たまには夢の実現化について語り合いたい。
シルバーウィークに入ったが、ほかの人が休みだからこそ、のんびり出来る打ち合わせもあって、外出。夫は夫で、仕事を持ち帰っているし、受験生はいるしのわが家でもある(苦笑)。地元自治体での次世代育成支援後期行動計画策定会議に向け、委員仲間と作戦会議みたいな打ち合わせ。「少子化対策」に向けての「次世代育成支援行動計画」ではあるが、「少子化対策」なんて無粋な言葉よりも、「次世代育成支援」のほうが、夢を感じられると感じてる。とは言え、どうも自治体側の姿勢に、やる気と言うか、熱意が感じられないのも事実。何にしても、検討材料となる資料が出て来ないので、いかにして引き出させるかも懸案事項だし、何より議事進行に何が多すぎるのも頭が痛い……。ほんと、あまりに問題が多過ぎて困った会議なんだよ。困ってばかりじゃ、子どもたちのこの先が危ぶまれる。日頃からここのところを何とかせねばと痛感している事柄をどんどん挙げて行くことから始める。毎日のワンコの散歩だって、ただの散歩じゃないもん。ダテに絵本屋さんや子育てひろばの常連をやってたり、いろいろな会合に顔を出してるわけじゃない。委員のみなさまだって、それぞれに現場を持っていて、そこで出会う諸々から、問題解決の道を探りながらの毎日。情報交換しながら、あれこれ頭をめぐらす。やっぱり思春期の子どもへの施策が一番薄い。教育プランでも、手が出しにくいイメージが強く、ここは次世代育成支援の枠組みでしっかり考え、具体的な事業に落とし込んで行かないとダメだと思う。そうは言っても、例えば、居場所がなくて街でぶらぶらと過ごす“新手の”引きこもり状態の子どもたちには、どういうアプローチがふさわしいんだろう?居場所をなくした子どもたちを、しっかりフォロー出来るような体制づくりのためには、クリアしなくちゃならない難問がいくつもある。こういうときこそ、NPOの出番のはずが、わが自治体で最も必要だと考えられているのに最も手薄なのが、子ども関係のNPOの存在。現実的な話ももちろん必要だけれど、敢えて本当に欲しい事業について語りながら、それを実現させるための方策についていろいろな人と、とことん語り合いたいなあ。あれこれ話しているうちに、相方も私も、頭の中が整理され、気持ちもすっきり。連休中も仕事だという彼女。頑張ってね。