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[散歩の日々] カテゴリの記事

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• 今夜も夜更かし？

  ここのところ一段と冷えるせいか夜、星がとてもきれいに見える。ふたご座流星群を見るのはハナから諦めているけど、夜空にオリオン座がくっきりと見えたとき、コンタクトレンズを作り直してよかった！と思った。“激動”に振り回されたあとのひととき、夫とワンコの散歩に出かける。で、早速、夫にぶつぶつ報告したりして。報告って、「私立保育所運営費が一般財源化される」ことへの抗議の動きについてなんだけど、あれこれ説明してみて、何となく腑に落ちないなーと感じていたことがクリアになり、問題点がさらにはっきりと見えて来た感じ。いずれにせよ、政権は変わっても、抗議行動のやり方は旧態依然としてるんだなあということがわかった。問題の本質を考えてみれば、より幅広い層に抗議行動を促す仕掛けが必要かも。宮台真司さんの著書はちゃんと今日入手した。まだ部分的にしか読んでない。でも、子ども手当についての民主党の意図はわかった。ベーシックインカム子ども版なんだね。それには大賛成。でもでも、やっぱり性急すぎる。それに、アプローチの仕方を間違っていると思う。さっきお風呂からあがって来たら、夫が教えてくれた。「子ども手当支給に　（保護者の）所得制限を考えているって　鳩山さんが言ってたよ」今日のめまぐるしい動きの結果なのかな？それとも関係ないのかしら。夕べいつもより早めに床についたら、朝、いっぱいメールが来ていたのでなんとなく起きて様子をうかがっている状態。そんなことしている場合じゃないんだけど、何とも落ち着かない。

  2009.12.15

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• もしかしなくても、多分悪妻だと思う。

  どうしても外苑の銀杏並木が見たくて出かけてみた。ともかく人ごみだけは避けたいと、青山一丁目駅から、外苑東通りを信濃町方面へ。途中で左に曲がって迂回のルート。そうね、見頃と言ってもいいくらいだったかしら。この時期恒例のいちょう祭りも行われていて、かなりの人出。おまけにラグビーの早慶戦もあったのよね。ひととおり屋台を見て回る。食べ物以外にも、生活雑貨の店が出展していてなかなか面白い。そのまま青山通りを渋谷方面へ歩く。なじみのお店をいくつか見て回り、雑貨店と併設のカフェでティータイム。そろそろ日が暮れる。まだ、表参道の欅並木のイルミネーションは稼働していない。稼働していなくても、道沿いのビルが各々電飾を施しているから、気分はかなりクリスマスモード。一旦明治通りに出て、キャットストリートに戻って渋谷方面へ。途中、夫からの着信歴を発見し、渋谷駅に到着してから電話をしてみると、「僕？　もう家にいるよ。　でも、夕飯食べたからね」げっ、お早いお帰り。（滝汗）ご無事で何よりですわ。（ごめんねー）多分、彼はすでに飲んでいる。帰宅すると、思った通り晩酌中で、ワンコの散歩も済ませたらしい。「夕飯のおかず、買いすぎちゃって」申し訳なさそうに夫が指差す先に、おにぎりパックとお一人さま用寄せ鍋セットが。もったいないので（苦笑）、娘と二人でいただくことにする。うーむ。こんな日記ばかり書いてたら、遊び歩いてばっかりで、娘のことも夫のことも放ったらかしの相当の悪妻として名を馳せちゃうんじゃなかろうか？ま、多少の自覚はありますけれど。（苦笑）ひたすらTVでグラチャンバレーを観戦する夫。今この瞬間で、最もヒートアップしているのは、確かにグラチャンバレーの決勝戦だよね。それにしても、私たちが知ってるバレーと、随分様変わりしている。母は観ているかしら？かなり大掛かりな散歩を決行した私たち。もちろん、昼間ワンコの散歩ショートバージョンだってちゃんと済ませてはいるんだけれど、恐らく、それなりに距離と時間を費やしたであろう夫とワンコの散歩を思うと、いささか分が悪い感じ。

  2009.11.23

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• 十三夜。

  十三夜。今日も月を眺めながらワンコと散歩。月が綺麗に輝いていると、気持ちがよい。十五夜を愛でたら、十三夜も愛でないとよくないことが起こると、いにしえの人々は信じていたらしい。完璧なものだけを求めるのはよくないという戒めだという説もあるんだって。いにしえの人々は、ものごとをよくわかっていたんだなあ。すっかり回復したワンコは、とことこと真っ直ぐに走る。時折私の顔を見上げ、目が合うと安心したように前を見る。リードでつながるワンコと私。明日は、ハロウィーン。

  2009.10.30

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• 見上げてごらん、空の星を。

  夫と夜の散歩に出かける。星が見えるかどうか、大変視力のよい夫に訊ねてみる。「星？　うーん、見えるよ。　ほら、あそこにひとつ。　ひとつ、ふたつ、よっつ見えるなあ」わざわざどの場所に見えるか指差す夫にこう答える。「全然見えないんだ」夫が見えるよと言った瞬間、そうか、またまた視力が落ちているんだと気づいた。オリオン座流星群が来ていて、ちょうど今が見頃。ただし、見えるのは深夜で、この時間は無理そうだけれど。「ふーん。でも僕はオリオン座って知らないんだよ」ああ、そうでしたか。あの辺りに見えるんですよ。で、カナダに行ったとき、ずっと下のほうに見えたので、緯度の違いを実感したんです。11年前、しし座流星群が近づいたとき、帰りはいつも深夜か明け方だった。あのとき、空を見上げることさえしていたら、多分、毎晩流星群を眺めることが出来たはず。それなのに、空を見上げる余裕さえなかった。娘が生まれたおかげで、せっかく空を見上げるゆとりが出来たのに、また、昔に戻ってしまっていたんだね。秋になると、いつも空を見上げていたのに、空気の澄んで行くさまを肌に感じることが出来ていたのに。自分のゆとりのなさに少なからず衝撃を受けた。以来、努めて毎日空を見上げるようにしてきたし、しし座流星群以来、ずっと続いている流星群の到来をしっかりとチェックするようになった。りっしんべんに亡くすと書いて、忙。なくしたくないものが、たくさんあるから、どんなに忙しくても空だけは見上げようと思う。じっと目を凝らして夜空を眺めると、星だけじゃなく、薄雲の様子やグラデーションのように色が変わって行く光の様子がだんだん見えてくる。「だからね、こうやってじっと目を凝らすとさ、　だんだん星が見えて来るんだよ」ふふふ。夫も同じようなこと言ってる。星が見たいから、ちゃんと眼科に行ってコンタクトレンズを新調するとしよう。流星群には間に合わないけれど。

  2009.10.20

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• 味の五段階変化、食べられるほおずき。

  どんよりとした雲に気がついて、取り敢えずは早めにワンコの散歩をと家を出る。そろそろワンコのご飯も調達せねばならないし。子育てひろばでお昼を食べようと思いつき、ひろば近くのペットショップで買い物。レジには先客がいらして、2カ月のわんちゃんがいたずら盛りでお困りの様子。外面のよいワンコは大人しくお座り。「いい子ねえ」と褒められる。いやいや、子犬のときは大変な狼藉者で畳替えまでしました。「あらまあ。　もう少しすればうちの子も落ち着くのかしら？」「そりゃあ、もう大丈夫ですよ」とお店の方。ごめんね、ワンコ、君が狼藉者だった過去を暴露しちゃったよ。ひろばに到着するや、Sくんがほおずきを差し出す。「これ食べられるほおずきです。　大人専用です。どうぞお召し上がりください」君にお薦めされちゃうと、断るわけにはいかないなあ。食後のデザートとしていただくと、うわっ、何だこの味の変わりようは！初めは、おお、意外といけるじゃんと見直す。が、噛み砕くに従い、味だけじゃなく香りも変化して……。味の五段階変化（苦笑）。思わずグググッと飲み下してしまう。で、持って来たお茶をぐびりと飲む。K家が道の駅でゲットして来たという「食べられるほおずき」。帰宅後に子どもたちが試した後、「大人専用」の食べ物に決定。なるほど。「これねえ。　2個食べた人は誰もいないのよ」Fさんが笑う。だろうな。夜、再び夫と散歩に出ると、いきなり稲光が！心の中で「1、2、3……」と数え始める。……40。まだ遠いな。それでも往復20分コースにコース変更。帰り道、ポツポツと降り始めたと思ったら、あっという間に本降りとなり、だんだん歩くのが早くなる。天候の変化が早くて、ほおずきのこと夫に話す暇がなかったよ。

  2009.10.14

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• 台風一過。

  朝、母から電話がかかってくる。「夕べは金だらいの音で目が覚めたのよ。　おかげで眠れなくなっちゃって」どこからか飛んで来た金だらいが、台風の強風で道路を翻弄される音が耳につき、眠れなくなったところに、さらに嵐の轟音でますます目が冴えてしまったらしい。「一番（音が）凄かったのは3時半頃かしら。　4時ぐらいには収まって、4時半ぐらいでまた寝ちゃった」なるほど。これから台風が近づく場所にいる私たちには、非常に参考になる情報だ。区役所の近所に用がある私を、家に居た夫が車で送ってくれた。この日行くはずだった幼稚園が台風で休園となり、家で仕事となったのだ。空は時折日射しさえ覗かせるのに、ともかく風が強いし、気温も低い。いつになくのろのろ運転なのも、強風のせいか。さまざまなものが倒れていたり、飛び交っていたり。歩くのがちょっと怖くなる。ターミナル駅で車を降りると、タクシー待ちのものすごく長い列に驚く。そのまま駅の反対側へ行こうと駅ビルに入ると、コンコース前に人がいっぱい。山手線だけじゃなく、主だった路線はすべて運行を停止していたのだった。駅の反対側にも、タクシー待ちの長い列。こりゃあ、出勤途中で立ち往生の図だな。外出先が比較的近くてよかった。移動中に電車が止まったりすると、大変な目に会うところだった。お昼頃、再び駅構内を通ると、すでに電車は動き出していた。台風は、接近してから遠ざかるまでの数時間から数日間の間に、猛烈な爪痕を残して行く。今回は、本体から距離が離れていたけれど、直撃を喰らった地方の人々の心痛やいかばかりか。途中駅から歩いて帰る。途中特に異変はなかった。が、マンションの玄関に大量の葉っぱが山のようになっていた。後始末が大変だなあ。でも、このくらいなら掃除に手間取る程度。夜、ワンコを連れて散歩に出る。昼間買い物に出た夫、どういうわけか転んで足をくじいてしまったらしい。先日の出張先では転んで手首をくじいた。本人は「非常に情けない状況」と落ち込んでいる。ともあれ、当分の間は散歩は私一人が引き受けることに。風はかなり収まっているが、いつもの風よりはだいぶ強い。歩きながらだんだん温まって来るからだにはそれでも充分心地よい。相手が自然現象だけに、甚大なる被害を受けても粛々と受け止め、後始末に勤しむしかない。そうやって先人たちは、受け止めて来た。私たちの物事へのスタンスも出来上がって来たのかしら？今少し我慢すれば、今のこの状況はやがては止むだろうと物事によっては台風が通り過ぎるのを待つかのような態度でいられること。理不尽な物事にも、忍耐強く相対することが出来たり。気候風土が、その土地に住む人々の気性を培うのかしらね。今日のような日は、そんなことも考える。

  2009.10.08

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• 音も楽しむ夜の散歩。

  夏場は日が落ちてから散歩することが多い。今年は、日が落ちてから涼やかな風が吹くことが多く、随分助けられている。午後のスコールみたいな雷雨には驚かされたけど、夕食後に家を出たときには、すでに路面は乾いていた。夕飯時に歩くと、とある家からいつも決まって楽しげな入浴の様子が聴こえてくる。今日は少し遅めだったから、聞くことは出来なかった。ちょっと残念……。お父さんと子どもが二人、お湯をかけ様子が目に浮かぶようなやり取り。道路側に窓があるので、ほとんど丸聴こえ。いくら閑静な住宅街とはいえ、この親子のやり取りに、文句を言うご近所がいたら、世も末っていうくらい、何とも微笑ましいくらいの愛らしい笑い声なんだよ。このところ週末も家にいることが続いていた夫。夕暮れ時の一家団欒を思わせる街の声に気づいた様子で、「この辺りの週末って、いつもこんな感じ？」と訊ねる。いつもそうよ。週末はお父さんと歩く小さな子どもをよく見かけるわ。なんともアットホームな雰囲気が漂う街なんだ。だから、当たり前のように夫がいないわが家の週末はちょっとだけ寂しかった。でも、意外と同じような境遇の家庭もあって……。似たような境遇の家庭同士、結構仲良くやってたんだ。今じゃ、ワンコしか散歩のお共はいないけどね。と思っていたら、向こうからベビーカーがやって来る。夜のお散歩ですか？涼やかな風に誘われたのか、今夜は随分たくさんの犬とすれ違う。いつの間にか蝉の声は虫の声に変わってる。そうそう、今年の夏は思いがけずいろいろなところから鈴虫の声が聞こえてきて、鈴虫を育てる家が案外多いことにも気がついた。その鈴虫の声も、もう聴こえない。

  2009.08.24

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• 近所のコンビニが突然閉店。

  わが家から最も近いコンビニが突然閉店して4日目。ここ数カ月、いつも必ずレジを守ってる店長さんの穏やかな笑顔がほとんど見られなくなった。「体調でもくずしたのかな？」と思っていたら、まさかの閉店。この地で26年も営業し続けていたんですってよ。元店内の整理作業が終了、今日は窓を開け放して、空気の入れ替え？看板のあった場所が、すぐにでも取り替え可能な感じ。夜のワンコの散歩で、夫が話題に持ち出す。「なんで閉店しちゃったんだろう？　大規模マンションのすぐそばで、学校の隣、　立地としては悪くなかったよね」コンビニってフランチャイズがほとんどだから、たいていはオーナー店長なんだよね。ここ数カ月、店長さんの顔を見なかったよ。「体調を崩した？　もしやオーナーチェンジかな」そうね。週明けにも、同じ系列のコンビニが再登場したりして。長年親しんだコンビニが急になくなると、寂しい。寂しいだけじゃなくて、もうワンブロック先のコンビニまで足を延ばすのがなんとなく面倒な感じだったり。もうひとつ、小耳に挟んだんだけどね。安売りで有名な全国チェーン店がご近所に出来るらしいよ。これまでもさんざん進出の噂があったところ。本当かな？本当だったら、かなり買い物が便利になるかも。コンビニばっかりあってもねえ。本音は、こんなところにあるのかな？常連で、店長さんとも挨拶を交わす親しさだったのに、サービスの受け手ってずいぶんだわね＞ぢぶん。

  2009.08.13

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• まだ夏休みじゃないもん。

  今日から夏休みの夫。なんとなく解放感があって、テンション高め。夫のテンションに合わせてか？天気のご機嫌まで上り調子みたい。一方、明日、打ち合わせがあるので休みモードにはなれず、テンションの低い私。朝一番でファクシミリを送ったものの、休みモードの夫に流され、やる気が出ない。日が傾きかけた頃を見計らい、パンクした娘の自転車の修理のため、ワンコも連れ出し一家総出で出かける。日陰が伸びてはいても、道路に手を当てるとまだ暑い。日陰を選んで歩かなくちゃ。心地よい風のおかげで、歩くのは平気。娘の小学校時代の友人の家の側を通り、「どうしてるかしらね、Kちゃん」と噂していたら、なんとご両親と三人お揃いでばったり。娘たちはしばし近況報告。親同士は「お久しぶりです」と挨拶を交わすのみ。もちろん、とても楽しいおつきあいをしてきたので、親御さんともお話したかったのだけれど、ご旅行帰りの様子が気にかかり、お家まであと数メートルのところで「お引き止めしてしまったようでごめんなさい」と恐縮してしまう。パンクしたと思っていたら、タイヤのゴムがどうにかなっていたらしく、あっという間に修理が終わってしまう。自転車修理のために来たはずが、DIYセンターだったので、つい日用品を見て回ってしまう。「車で来た訳じゃないんだからね」と、夫が苦笑い。娘の自転車の前かごに荷物を乗せて、ゆっくり走る娘のあとを、ワンコが必死に追いつこうと走る。これだな、母が言ってたのは。昨年私の入院中、ずっと家に居てくれた母が、食料品の買い物のたびにワンコを連れて出かけ、ワンコが全速力で引っ張ってくれるかららくちんだったと嬉しそうに話していたのだ。ワンコにぐいぐいと引っ張られながら、帰り道は速歩。結局あせびっしょりになって帰る。夕飯時、晩酌しながらジョークを飛ばす夫。どうもそのテンションについていけないので、「お休みを満喫ですか？」と訊ねてしまう。「いやいや、まだまだですよ」そうですか。まだまだですか。今日の私は休みモードについて行けない。ジョークに冷静に答えるので、つまらなさそうな夫。誠に申し訳ないけれど、明日の夕方まで我慢してください。

  2009.08.12

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• 思い出探索散歩。

  夜、夫の帰りが遅いので、娘と散歩に出かける。娘の母校（小学校）の脇を通って、夜の住宅街を縦横無尽。このコースを娘と歩くと、どうしてもおともだちのおうち＆思い出探索コースの様相を呈することになる。「この公園でよく遊んだなあ」そうそう、Ｔちゃんが腕の骨折っちゃったのよね。「そんなこともあったねえ」その公園のお向かいはAちゃんちで、はす向かいはMちゃんち。さらに行けば、H家にS家……。時折、どこかのおうちの犬がわがワンコの気配にわぉんと吠える。「お母さんが留守の間、　Ｔストアに行く途中でエプロンしたおばさんから　『あらあら、あなたはいつも真ん中ね』って　ワンコに声かけられたの。　全然知らない人」ふーん。そっち方面は最近行ってないから知り合いはいないはずなのにね。「おとうさんが、こんなところにも知り合いがいるのか　と思ったらしいけど、さすがにそんなに顔広くないよ」娘の顔の広さは親顔負け、と言っても限度がある。ワンコはいつもみんなの真ん中を歩きたがる。同じような犬がよそにもいるのかしらね。ふふっ。時折月を見上げ、「次の満月は月食らしいよ」なんて話したり。前回の月食は悪天候で見損ねた。今度は見られるといいなあ。家に戻ると、夫がすでに帰宅していて用意していたおかずを並べて晩酌中。娘まで散歩に出ていたとは気づいていなかった。気づけよ＞おとうさん。いつも近所の消防署のガレージに救急車が止まっているかどうかを確認するんだけど、今日は前を通らなかった。8：2の割合で、救急車は出動中なんだよ。で、たまに姿を見かけても、出動準備中だったり帰還直後だったり。なかなか落ち着いた様子は見られない。そんな様子を眺めながら、医療現場のことを憂えたりする。

  2009.08.03

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• 生意気と言われるのは何歳まで？

  週末、例によって出張の夫とともに都議選の期日前投票に出かける。お共はワンコ。行き帰り、いつものように雑談。とっても生意気な子どもだった頃の話をしていたら、「今でも生意気だよね」と夫。むっ、さすがにこの歳で生意気とは言わないでしょ。そうか、夫は私のことをいまだに生意気だと思っているのか。何をもってそのようなイメージを抱いているんだろう？初めて出会って、もう30年以上経つ。まさか、いまだに出会った当時の頃のイメージが残っていたりする？

  2009.07.06

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• 散歩の間に、受験準備。

  娘のエントリーシートへの挑戦は今夜も続く。「授業中に内職しちゃった」と見せてくれたのは、昨晩私がだめ押しした、あるエピソードについての詳細な項目書き出しメモ。これだけ必要項目が引き出せれば、かなり面白いものになりそう。で、いろいろとアレンジして指定されたスペースに改めて書き込む。見せてもらったら、大変面白いものに仕上がっており、思わず大笑い。すっかり気をよくした娘は、お次の課題に取り組む。こちらも昼間、あれこれと考えていたらしい。それじゃあ、私とワンコは散歩に行ってくるわ。留守番よろしくね♪かなり遅い時間になってしまったけれど、今夜は、いつもよりさらに遠くまで行ってみる。遠回りに遠回りをして、例の屋上くさっぱら物件まで。鉄筋コンクリート造の3階建て建物の屋上にぺんぺん草が密集しているという面白物件。東向きの斜面のうえ、お隣が広い駐車場で、かなり見晴らしのよい立地だったのに、がーん！　マンション建設予定ですって。ただでさえ空が狭いのに、ますます狭くなる？途中、思いついてスロージョギングに挑戦。が、膝がよろしくない感じなので断念。もう少し筋トレしてから、再挑戦しようかな。ゆうに1時間歩き回って帰宅すると、ほぼ下書きが完成、いよいよ清書の段階に。「まあ頑張って」というと、なぜか怒られるので、ひっそりとブログをしたためている次第。明日は英検ですってさ。受験準備は着々と進行中ってところ？お嬢様、できれば苦手な古文もよろしくね。

  2009.06.12

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• 妙に明るい夜空の下で。

  このところ散歩がご無沙汰だった夫、ようやく人心地付ける状態になったのか、「食後に散歩に行くぞ」とのたまう。「私も！　　なんとなくこのところ便秘気味なんだもん」娘もご一緒宣言。（いやあ、あなたの場合、最近食欲が落ちていて　食べる量がとても少なくなったから、　便秘気味なのはそのせいだと思うけど？＞娘）という訳で、久しぶりに家族そろっての散歩となった。坂の上に広がる住宅街を歩くと、時折家の奥から犬の声。大抵の場合、ワンコは知らんぷりで通り過ぎるんだけど、たまに道路に面したベランダから大型犬の吠える声が聞こえて来て、つい後ずさり。わはは、やっぱり怖がりさんだあ＞ワンコ。ゆるゆると坂を下り、娘が空を見上げる。「なんだか明るいねえ。夜じゃないみたい」街の明かりが薄く広がった雲に反射してるのかな？東のほうは、なんだか帯状に空がぼうっと赤い。そっちはネオンの反射？「あれはネオンだね」夫が頷く。「画像処理間違っちゃったみたいな感じの、　妙な空だよねえ。　とっても不自然！」夜空が、夜空らしく暗くないのが娘にはとても不満らしい。「そりゃあ、海辺の家とは違うよ。　逆にあっちは夜は真っ暗。　だから星がたくさん見える」（夫）都会の空の不自然な明るさに、改めて異議申し立て？そうね、確かに、いつにも増して妙に明るい夜空の元での散歩だったかも。こんな日も、ワンコはひたすらとことこ走る。

  2009.05.27

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• 散歩の途中で、膝がズキッと……！（一部訂正）

  外出前にワンコの散歩を済ませておこうと、いつもより早めに家を出る。とある上り坂にさしかかったあたりから、膝に違和感。勾配がきつくなったところで、いきなりズキンッとさすような痛みが。思わずうめき声が漏れる。ワンコがえっ？という感じでこちらを見上げる。踵を返し、なんだかしょんぼりして家路に着く。下りは何となくいい感じだったけど、一旦平坦な道を歩いてから再び下りにさしかかると、またまたズキズキしてくる。昨日はそんなこと、まったくなかったのに！今日は一日在宅仕事に切り替えよう。お出かけそのものを止めることにした。これまで感じたことのない痛み。これって、手術を延ばすなってこと？何だか憂鬱になっちゃうなあ。

  2009.05.13

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• 猫の目天気。

  いいなあ、西のほうはしっかり晴れて……。今朝は土砂降りに加えて雷で、まるで嵐のよう。こりゃあ、お布団干すどころじゃないわ、とすっかりうんざり。つい、ワンコのほうをきっと睨んだりして（苦笑）。でも、午後になったら晴れ間が見えて来て、おお、路面もこころなしか乾いてる♪と、つい、散歩に出かけてしまう。DVDをまとめて返却。ついでに銀行に寄って。晴れ間が見えてるとは言え、何となく雲行きに信頼感がないような気がして（どんな信頼感なんだ？）ついつい早足になっちゃう。予感的中。途中からぱらぱらと雨が降り出す。お天気雨だ。もうっ、お天気40分も保たないのか。ワンコのお腹もびしょ濡れで、結局シャワーのお世話になる。このあとも、雨が降ったりやんだり。空の明るさだけを頼りに出かけようとすると、必ず裏切られちゃいそうな感じ。明日は一転ピーカンだそうで。そうか、暑いのか。おニューの麻のスーツ、着て行っちゃおうかな。というようなことを考えて、気分だけでも前向きにしとかないと！

  2009.05.08

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• 雨が降っても、映画と散歩の日々。

  午後から雨が降るとの予想だったので、早々と映画でも観に行こうかという話になる。コナンが大人気らしいけど、10年続けて観たあとは全然行く気が失せた娘から「んー、却下」と拒否される。「スラムドッグ＄ミリオネア」も「却下」。じゃあ、多少不安はあるけど、無難そうなので「バーン・アフター・リーディング」に決定。もちろん前もってチケットを予約、ワンコの散歩は夫が、洗濯物を干すのは娘が手分けをしてとお出かけの準備開始。ブラッド・ピットとジョージ・クルーニーというイケメン代表俳優がおバカな役を演じるコメディ？ああ、でも、これ、コーエン兄弟だし……。ここのところ、FBI贔屓のドラマばかり観ていてわが家的にも、いまいち分の悪いCIAが、ますますコケにされてる！いろいろ笑いたいところはあるんだけど、ラストまで観て、ようやく心置きなく笑える映画。にしても、ブラッド・ピットがここまでおバカな役？何と言えばいいのかな？ともかく女性の欲望には限りがなく、でもって、男性にはそれがちっとも理解出来なくて、理解出来ない割に、面倒くさがって最終的には「はいはい、分かりましたよ」と女性の言い分を通してしまうってな構図？ごく個人的なことに“国家”が絡むと、ここまで訳のわからない、でもバカみたいに大掛かりなことになるんだ。観終わったあと、場所が六本木だったので、ちょっとだけ懐かしい場所に行ってみたら、分かっちゃいたけど何もかも変わってて、時の流れを感じる。遅めのランチは軽く？佐世保バーガー。次は、いつになったら観に行けるのか分からないけど、絶対に「天使と悪魔」が観たい！とこれだけは、全員一致。雨が降っていたのに、乃木坂から青山一丁目経由で表参道まで歩く。頻繁に買い物に出かける界隈なのに、いつもは車でさっと立ち寄るだけだから、「あっ……！」と夫が絶句することしばし。「いやあ、わかっちゃいるんだけどね、　あるはずのものが無くなってるのを　直に確認すると、　思わず立ち止まりたくなるんだよ。　20年、30年単位で見てるからね」そうだなあ、確かにその通りだよねえ。夕飯は外食と決めていたので、ウイメンズプラザ地下の青山ブックセンターに寄り、三者三様、思い思いに本を物色。雨のおかげでのどが潤ったのか、気がついたら普通に声が出るようになってた。当てにしていたフレンチレストランが、影も形もなくなっていた！ので、前にも入ったことのあるリストランテに行く。適度にお腹を満たし、そのまま原宿に向かい、帰路に着いた。連休も残すところあと一日。「やっぱり、　こんな風にまったり過ごすのがいいなあ」と感想を述べる娘は、こんなことを訊ねてくる。「ね、私、もう出不精じゃなくなってるよね？」はい、もちろんですとも！だって、あなた、明日はおともだちとお出かけでしょ？そんなあなたの、どこが出不精なんでしょうか。雨が降ろうと、散歩の日々は続く。

  2009.05.05

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• 声が出ないっ！

  夕べ、ライブ観賞後の夕食時からすでに声の調子がおかしいことに気がついていたけど、今朝起きたら……、声が出なーい！掠れ声が、申し訳程度に出るだけで、電話にも出られない。うへー、こんなの何十年ぶりだろ？それでも、ワンコを連れて車でホームセンターへ。夫が急に「きゅうりを作りたい」と言うものだから、ガーデニングコーナーで、あれこれ物色。たくさんのハーブにも惹かれるけど、ピンクのかすみ草だの4つ葉のクローバーだの、イギリスやオーストラリア原産の花につい、目が引き寄せられちゃう。でも、直植えするとバッタに食べられちゃって跡形もなくなるわが庭ゆえに、ここは我慢してクローバーの苗だけチョイス。あとは、娘と夫にお任せ。イタリア原産のトマトの苗に、キュウリにスィートバジルなどなど。バジルは自家製ソース作ると美味しいんだよね♪ワンコがだんだん退屈して来てうるさいので、仕方がないから、こっそり表に出て散歩。苗が可愛そうだからとの娘の訴えで、家に直行。ランチ用におにぎりの買い出しに出かけて戻ったら、なぜだかワンコが廊下に出ている！あなた、一体どこから出て来たの？まずは“身柄を確保”して、ランチ。庭には新しいプランターにトマトとキュウリ、バジルの苗。直植えのブラックベリーにも新しく添え木が施された。お腹がいっぱいになったからという訳でもないけど、なんだかだるくなってそのままZZZZZ……。結局、夕方の散歩に私は参加せず。相変わらず声が出にくい。これじゃ、しばらく母にも電話出来ないね。連休中に治るといいなあ。

  2009.05.03

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• まさに今が満開！の夜桜散歩。

  一眼レフデジカメが売れてるんだって？昨日、某桜の名所に続くご近所の散歩道を歩いていたら、桜並木のところで、やたらと桜にカメラを向ける人が多くて、まるで撮影会のようだった。無事に東北出張から戻って来た夫と、今夜も夜桜を求めての散歩。このところ頻繁に訪れている古刹の山門をくぐり、境内に入ろうとするところで、夫が、思わず声を上げた。いやあー、まさに満開！どの桜の木も、今を盛りに美しいうすピンク色をまとっている。思わずケータイを取り出す夫。夜空に浮かぶ月と満開の桜の取り合わせで、この感動を残しておこうという算段らしい。が、残念ながら露光不足だったり手ブレだったり。結局あきらめて、目に焼き付けようと1本1本を凝視。「こんなに綺麗に咲いているの久しぶりに見たよ」そうだっけ？私は毎年堪能してるから、気にしてなかったけど、確かに、桜が満開の時期、たいてい夫は東北方面に出張中。行く先々の満開の時期を逸しつつの旅烏ってところらしかった。よかったね！　今年は例年より遅れたから、東京で満開の桜を見ることが出来たんだ。夫がすっかり堪能したところで、家路に着く。途中、あるお寺の境内のしだれ桜がライトアップされていて、またまたうっとり。ここのところ連日のように桜のことを書いているような気がするなあ。どうして、こんなに桜の花が気になるんだろう。今日は小学校の入学式。そうだ、入学式に桜の開花が間に合ったことも、久しぶりのことだったね。

  2009.04.06

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• 寒中夜桜見物。

  「夕飯食べて、食休みしたら　夜桜見物と行きますか」富山土産のますの寿司を食べながら、出張帰りの夫が提案。夜桜って言ったって、まだちらほら咲き程度だけどね。昼間はまあまあ晴れて暖かかったけど、夜は真冬並みの寒さ！ワンコは、久々のみつばちワンコ・スタイル。どういうわけか、みつばちスタイルは全く嫌がらない。さんざん褒めちぎったからかな？ご近所の桜の名所、古刹の階段脇のらくらくコースを、とろとろと上って行く。その脇を、ワンコが尻尾ふりふり駆けて行く。ほんと、階段が大好きな犬だこと。恐らく、足が短いので、一気に駆け上がらないと足がつっかえて上がり切れないんだと思うの。登り切ったところの桜は、まだまだちらほら咲き。改修工事が終わった五重塔がライトアップされてた。「何だか不気味なライトアップ。　やだなー」娘がぶつぶつ文句を言ってる。せっかくのライトアップも、桜の花がほとんど開いていないので、なんだか盛り上がりに欠ける感じ。境内をひと回りしたあとは、135段の石段を正面から降りて行く。ここでもワンコ、大張り切り。みつばちの格好でひょこひょこ駆け下りて行くものだから、すれ違う人が、みんなにこにこと笑いかけてくださる。張り切ってるだけじゃなく、得意げにも見えるし、満足げにも見える。「下りも、一気に駆け下りないと、　きっとお腹が引っかかっちゃうんだよ」娘が笑いながら言う。でも、ワンコのお腹はスリムだよ。足が引っかかるなら判るけど（笑）。途中から、だんだん膝が痛くなってくる。この膝じゃ、やっぱり下りもらくらくコースでのんびり降りたほうがよかった？今年の桜は入学式の頃に満開になるのかな？ここのところ、「この分じゃ、入学式の頃には散ってますねえ」なんていうのが挨拶代わりだったから、久しぶりに桜吹雪の中を新一年生が歩いて行くのを眺めることができるのかしらね。それにしても寒いっ！週間天気予報では、「○曜日頃から、いよいよ春らしい陽気になります」の○曜日が、1日ずつずれていくみたい。いったいいつになったら、本当の春が来るんだろう？

  2009.03.29

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• 散歩のあとのパパカレー。

  このところ、夫が休みの日には映画を観ると決まっていたのだが、あまりによい天気なので、趣旨替え。午前と午後、2回にわたって、ちょっと長めのワンコの散歩へと出かける。久しぶりの晴天とあって、洗濯と布団干しに勤しむお宅が多い。花粉症の方々には、さぞお辛いことだろうけれど。冬の間は足の遠のいていた偉人のお墓などがある池方面へ。もちろん行き帰りは小川沿いの遊歩道を歩く。流れに身を任せる鯉の姿に春を感じる。さまざまな色合いの鯉が泳いでいる。そのなかに、飛び抜けて大きな鯉がいて、思わず足が止まる。途中、カワニナを頑張って成育させようというエリアがあり、その近辺を、地元の有志が川底をさらって清掃中。なんでも、カワニナがすくすくと育つ環境には夏になると蛍が発生するようになるんですって！蛍が飛び交う小川を、都会の片隅に再現？なんともエコロジカルなチャレンジ。もともと暗渠にしようとしていたのを、地元の住民運動によって阻止、以降は、環境保全のためにボランティアが活躍している場所だ。途中、数カ所で早咲きの桜の花を愛でる。お花見の名所では、さすがにまだつぼみは堅そう。咲いているのは桃。偉人のお墓の前を通ると、つい最近手が入れられたことが判る。ここのところの時代劇ブームの影響もあるのかな？出がけにツリーハウスビルダーのドキュメンタリーを見ていたため、池のほとりの大木を目にするたび、「あそこにツリーハウスが造れる」「いやいや、　同じような大木が2本はいるんじゃないか？」と、またまた余計なことを。少しだけ遠回りをして、東南斜面に広がる住宅街を歩く。あまりにアップダウンがきついので、雪が降ったら家に辿り着けないし、学校や職場にも出かけられないと、ぼやいてしまう。東北方面に出張の機会が多い夫はそんな私のぼやきを聞いて、「大丈夫だよ」と笑う。夕飯は、届いたばかりの素敵な料理の本フードスタイリストの飯島奈美さんによる「LIFE」（ほぼ日刊イトイ新聞）を参考に、「お休みの日のパパカレー」。午前中の散歩の帰りに豚肉の固まりを入手。山のようにあるタマネギを大量に使用する以外は、レシピ通りにつくってみる。と言っても、実際につくるのは夫（パパ）で、私は「LIFE」の該当ページを見て、次は何をするのか指令を飛ばす役割。ま、パパカレーだからね。別にいつもそんな風に夫を操縦しているわけではないよ。念のため。明日は大好きな映画「かもめ食堂」の生姜焼きをつくってみようと思っている。

  2009.03.15

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• マスクで散歩、今シーズン初。

  朝起きたら、喉が盛大に腫れている感じ。それなりに対処して来たのだけれど、今回も勢いに勝てず、とうとう風邪症状満開。とてもだるくて横になりたかったのだけれど、少し前までなら、このくらいでも平気で仕事に出かけてたよなあ、と思い直し、喝を入れるために、朝もはよから掃除までしたのだった。喉の痛みと咳、鼻水、くしゃみ……。掃除機をかけながら、鼻をかみ、くしゃみをし、ごほごほと咳き込む。あーあ。母からの元気な電話に、いちいち咳をしたりくしゃみをして返答するので、「まあ、本格的に風邪じゃない！」と呆れられる。だから、「風邪引いた」と申し上げたでしょ。あまりに咳き込んだりするので、母の方が耐えられなかったらしく、「じゃ、お大事にね」と切れてしまう。日曜日には外出予定があるので、今日、明日は無駄に外出しないつもり。とは言え、ワンコの散歩に出かけない訳にもいかず。そこに、試験中の娘から携帯電話にメール。「お昼ご飯はいりません」どうやら誰かと食べてから返ってくるらしい。夫が大量に買い込んでおいたマスクを装着、雨の降らないうちにと家を出る。風が強い。でも日が差していて、マスクの効果もあるのか、暖かい。パンを買いに寄ったコンビニで思わず「生姜チャイ」（永谷園）を購入、家に帰って飲む。ふうう、喉が癒される感じ。なごんでいると、娘が帰宅。「野菜たっぷりの皿うどんを食べて来た」と報告して、さっさと部屋に入ってしまう。先日出かけた図書館が寒かったからと、今回は、試験勉強のために机を大掃除。大型ゴミ袋一杯のゴミを追い出し、いそいそと数学の問題集などをやっている。明日は得意の現国と、苦手な倫理らしい。何故、倫理が苦手なのかと訊ねてみると、「だって面白くない世界史みたいなんだもの」とうんざりしている。どうやら中身よりも書物名や人名、年号が第一らしい。何のための倫理なのか？と思ったけれど、黙っておく。PCに向かって仕事の続き。楽しい時間なのだけれど、だんだんからだが辛くなる。どうやら表では雨が降り出したらしい。マスクで散歩に出たのは、今日が今年初だった、ということに今、気がついた。そろそろ、横になろうかな。

  2008.12.05

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• クリスマス・イルミネーションめぐり。

  昨日、京王プラザの脇を歩きながら、イルミネーションの美しさにうっとり。夜の散歩でも、そろそろ始まってるわ。今年もブルーが基本なのかな？今月に入って2回も日帰りで名古屋に出かけた夫は、名古屋駅前のイルミネーションがすごいと言ってた。先週末見た、池袋駅前のイルミネーションも素敵だった。なんとなくうきうきしてくるなあ。来月の読書会の課題図書はかのディケンズの「クリスマス・キャロル」。夕べ、寝る前に読み直したのだった。今夜も、イルミネーションを楽しむ散歩に出かけようかしら？となると、あの辺りよね。ふふふ、そんなマップも、私の頭の中には出来上がっているのだった。

  2008.11.23

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• ノンストップの散歩でおくたびれ。

  昨年同様、荷物の多い娘を夫が送って行く。早朝なので道は空いているから、電車で1時間のところへ30分足らずで到着できる。そのまま仕事場へ直行するのだと思い、ひとりで静々とデスクワークに勤しんでいたら……。ただいまも言わずに、夫が帰ってくる。一旦戻って時間をつぶして改めて出かけて行くのかな？こういうときは、何のおかまいも致しません。というか、出来ません。悪しからず。再び出かけて行く夫。こちらはさらに注意深さを要求される作業に没頭。没頭しながらも、この仕事の残り作業について「あれはいつ届くんだろう？」「あれは、結局こっちでやることになるのかしら？」と別の回路も動かしていたりする。お昼ご飯どうしようと思いながらも、現段階で出来ることは一応終了。タイミングよく夫が帰宅。「雨が降るかもしれないから、　さっさとご飯を食べて散歩に行こう」というわけで、サクサクご飯を食べて小休止。お腹が落ち着いたところで出発。久々のコース、遊歩道沿いに大きな池を目指す。なんだか遊歩道沿いの小川の水がいつになく澄んでいる。気温が下がってきたことも多少関係があるんだろうか？池の片隅にある橋の上にしばし佇み、大きな鯉の大きな口や、悠々と泳ぐ鴨たちの姿を眺める。その間、ワンコは通りすがる別の犬に怯えてはあっちこちと逃げ回る。鴨も鯉も、その高さからは見えないね。ごめんよ。地元民憩いの場でもあるこの池の水源は湧き水。ただ、2、3カ所ほど流れ込んでいる小川があって、そのひとつをさかのぼってみようと、例によって夫が提案する。ぬかるんだ道を歩く。と思ったら、すぐに暗渠になってしまった。しかも、なんとなくぽつりぽつりと冷たいものが当たり始める。歩いたことのない一角を進むだけで新鮮。わくわくしていたのに残念だ。Uターンして、ちょっとだけ道を外しつつ、家の方向へ歩き出す。雨はすぐに止んでしまった。なかなか瀟洒に見えて、デコレーションが意味不明な家が建っていたり、本格的日本家屋ながらも高台を生かして天守閣のような小部屋が造られている家があったり。このあたりの住民のみなさまはなかなかの普請道楽？とみえる。広い道路に出れば、もう道に迷いようがない。相変わらず、少しずつメインを外しながら住宅街、商店街と歩いて行く。商店街の外れに魚屋。「おお、魚屋だ！」と喜ぶ夫。そんなに魚屋があるのがうれしいのか？ま、確かに肉屋よりも魚屋のほうが減ってる気がするけど。呆れながらも、今夜は魚が食べたいねえと夕飯のメニューを決める。「サバでもしめてみようかな」「いやいや、やめてください。　すでにしめてあるサバを買うのならともかく、　まともに捌いたことのない人が捌いてしめたものなんて、　今のご時勢、なんとなく不安になっちゃいます」「うーん、そうかなあ」「もし当たっちゃったらどうするの？」せっかくのサバが台無しになるのが怖かっただけなんだけど、今再現してみたら、脅してるみたいだね。往復で2時間。まったく休みなし。このところ、何となく衰えを感じているだけに、一刻も早く座りたいと思いながら家を目指す。早起きして、仕事に散歩に励んだから、すっかりくたびれたらしく、さっさと机に向かう夫を尻目に私は横になる。電話の音で起こされて、ごろごろしていたら、「買い物に行くぞ」と完全に起こされる。お刺身の盛り合わせに、生ガキを購入。帰ると、「富山米食べよう」っと夫がいそいそと台所へ。そうこうするうちに娘がご帰還。なんだか、ひどくご機嫌が悪い。とんでもなく疲れたらしい。君子危うきに近寄らずとばかり、ほっておく。いっこうに娘の機嫌が直らないので、夫婦二人だけで食事を始める。生ガキが美味しい。ワンコにはお味噌汁のダシに使った煮干しをあげる。こちらが満腹になった頃、娘登場。気がつけば、残しておいた刺身はすべて娘のお腹に収まってしまっていた。そろそろお風呂に入ろうかなという頃、メールチェックをしようとPCを立ち上げたら、気になっていた「あれ」が届いていた。早速お礼のメールを返信。今日もというか、今回の仕事も完全にゴールが見えたね。よかったよかった。

  2008.10.25

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• 散歩で発見　名酒と無農薬・有機米。

  歯医者を受診するためいつもより早めに帰宅してきた夫。夕飯の下準備は出来ていたので、歯医者から戻るとワンコの散歩にでかけることに。家を出たら、辺りは真っ暗。ほんと、日が短くなった。お気に入りの住宅街を歩くうち、商店街に行き当たり、通りがかった酒屋の店先に気になる貼り紙発見。岩手の名酒「あさ開」を置いてるんだって。「ちょっと覗いてくるだけ」と言いつつ、店の中に入った夫が、冷蔵ケースを開けて何やら話している。お店のご主人も夫もマスクをかけて、にやにやと談笑。で、結局ビニール袋を下げて登場。「買っちゃった。　今日はこれで一杯やろう」さらさらで辛口。妹が花巻勤務だった頃に教えてくれたのさ。でもって、みんながファンになっちゃった。東京ではほとんど手に入らない。（そば屋で見かけたことはある）さらに先日佐賀米を発見した米屋の前へ。よく見ると富山米があるじゃない！しかも無農薬米だって。夫はいそいそと店に入り、女主人にお願いして2キロ分精米してもらう。しかも米ぬかを所望したら、「お代はいりません」って、たくさんもらってしまった。「ちょうどぬかが欲しかったんだ。　ラッキーだったよ」ぬか漬けに凝っているから、夫はご満悦。「いやあ、いい買い物したなあ。　しかし、散歩に来ただけなのに、いいんだろうか？」「いいんじゃない？　いい買い物したんだし」「農薬化学肥料無使用JAS認証有機米」だそうで、もちろん新米。作った人の名前まで書いてある。「朝ご飯は炊きたてがいいなあ」と言うので、寝る前に仕掛けておくことにする。ふふっ、娘のお弁当も富山産の無農薬・有機米の新米ってことで。明日の朝が楽しみ。家に着くと早速「あさ開」を冷やして、さっさとお風呂に入りましたとさ。何だかこのところ、食べ物の話が多いなあ。どれだけ食いしん坊なんだ？いいのいいの。散歩の秋、食欲の秋だから。

  2008.10.21

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• 食べ物の恨み。

  清々しい秋晴れで、いよいよ散歩日和のこの日。まずは娘が帰る頃合いを見計らって散歩第1回目。久々の家族そろってのランチのメニューは塩焼きそばと決まり、最寄りのスーパーマーケットへと向かう。今夜のメニューは先日出張先で夫がいただいてきた新米のきりたんぽを食すべく、トリ鍋と決まっている。で、つい、ランチ用の食材以外にも、鍋用の野菜まで買い足す。午後、改めて散歩第2回目。ちょっと足を伸ばして、夫お気に入りの商店街をはしご。駅を中心に広がる商店街をふた駅分。近隣に広がる住宅街を歩くのもなかなか風情があっていい。ふたつ目の商店街に差し掛かると、美味しいので有名なテイクアウトの焼き鳥屋のお向かい、ひなびた感じだけれど妙に活気のある八百屋の店先で、昼に買ったネギよりもさらによさそうなネギが値段は半額以下で売られている。そのほか、陳列された野菜と値札は魅力満載。思わず立ち止まる夫。ネギを見て「くそーっ」と舌打ち、なすやカブを見てうずうず。その様子を見たお店のおじさんが、「なすもカブも美味しいよ！」と声をかける。ワンコと私は少し先で待つ。「買っちゃった」と夫が袋をぶら下げて登場。なすとカブ、春菊をお買い上げ。やっぱりね。「さっき野菜を買わなきゃよかったって、　思ったでしょ？」「うん」さらに商店街を行けば、外れにある米屋で、産地と銘柄を明記した玄米が並んでいる。その場で欲しい量だけ精米して持ち帰るという粋なスタイル。最近仲間うちで最も評判の高い富山米はなかったが、東北・信越地方に混じって佐賀米のプレート。「九州じゃあ、一番美味いのが佐賀米」と言う夫、引き返して、米屋の店内をじっと見入る。「いいなあ、佐賀米。　今度は、ここで買ってみよう」高井戸在住の仲間の情報では、高井戸界隈の米屋で富山米を扱っているんだって。ふ～ん。夕飯の支度をしようと台所に立った夫。鍋の材料を切りそろえ、だし汁を用意して、いざ冷蔵庫を開けてきりたんぽを取り出す。「うわっ！」という叫び声とともに夫がかざしたのは青カビ、赤カビの生えたきりたんぽの無惨な姿。「わ～ん。最悪だー」とうなだれ、つぎにがっくり肩を落とす。あまりのことに、かける言葉もない。しばらくするとまた、冷蔵庫の前に立って、冷蔵庫に向かって握りこぶしで叩くジェスチャー。「確かにカビが生えやすいって言われてたんだ」立ち直り不可能かと思われたが、なんとか思い直して、夫はコンビニへうどん玉と餅を買いに行く。じっくり煮込んだトリはことのほか美味。いいダシが出てただけに、きりたんぽの無惨な姿が哀しいね。なんてったって新米だったしね。次にきりたんぽをいただいたら、絶対に冷凍庫に入れておこう。こうやって一日を振り返ってみると、いかに夫がきりたんぽを楽しみにしていたか、その買い物ぶりからよく伺われる。これでわが家のギャグのネタが、またひとつ増えたかも。

  2008.10.18

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• ほくほくじゃがバター。

  今日も散歩のルートはお祭り気分のご近所。もっともお芋大好き、通称：芋娘の娘のリクエストにより屋台の「じゃがバター」がお目当て。さすがに大変な人出。いつもは閑散としている裏道も別世界。参道に近づくにつれ、さらに人出は増す。本堂に向かう裏道にも屋台が出ていて、比較的空いているのをチェック。「ここで買うのがベストだね」とあらかじめ決めておく。一応、最もにぎわうところまで歩いて、祭気分を堪能。ワンコは人ごみで踏んづけられると困るから抱っこ。相変わらず頬が腫れたままなので、知り合いに会いませんようにと祈りながら。「やっぱり引き返そうか」娘が言ってくれたので、いそいそとUターン。ただし、逆コースゆえ、行きと帰りとではかかる時間が4倍くらい。裏道に戻って空いてる屋台でお約束の「じゃがバター」をゲット。待っている間中、ワンコに気を引くそぶりの人がいて、「ひどい人見知りなので」と断ると「可愛くなるくらいの怯え方よね」と笑われる。そうか。怯え方まで可愛いから、ちょっかい出されちゃうんだ。いいのか、悪いのか、よくわからないね。山盛りのマーガリンをほかほかのジャガイモに載せて。マーガリンがすっかり溶けるまで、しばし。あつあつをその場でいただく幸せ。（ちょっと行儀が悪いけどね）帰り道は、もちろんワンコは大急ぎ。しゃかしゃか小走りになっちゃう。おかげで、家に到着してテレビをつけたとたん、大河ドラマが始まったのだった。

  2008.10.12

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• 雨の合間に散歩の夜。

  とうとう頬が腫れてしまった。今日は誰にも会いたくないよー。というわけで、散歩は夜に決行。明日から大きなお祭りが催される古刹の脇を通ると、賑やかな笛や太鼓の音が聞こえてくる。お囃子のお稽古かしら。参道の両脇には屋台設営の物品が並んでいる。山門の前まで来ると、シベリアンハスキーが駆け寄ってきた。飼い主さんが「ごめんなさい」と謝ってくださり、シベリアンハスキーも名前を呼ばれて飼い主さんの元に戻る。一瞬どきりとする。リードを付けてないなんて、思わなかった。ワンコはもちろん逃げ腰。大きいというだけで、こちらは驚いてしまうけど、大型犬のほうが穏やかだったりもするよね。あ、シベリアンハスキーはそうでもないか。このところ涼しくなってきたので、さすがに夜の散歩は少なくなってきたのか、シベリアンハスキー以外の犬には出会わなかった。40分、歩き通しでも汗をかかない。ワンコはさすがに舌を出していたけど。頬が腫れただけじゃなく、昼間は微熱もあってからだがだるく、一刻も早く横になりたいって思ってた。こういうときに限って、電話連絡が必要な相手がなかなか捕まらない。夕方ひと雨来たときには、またしても散歩ができないのか？と困ってしまったけれど、すぐに止んでよかったー。散歩から戻ると、再び雨。天気のほうも落ち着かないね。明日も夜は雨だって。お祭りは大丈夫かしら。

  2008.10.10

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• ダイエットの秋。

  都民の日で学校はお休み。朝からのんびりしている娘。折しもNHKの朝の情報番組で「リバウンドしないダイエット」を特集、のんびりと朝食をとりながら見ていた。食べたものを毎回記録するレコーディングダイエット、毎日体重を量る“量るだけ”ダイエット、毎日ウォーキングを欠かさないウォーキングダイエット、毎食ご飯を軽く1杯だけ食べるというお手軽ダイエット、いろんなものを組み合わせて、最後は一日の必要摂取エネルギー量範囲内の食事を摂るダイエット法。朝一番に運動をするとエネルギー代謝が高まり、高代謝のまま推移するので、運動するなら朝、と勧める専門医も登場。いろいろあるねえ。で、何を思ったのか、外出先で代謝を高める効果のある入浴剤を購入、お風呂を湧かし始めるや「散歩に行ってくるね」とウインドブレーカーを着込む。ワンコの散歩を申し出るなんて、何カ月ぶり？夕食前に軽く汗を流そうという魂胆らしい。外出先で友人と「学園祭までにシェイプアップ！」と大いに盛り上がったようだ。40分ほど速歩で散歩を敢行した後、さっさと入浴。汗を流したあとに夕食をと思ったら「食欲ないからいらなーい」と寝てしまった。夫が帰宅、飛びつくワンコに「ご飯食べたら散歩に行くからね」と話しかける。おお、これで今日は3回目だよ。午後の早めの時間に、例のパン屋目指して私とワンコ、夕食前に娘と私とワンコ、さらに、今度は夫と？よかったね、ワンコ。二日間缶詰だったけど、今日は3回行けるってさ。出がけにちらりと件のテレビ番組を見て、夫もシェイプアップに目覚めたらしい。「早起きして散歩というのは、絶対に無理だから　せめてできるときには歩いとこうと思って」ふーん。そういえば、娘がこんなことを言っていた。自分の身長から必要エネルギー量を割り出してくれるホームページがあるのだって。実際に学校の先生が、これを利用してウエートコントロールに成功、現在も痩せ続けているという。自分でも調べてみたら、身長が低いこともあって、必要エネルギー量が1500キロカロリー足らずと出た。ちょっとそれは少なすぎるんじゃない？年齢は考慮されないの？多分おとな向けだと思う。それに、いちいち食品のエネルギー量を調べるのってかなり面倒くさいよ。大丈夫。私には食品成分表があるから。計算するもん。その昔、やってみたことがあるから言ってるのに。でも、まあ、やってみれば。いきなりわが家に、ダイエットの秋がやってきたらしい。

  2008.10.01

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• 早めの散歩はお気に入りのパン屋へGO!

  台風が近づく。せっかく九州出張を10月に延ばしたのに、今週末、夫は富山へ日帰り出張。「嵐を呼ぶ男」は何をしても「嵐を呼ぶ」らしい。「今日は、絶対夕方は大荒れだからね」そのような謎の予言を残して出かけて行くので、今日は早めの散歩とする。家を出た辺りで、何となく小雨模様。気にせず、スタスタと進む。雨の気配は去り、少しばかり日射しも。昼間の散歩だからして、夜のようにただただ歩くわけじゃない。今日は、最近のお気に入りイタリア仕込みのパン屋さんへランチを買いに。先週は新しくメニューに仲間入りしたクレームブリュレをお土産に購入、ほっぺたが落ちそうな美味しさだった。夏にお店を改装して以来、クレームブリュレに果物のタルトがメニューに仲間入り、楽しみが増えた。ランチとしてよく利用するのは大型サンドイッチ。大振りのコッペパンに、次のような豪華な中身。生ハム＋クレソン＋パルミジャーノ、スモークサーモン＋レタス＋クリームチーズ、トマト＋カマンベールチーズ、ロースハム＋レタス＋モツァレラチーズ、タンドリーチキン＋ラタトューユ、パストラミビーフ＋クレソン。で、あとはキッシュにタルティーヌなどなど。イタリアンな娘には垂涎の的なんだけれど週末には、あっという間に売り切れ。今日は早めに家を出たから、開店直後。何でも選びたい放題なんだけど、こういうときに限って、ランチ一人分しか買わない。今日は私にとっての定番、生ハム＋クレソン＋パルミジャーノ。お店を出たら、大きく遠回りして帰る。例によって、ワンコは家を目指してたったかたったか走り出す。涼しいはずなのに、大汗かいて帰宅となる。夕方までにあと1回、雨が降り出さないうちに散歩に出られるといいな。

  2008.09.19

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• 思いつきが発見と楽しみを生んだ日。

  何となく世田谷線に乗りたくなって、外出先へ向かうルートを変えてみた。実はこれが遠回りだった。おまけに土地勘のない駅に降り立ったものだから、持っていた地図が信用できなくて、さらに手間取ることに。それにね、せっかく世田谷線に乗ったのにずっと本を読んでいて、景色も見られなかった。残念……。帰りは、地元の方のお勧めにより、道を真っ直ぐ、小田急線豪徳寺駅へ。これがなかなか楽しい道で、素敵な住宅にこじゃれたお店、いかにも世田谷らしい道だった。渋谷駅まで戻り、ふと思いついて娘に電話をかける。ちょうど学校から家に帰る途中。乗換駅に着いたところらしかった。さっそく途中で待ち合わせを提案。買いたい服があると相談されていたので、原宿で待ち合わせて、お店に向かう。そう、退院直後に思いついた学校帰りの娘と仕事帰りに待ち合わせて買い物に行くという約束を早くも果たせたのだった。原宿から表参道を通って宮益坂を下る。なんのことはない、いつもの散歩コースなんだけど、夕暮れ時の風が心地よく、快適に歩けてしまう。本当はくたびれてたんだけどね。「そういうこと、私もあるかなあ。　眠くて死にそうなのに、友達に付き合っちゃうとか」多少くたびれていても、お共がいれば元気が出る。そんなところかしら？思いつきでルートを変えてみただけだけど、本は読了したし、意外な散歩道を発見できたし、娘と散歩を楽しむこともできた。今日も和食器を買いに行くことは叶わなかったな。明日は行けるだろうか。

  2008.09.02

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• 猫の目天気をにらんで犬の散歩。

  日替わり豪雨は、まだまだ続くらしい。低気圧と前線が居座ってる感じの首都圏。天気の移り変わりが思いのほか激しくて、空模様を気にしながらの洗濯、外出。もちろん散歩も例外ではない。娘は友人とカラオケ。夏休みも今日で終わりだから有終の美を飾るつもりか？傘をお忘れなきように！久々に夫とふたりで都心に車で買い物に出る。食器を買うつもりだから、用心のために車。晴れたら晴れたで、太陽が元気。あっという間に気温が上昇。出がけの外気温が24℃だったのに、買い物を済ませ、ランチを食べ終わったら、32℃になっていた。途中、夕飯の買い物を済ませて家に着く頃には、再び暗雲立ちこめる空模様。あわててワンコと夕方の散歩に出かける。川沿いに歩きながら、「あれは入道雲だよね？」「そうそう積乱雲」「この先を見てご覧よ、真っ暗だよ」いちいち雲の様子を観察。いつものコースをショートカットして家が見えてきた頃には空がかなり黒い厚雲に覆われていた。あわてて家に戻って洗濯物等々を取り込む。……と、降ってきましたよ。テレビのニュースで「豪雨はひとまず落ち着いたようですが」なんて言ってる頃には外は土砂降り！何を暢気なことを言ってるんだ、この雨音が聞こえないのか？と、ついアナウンサーに突っ込みたくなるくらい。（そりゃ、スタジオの中まで聞こえるわけないだろ　というくらいは知ってるんだけどさあ）このところ、忙しさとこの空模様で、ついつい散歩の機会を逸してしまう。でも、今日は午前と午後、たっぷり散歩できたよね。ワンコは満足しているのかどうか？留守番してても文句を言わないところをみると、不満はないらしいよ。

  2008.08.31

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• どんなに暑くても、散歩はサイコー？

  夕べは友人のところに招待されて花火大会を見がてら泊まりに行った娘が、思いがけず早めに帰って来る。なんでも一緒に泊まった友人のおばあさまが、急にランチの予約をなさったらしく、急いで帰らなくてはならなくなったからだとか。「彼女のお家は、微妙に両親の力が強いんだって」ふ～ん。じゃ何か？わが家の力関係は平等だと言いたいのかい？ま、いいけど。花火大会はとても盛大で、2時間ほぼ打ち上がりっ放しの見事なものだったとか。「ディズニーランドなんか、目じゃないのよ」ほおお。そりゃ、よかったわね。というような報告を聞きながら、暑さにうだうだしている夫と私。夕べはこちらも二人でディナーに出かけたのに、久しぶりにビールとワインを飲んで、帰りにしっかり気分が悪くなり、徒歩8分の距離を50分もかけて帰って来た。30年経っても、夫に介抱されてる私って、いったい？そんなこんなで、今日は10時まで寝ていた。朝のうちにワンコの散歩を、と予定していたのに結局散歩は叶わず。しかも今日もお日様がすこぶる元気で、いつになったらアスファルトが冷えてくれるのか皆目見当もつかない。ビデオショップまで散歩がてら、と言いつつ、かなり及び腰。「どのくらい熱いか、見て来る」と夫が下見に。日陰を探しながら歩けば何とかなるかもというので、家族3人とワンコとで家を出る。あっという間にワンコは長い舌を出す。その様子をみているだけでも、こちらが暑くなって来る感じ。往復1時間の散歩コース。ビデオショップ滞在時間は入ってない。ショップに到着すると、入り口は西日に照らされて、相当暑そう。ここにワンコを繋いでおくなんて考えられない。夫が抱いて、外で待つことに。会員カードの更新があったので、更新特典を使い、2枚のDVDを1枚分の金額で借りる。ここで夫とチェンジ。道路の向かい側が涼しそうなので道を渡り、冷たいお茶を買って飲む。ワンコもかなり涼しくなったらしく、息も弾まず、舌が少しだけ覗いている程度。ひんやりとした風が吹いて、案外心地よい。行きに比べて日陰がかなり長くなっている。汗だくになって帰宅すると、足を洗ってもらったワンコはあっという間にフローリングの床に横倒しになる。でも、何だか満足そうで、散歩に連れて行ってよかったな～って思う。にしても、やっぱり夏の散歩は早朝か夜だな。昔海辺の家で飼っていたシェパードのローズは警察犬で何度も表彰されていたのにカミナリと打ち上げ花火の音が大嫌いで、お祭りのたびにトイレを占拠していた。わが家のワンコはミニチュアダックスだけど、小さい割にカミナリにはびくともしない。もしかすると花火も平気だったりして？夕べ娘たちが行った花火大会に、ワンコも連れて行ってもらえば確かめられたかも。

  2008.08.03

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• 暢気な感じがちょうどいい。

  今日から8月。蝉たちが朝から頑張って鳴いている。でも、今日もまた比較的気温が低い。曇りがちで太陽が頑張れないからかな？アスファルトの道も、さすがに焼けずに済んでいるので、おいしいパン屋さん目指してワンコを連れて行く。ほんの数日前までは、登るのに喘ぐ感じだった坂道も今日は楽に登れる。かなり調子がよいみたいだ。気を良くして、帰りはちょっと遠回り。仕事がらみの外出は、どうしても鞄が重くなる。そのせいか、どうもお腹の辺りがつれる感じで結局歩みも重くなりがち。この、「歩きたいのに足が前に進んで行かない」感じが、なんだか嫌ーな気分を醸して、どんよりしてしまうのだ。荷物は軽く、心も軽く、足取りも軽く。これが療養中の心得─その1って奴なのかな？ふーむ。のんびりごろ寝を決め込んでいる娘と、久々においしいサンドイッチを頬張る。休みじゃないけど、ちょっとのんびりムード。この暢気な感じが、いいみたいだよ。

  2008.08.01

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• 夜の散歩は夫婦のコミュニケーションの時間。

  このところワンコの散歩はもっぱら夜。昼間は灼熱の太陽が頑張ってるものだから、焼けたアスファルトの上なんて、とてもじゃないけど、ワンコに歩かせられない。夫と一緒にあっちをふらふら、こっちをふらふら、気の行くまま。その日によって若干の違いはあるけれど、夜10時を回ると吹く風も冷たくて心地よい。もちろん、気温のほうは今日も熱帯夜なんだけど。夜の住宅街だから静かなはず。でも、お外で犬を飼っている家がたまにあって、ワンコが家の前を通るとここぞとばかりに吠えまくる。気が小さい私たち。こそこそと小走りになっちゃう。家とは離れたところではあるけれど、夜の住宅街の静寂を、ワンコの散歩で乱している訳だから。夫と夜の散歩をするたびに思い出すのは、独身時代に取材をさせていただいたご夫婦のこと。忙しい夫との唯一の会話の時間が夜の散歩。お住まいは郊外のニュータウンで、駅からはほど近い。でも、駅前には何にもなくてとても寂しい場所。開発途中という感じの風情だったので、かなり殺伐とした風景が広がっていた。ま、夜なので、気にならないのかもしれないけれど、都心に住んでいて、ネオン瞬く街をナイトクラッビングとしゃれ込んでた当時の私には、お話自体が信じられなかった。こういう場所を散歩したってちっとも面白くなんてないよ。お話を聞きながら、内心では、そんなことを思ってた。ご夫婦への取材なのに、相手のご都合で、それぞれ別々の日程で話を聞いた。夫のほうは、散歩のことには触れず、マンツーマンで習っている英会話教師の話ばかり。なんとなく、先にお話を伺った夫人に同情してしまったな。たとえ、どんなにつまらない場所でも、夫と一緒に歩く道は、彼女にとっては特別だったはず。だって、あんなに嬉しそうに話してくださった。今、私と夫が歩く道は昼間は堂々とした住宅街で、家々を眺めるだけでも楽しいし、クリスマスの頃はイルミネーションが楽しみで、これもまた、わざわざ夜に散歩に出かけたくなるくらい。別に夫と一緒でなくても、結構歩いてる。でも、夫とぐだぐだと話しながら歩くのはもっと楽しい。独身時代には、解らなかったことが、今理解出来る。家に近づいて来た頃、10代の女の子たちが角っこでおしゃべりに興じてた。おいおい、あと数十分で家に帰らないと、都条例で補導されちゃうぞ。「一人だと静かなのに、集まるとこれだ。　ま、うちの誰かもきっと同じなんだよな」夫が、やれやれという感じで呟く。そうそう、そういうのは知らないうちが花よ。わが子ながら、きっとかしましさに呆れるはずだから。会話がだんだん所帯染みて来て……。そうだ、あのご夫婦にはお子さんがいらっしゃらなかった。その分、散歩で埋め合わせたいことも、たくさんあっただろうに。

  2008.07.26

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• だらだらな休日。

  ようやく梅雨が明けたらしい。どおりで週間天気予報にお日様ばかりが並ぶ訳だ。ん？　順番が逆だね。お日様マークばかりが予想されること→梅雨は終わった……という判断だよね、多分＞気象庁さんワンコと久しぶりに朝の散歩に出かける。夫は？このところの疲れが出たのか、すぐに起きそうにない。最初の行き先は郵便ポスト。言いたい放題言ったのがウケたのか？なぜだか教育懇談会の委員に採用だって。教育委員会の大胆さ、素早い判断に感服、必要書類を書いて返信する。ポストは徒歩1分の近さ。さてどうしたものかと迷いつつも、あちこちぐるぐる近場を回る。最後に、朝食用のパンを買おうとイン・ストア・ベーカリーの入っているコンビニへ。改めてパン類の値段を確認すると、軒並み値上がり。パンが貴重品になったという実感。朝食を食べながら報告すると、「だから、お米を食べればいいんだよ」と夫。そうね。そうやって国内自給率を高めるのに私たちも一役買わないとね。でも、朝はパンがいいんだよなあ。草が茂り放題だったわが家の庭も、午前中の夫の頑張りですっきり。そうだ。家庭菜園という手もあるよね。最早出遅れた感は否めないけど。1週間の不在のつけが、少しずつ回って来たところ。庭に出るよりも、まずPCで作業って感じ。再び散歩に出かけたくなる。だめだ、逃げちゃ。

  2008.07.20

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• 夜の散歩復活。

  さすがに夫の早朝散歩も、この梅雨空では連日とはいかないようで、逆に夜の散歩も再開。最近は坂道を好んで歩く。どうやらトレーニングのつもりらしい。ま、この辺りには呆れるほど坂道が多いからね。気がついてみれば、この街に移り住んで14年。たとえ夜歩いても、道に迷う心配はない。久しぶりに「屋上くさっぱら物件」の近くを通る。夫は知らなかったらしく「面白いなあ」を連発しながら振り返る。気温が高くなってくれば、こうした夜の散歩が主流になっていくんだろうね。にしても、相変わらず臆病なワンコ。今日は前後から車が近づくにもかかわらず、道の脇で立ち話をする人が怖かったらしく、車道ぎりぎりのところで踏ん張っていた。立ち話をしていた人も思わずワンコを見て微笑む。こんなとき、とても困ったような顔をしているワンコ。昔飼っていた猫も同じような目をして困惑することがあったような。夫が早めに帰れる日は夜の散歩もあるから、昼間は気楽にぶらぶらすることが多い。今日は昨日とは反対方向の郵便局に行ってみた。そんなことをするようになったのも、ワンコの散歩に付き合うようになってからだな。何となく体の線がシャープになって来たのも、散歩の効用。シェイプアップに成功しつつある娘にも、さらに磨きをかけるためには散歩をお勧めしたい。私が入院中は絶対に娘に散歩に行ってもらおうっと。

  2008.06.25

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• ドッグカフェでランチを楽しむ休日。

  「ドッグカフェでお昼ご飯を食べよう」こんな釣り文句で、娘とワンコの散歩。こんなによい天気なのに、休日は兎も角寝てばかりの娘を散歩にでも連れ出さねば、もったいない。ワンコは？もちろん双手を上げて大賛成！飛び跳ねながらついて来る。わが家のあるマンションでは、登録をしていない自転車の整理作業。ひと仕事終えた管理組合の理事長夫人が汗だくで「今日は暑いわねえ。　お散歩？　いってらっしゃい」と送り出してくださる。ドッグカフェまでのルートは娘任せ。いつもの地元公認散歩道。だからといって、別に鯉を愛でる訳でも、道ばたの花々に目を向ける訳でもない。ひたすら、とっとと歩く。久しぶりに訪れたドッグカフェではランチメニューが刷新され、お目当てのパスタ料理は皆無。時間がかかりすぎるからかな？それに、この辺りには、老舗のイタリアン・リストランテがある。競合したくなかったのか……。ワンコはお水をいただき、ひとごこち。食事の後には、お店の人に写真まで。いろんなところで声をかけていただくのに、ワンコは相変わらず臆病で、昨日なんて「人嫌いでしょ？」って言われた。でも、違うの。人嫌いなんじゃなくて、慣れるのに時間がかかるだけ。それは母との関係を見ていればわかる。今日は、びくついてはいたものの、ちゃんとカメラ目線で写真に納まってた。帰りも、とっとと歩く。ご近所の老人ホームでは、地元消防団のバーベキュー大会らしく、子どものスイカ割りで盛り上がっていた。「あれ、ちっちゃい子だと割れないんだよね」「そうそう、あなたも割れなかったよね。　今なら、つぶしそうだけど」「そりゃあ、腕力鍛えてますからねえ」そんなことを言いつつ、通り過ぎる。ワンコも、今日は素直にとっとと歩いてたね。いつもなら、あちこちかぎ回ってるのに。出不精を外に連れ出そうと散歩に出かけて来たのに、何だか友人からメールがあったらしく、娘は再び出かけて行った。のんびりと過ごす休日。そういや、読まねばならない本があったっけ。わざと知らんぷりして、机の上に放っておく。

  2008.05.18

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• ゆるゆるとしたオフ。

  時間にゆとりがあって、ピーカンの日には何をやるかというと、そりゃ、洗濯でしょ。もひとつは布団干し。人数の少ない我が家では一日に洗濯機を2回も回すのは、極稀。でも、シーツを洗いたいから回す。お布団干しは、忙しい最中にはついついおろそかになる。お日様の匂いのする布団で寝るのが大好きなのにね。そんなこんなで、ひと仕事済ませたら、散歩。大好きなパン屋さんが来週までお休みなので、三番目に好きなパン屋さんのある某所まで、ちょっとだけ遠出。小さな流れのある遊歩道。大きな鯉がたくさんいるんだ。今回はひらひらの金魚を3匹発見。どこから来たんだろうねえ。見事なひらひら金魚が、鯉に混じって泳いでる。そうそう、鯉の赤ちゃんと一緒にカルガモも発見。ワンコが珍しく乗り出して眼下の流れを観察。気をつけていないと、この子は泳ぐために飛び込むからね。浅くて飛び込めないと判断したのか、覗くだけだった。気温がかなり上がっている。でも、湿度が低いので爽やかだ。のどの風邪を引いている私には、優しい気候とは言い難いけど。お昼過ぎには、布団を回収。洗濯物もスッキリ乾いてた。洗濯した日が、いつもこうだといいな。久しぶりに大自然の懐に抱かれた旅の興奮はまだ覚めやらない。洗濯ひとつとっても自然の恩恵を被りながら暮らしているというのに、いつもは全然気にもかけない不遜さ。結局は、バランスなんだよなあ。私たちの暮らしも、仕事と休養、オンとオフのバランスが崩れると、身も心も危うくなるよね。ドッグイヤーと呼ばれる世界と、ゆったりつきが満ちるのを待つような世界とを行ったり来たり。多少の“時差ぼけ”が生じても不思議じゃない。のんびり気分の旅行のすぐそのあとで、夫はまた出張の日々に戻る。彼の体内時計は大丈夫だろうか？

  2008.05.08

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• 視界、開ける。

  このところコンタクトレンズの調子が悪く、非常に文字などが読みにくい。原因はわかっているから、さっさと眼科へ行けばよいのだが、なかなかそうも行かず、ストックとして保存しておいた古いレンズを使ってみた。なんと、視界がさあっと開ける。文字なんかもスラスラ読める。そうか、まだ私の視力は早々衰えてはいなかったのか。嬉しさのあまり、散歩に出かける。目が見えにくいと晴れた日は結構苦痛だったのだが、視界が開け、世の中が明るく見え出したものだから、晴れようが曇ろうが、全く気にせずワンコと出かける。ハナミズキが美しく咲くご近所を通りがかれば、その奥の藤棚も満開。高校時代、高校にあった藤棚の下で、よくトランプをしていたっけ。あの藤棚は、まだ健在かしら。さらにサクサク歩き、とある池に向かう遊歩道まで足を伸ばす。なんだかワンコも歩く気充分。そういえば、桜の開花宣言以来。今年は遊歩道脇の桜並木を愛でることなく桜の時期が過ぎてしまったのだなあ。こんなふうに、いちいち思いに耽ってしまうものだから、さすがにくたびれてしまって、途中でUターン。でも、気分よく歩けて、よかった、よかった。ひとつ大きな仕事の区切りを迎え、気持ちも解放されて行く感じ。何より、レンズを取り替えただけで視界が開け、世の中が明るく見えるようになったことは気持ちまで前向きにしてくれるんだね。いつも立ち寄るコンビニでは、顔なじみになった店員さんから声をかけられる。ワンコと同じ犬種を4匹も飼っていらっしゃるのだとか。「散歩？　それはもう、夫の気分次第です」ふふっ。なるほど。明日は、更なる気分転換へ、ご近所のニュースポットにでも出かけてみようかな。ほら、随分前向きだ。

  2008.04.22

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• 犬の散歩が取り持つ出会い。

  いざ、ワンコの散歩へ、とマンションの正面玄関を出ると、おなじみのＬくんが通りがかる。Ｌくんはシーズーの♂、8歳。飼い主さんとは、娘の幼稚園時代からのおなじみさん。ということで、早速ご一緒することに。たまにあることなので、犬の散歩の道連れはごくごく自然なこと。いつも通りのコースを二匹と二人で、テレテレ。少年野球チームが練習しているグラウンドにさしかかるとＬくんのご主人様の名前を呼ぶ声がする。振り向くと、中学でのPTA仲間が微笑む。ひとしきり近況報告。さらに数十メートル進むと、今後は向かい側から見知った人が自転車に乗って向かって来る。こちらも中学のPTA仲間。今日はサッカーの公式試合で、息子の応援の合間だと言う。どうやら、ひょっとするとひょっとする（さらに大きな大会へ進みそう）らしい。「Ｌくんちは、きっと今日、　いろいろな人に会う運命なのね」立て続けに知り合いに会うので、そんなことを言ってみる。「そうね、そうかもね」とても素直なＬママは、頷く。犬の散歩のおかげで、私たちったら、結構いろんな方と出会えて、おしゃべり出来てるんだ。過去にいろんなことを話し合って来た間柄。他愛のない話ながらも、微妙なニュアンスがすうっと通じる瞬間がある。家に戻って、今度は一人で外出。今日こそ、足りなくなった諸々を入手すべく渋谷へ。いつものコース。で、必要最低限のものだけ買って、あとはちょっとだけウインドウショッピング。のんびり週間故に、欲しいものがあっても頭の中にリストアップしておくだけに留め、娘の好物だけを購入、帰途につく。右脚の痛みがぶり返しているので、欲張り散歩コースを闊歩する勇気はまだ出ない。日頃は外出ともなると、斜めになって歩くから、本当はのんびり歩ける休日をこそ、大切にしたいのだけれどね。ま、体力温存ということで。夫は日帰り出張で、娘も友人とお出かけ。いつもながら、三人バラバラの休日。それでも、夜になれば、全員でおしゃべりに花が咲くんだろうな。夕方、帰宅した娘が珍しくワンコの散歩。ここ二、三日は荒れ模様の天気だったけど、明日は大丈夫だろうか？

  2008.04.20

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• お疲れ散歩。

  今日も、暗くなってからの散歩。桜はすっかり葉桜となり、花びらの絨毯を歩く。ワンコと私のための運動のひととき。ではあるのだが、毎日つんのめり気味に奔走しているので、散歩はあくまでもワンコのため。最長不倒を達成してから、さすがにくたびれてる。家に帰るとぐったり。そこをなんとかなだめすかしての散歩故。なんだか気持ちが伝わっているようで、そんなときのワンコの足取りも重い。やたらにあちこにおいを嗅ぎ回り、なかなか前進しないんだ。明日も朝からお出かけ。何時に帰れるかわからない。出来ることなら早めに帰宅、爽やかな陽射しの中を散歩といきたいもんだ。

  2008.04.11

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  さくら、サクラ、桜。

  春風に誘われて？ワンコと散歩に出る。（本当は、ちゃんと用事があったんだけど）どこもかしこも桜が満開。そして吹く風に花びらが舞い散る花吹雪。もしかしたら、この先は散る一方かしら？という訳で、久しぶりにご近所の某有名古刹にも立ち寄ってみる。梅に引き続き、この界隈は花見が目的の遠来のお客様で、いつもよりも人が多い。それに、「花まつり」も近いので、屋台の準備をしている方までいらっしゃる。まあ、こんな感じです。庭のしだれ桜も、いい感じに咲いているのだけれど、すぐ手前で伸び放題の別の木が邪魔をして、全体を愛でることが出来ない。何とかならないかと、例年のごとく腹立たしい。いっそ切り倒してしまうとか？素人には無理だよなあ、この木も大きいもん。久しぶりに石段を100数十段、昇り降りしたら、帰宅後に右ふくらはぎが痛くなった。まだまだリハビリ状態ってことかしら？今日から新年度。そうそう、子宮筋腫手術に向けて、ホルモン治療も始まりました。

  2008.04.01

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• 開花宣言の翌日には、もう屋台。

  春めいた陽射しに誘われて、夫とワンコとともに某桜の名所へ。別に桜を見るために行った訳じゃなく、休日の散歩コースの中でも最長コースを選んでみただなんだけど、さすがに桜の開花宣言がなされただけあってなんと屋台が出現していた。ほとんどの桜はつぼみが膨らんでいるだけ。この週末にならないと花見気分は盛り上がらない感じ。明日は天気がよろしくないようだけれど、これから花が開くにつれて、夜桜見物を兼ねた夜の散歩の機会が増えるんだろうね。今日訪れた某所は、桜の盛りともなれば、たくさんの屋台が並んで、それはもう賑やか。絶対に、その時期には立ち寄りたくない。昨年は、東京の桜を娘の卒業式で愛で、京都は哲学の小径を訊ねた折りにはまだ5分咲き。一昨年は同じ頃に、なんと千鳥が淵の桜を母と一緒に観ることが出来た。今年はどこで盛りの桜を観ることになるんだろう。午前中、ようやくお墓参りに出かけたら、同じようなことを考えた人が多かったようで、お参りの人がちらほら。もちろん、桜はまだつぼみ。ワンコはお墓参りにも同行したから、今日は随分長い距離を歩いたことになる。ついでに、久しぶりの遠出で、脚が痛くなってしまった私。どうか肉離れが再発しませんようにと、祈るような気持ち。困るんだよなあ、今日程度の距離で脚が痛くなってしまうようでは。運動選手でも何でもないけれど、散歩は私にとって大切な趣味の一つ。山手線一周くらいは、軽くこなせるくらいじゃなきゃ、絶対に嫌だ。と贅沢を言ってみる。

  2008.03.23

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• リハビリ散歩で絵本屋さん訪問。

  ご近所の文房具屋さんと立ち話。ご親戚の方が、毎日往復2時間の散歩で、健脚を保っているのですって。70代にして、そうなのか。それを聞いて発奮した訳でもないけど、ワンコの散歩がてら、よく立ち寄っていた顔なじみに絵本屋さんへ行こうと決める。実は今年に入って初めての訪問なんだ。我が家から徒歩30分。足のリハビリにはもってこいの緩やかな坂と距離。閑静な住宅街を通って、林のような公園を抜けると、街の雰囲気ががらりと変わる。途中、右太腿にぴしっと痛みが走る。どこか怪我をすると、その周辺にもいろんな痛みが走るようになるんだね。かばいあってるって感じがする。どきっとするけど、大丈夫。ぴしっと痛みが走っただけ。のんびり歩いて、到着。欲しかったなかがわちひろさんの「天使のかいかた」（理論社・刊）のサイン本を入手。天使のイラスト入りサインがとってもかわいい！お互いの元気な姿を喜び合い、既に行われた店内イベントの様子を聞き、これから行われる大きなイベントの進行状況なども聞く。酒井駒子さんの原画展とか、読み語りイベント、乳幼児親子向けコンサートなど。昨年は、そこに私たち主催の自主映画上映会も入ってたんだよね。そこに、ご新規客とおぼしきピンクの“マイカー”に乗り、公園などに立ち寄りながら3時間かけて到着したと言う愛らしいお嬢ちゃまと優しそうなお母さま来店。よそのお宅に初めてお邪魔致しますてな感じの風情が、とっても愛らしい。お行儀よく、それでいて天真爛漫そうな。親子のやり取りがなんだか微笑ましい。この絵本屋さんには、こんな感じの生活の中に、絵本を読むことが当たり前のように入り込んだちっちゃな人がよく訪れる。かわいらしいやり取りを聞きながら、外に出ると、ワンコがお待ちかね。柔らかい草に上にちょこんと座ってた。ワンコが猛ダッシュで帰ろうとするところを、一生懸命に引き止めて、ゆっくりと歩く。帰宅後、しばらくすると、右足の内側のあちこちがくたびれたよ～って感じで痛む。でも、大丈夫そうだね。よかった！そろそろ本格的に散歩の日々を再開出来そうだ。

  2008.03.08

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• 梅の香りとサクラサク。

  うららかな春の陽射し。ご近所の梅園まで、ワンコの散歩がてら行ってみる。紅梅・白梅が今を盛りと咲いている。その香しいこと。ワンコ連れでは中に入れないので、いつも前を通るだけ。でも、道路側の斜面に広がる梅林の様子は、わざわざ門をくぐらなくとも充分に堪能出来る。ワンコの背の低さからは、もしかして塀が邪魔で見えないかもしれないね。ごめんね。そのまま有名な古刹に向かおうとしたところで、いきなりワンコが立ち止まる。くるりと向きを変え、踏ん張る。おいおい、またかよ。そっちに行きたくないってことだね。遠くのほうから大型犬とおぼしき犬の声がする。こういうときのワンコはテコでも動かない。仕方がないので方向転換。梅園とは違う道を使って我が家方面へ。学校裏を通って、さらに遠くへ行こうとすると、再び勝手に方向を変えようとするワンコ。ま、そろそろ脚も痛くなって来たからこの辺で帰るのもいいかなと、ワンコのご意志に従うことにする。懐かしい中学のPTA役員さんと、ばったり。娘が卒業の年には、委員会などで随分お世話になった方。そうそう、この辺りは中学関係者と犬の散歩でよくお会いするスポット。学校のことやらお互いの子どものことなど、近況報告。「1年って速いわねえ」彼女の下のお子さまも、いよいよ卒業だ。ということは、無事に桜が咲いた？おめでとうございます。何となくさわやかな気持ちになって家路に着く。怪我で籠っていたせいか、気分も塞ぎがちだったけれど、そろそろリハビリがてらの散歩で、空気と気分の入れ替えに励んでいこうかな。

  2008.03.06

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• 久しぶりの家族との散歩。

  年配の方がよくお困りなのは、下りのエスカレーターの少なさ。確かに上りはエネルギー消費も高く、その分心肺機能にも負担がかかる。でも、足腰が弱っている人にとっては下りのほうが脚がもつれそうになって怖い思いをすることが多いのだ。坂で転ぶのは、上りよりも下りのほうが多いはず。小さなお子さまが転ぶのも、たいてい下りなんだけれどね。なぜ、下りのエスカレーターが圧倒的に少ないんだろう？健常な脚力の持ち主は、下りの恐怖を知らないからか？それって、エスカレーター設置は単なるサービスであって、結局バリアフリーのために設置されてる訳じゃないことを裏付けてしまうことになるのかな？さて、昨日の外出時、東京メトロのある駅で、下りのエスカレーターの存在の有無を確認しておかなかったために、手すりにつかまりながら階段を下りる羽目になった。これが、脚も痛まず、案外楽に降りられたんだよね。筋肉のキズは、かなり快方に向かっているらしい。るんるん♪これに気を良くして、今日は杖なし歩行の距離を一気に伸ばしてみた。家族三人で、遅いランチを食べに徒歩7、8分のところにあるファミレスへ。初めのうちこそ、私の脚を気遣ってゆっくりと歩いていたはずなのに、ああだこうだとしゃべりながら歩くので、どんどん歩くスピードが速くなる。ついて行くのがだんだん辛くなる。脚が痛くなりそうな予感に襲われたところで目的地に到着。食後、コーヒーを飲みながら、夫が仕事で定期的に教えに行っている幼稚園でのあれこれを話し出す。そのうちに、幼稚園経営や保育の話になり、幼稚園の延長保育（預かり保育）がどうの、認定子ども園がどうした、と夫婦で勝手に盛り上がっていたら、「あの～、そろそろ家に帰りたいんですが」と娘から水入り。そうでした、あなた、定期考査前でしたね。ごめんなさい。買い物があるという夫と別れて、娘と二人で家路に着く。「お父さんとお母さんも、　話し出すと盛り上がるよねえ」すみません、盛り上がりすぎました。「学校でもそうなんだけど、　話が盛り上がっているときに、　どうやってストップかけようか　結構迷うんだよねえ」ほお、そうなんだ。家族にストップかけるほうが気楽なのでは？出がけに、サポーター代わりの包帯を巻いたおかげか、脚は特に痛むこともなく、家に着く。もしや、久々の家族との散歩？歩きながら話すのって、会話も弾んで楽しいよね。明日の受診が楽しみ。

  2008.02.24

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• いびつな価格設定。

  夫の買い物につきあい、銀座へ。渋谷が嫌いだって言うんだから、結局、最寄り駅から地下鉄一本で行ける銀座に行くことになってしまうのだよね。夫の所望品はGパン。日本人の足の長さ（短さ）故、お直しは当然。で、待ち時間を本屋と喫茶店でやり過ごす。本の価格は全国共通だけれど、珈琲の値段はそうじゃない。1杯840円の珈琲を飲み、GWの旅行について、本屋でゲットした本を読み回しながら、家族3人でわいわい言ったあと。面倒だからとデパ地下で夕食用に買ったお弁当の値段はひとつ600円足らず。とてもおいしいお弁当で、栄養バランスも充分。それなのに、珈琲1杯よりも安いとは！恐らく銀座の平均価格よりも高い珈琲の値段だと思うけれど、とても美味しかったし、なによりサービスは国際レベルだったと思う。自分たちで選んでおきながら値段に異議を唱えるのもおかしいのだけれど、でも、これって、どうよ？お風呂なしアパートに住みながら、メルセデス・ベンツに乗ってる人は、恐らく、ベンツに乗ることを選んだんだよね。同じく、食費を切り詰めて最先端のファッションに身を包む人も自分にとっての一番を選んでいる。自分の選択でそういうことになっているのならいいんだ。でも、なんとなく選んだにも拘らず、1食の値段と1杯の値段のこの格差はどうなんだろう？なんだかいびつだなあ。実は知人から、「今日は原子力廃棄物の処理と　原発反対のデモを行います」とメールをもらっていて、道中、いきなり鉢合わせして気まずい思いをした。翻弄の頃、正しいことを言っているのに、気まずい思いをしている私は、いったい何者なのか？同じように、珈琲1杯のほうが1食よりも高い、という現実に、大きな疑問を感じる。どこか編。いびつなこの国のかたち。今年の漢字も「偽」だったりして？それとも「歪」、かな？

  2008.01.27

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• 被害者と被告、どっちも嘘は言っていない「それでも僕はやってない」

  朝、コンビニに用があって出かけたら、空はどんより曇って、やけに寒い。この冬一番の寒さだ、と感じる。これで散歩に出かけるのは嫌だなあ。夫が休みの日はワンコと散歩、と決まっている。思った通り、お昼近くになると「買い物がてら、散歩に行こう」と言い出す。今日はとっても寒いよ。あったかい格好して出かけなきゃダメだよ。ところが、いつの間にやら晴れていて陽射しが暖かい。カードの更新も兼ねて、TSUTAYAへ。新作以外のDVDが1枚ただで借りられるというので「それでも僕はやってない」を選ぶ。映画公開に先立ち、「ほぼ日刊イトイ新聞」で裁判の傍聴記を連載していた。裁判って、それこそ人生の縮図だよね。それも裏側の方の。これまた遅い昼食後に、夫と並んで観る。娘はHPの更新中。でも、彼女は耳ダンボでこちらの様子を聞いている。痴漢の犯人と間違われて拘束された青年の話。駅員に背中を押されて無理矢理乗り込んだ満員電車。ドアに上着をはさまれて、すっかり焦る青年。駅に到着、目的地へと急ごうとすると、女子学生が袖を引っ張り、「痴漢しましたよね」と詰め寄られる。全くに身に覚えのないことなのに、女子学生に加勢する男性まで現れ、仕方なく駅の事務所へ向かうと、「彼はドアに上着を挟まれていた。　痴漢なんてしていません」と女性が声をかけてくれたのに、駅員に事務所のドアを締められてしまい……。連行された警察著の一室での一方的な取り調べに苛立ち、留置所の“先輩”に教えられるまま当番弁護士を呼んでもらう。当番弁護士は、彼の主張を聞こうともせず「さっさと認めて示談にすれば5万円で済む。　裁判なんて始めたら、何カ月も拘留されたままだし、　おまけに裁判での有罪率は99.9％」と示談を勧める始末。果たして彼への嫌疑は晴れるのか？事態は刑事裁判へと発展する。非常に卑劣な痴漢という犯罪。15歳のいたいけな女子中学生が勇気を振り絞って犯人に詰め寄る。彼女は絶対に嘘は言っていない。痴漢行為を受け、傷つけられた、という点においては。しかし、捕まえた相手は、本当に真犯人なのだろうか？一方、思いもかけず痴漢の犯人と決めつけられた青年は、その日、ニート生活から脱出する唯一の望み＝面接があり、履歴書を忘れた上に遅刻寸前で非常に焦っていた。こちらも、絶対に嘘は言っていない。どうすれば被害者と被告双方の言い分を通すことが出来るのだろうか？裁判は粛々と進む。取り調べ刑事や目撃者の証言、被害者本人の証言、それら証言に基づいた再現ビデオの収録。途中で裁判官が代わる。ビデオ収録では、思わぬことが発覚する。が、残念ながら被告側の意図は裁判官にも検察側にも伝わらない。それでも食い下がろうと戦略を立てていく弁護側。とうとう、無実の決め手と思われる事件当日青年をかばってくれた女性が見つかり、法廷で証言してくれることになるのだけれど……。最後に、この映画の主人公は悟るのだ。裁判というものは、そこにそろえられた証拠など、限られたもので判断するしかないこと。本当に裁けるのは裁判官などではない。少なくとも、自分自身の無罪については自分自身が一番知っている。裁判についてはさまざまな映画やテレビドラマで取り上げられている。昨年は判事＝裁判長も、ドラマの主人公になった。人を裁くことの難しさ。人と人とのもめ事の収めどころ、落としどころの難しさ。裁く側も、実に悩ましい。この映画では、有罪率99.9％という判決結果の裏事情なども明らかにされ、裁判官も組織の歯車の一つに過ぎないことがわかる。見終わったあと、夫と二人で頷く。「この冤罪を晴らすには、　真犯人を見つけるしかないんだね」そう、真犯人は今日も痴漢行為を働いているのかもしれない。これって、誤認逮捕と同じなんじゃないの？ま、そういうことはともかくとして。痴漢が犯罪として認められ、そのために社会的地位を失う人まで出現している昨今、同時に冤罪と闘う人は少なくない。被害者の言い分はもっともで、その被害を認めた上で、責任者を認定、罪の償いをさせる。それが裁判なんだろう。でも、間違って拘束された人を裁こうとしてもそりゃ、無理があるよ。出発点が間違ってるのだから。なんだか、ともかく自分以外の誰かに責任を取らせようと汲々としている世相を反映しているような話だ。集められた証拠だけで判断しようとする裁判というものも、あまりよい方法とは言い難い面もあるんだなあ。アメリカでは「推定無罪」という考え方があるけれど、日本の場合は「推定有罪」で裁判が進むみたいだ。そこのところに、今回の映画のような冤罪を生む土壌があるのかもしれない。夜、メールチェックをしていたら、メルマガ「インターネットで読み解く（ブログ時評）」が届いており、「裁判員制度」がテーマだった。おお、シンクロニティ。アメリカの陪審員制度をお手本にして導入されようとしている裁判員制度。もし、私が選ばれたら、どういう選択をするんだろう。ちょうど映画を観て、そんなことを考えていたところだ。ワンコの散歩も楽しいけれど、映画の散歩や思考の散歩も楽しい。

  2008.01.20

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• クリスマス・イブ。

  昨日の散歩の成果を、写真でご報告。何しろクリスマス・イブですので、ね。まずは日比谷公園での巨大クリスマスツリー。テレビではブルーバージョンが紹介されているけれど、レッドバージョンもあります。そして、カレッタ汐留での光と音楽のコラボレーション。めりー・くりすます・いぶ！！

  2007.12.24

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• 親子でクリスマスを味わう。

  いつもの年なら買い物ついでに丸の内辺りを闊歩して、イルミネーションを愛でる時期。しかし今年の12月はゆっくりと都心を散歩する暇がなかった。で、クリスマス・イブ直前の今日、念願かなってスチーム式掃除機を入手、台所周りの掃除を一手に引き受けくたびれ果てた夫の要望もあり、夕食を食べに日比谷方面を目指した。お目当ては、日比谷公園にしつらえられた巨大ツリーとイルミネーション。が、周囲は囲われて、入場するための行列がとぐろを巻いている状況。致し方なく、遠巻きに眺め、ケータイのカメラに輝きを収めるのみとなる。ま、別にいいんだけど。そのあとは丸の内中通りのイルミネーション。ここは毎年見ているから、去年との違いは一目瞭然。この辺りから、面倒くさいから出かけたくないとだだをこねていた娘の機嫌がだんだん上向きになってくる。↑↑↑新橋の手前で、飲茶専門店に入り、食事。この界隈のイルミネーション名所めぐりの締めは、汐留カレッタ。ここでは東儀秀樹さんプロデュースによる光と音楽のコラボレーション・ショーが行われていた。テーマは海。音楽に合わせて、青と緑のイルミネーションが交互に輝く。ビルの壁面にはイルカやかもめのシルエット。ツリーをかたどったイルミネーションも。幻想的な光のページェントに集まった人々はすっかり魅了され、ショーが終わると同時に大きなどよめきが起きた。「なんだか、最後が一番素敵だったね」娘もうきうきした表情で微笑む。日テレビルのまえでも、木々が美しくデコレーションされていた。「白一色のイルミネーションを眺めていると　だんだん寒くなって来ちゃうね」これは夫の感想。娘と夫は暖色の光を見ているとだんだん眠くなってしまうから、今年の流行色らしい白と青の配色がよいんだって。「お父さん、これ見てると眠くなる？　」とイルミネーションに近づくたびに尋ねる娘。「え？　これじゃあ、眠くならないよ」「じゃあ、これは？　」20代の頃、12月になるとイルミネーションや巨大ツリーの場所を求めて夜のドライブに出かけるのが夫と私の決まりだった。あの頃は、今ほどイルミネーションに力を入れている場所がなかった。出張で北国に出かけたときは、トナカイやツリーなどクリスマス関連グッズをかたどったイルミネーションが施されていて、心底うらやましいと思ったほどだ。今、親子三人になり、街を歩きながら品定め。都心に出るもよし、ご近所を歩くもよし。なんだかときの変遷を感じてしまうなあ。来年辺りは、我が家でも、3年ぶりにツリーを出してみようかな。「それ、賛成！ 」と速攻で娘から賛同の声が上がった。

  2007.12.23

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