スッキリ!に向けて何かが転がり出した。
何とかしたいのに、ずっと停滞気味で、だんだんこう着状態に陥るということは多い。でも、ほんのちょっとしたことから急展開を見せるもの。機が熟す瞬間、みたいなものがあるのかねえ。血液検査を聞きにクリニックへ行く。前回の受診から今回までの間に、辛くて苦しい生理期間があったので、手術への覚悟を決めての受診。再び血液の状態は貧血が要治療状態に戻りつつあることと、子宮内膜症の疑いも出てきているらしい。「手術をするなら7月頃に」とのこちらの意向を述べる。初診のときからそうだったのだけれど、主治医は再び治療後の副作用的なことを言う。「更年期状態になるので、 辛い症状が出ますよ」でも、妹のように、ホルモン治療をはじめたとたん、「物凄く楽になってびっくり。 随分辛い症状を我慢してたんだなあと 改めて気がついた」と述べた人もあるくらいでホルモン治療や子宮の全摘を行った友人たちはみんな口を揃えたように「すっきりした。とても楽」と言っている。誰も、辛い症状のことにはひと言も触れない。その話をすると、主治医のほうが驚く。「本当にお辛い思いをした方は、 そうなのかもしれませんね」頭痛や肩こり、のぼせなど、更年期の辛い症状に悩む人は確かに多いのだろう。積極的な治療を行ったものの、新たな症状を訴える患者さんが、よほど多いと見える。まあ、そんなやりとりがあって、7月まで間があるので、まずはホルモン治療から始めて手術へという方針が立てられる。「まずホルモン治療を行い、 それから手術というのが本来の治療の流れです。 そのほうが筋腫がそれ以上大きくならず、 癒着もはがれるし、 手術がしやすい状態になっていくんですよ」ほおお、そういうものなのか。という訳で、次の生理が来たら、早速ホルモン治療を始めることになった。ま、漢方でらちがあかず、おまけに鎮痛剤の効きも悪くなってきているし、ここらへんが潮時ってことなんだろう。私は覚悟を決めると、もう迷ったりしないからね。というわけで、いきなり何かがころころと転がりだした感じ。主治医の表情が明るくなったのが一番印象的だった。暗くさせてごめんね、と思ってしまう。どのくらいスッキリ!するのか、楽しみ。