子扱いされるところが面白い」らしい。そりゃあ、そうだ。お互いの関係性は変わらないからねえ。あなたが親になっても、多分変わらないよ。親子、親戚関係と同じだよ。ふふふ。その関係を、不満と感じるか、面白いと受け入れ続けるか、で随分違うと思う。近隣のみなさま、まだまだ未熟者ですが、娘をどうぞよろしくお願いします。（ぺこり）

  2009.09.06

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• このままじゃ、いやだったんだもん。

  突然娘が部屋の掃除を始める。部屋の中のがらくたが廊下に出されるので、おお、始まったかと分かる。ところが、今回は掃除ではなかった。「すみませんが、工具箱を持って来てくださーい！」突然、娘が声を張り上げる。？？？？？「部屋から出られないんですぅ」工具箱を持ち居間を出るや、事態が飲み込めた。タンスの引き出しやら、ハンガーネットやら、部屋の中の諸々が廊下はおろか洗面所、浴室までをも浸食、ほとんどまともに通れない……。部屋の模様替えを企てていたのだ。高校入学時にベッドをロフトベッドに変えた時点で、巨大なロフトベッドは移動不可能のため、大掛かりな模様替えは無理という前提で組み立てた。不可能と分かって、この暴挙に出たのか。まあいい、しばらく様子を見てみよう。「ん、もう！」「ああ、だめだ！」「まったく……っ！」ときおり嘆きの声、いらだちの声が聞こえてくる。しばらくして、とうとう、部屋から這い出て来た。「やっぱり無理だあ」そりゃ、そうでしょ。ちゃんと事前に家具のサイズを測って、計画立ててみたの？「やってない。　でも、出来ると思ったんだもん。　このままじゃ、いやだったんだもん」ともかく、元通りに戻しなさいね。ちゃんと夜、眠れるように。ロフトベッドのはしごを取り外し、タンスを動かし、ロフトベッドを移動させてみたものの、大き過ぎて以前のベッドのように窓側の壁に収まらない。そんなこと、分かり切っていたことなのに、出来るかも……と思ったらしい。ちょうど夕飯の買い物にも行かなきゃならないし、ワンコの散歩を兼ねて出かけて来よう。その間に、少なくとも廊下や洗面所は綺麗にしておいてね。ジャングルのようになった廊下を、ワンコを抱いて通り抜ける。こりゃあ、もし今火事でも起きたら、逃げられないぞ。「私なんて完全に逃げ遅れるよ」笑っている場合じゃないよ＞娘。家を出てしばらく歩いたところで、追い抜いていった自転車の後に乗っていたお子様から、「（その犬）なんて言う名前？」と訊かれる。ミニチュアダックスフンドですよ。「へええ、かわいいね」おお、ありがとう、またね。ちょうど学校や保育園からお子様方がお帰りの時間。街は何だか賑やかだ。途中ベビーカーに乗ってちょちちょちをしていた赤ちゃんから、にまっと笑みをいただく。「こんにちは」とお母さまからご挨拶もいただいて、ワンコが何だか照れくさそう。夜の散歩の4分の3くらいのコースを歩き、最後にスーパーマーケットで買い物。およそ1時間後に家に戻ったら、なんとか事態は収拾。そこから私は台所に立ち、時計を睨みながら夕飯づくり。「そろそろご飯だよー」と娘に声をかけたところで、夫が帰ってくる。珍しく家族そろって食卓を囲む。食後に梨でも、と声をかけたら「塾に間に合わない！」と娘が焦っている。えっ？　まだ充分時間があるよ。どうやら模様替えの時の衝撃？で時計が1時間進んでしまったようだ。のんびり梨を食べ、娘が出て行く。夕方の貴重な時間を散歩に充ててしまったので、あわてて洗濯物を取り込み、お風呂を掃除して、お湯を入れながら洗濯物を畳む。洗い物をしながら、模様替えのおかげで、食事中以外は、ずっと何かをしっぱなしの数時間だったと気づく。ふうっと一息ついたら、今度は夜の散歩。娘が帰ってくるからと、いつもより早足で歩いたのに、戻って来たら、玄関前に座り込んでいた。ごめんね。夜の散歩のおかげで、よい気分転換が出来ている夫と私。おとなたちが、そんな暮らしをしている一方で、散歩に参加しない娘には、なんとなく溜まっているものがあったんだろうね。「ともかく変えないと気が済まないのっ！」ロフトベッドの位置を少しずらし、壁にはわせていたハンガーネットをベッド脇に立て、少し部屋の雰囲気を変える程度ではあったが、無事に部屋の模様替えらしきことが行われていた。模様替え後の部屋で迎えた朝の気分は、さて、どう変わったんだろう？

  2009.09.03

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• パソコンの立ち上げ音まで自分流？

  椎名林檎の「ありあまる富」が大好きで、じっくり聴きたいと思っているのだけれど、先日も店頭で発売されたばかりのDVDを手に取り、DVDじゃなあ……と諦めたばかり。すると娘が、「ダウンロードしたよ」とMP3データをコピーしてくれた。頑張ってお小遣いを貯めて新しいiPod nanoを購入、マッキーことMacBookにあれこれ音源を溜め込んでは、楽しんでいるらしい。今日も、「これからお母さんにプレゼンします」とコレクションを聴かせてくれた。「iTuneってすごいんだよ。　音源データをMP3からいろいろ変換出来るんだ。　waveに変換すると、シャットダウンの時の音や　ゴミ箱にデータを捨てた時の音を　好きな音に出来るんだよ」ワンコの散歩のときに、さらに詳しく教えてくれる。いろいろカスタマイズして楽しんでるんだねえ。パソコン関係の話になると、あれこれお互いの知識を教え合って、仕事場でのミーティングのようになってしまうわが家。先日も、レイアウトに関して夫の相談に乗っていたら、娘が飛び入りで、あれこれ質問。Word、Excel、illustlator、それぞれの特長に合わせた、テキスト入力の仕方から表組の作り方まで延々と語る会に発展した。これからは音源についてもわいわい語り合うことになるのかな？でも、散歩をしながら思い出した。ラブサイケデリコの「フリーダム」。特典で付いて来たDVDで楽しむことのほうが多くて、CDではほとんど聴いていない。ということは、椎名林檎だってDVDでよかったのかも。うっ、惜しいことをした。

  2009.08.28

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• 遅ればせながらの水着探し。

  この時期ではあるけれど、ちょっと気分転換に娘の買い物を兼ねて銀座方面へ買い物に出る。娘の欲しいものリストは……。その1）ルーズリーフのバインダー小学校時代から使っていたものが壊れちゃった。その2）新しい水着中学時代に買った水着は、その後やせたためにもう大きすぎて着られない。来年の春休みにともだちと旅行に行く予定。旅行先にはプールがあるので、新しい水着を買うとしたら、今しかない。その1はいつでもどこでも買えるけど、その2は、夏も終わりに近づいた今、果たして買えるのかどうか定かではない……。片っ端からデパートをのぞくスポーツ用品売り場へ行ってみても、テニスウエアにゴルフウエアしかおいてなかったり、スポーツ用品コーナーすらないデパートもある。途中、伊東屋でバインダーを購入。「そろそろ小腹が空いてきたかしら？」あと3軒、回ってなければ断念しなさい。……と、プランタンに入ると「スイムウエア＆フィットネスウエア・フェア」を開催中ですってよ。期待に胸ふくらませて上階へ向かう。このごろの水着は、トップスとボトムス別売りのを自由に組み合わせて着たりするんだね。デザインだけみてると街着にも使えそうよ。せっかくお気に入りのトップスとボトムスが見つかったのに、娘は予算がどうのと思案投げ首。一から選び直そうとする娘の背中を無理やり押して、悩みながら選んだセットを購入。ふー、やれやれ。遅い昼ご飯をちょっと奥まったカフェで食べる。銀座というよりは青山みたいな雰囲気のカフェ。山野楽器に立ち寄りCDを物色。1枚はまだ発売されてないみたい。では、もう1枚は？アーティスト名をメモしたのにメモを忘れてきてしまった。それでもと、「確かコで始まる名前」というおぼろげな記憶から棚を次々たどってみる。だから捜し物は人に頼めないんだけど……と頭をかきながらも、あった！またしても無事に見つけたわ。こういう曖昧な状況でも探し出せるのが私の特技の一つ。ドイツ生まれのウガンダ出身のコルネイユの「THE BIRTH OF CORNELIUS」。大好きなドラマ「Dr.House」のテレビCMで流れてる、あの曲が聴きたくて探してた。帰宅後、夕食を作るために台所で立ち働く娘に、ここのところの私の中での大ヒット「日本人の知らない日本語」（蛇蔵＆海野凪子・著／メディアファクトリー・刊）の特におもしろい箇所を読み聞かせる。日本語学校の先生が書いた外国人学生との抱腹絶倒なバトル。異文化のみなさまのおかげで、日本語の奥深さがしみじみと味わえる1冊。夫も娘もお勧めしてるのに一向に読んでくれないから、このように実力行使してみた。（苦笑）購入したCD？　もちろん帰宅後すぐに聴いてみた。お目当ての曲はアルバムの3曲目「LIBERATION」CMで流れていたのはサビの部分。残念ながらライナーノーツには日本語訳の歌詞しか紹介されていなかったけれど、ああ、こういう意味の歌詞だったのかとまたしても何かに引き寄せられた思い。「それは幸せの哀しい哀しい幻想　俺たちが悲惨に向かって金を使っていくとき　見えるものは幸せの哀しい哀しい幻想　そしてそれを自由に生きることと呼ぶ　俺たちは愚か者愚か者」対訳は中川五郎さん。特に、印象深いメロディーとともに流れていた歌詞が「幸せの哀しい哀しい幻想」だったことに妙に納得してしまう。学生の頃から、折に触れてはこんな歌詞の歌に引き寄せられて口ずさんできたんだ。今日の一番の掘り出しものは、この歌だったりして。

  2009.08.26

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• 泣き出したら止まらない、らしい。

  娘は泣くのを極端に嫌がる。いろいろあった中学時代でさえ、「泣くもんか！」とこみ上げて来るものをこらえ、泣かずに過ごしてきたと打ち明ける。まあ、泣いたらはやし立てるヤなやつもいるしね。さらに嫌な目にあっちゃうかもしれないし。「違うの！　一度泣き始めたら止まらないの！」止まらない？「うわぁぁぁーーーーって、号泣しちゃう。　自分でも止められなくなっちゃうの。　だから、（人前では）泣けないの」おお、そうだったのか……！泣くと言っても、せいぜい涙ぐむぐらいの私。最近号泣したのは、5年前に父が亡くなった晩で、その前は、いつだったか思い出せない。一口に涙をこらえると言っても、人それぞれ意味が違うんだなあ、きっと。先月受けたAO入試の予備試験。今日速達で結果が届いたけれど、残念ながら不合格。教官12名に囲まれての面接はキャンセルとなった。手渡された封書を自室でこっそり開けて確認した娘。憮然とした表情で「不合格だった」と報告。一旦塾から戻り、そのまま外出という慌ただしさでの出来事。泣いてる暇はない。この方、高校受験の時は負け知らずで来てますから、ここらでがつんと一撃喰らっておいたほうが身のため。夫も私もそう思ってたんだけど……。いざ、不合格通知を手にした娘を見てしまうと、つい可哀想にと仏心が顔を出す。まあ、外出先で会うともだちに、せいぜいたくさん慰めてもらってきてね。人生の先輩たちからは、檄を飛ばしてもらうといいわ。この子の何が足りなかったか、嫌なくらいよく分かってる者としては、「この先、一般入試まで、せいぜいお励みやす」と叱咤激励する以外ない。

  2009.08.22

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• トイレ掃除。

  朝食を済ませてトイレに立った娘、なんだか随分長い時間個室に入っていて出たと同時に、「ああ、すっきりしたぁ」を連発。何だかあなたらしくもない下品な物言いね。「いやあ、トイレ掃除をしてきたんですよ。　すっきりしたなあー」なるほど、そうでしたか。そりゃあ、すっきりしたでしょうね。ご苦労様でした。ごくごくたまに、こうやってトイレ掃除をしてくれる。「年頃の娘にトイレ掃除をさせておくと　美しい女性になれる」なんていうの、もしかして死語？でも母としては有り難いわ。このところ、女性福祉や女性史関係の本とか昨日なんて信田さよ子さんの最新刊「選ばれる男たち　女たちの夢のゆくえ」（講談社現代新書）という問題作を読んでいたものだから、ちょっとだけ女性にまつわる故事ことわざに敏感になっている。夫に読んでもらって感想を訊いてみたいけど、ちょっと怖いかな。でも、明らかに夫とは正反対の人々（男性）の話だから、読んでもらってみてもいいかな。娘が読んでくれると、もっと楽しいと思うんだけど、こちらはもっと手ごわそうだ。

  2009.08.18

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• 歯の成績表。

  本来ならば、今日は、歯科矯正のこれまでとこれからについて、じっくりとお話を伺い、大変順調に治療が進んでいることを喜びあう日だった。それが、リテーナー紛失事件で暗雲が立ちこめている。予約時間通りに娘と矯正歯科クリニックに向かい、緊急でつくっていただいたマウスピースをはめていただく。ふふ、夫の歯ぎしり防止マウスピースとよく似てる。ただし、こちらは歯茎部分まで覆う形になっていて、あくまでも歯列矯正治療の一環。その形状を眺めながら、なるほどなあと思う。「せっかく時間を作っていただいたのだから」と、診察室の奥にお呼びいただき、これまでの経過と今後についてお話をお訊きする。これまでの記録は歯型のほかにレントゲン、写真などの分厚いファイルになっている。これまでも何度か、それらを元にお話をお訊きしたのだが、足掛け7年ともなると、別の意味で感慨深い。歯を一本も抜くこと無くここまで順調にこれたのは、早めのスタートで、顎の移動から始められたことと、折しも成長ホルモン治療が開始され、骨の成長に合わせて歯列矯正治療が進められたことが大きいと言われる。「よいタイミングでした」小学校での歯科健診がきっかけだった。「こりゃまずい」と思い、かかりつけの歯科医に相談しようと思った矢先に、校医からダメ出しが出された。紹介状を書いていただき、こちらのクリニックへ赴いた。そのとき、すでに成長ホルモン治療開始へと流れが出来ており、素人ながら、「今だ！」と思った。注射とヘッドギアとで痛さの二乗で、本人としては、辛かったと思うけど。「これはプレゼントです」と薄いファイルを渡される。初診時に撮影された顔と歯の写真とこの春に撮影された同じアングルからの写真が上下に並んでいた。矯正治療を行っていなければ、絶対に残らない記録がそこにある。「おじょうさんよりも、親御さんのほうが　お喜びもひとしおかもしれませんね」スタート時の娘の写真は、まだまだあどけない子どもの顔。これが小学6年生のとき。で、現在はいっぱしの娘さんという感じ。顎が大きくなっただけじゃなく、顔のほうも随分伸びたんだねえ。今後は、親知らずの治療も視野に入ってくる。ぎっしりと永久歯が並んだ今の顎に、最早親知らずが生えてくる余地なんて無いからだ。もう一度、痛い思いをしなきゃならないのか。今のうちなら、そんなに痛くないよ。きっと。まずは、来月、つくり直したリテーナーをはめてさらに1年くらいかけて歯並びを定着させること。それまでは、親子でマウスピースだね。いただいたファイルは、この6年間の歯の成績表。娘が頑張ってきた証だ。

  2009.08.08

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• “下顎”がないっ！

  娘が焦って電話をかけてきた。「下顎（用のリテーナー）がないのっ！」歯列矯正も最後の仕上げ。信じられないほど綺麗になった歯並びを今後も持続させる最終段階の最終兵器が行方不明？むちゃくちゃ、やばいじゃん！帰宅して娘の歯を見たら、すでに少し崩れてる。ますますやばいっ。週明けに歯科医にメール。「それは緊急事態。明日にでもご来院を」と即答メールが入る。娘に報告すると、「えー？　カラオケ行くのにぃ」だと。もう、こんなときにカラオケの約束なんてするんじゃないっ！プリプリ怒ったら、「ありがとうございます。伺います」としぶしぶ返信。まったく。終了時間を見計らい、ワンコの散歩を兼ねて矯正歯科へ。ちょうど主治医とこの先の打ち合わせ中だった。「この春の写真をご覧いただくと　お分かりになると思うんですが」苦笑いをしながら主治医が写真を見せてくださる。何と美しい歯並び。1本も抜かずにここまで綺麗になるなんて。それがリテーナー紛失でおじゃん寸前。関係者一同うなだれ～、の事態。「わんちゃんを飼ってらっしゃるお家での紛失、　多いんですよ。　そうそう、ティッシュにくるんでなくす方も多いです」うひゃ、わが家はその両方ともだわ。ティッシュにくるんでおいたら行方不明。おまけにワンコがうろつくわが家。もしやワンコの“毒牙”にやられた？んもうっ、よろしくお願いしますよ＞娘。取り急ぎ器具を作成、これは今週末に受け取れるそう。本格的なものが完成するのには2週間ぐらいかかるらしい。来週は、お盆休みだものねえ。どうか元通りの綺麗な歯並びに戻りますように！

  2009.08.04

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• 肉球話で盛り上がる面接。

  昔懐かしいチワワのCM、くううちゃんと同じ眼差しで娘が懇願するとどうも弱くて、ついお願いをきいてしまう私。何年かぶりに、「くううちゃんの目」でお願いされ、娘の入試予備試験の面接について行く。ついて行くと言ったって、学内には入らず、近場の喫茶店でアイスコーヒーを飲みながら本を読んでたんだけど。まあ、勝手知ったる街だからして。Vサインをしながら、娘が登場。ただし、かなり興奮気味。例によって、順不同で思い出したハシから面接内容をしゃべり出す。途中からだんだん緊張してきて、緊張のあまり泣き出しそうになったんだって。ふーん。なんでも受験理由につながりそうな質問の途中で、爆笑されながらも答えていったら、こみ上げて来るものがあったらしい。あわやというところで話題が変わり、面接官の方々の打ち合わせ中に気分転換出来たとか。何とも絶妙なやりとりだねえ。微笑ましかったのが、手の話題から肉球の話題になったとき、年配の面接官が「肉球とは何ぞや？」と悩まれ、ほかの面接官がいろいろと説明していらしたというくだり。ペット関連業界とは縁遠いところだけに、なんとなく微笑ましく、面接官同士のチームワークのよさも垣間見えたりして。ほかにも、思い出すごとにあれこれと報告してくれる。家に近づいた頃、「お母さんについてきてもらってよかった」とひと言呟く。「だって、一人だったら、　なんとなく落ち込んで帰りそうだったもん」かなり興奮してたようだから、ひとりでじっと抱えて家路につくっていうのもしんどいことだったかもしれないね。ま、おかあさんの経験上、こんなときにはあれこれしゃべるうちに、気持ちがだんだん落ち着いてくるようだよ。結果は夏休みが終わるころ、判明する。そこから本番開始。ま、今日はのんびりお風呂に入って、ゆっくり休みなさいね。

  2009.07.29

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• 皆既日食よりも受験勉強。

  世の中が皆既日食で沸き立っている頃、娘は塾で粛々とお勉強、夫も私も仕事場に閉じ篭り。まあ、仕方がないかな。曇っていても、辺りは何となく薄暗い？ぐらいは感じてたけどね。個人的には、テレビ東京で「ゴーストバスターズ」をやっていて、それがなんとなくツボにはまってしまった。映画の中で出て来る「この世の終わりに近づく頃、霊がたくさん現れ、　太陽は消え、暗闇が訪れる」という旧約聖書の黙示録のくだりを思い出しちゃったので。まさに、皆既日食のことだよねえ。で、夜になってから、一家そろってTVで皆既日食のおさらい。娘はハネムーンで太平洋上皆既日食観測ツアーに参加したというカップルのコメントに何となく引き寄せられたらしい。「タイで皆既日食を見て、その美しさに心を奪われ、　これはぜひ愛する人と一緒に見たいと思った」そうよ、毎年起こる現象なんだもの、頑張ってお金を貯めて、何年か後の皆既日食を海外で見るというのもありだよね。皆既日食を見に行くか、それともオーロラか。ちょっと悩んじゃうかも。

  2009.07.22

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• 気をもませる小心者の受験生。

  少し前に書いたけど、3年のクラス担任は体育教師で非常にてきぱきとしていらっしゃる。やや元気過ぎてうるさいクラスなので、学活などでは厳しい態度で臨まれることもあるらしい。それが、娘には少々怖い存在として見えるらしい。三者面談で、真っ先に担任が訊ねられたのが、先日のAO入試書類選考の結果だった。えっ？　あなた担任の先生にお知らせしていなかったの？呆れながらも、娘が持参していた選考結果と予備試験日程通知をお見せする。「うわー、よかったあ！」全身で安堵を表現なさる担任のご様子に、どれほど気に掛けていただいていたかが伝わってくる。学科は違うが、ほかにもエントリーシートを送った生徒がいて、通知が届いたその日に電話で連絡してきたという。もちろん娘が送ったこともご存知なので、職員室内で、「○○さんは？」とほかの先生方も気にかけていてくださったらしい。「怖くて訊けない」万が一のことを思い、そう答えて来られたとか。ううっ、申し訳ない。確かに選考結果が届いたのは期末考査の翌日。でも、途中で登校日と終業式があり、直接お知らせする機会は何度もあった。てっきり口頭でお知らせしていたと思っていたのは、親の欲目か？「確かに私が怖いかもしれないけど、　だからって臆していたら、　面接のときに、思いをちゃんと伝えられないわよ」最終面接なんて、12名の教官に囲まれるというのに。前日、オープンキャンパスに参加したことも、「えっ？　それも事後報告なの？」と驚きのリアクション。こんな調子じゃ、進路指導なんて出来ないね。返す返す、申し訳ないこと。すでに選考が始まっているので、面談の内容はシンプル。なんとかこのチャンスをものに出来るよう、予備試験での作文と面接へのアドバイスをいただく。「この日程だと、面接には、面接官の方々も　前日の結果を熟慮の末で臨まれるだろうから　いかに自分自身がこの大学に入りたいか、　誠心誠意思いを伝えるのよ。　『ともかく、この学校に入りたいんです！』ってね」担任が12名、あるいは怖ーいＹ先生が12名並んでいるところを想定して、なんて？「先生よりお母さんのほうが怖い」おいおい。幼稚園児の頃は先生のほうが怖いって言ってたでしょ？「そして、どちらに転んでも、　結果が分かったら、すぐに連絡するのよ。　夏休みの終わり頃には、先生も　毎日学校に来ているからね。　学校の電話番号は生徒手帳に書いてあるから」ここは真顔できっぱりとおっしゃる。はい。それはもう、受話器を括り付けてでも、電話をかけさせますっ。これは親として、担任の先生へのお約束。「頑張るのよ」と送り出される。面接室を出ると、順番待ちのお隣のクラスのGちゃんのお母さまとばったり。ご挨拶だけでロビーへ。こちらではGちゃんが何やら書き物中。彼女もエントリーシート作成中だった。しばし立ち話をして、学校を出る。「そういえば、（仲良しの）B先生には　廊下で出会ったときにお伝えしてたんだ」はたと思い出したように、娘が言う。おいおい、それじゃあ、Ｔ先生が可愛そうだよ。真っ先に担任の先生にお知らせしなきゃ。「そうだね。あんなに心配してもらってたなんて」怖いからって敬遠してちゃダメだよ。高校受験の時は、あれほど密に連絡入れてたのに、もう忘れちゃったのか？大胆そうに見えて、結構小心者なんだよね＞娘。後に控えて、ときどきお尻を叩かなきゃ。この先が思いやられるなあ。

  2009.07.21

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• 受験準備着々。

  娘が目指す大学のオープンキャンパス開催日。もちろん、娘一人で送り出す。だって、夫と私には、やらなきゃいけないことがあるんだもん。台所の壁面の掃除と、フライパン類を吊り下げるための備品取り付け。突っ張りポールを利用したそのセットは、ひと月ぐらい前に購入したのに、所用のためになかなか手が出せなかったのだ。夫ご自慢のスチーム式掃除機で台所の壁面の油汚れを除去、ピカピカになったところで、備品取り付け。ついでにレンジ周りも綺麗に掃除。台所は綺麗になるし、片付くし、気分よく遅めの昼食づくりに着手。食後にまったりしていたところに娘が帰宅。えっ？　もう帰ってきちゃったの？「だって、聞きたい模擬授業、　聴きに行っただけだもん。　ひとりじゃ、時間がもたないようっ」はー、いろいろ盛りだくさんのプログラムだったのに、さようですか。大学の近くに住んでる友人にメールしたら、「え？　教えてくれたら、一緒に行ったのに」と返事が来たんだって。ほらあ、だから誰か誘えばってお薦めしたのに。往復3時間かけて1時間の講義を聴きに行ったのか。それでも、模擬授業が大変面白く、また、とてもためになったとご満悦。そりゃあ、ようございましたね。明日は高校で三者面談。テキパキ型の担任のことを怖がっている娘は、「怖いなあ」と今から戦々恐々。「おかあさん、明日だからね」お願いしますよと言わんばかり。おかあさんはあなたの担任の先生のこと、別に怖くないもん。そうね、それでも敬意を表して、スーツくらいは着て行きましょうかね。昨日見た虹が吉兆だといいな。

  2009.07.20

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• 来年は、もう制服は着られない。

  課題提出のため登校する娘が、出がけにぽつりとひと言。「この制服、来年着ようとしたら、　コスプレになっちゃうんだねえ」わははは、そうね。卒業したら、もう制服は着られない。特にセーラーカラーの夏服は、ものすごく気に入ってるだけに、寂しさもひとしお？先週末、天下の東大教養学部を会場に行われた英検の面接試験のとき、制服を着た中高生がたくさんいて、おまけに保護者付き。保護者控え室まで用意されていたのですって。（みんな子どもが心配だからついてきたのではなく、　東大ってところを覗いてみたかったんじゃないかなあ）友人Nちゃんと一緒に出かけた娘は、もちろん私服で行ったのだけれど、どうせなら制服着て行けばよかったかもね。そうだ、AO入試の予備試験のときに、わざと制服着て行ってみれば？だって、夏休みが終わったら、お気に入りの制服が着られるのも残りひと月だけだよ。今のうちだよ～。そんなに長く着たかったのなら、中学から今の学校に入っておけばよかったね、と笑ったら、「そんなに長く居たら、逆に飽きちゃうよ」だって。高校生でいられるのは、長い人生の中でも、たったの3年間だけ。その短さがちょうどいいのかも。

  2009.07.14

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• 15年目の砂遊び。

  未熟児親子フォローアップの会。ちょうど期末考査が終わって学校が休みの娘も一緒に参加する。毎年、7月の会では近くの公園へ出かけ、砂場で山と川と池を作って泥だらけになり、その後水遊びを楽しむことになっている。まずは、いつもの看護学科の実習室に集合し、ひとしきりおもちゃで遊ぶ。それから徒歩5分ほどの公園へ移動。今年からボランティア参加の学科一年生が、「あのー、1期生ということですが？」と丁寧な物言いで、娘に声をかける。よくよく話を聞いてみたら、看護学科卒業の1期生とこの会の1期生とを間違えていた……。わはは。もともと看護系の短大だったのが、数年前に医学部に編入という形で4年制になった。未熟児親子フォローアップの会が始まって15年。そういう意味では、15年前から通う娘は、学生さんたちよりも先輩であることに違いはないかも。これで来年、ここの看護学科に入学したら面白いんですがね。残念ながら、そういう予定はないので。昨年はメンバーのお子様方もまだ慣れておらず、おっかなびっくりで砂場に入ったものだけど、今年はかなり違っていた。ちゃんと去年のことを覚えていたんだろう。手にバケツやじょうろを持ってプールで水をくみ、次々に山や川に水を流し込む。先に公園に来ていたご近所のお子様方も、付き添いの親たちの制止をものともせず、いつのまにか入り乱れて、さらさらからどろどろに変わっていく砂の感触に夢中になっていく。トンネルを掘ったり、水を流して山を崩したり……！気がついたら、Dくんなんて、自分のちっちゃなバケツを手に、プールと砂場を何度も往復。感心するくらいに熱心に作業に取り組んでいた。砂場とプールの距離感。起こる変化。多分、彼は今、自分の世界の支配者。自分の行動がもたらす変化を、こころから楽しんでいる！お子様方の遊びのサポートをしていた娘が、「もう、我慢できないっ！」と行動開始。近くの植え込みをシャベルで掘って、土を調達。小学校時代の先生＝泥団子づくりの名人直伝の泥団子づくりに着手する。かたすみでこっそり始めたことなのに、小学生のおねえちゃまがたが気付き、砂場からドロドロの砂をすくって、真似し始める。材料が違うんだよねー。気付くかな？お子様方の誰もがお尻がドロドロになったところでタイムアップ。みんな砂だらけの道具をプールで洗い始める。おとなはシャベルで砂場の修復。手を洗い、着替えたあと、飲み物とチューペットが配られる。娘は、泥団子の磨き作業に夢中。結局、作った泥団子はMちゃんにもらわれることとなった。砂場で遊んでいた時から、間断的に娘と話をしていたKちゃんのお母さまは、最新の大学受験事情に興味津々だったらしい。いいなー。幼児の親御さんたち、なかなか10代の子どもとお話しする機会がないものね。15年前は、Kちゃんと同じくこの会で遊んでいたし、親近感もあってのことだろう。今日のKちゃんは、ドロドロのお砂に足が埋もれてもじっと立っていた。なんだかね、初めて砂の上に娘をはだしで立たせた時のこと思い出してしまうような光景だったよ。全身で砂の感触を味わってるっていう感じだったの。砂に埋もれた足の様子を見たかったなー。足の指で砂を握るようにして、じっと立ってた娘の姿。きっとKちゃんの足も、同じ動きをしたんじゃないかしら？次々と流される水。崩れていく山。そこに、自然の脅威ってやつを感じるのは、おとなだから。でも、こんな体験を何度も繰り返して行ったから、学校に入ってから、長い年月の間に雨風にさらされて険しい山がなだらかになっていったと教えられても、すんなりと頭に入っていったのだと改めて思ったりする。砂の変化は楽しいね。どんなおもちゃよりもダイナミック。ケーキやプリンだって作れちゃう。火起こしに挑戦して失敗したことや、アルミ製のおままごとセットでお米を炊いて食べたこと。手に手におもちゃ類を持って学科棟への帰り道、娘は、自分の幼い頃の経験を学科の先生方に披露。「また来てね」先生方に見送られてバス停を目指す。15年前の夏も、みんなと砂遊びしたんだね。来年も、この時期に来られるといいね。この日が会の定例会の日だと聞いて、「行く！」と即答だった娘。いつ訪れても変わらない、ほのぼのとした遊びの会だから、多分、娘にとってはふるさとみたいな存在なんだろう。

  2009.07.11

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• 学び舎の不思議。

  娘の友人に、メカニックなことにかけては、天才的な才能を発揮する女の子がいる。動かなくなってしまったゲーム機の修理を依頼され、解体して組み立て直したら、それだけで見事に直ってしまったというのは日常茶飯事らしい。基盤だらけのゲーム機内部を解体しても壊さないというだけで、驚いてしまうのだけど、夢は自分でチューンナップした車でドリフトすることというから、メカニックの才能が垣間見える。すでに数年後の姿が目に見えるようだ。そういう人って、本当にいるんだねえ。何故、わが家にはそういう人がいないのかしら？何でこんなことを書くのかと言えば、実は先日届いたばかりのMacくんが早くも修理のために旅立って行ったのだ。メモリーを増設するべく、本体と一緒に届いたメモリーを夫が付け替えたのだが、なぜだか増設分が認識されず、近所のPCショップに持ち込んだところ、メモリーを設置する部分が壊れていた……。“自損”事故ってことらしい。仕方がないので、購入したお店に修理の注文票を同封して宅配で送り返したという訳だ。「こんなことなら、PCショップに持ち込めばよかった」夫がかなり憤慨していたのだけれど、娘に至っては、どんよりと落ち込んでいる。「もうっ、マッキー、　いつになったら戻って来るんだろう」マッキー？30年前じゃあるまいし、自分のマシーンにいちいち名前付けてるんだ。「うん。　ともだちが名前付けてくれたの。　名前付けるの得意なの」そういえば、ウサギ型のリュックにピエール、お弁当用のポン酢にはジョセフィーヌ、ポン酢を入れるバッグにはジョセフっていちいち名前付けて呼んでたっけねえ。あれも、もしやおともだちの発案か？「マッキー、早く帰って来ないかなあ。　マッキーがないと部屋でCDが聴けないよ」呆れる私をよそに、ひたすらぶつぶつ言ってる娘。ネーミングが趣味の友人と、メカニックな友人とは別人。オタク的趣味では娘と3人そろってかなりウマが合うらしい。休み時間にどんな話をしているんだろうねえ？数カ月後には全く別々の進路を歩んでいる3人が、今は同じ教室で同じ話題で盛り上がっている。これぞ、高校時代の高校時代たるところ。

  2009.06.30

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• 5文字のmessage。（訂正あり）

  朝からノンストップの一日。午前中は、未熟児親子フォローアップの会。会のお子さまの弟くんたちも参加。一人は1歳になりたてで、歩き始め、もう一人は5カ月になりたてで、ごろんごろんと寝返りを打ち、今にも這い出しそうな勢い！抱き上げると、しっかりしがみついてきてくれるので思わず「やっぱり人間の子どもは抱きやすい」っていとおしくなる。もちろん会員のみなさまの成長も著しく、新聞紙を丸めて作ったボールのゲームやちぎってちぎってたくさん作った紙吹雪の飛ばし合いにも、熱がこもる。Kちゃんのお母さま。普段は優しそうに微笑んでいらっしゃるおとなしそうなかたなのだけれど、思わずヒートアップしたのか、紙吹雪が髪の毛にくっついたまま。いかに楽しんでいらしたか、わかりますわ。おとなたちが夢中になって興じていると、子どもたちもどんどん引き込まれて行く。ふふふ、こうでなくっちゃ！お弁当をいただきながら、看護学科の学生さんたちの学生生活についていろいろと訊いてしまう。前期テスト目前で、先輩から情報を聞き出す辺り、何とも懐かしい。午後はおうちケアを学ぶ会のミーティング。最後の最後で代表が決まり、（ありがとうIさん！）慌てふためきながらファミレスを飛び出す。目指すはＮＨＫホール。娘と娘の友人・Gちゃんと待ち合わせ。5月に出かけたのと同じユニットのコンサート。原宿駅で降りたら、げげっ、代々木体育館でドリカムのコンサート。今日も大御所と同じ日、隣り合わせの場所じゃん。一瞬、こちらのほうに引き寄せられそうになる。だって、ずっとずっと好きだったもん、ドリカム。「今日のドレスコードは黒だから、　おかあさん、黒のワンピース来てきてね。　コムデギャルソンのあのワンピースがいいな」夏場に朝からワンピース着て、夜のコンサートに備えるのですか？仕方がないから、朝から黒のワンピースを着ていた私。待ち合わせ場所は大変混雑していたけど、「おかあさん」と娘に声をかけられ、振り向くと、女子高校生二人とも黒をお召しで。ヘッドドレスにひらひらゴスロリな娘と、チェーンがハードなハードコア系のGちゃん。なるほど、一応コーディネートされた三人って訳だ。30分遅れで始まったコンサートは、このユニットに関わってきた人々がほぼ全員集合のベストアルバムのような内容。（って書くと誰かに怒られそうだけど）楽曲に合わせて腕を振る、客席からの参加方法がお約束なんだけど、楽曲が終わるたびに座るはずが、今日の前の席のみなさまは、なかなか座ってくれないんだよね。膝にトラブルを抱える自称：最高齢の私としては、見づらさのあまり、ちょっと右に寄って覗くしかない。隣で腕を振る娘のひじ鉄砲を何度も喰らってしまった。最後に披露された新曲のタイトルが「遺言」。で、これもお約束のグループリーダーの“お話”も何やら意味深長で……。たくさんの人への感謝の気持ちが胸にあふれるなかで、敢えて「ありがとう」と口に出さずにいようと思ったら、「これがなかなか難しかった」んですって。それ、実際にやってみたことあるから、わかる。逆にそんなことを言われると……。GW直前といい、昨日といい、続く訃報と、今日のこの巡り合わせで、おばさん、いささか目頭が熱くなる。言外に示唆される意味を読み取ろうとしてしまうから。これも演出？まあ、そんなことはともかくとして、5文字のmessage、「ありがとう」という言葉が、いつにも増して強く熱く伝わってきた。帰り道、原宿駅でドリカムファンの波に押し流されないよう、敢えて渋谷駅方面へと坂を降りて行く。実はおかあさん、「ドリカムのコンサートのほうがよかったな」って思っちゃったのよ。とカミングアウトしたら、娘も「私もドリカムのコンサート行きたい」ですって。「カラオケで、おかあさんと一緒に歌ったよね？　『いつも、何度でも』」そうだった。Gちゃんを埼京線方面まで娘に送らせて、ひとりで山手線ホームに立つ。なんとなくしみじみ。これも「ありがとう」効果かな。＊かなづかいと曲名を訂正しました。

  2009.06.27

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• i-Podを洗濯しちゃった！

  「わ～ん、私ったらドジー！」何だか叫びながら娘が帰ってきた。荷物をどさっとリビングの床に降ろし、あわてて洗面所に向かう。「わあ、やっぱり！　i-Pod洗っちゃったよー！！！」ふえっ？　そ、そ、そうですか……。制服のブラウスのポケットに入れたまま、うっかり洗濯機に放り込んだらしい。「んもう。まさか今日洗濯はしないだろうって、　期待してたのに～」そりゃあお気の毒さま。でも、洗濯が終わって干すまでコンタクトレンズを入れてなかったからか、洗濯機の底にそのような白いものが落ちてたなんて、全然、気がつかなかった……。娘は、それでもi-Podにヘッドフォンをつなげてスイッチ入れてみる。が、がっくりと肩を落とす……。「パソコン買ってもらったばかりだから、　お父さんに相談もできない」うなだれたまま、出かけて行った。たまごっち全盛の頃、母が便器に落として、あわてて拾い上げて電池を取り出し、ドライヤーで乾かしたら、無事に起動したという奇跡が起きたことがある。しかし、i-Podに、そんな奇跡が起こる、かなあ？せっかく新しいMacくんにも音源データを移して、うきうきしてたのにね。気分は一気にどん底か？「浮かれてるからだよ」お父様、随分厳しい物言いですわね。私もi-Podを買おうと思ってたけれど、嫌みになっちゃうかなー？止めとこうかなー？って思っていたのですけれどね。さすがにべそもかかずに出かけて行った。多少はおとなになった、ということかしら？ま、こんな日もあるさ。

  2009.06.25

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• わが家にもようやくintel Macがやって来た。

  昨年だったかな？一家総出で銀座のapple storeへ行き、出たばかりのMac bookを見てわくわく。でも、買い替えるにはソフトも総取っ替えしなくちゃならないので、娘が晴れて大学生になり学割でソフトが買えるようになるまで、じっと我慢とあいなった。それが父の日の夜、何故だか夫と娘がMacの前でわいわい騒いでいるうちにMac bookを買うことになり……。今朝、VISTA付きでわが家に到着！さっきMac bookで早速インターネットにつなげてみたらものすごく速かった。そうか。光ファイバーでもその速さが活かされなかったのはMac本体の情報処理能力が遅かったんだね。何せ、現在の愛用Macくんは8年くらい前に買い替えたものだからなあ。でも、まだまだ使うもん、私。苦楽を共にしてきたし、今のところ困ってないもん。娘はわくわくしながら、早速、i-Tuneのデータを移動中。当分の間は、娘が主に使うことになるから、自分用にカスタマイズってところ？何でも、Windows専用のドロウソフトの機能を娘がいたく気に入って（だからVISTA付き）、おまけに夫もintel Macで動作を確かめたいソフトがあるらしく、親子で意見が一致したらしい。「デスクトップの画像もびっくりするようなのに　変えちゃうんだ～♪」ルンルンしている娘。あなた、そんなことしている場合じゃないでしょ？新しいおもちゃを手に入れたちっちゃな子どもみたいみたいだよ。ま、いいけど。

  2009.06.23

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