amazing baby

[おお、思春期か！] カテゴリの記事

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• テスト休み初日

  テスト休みに突入した娘は、早速寝坊を決め込み起きて来ない。20日の終業式までの間に学校行事を含めて制服を着て出かけるのは2日間だけだ。随分長い休みだこと。私立校なのに、夏休み期間が公立校と同じなので、テスト休みで埋め合わせでもしているのかしら？明日から定期考査が始まる高校もあるらしい。そのくらいの日程のほうが休みもほどほどで、ちょうどいいような気がするよ。私が通っていた高校では、期末考査の後は終業式までの間、球技大会だった。全員参加ではなく、クラス内での選抜選手が参加した。だから、選抜されない生徒は登校こそするもののあとはフリーだった。なかなかのどかでよかったな。期末考査終了後に生理がきたらしいので、今日は一日ごろごろと過ごすらしい。明日からも同じ調子で過ごされた日にはこちらのほうがいらいらして精神的によくない。もっとも実家に帰ったり、会議などがあったりで、一日中顔を突き合わせている訳ではないから救われる。来週の子育て支援イベントではお手伝いさせることに決定したし、あとは掃除でもさせておくか。

  2007.07.09

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• ダイハード4.0を観た。

  アニメファンの娘を実写版映画を観るために連れ出すのは至難の業だ。でも、久しぶりに成功した。見終わったとたんに、「あの人（ブルース・ウィルス）、　長生きしそうだよね」とひと言。で、「なんて言う映画だったっけ？　」はいはい、ダイハード4.0ですよ。大画面で最高の音響で観たいものは？娘は「アニメ」って言うんだよね。あんなにたくさんビデオに録ってるのに、それでも、映画館で観るほうがいいらしいんだよ。ここんところ、共感出来る方達のご意見をぜひとも伺いたいところだ。ま、それはともかくとして、シリーズ物すべてを映画館で堪能してきたから、夫と私は、ぜひとも映画館で観たかったんだ。お昼前から、友人が参加する“オンリー・イベント”に出かけていった娘。それでも、両親と久しぶりの外出には恐らく心ひかれてくれたんだろうね。途中経過を携帯電話にメールで知らせてくれた。こちらはすでにインターネットでチケットをゲット。娘が帰ってきたら、すぐにでも出かけられるよう準備。今回のダイハードを思わせるような事件が勃発していて、親子三人そろって最寄りの駅に到着したときには、なんと電車が止まっていた！そこは都会、なんとかなるものさ。ひ弱な電脳男子を守りながら、国家の危機を救ったジョン。でも、娘の新たな恋路にやきもきするラストシーンでは、思わず、共感を覚えてしまったかも。娘の感想が面白い。「もし、あの二人（ジョンの娘と電脳男子）が　結婚して子どもを生んだら、　両親の出会いはお互いに“人質になったことから”　って説明するのかな？　」シリーズ初回から観ている私と夫が憂慮するのは、「最新鋭ジェット戦闘機に勝ってしまったから、　次はどうなるんだろう。　大陸弾道弾にでも挑むのかしら？　」コンピュータ制御の恩恵を最大限謳歌している現代だけれど、それがシステムの最大の欠陥でもあることに、大いなる警鐘を鳴らしている映画かもしれない。しかし、結局犯人の目的はお金だったの？あほらし。ディズニー映画を期待していたかもしれない娘は、ローテクおやじの活躍だって十分に堪能出来た。そこのところが、私の狙いなんだ。ブルース・ウィルスは夫のひとつ年上。「同年代なんだね」と言いながら、じっとおなかを見る。映画は、いつも先見性に満ちていると思う。いつの日か、サイバーテロに襲われ、一つの国が滅亡寸前にまで追いやられる日が来るかもしれない。そのとき、誰に救いを求めればいい？今の日本に、裏リストはあるんだろうか。てなことも、思った。でね、いつも映画を観に行く前に、なぜだかWOWWOWで映画を観ている私たち。今日は「日本沈没」だった。映画を観た後、とっても美味しいベトナム料理を食べたんだ。どこで観たのかって？教えてあげない！

  2007.07.08

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• 授業中に携帯電話が……。

  娘のクラスで授業終了10分前に、何と携帯電話のバイブ機能が発動、クラスメートがあえなく携帯電話を没収されてしまうという事件が発生したという。携帯メールを送信したのは、持ち主の保護者。本人は保護者からのメールを読むこと叶わず、没収されてしまった。もともとは災害などの緊急時連絡用にと携帯電話を所持しての登校が認められることとなった。事前に保護者の自署および捺印された所持許可願いの提出が原則。「保護者の申し出により許可」ってこと。冒頭の一件だけど、わざわざメールで伝えたかったくらいだから、もしかしたら、そこんち的には緊急連絡だったりして？本当にそうだったら、どうするんだろう。没収後は、1週間のインターバルの後保護者が来校し、没収された携帯電話を受け取ることになっている。「おかあさま、せめてあと10分　後に送信してくださっていれば……」登校時、校門をくぐる前に電源を消し、学校内では鞄の底に忍ばせたままとし、校内では絶対に持ち出してはいけない。これが当初からの規則。今回の没収は基本的ルールに基づくもの。それが、さらなるルールのバージョンアップにより、通学途中でメールのやりとりをしていて突然背後から手が伸び、携帯電話を没収されるクラスメートも出現。そう、平時での登下校時の携帯電話の使用も禁止に。生活指導担当の教師と通学・通勤路が同じだったという不運がもたらした事態。ルールがバージョンアップしたということは、登下校時の携帯電話の使用にも目に余るものがあるということなのかな。知らないうちに監視されてた？娘たちを見ていると、いくら携帯電話が進化して“てのひらPC”になっても基本はコミュニケーションツールなんだなあと思う。メールが出来てなんぼ。そのやりとりが楽しい。そう考えると、別にワンセグなんて関係ないような気が……。でも、iPhoneは欲しいなあ。娘の学校で携帯電話所持が認められて3カ月。いろんなことが起きてると思う。あんまりトラブルが続くようなら「やっぱり、なかったことに……」なんてことになったりはしないか？

  2007.06.30

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• 憂鬱な理由。

  今日は矯正歯科で矯正器具を取り替えた。前回同様、今日明日あたりは、かなりうずくらしい。「随分、きれいにそろってきましたよ」主治医が明るくおっしゃった。「来月は下の歯にも装着しましょう。　夏休み中から始めたほうが、　学校生活にも影響が少ないでしょうから」痛みがひどくて日常生活に支障を来すようでは困る。「こっそり、鎮痛剤飲んじゃおうっと」と、またまた薬に頼ろうと画策する娘。「今回からワイヤーが針金になったから、　（色が染まる心配がないので）カレーも食べられるよ」嬉しそうに言った。歯列矯正中のクラスメートが何人かいるので、矯正器具を付けることに気後れせずに済むことが、娘にとっては心強い。公立と私立という風に分けて考えたくはないけれど、生活状況や価値観が似通っている子どもたちが集まる私立のほうが、余計な気遣いをせずに済むので気楽かも。「さくらんぼなんて、食べ飽きてるみたいだよ。　だから、持って行っても、誰も食べないよ」さくらんぼを持って行かない理由として、クラスメートのご家庭では高級さくらんぼは珍しくも何ともないからだと言う。珍しいからおすそ分けという訳じゃないんだけどね。食べきれないから、誰かに食べてもらおうと思うだけ。食べ飽きてるんじゃあ、仕方がないけど、そういう理由って、よそで聞けば反感買っちゃうぞ。低空飛行の日々を続ける娘にも、部活の友人の体調を心配するくらいの元気はある。このところ、隣のクラスの友人の体調が思わしくなく、大変気がかりなのだ。「なんだかねえ、休みがちなの。　今日もお昼休みにフリースペースに来なかったから、　ほかの子に聞いたら、『しんでる』ってさ」実は、クラスメートが一人学校を辞めた。毎日通っていたのは初めのひと月ほどで、GW明け辺りから、ほとんど来なくなってしまったらしい。キャンプの直前に、5月末で退学との知らせを受けた。そんな事情も影響しているのか、親しい友人の不調がひどく気にかかるようだ。人のことも気がかりだけど、あなた自身はどうなんでしょうか？

  2007.06.27

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• 低空飛行な日々。

  このところ無気力な娘。朝出かける時間も、入学当初より15分遅いし、帰宅後の過ごし方も、うつろな感じ。くたびれて来たのかねえ。時節柄、一度に二箱も届いた山形のさくらんぼ。それでなくとも足がはやいので、人に振る舞う機会を逃さずにきちんと食べ終えたいところ。実は、明日にも秋田のさくらんぼが届くらしい。一箱は打ち合わせのおやつに供したものの、残る一箱をなんとかしないと、非常にもったいないことになってしまう。娘のお弁当の友にと、容器に詰めて渡したところ、部屋の机の上に置きっぱなしになっていた。昨年までなら、放課後のおやつにこっそりと鞄に忍ばせていったのにね。この違いは何なんだ？エアコン使い放題の学校で、放っておくと設定温度が15度だったりするらしい。あわてて誰かが28度に調整するのだが、しばらくすると、また15度になってる。夏服が透けるので、みんなセーターを着用していることは、先日の公開授業のときにも確認した。薄手とはいえ、ウール100％。暑いに決まってる。だから設定温度15度なのか？せっかく学校側が徹底したゴミの分別を励行しているというのに、生徒たちは、ちっとも地球環境にやさしくない。ともあれ、日中、そんな環境の元で過ごしているものだから、うちに帰ってからも、娘の部屋だけクーラーがついてる。これじゃあ、からだがだるくなっても仕方がないのかな。気分的なことと、身体的なことと。どちらもバランスを欠いていることは確かかもしれない。時節柄、気は滅入るし、体調も狂いやすいし、そこに来て、入学以来の疲れなどなど、一度にやってきているのかもしれないねえ。気分転換にお出かけしようにも、来週は期末考査ときている……。こうやって気をもんでる私も、暇？いやいや、暇はないけど、気をもむ余裕くらいはあるってことで、どうぞ、よろしく。

  2007.06.26

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• 調理実習第二弾。

  朝、娘が出かけたあとの様子が少しおかしい。お気に入りのお弁当箱が二つとも棚に並んでいる。「あいつ、弁当持ってったのか？　」いつもは、そんなこと聞きもしない夫が私に尋ねる。炊飯器の中のご飯が減っているのを確認、「おにぎりにしたみたいよ」と答える。娘の大好物、LES DEUX MAGOTSのシナモンロールも1個なくなっていたから、こちらは朝食に食べたんだろうね。「体調が良くないから、私はお寝坊します」と朝寝を決め込んでいたら、こんな騒ぎ。うっかり朝寝も出来んのか。「いやあ、きょうの調理実習、　ものすごく美味しかったよ～」ただいまよりも先に、こんなこと言いながら娘が帰宅して、朝の疑問は解消した。今日のテーマは中華料理。ジャガイモと豚肉の炒め物に、春雨の酢の物、中華風茶碗蒸しという内容。「ご飯がないから、おにぎり持ってったの」やっぱり。茶碗蒸し用に先生が提供してくださったスープストックが大変美味しかったらしい。「あの味は、我が家では無理だね」レシピを教えてもらえばいいだけじゃん。「う～ん。出来るかな」やけに消極的だね。いつもなら、家族のために再現してくれるのに、なぜだ？ここにきて、ようやく家庭科らしい授業が展開されている。今のところ調理だけだけれど、この先にお裁縫の実習も行われるのか？上の学年になると、保育もあるはず。幼稚園も併設されているから、そこで実習するのかな。今週末は、初めての授業公開。眠いけど、頑張って見に行こう。

  2007.06.20

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• 集団生活はくたびれる。

  無事に娘たちのキャンプ終了。帰路途中からの電話では「精神的に追いつめられてます」と元気が無かった。精神的に追いつめられているとは？はて……。夫の出張も娘の旅行も、私にとっては洗濯物の山が移動してるだけ。思ったほどの量ではないものの、明日は洗濯せにゃならん。そんなことはさておき。2泊3日の集団生活で、見たくないものまで見てしまったらしいよ。ご近所に住む友人の親御さんに自宅前まで車で送っていただいた娘は、友人と、ずっとそのことについて話していたらしい。いつもほかの誰かのことを気にかけ、気をもんでいる娘。今回もそんな感じだ。「私自身は平和なんだけどね」「私には火の粉は飛んで来ないんだけどね」そりゃあ、よかったじゃない。「でも、ね」無視されたり嫌がらせを受けている友人のことを放っては置けないし、だからといって、何がどうなっているのか事情がよくわかっていない。でも、なんとかしたい。平和な日常を望む。こいつは、中学1年生のとき、クラス内でのいざこざについて、客観的に事実を知る者として、担任のところへ事情説明に赴いたことがある。クラスのみんなが特定の生徒のことを責めるはいじめてるんじゃなくて、ちゃんと理由があるからだということを伝えたい。「どうしても、元凶となったクラスメートに改心してもらいたい」というのも、理由の一つだった。「先生にお話しする前に、その予行演習として　おとうさんとおかあさんに話してごらんよ」とう勧めて、夫婦で娘の話を聞いた。それなりにあらましは知っていたものの、改めてきちんと聞くとかなり驚く内容だった。「そんなひどいことするやつ、　簡単に改心するとは思えないよ。　でも、みんなに謝って欲しいんだね。　君は優しいいねえ」夫はそんなふうに感想を漏らした。何が、というのはそのうち書けると思う。元凶となった子は、学校へ来なくなり、卒業式にも出席していなかった。古い付き合いだから、気にはかけていたんだけれど、結局、親同士も疎遠になってしまったのでフォロー出来なかったんだ。そういうエピソードを持つ娘だから、今回も、状況次第では何か行動を起こすことになるのかもしれない。この子の周りだけ、ほんわかムードというのも本当のことだし、いざとなれば行動を起こすのも事実。くれぐれも慎重にね。キャンプファイアーも出来たし、ハイキングも行った。でも、雨には降られた。そこまで話すと、夕食はおろか入浴もせずに寝入ってしまったよ。お疲れさまでした。

  2007.06.09

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• 現地は雨でも、こちらは晴れ。

  悪天候が予想される中、娘がキャンプに旅立って行った。いつもよりも1時間早く起きなきゃならないからと、高校入学以来、初めて私がお弁当を作った。おにぎり2種とつくね団子・ブロッコリー・プチトマトの串刺し。イベント用のお弁当は、案外簡単。日常的に作るお弁当のおかずのほうが頭が痛いよ。いつもなら寝坊を決め込んでいる夫が起きて来て、娘を玄関で見送った。夫は明日から出張で、娘を迎えに行けないからね。ほほう、と感心していたら、なんのことはない、ワンコの散歩にかこつけて、早朝ウォーキングに出かけるためだった。私たちが出かける頃、空は次第に暗くなり、うんざりしながら折りたたみ傘をバッグに入れる。午前中の取材が終わり、外に出たら、雨の気配は全くなく、以降、夕方まで全く降らず。日差しの強さに日陰を選びながら歩く。夜、夫が「今日は暑かったね～」と言いながら帰って来た。しかし、娘たちがいるはずの地方には大雨警報が出ている。ご近所ではヒョウも降ったらしい。大丈夫かな？帰って来たら、どんな土産話をしてくれるんだろう。

  2007.06.07

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• キャンプ前夜。

  いよいよ明日からキャンプ。ハードな日程を目前にして体力の温存を図るためか、授業は午前中のみ。のはずなのに、私が帰宅しても娘はまだ帰っていなかった……。一応気を使って早めに帰って来たというのに、これだ。ま、いいけど。ワンコの散歩がまだだったので出かけると、顔なじみのみなさまが4名と4匹でお散歩中。早速合流する。娘が幼稚園児だった頃からのおつきあいの方々でもある。「今朝かな、自転車に乗って『おはよう～』って　声をかけてくれたのよ。　白いセーラー服で、さわやかだったわ」そう言えば、「遅刻だぁ！　」と血相変えて飛び出していったっけ。およそさわやかさとはほど遠い出かけ方だったけど。見る人が見ると違うのか。戻ってみると、娘は帰っていた。学校でキャンプファイアーの余興の練習が長引き、さらに、さんざん話し込んで、こんなに遅くなったらしい。「二日もお風呂に入れないなんて　あり得ない！　」「そうそう、行きたくないよねえ」さんざんぶーたれて来たと言う。毎日お風呂に入れるようになったのは、ここ数十年のことなんだよ。1日でもシャンプー出来なかったら死にそうな騒ぎが出来る君たちはなんて贅沢。と言いたいところを、「そんなことでは、　アフリカの奥地には行けそうもないねえ」と言ってみる。「山では、水も食料も貴重品。　誰かが背負っていかないと手に入らないでしょ。　だから、何でも高いんだ」ここまで言うと、かなり神妙な顔つきになった。「君たちが行くところは、車の便がいいから、　まだましだとは思うけどね」リュックに、非常食料代わりのチョコレートを詰め、トイレットペーパーにウエットティッシュ、ドライシャンプーも入れて、いまどき娘たちが出かけるキャンプ。お天気はどうやら味方してくれないらしい。きっと寒いぞ、ぬれちゃうぞ。スニーカーに防水スプレーをたっぷりかける。「何が出されても全部食べる覚悟」の先生方は、今頃、最後の晩餐のお気持ちだろうか。

  2007.06.06

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• 個人面談で世間話。

  高校へ入学して初めての個人面談。本人自身にはほとんど問題がなかったせいか、予定時間5分のところが40分以上も世間話で盛り上がったという。まあ、中学のときもそんな感じだった。中学校では親を交えた三者面談という形で行われ、初めの頃こそ、親のほうに戸惑いがあったものの、慣れてしまえば、逆に話が盛り上がって面白かった。担任教師の人間的な部分に触れられたことが一番の収穫だったかなあ。高校では、生徒と教師だけというのが、ちょっと物足りない感じ。保護者とは、また別に面談があるのかしら？つい先日は、中学時代の恩師お二人とコンビニ前のバス停で遭遇。バスを待つお二人と、バスが来るまでずうっと4人でおしゃべりをしていた。こんなこと、私自身が中高生だった頃には想像もできなかったなあ。時代が変わったのか、それとも娘の人柄によるものなのか。先生方がフレンドリーだからか？距離が親しさを生んだり、関係を遠ざけたりするとしたら、恐らく中学校が目の前にあったおかげなのかもしれないね。だとすれば、高校は大変分が悪いことになる。何せ電車を乗り継ぎ、1時間以上もかかるから。我が子が過ごす場所や、お世話になる方々に関心を持ち続けるのは親としては至極当たり前のこと。その環境を良くするために、出来る限りの範囲で協力するのも、当然。娘を通じて知る高校の様子は、今のところごく平和な感じ。担任教師と世間話で盛り上がれるくらいだし。かつて中学校で言われたように、娘の周辺だけ、まったりと平穏な時間が流れているのかもしれないけれど。

  2007.06.04

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• 三十路half

  上映会が無事に終了して、ゲストとともにティータイム。現在就活真っ最中の、メンバーのお嬢さんはマスコミ志望。ゲストがテレビ局出身とのことで開催前から、ゲストにあれこれと質問、リサーチに余念がない。打ち上げティータイムでも、取材攻勢。そうだ、このメンバー、今日のトークライブでインタビュアーを務めてくれた。親子でゲストに取材しまくりってことか。学校から駆けつけたうちの娘は、映画の上映にこそ間に合わなかったものの、こういう打ち上げっぽいものにはちゃっかりと参加。センスの良いティールームのスコーンに舌鼓。で、たまたま私の年齢に話題が及び、その流れで娘から飛び出した言葉が「三十路half」。つまり、15歳ってことだね。本人が自分の年齢のことを、このように表現するってあたりも、まさに15歳らしく、その場にいたおとなたち全員に大受け。「中2の頃に、友達と言ってたんです」という娘の説明に、おとなたちは、ますますうなずく。ってことは、私の年齢も、何かの数の半分だろうって？ええい、そんなことは余計なお世話だ。

  2007.06.02

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• 何が出ても食べる覚悟の、キャンプ保護者会。

  6月に予定されているキャンプに向けた生徒と保護者合同の保護者会。といっても、大ホールに学年全員が集合。生徒の隣に保護者が座り、先生方のお話を拝聴するというもの。2泊3日のキャンプは本格的キャンプ地で行われ、泊まるのはコテージとはいうものの、入浴はもとより、電気なし、トイレは共同、料理は野外の飯ごう炊爨という本格派だ。キャンプ中の夕食は先生の分も生徒たちが作る。学年主任の「どんなものが出されようが、教師全員、　全部食べる覚悟は出来ています」というコメントに、思わずうけてしまう。追い討ちをかけるように、担当の先生のコメント。「チョコレートとキャンディーは持参可、とありますが、　私たちは、これを非常用食料ととらえています。　例えば、料理がダメになってしまい、　食べるものがない場合に、これを食べてしのぐとか」ユーモラスな物言いに、みんなが笑う。が、いったい、過去に何があったんだ？まあ、出来上がったばかりの鍋を持って転んでしまうとか、飯ごう丸ごと黒こげとか……？娘が初めて作ったチャーハンも、うっかり塩の固まりを落としてしまって、誰もが一口食べてうつむいてしまったっけ。これ、未だに夫が衝撃の食べ物として話題にする一品。わはは。ま、およそ普段から料理に親しんでいるとは思えない、いまどきのお嬢さんたちだからねえ。2日目の夜は、コテージごとにミーティングの予定。「夜、ランプの明かりの中で、　みんなで語り合ったことは忘れられない経験になるでしょう。　ま、中には“少子化問題”というテーマで　語り合おうと決めているグループもいるようですが」これにもうけてしまう。女子高校生が語る少子化問題。こっそり聴いてみたい気もするけれど、それより、無事に夕食が食べられるかどうか、のほうが気がかり（笑）。一日お風呂に入れないだけで、死にそうな騒ぎなのに、二晩入れないことに、今から戦々恐々の娘。ドライシャンプーでも、持ってく？それともスキナベーブ（沐浴剤）？娘の答えは、「ウエットティッシュをたくさん持ってく」ゴミはちゃんと持ち帰るんだよ。どうか、晴れますように。

  2007.05.26

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• 久しぶりの母の手作り弁当。お味はいかが？

  火曜日から中間考査に突入、連日早く帰宅する娘に対し、どたばたしていてお昼はすれ違い続きの私。娘はお弁当づくりから解放されて、朝はかなりゆとりがあるみたい。が、当然娘の昼食はコンビニのお世話になってしまう……。今日は外出が午後だったので、久しぶりにお弁当を作ってみた。娘が大好きなつくね団子。当然、私の分も作る。ただし、お弁当箱に詰めるのは娘の分だけね。コンビニやマ○クに流れがちないまどきの女子高生だから、別にお弁当なんて望んでいないのかもしれない。でも、こちらにだって、それなりの思いというものがあるのだよ。忙しくて、すまん！こういうものを作ってみたので、こちらの意をくんで、これに免じて、ひとつよろしく。お昼はいないわ、頻繁によるも外出するわ。これでは、いつぞやの一家離散のときのようではないか。「私が忙しすぎて家が崩壊するのは、　もう二度とごめんだ！」思わず、夫に叫んで出かけて行く。そんな夜の父子家庭のディナーは、デリバリーピザ。だめじゃん。と言っても、デリバリーピザは数カ月ぶりだから、まだましか。というわけで、お弁当の効果はいかに？帰宅後に、「どうだった？　つくね団子」と聞いてみる。「ん、美味しかったよ～」そうか、それはよかった。いつもは空のお弁当箱を、なかなか流しに出さない娘が、ちゃんと洗っておいてくれた。そういや、かつてベビーシッターさんに娘を託して綱渡りをしていた頃、いつもお弁当に手紙を沿えておいたっけね。小学校に上がってからは必ず置き手紙を書いて、手紙に「おかえり」を代弁してもらっていた。もう高校生だし、放っておいても大丈夫。なんて風には、私には思えない。どこかで、「愛してるよ」を伝え続けておきたい。ま、実質的には下宿人状態の娘ではあるんだけけれど。

  2007.05.24

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• 例によって機関銃トークで学校報告。

  最近は都立高校も土曜日に授業があるのが当たり前。当然私立高校は授業あり。というわけで、土曜の午前中に街を闊歩している私服のミドルティーンらしき集団は中学生。ということはどうでもよくって。（いや、バス停でバスを待っていたら10代の若者の集団が通り過ぎ、　ふと、彼らは中坊に違いないと思い当たっただけのこと）取材に出かけてバスの中に車の免許証入り定期入れを落としてしまった。それが昨晩のことで、営業所に確認したら速攻で発見されたので、午前中の外出は定期入れの回収。以前娘が現金100数十円入りの財布を、夫が仕事の資料を落とし、やはり無事に発見され、回収に出向いた。以来、Tバスに足を向けて寝られない我が家だったが、これでとうとう親子三人ともお世話になったことになる。（もう、夫と娘のことを　「忘れ物が多い」とバカに出来なくなった）いろいろ気になることはあれど、今日の午前中はのんびり過ごすと決めたので、帰りは途中から歩いて帰宅。雨が降ってたから、ワンコは留守番ね。娘が帰宅、昼食の用意をする。といっても夕べの残りに朝食の残りで済ませただけ。例によって学校での話を機関銃のように続ける娘。つい昨日までは「楽しいのは私だけだったらしい」とちょっとだけしょんぼりしていたのに、もう回復したらしい。隣の中学校から同じ高校に進学したクラスメートから「中学からあがって来た人と話したいのはやまやまだけど、　ちょっと怖くて」と聞かされ、「どうしてなんだろう？　」と悩み、「中学時代の得意分野だったのに、　高校に入ったらうまくいかなくて」とつまずきまで打ち明けられて、「絶好調なのは私だけだったんだ」と、ちょっとしたショック。もともと規模の大きな中学だったので、入学当時にちょっと雰囲気に臆して遠慮がちだったらしい。で、結局中学校の三年間で出来たよその小学校出身者の友人はたったの数名だった。ということが、娘の高校進学後の積極的な社交術の源だったらしい。なるほどねえ、学習の成果というわけだ。隣の中学校は小規模校だったから、娘の友人が戸惑うのも無理はない。中学からの内部進学生は、とっても元気らしいし、外部入学生は何かと緊張するもの。戸惑うほうが普通だと思う。「でね、今日、うまく橋渡し出来たんだよ」ほほう。何をどうしたの？「結構アニメ好きがいるから、　同じアニメが好きっていうことで　彼女が話したがってた子も一緒に話の仲間に加えたの。　そうしたら、同じキャラ好きが発覚して　盛り上がってたし」そういうのを、コーディネートって言えるのかもしれない。「ふ～ん」その後、結局仕事モードに突入し、気がつけば外は真っ暗。ワンコの散歩もせにゃならんというのに。そこへ「気分は『日○屋』～」と歌いながら娘が居間に入ってくる。「ラーメン食べたいなあ」だから『日○屋』か。「目が覚めたら、いきなり『日○屋』モードだったの」えっ？　あなた寝てたの？　人が仕事してたというのに。いいなあ、女子高校生は。って、来週中間考査だったのでは？『日○屋』に関しては、今日、クラスメートと『日○屋』の話題で盛り上がったからというのが、目覚めていきなり店名が思い浮かんだ原因らしい。悪いけど、そうそうラーメンは食べに行かないよ。それに、うちの近所に『日○屋』ないし。ワンコの散歩を兼ねてお惣菜の買い出し決定。今日から夫は鹿児島へ出張。明日晴れたら、きっと九州は暑いよね。汗だくになって帰ってくるかも。ビールでも買っておいてあげようっと。

  2007.05.19

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• 乙女の一大事。

  最近、ニキビが目立つようになった娘。前髪越しにおでこのニキビが痛々しい。「体育の授業がハードになったからね、　新陳代謝も激しくなってるんだよ」とはご本人の弁。「だから、“鼻パック”買ってくださ～い」“鼻パック”ですか。粘着力のあるシートを鼻に貼ってはがすと毛穴の脂肪がヒックリするほど取れるっていうあれね。お母さん、あれでかぶれちゃうんだよね。「わたしはかぶれないもん。　洗顔だけじゃ、毛穴の汚れまで取りきれないんだもん」ワンコの散歩を兼ねたスーパーへの買い物の帰り道、何度も何度も「“鼻パック”買ってくださ～い」と繰り返す。さらには、「一週間に1回か2回しか使っちゃいけないので、　ワンパックで2カ月半はもつかな」ほほう、そりゃあお得ですな。ところで、土曜日の焼きそばパンはいくらだったの？「270円」そのお金、お払いしますよ。昼食代だものね。「パン代はいらない。　だから、“鼻パック”買ってくださ～い」とどめの一言は、「年頃の乙女にとっては一大事なんですもの」お、乙女ですか。そりゃあ乙女に違いないけど、自分で言うのか。おまけに「年頃」ですって？自覚があるんだ。笑っちゃいけないよね。笑わせてもらったお礼に自宅そばのコンビニに立ち寄る。これ、ブログに書いちゃうからね。「どうぞ～」という訳で、書いてみた。何せ、乙女の一大事なもので。

  2007.05.13

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• 夏服到着。

  夏服が届いた。ブレザーとベストに紺のリボンの冬服に対し、夏服はセーラーカラーのブラウスに紺のネクタイ。がらりとイメージが変わる。届くや否や、「着替えて見せるから、部屋に入らないで！　」と居間に追い立てられる。なんだ、なんだ？しばらくして「こっちの方が私には似合うみたい」とにこやかに登場。そうだ、娘はセーラー服に憧れていたんだっけ。お隣の中学はセーラー服だったけれど制服のために越境する訳にもいかず、おまけに学区の中学校は我が家の目の前。越境の理由も見当たらなかったよ。セーラー服着たさに、一時は中学受験まで考え、塾にも通っていたのだった。念願叶ってよかったね。よほど嬉しかったのか、いつまでも着替えない。着られるのは6月でしょ？それまでに汚れちゃうぞ。そういや、セーラーで着くずしている子はあんまり見かけないね。ブレザータイプの制服だと、ネクタイを緩めてブラウの第一ボタンを外し、ブレザーの袖口からブラウスのカフス部分を出して折るという着くずし方がはやってる。それなりにおしゃれだとは思うけど、残念ながら、制服は制服として着くずさずに着こなしてほしいなあ、とおばさんは思うのですよ。娘の中学時代に雑誌のモデルをしている友達がいて、我が家に遊びにきたとき、見事に制服を着こなしていたのには、驚いた。とってもさわやかだったよ。同じ制服でも、着る人によってこんなに違うものだとは思わなかった。高校では私服だったし、元来制服って好きじゃない。ところが近頃のお子様方は、制服が好きなんだよね。バブルの頃だったかな、デパートが制服のリニューアルを提案するためのファッションショーを行ったのは。あの頃から、制服が見直されていったような気がする。確かに今の制服は、とってもおしゃれになった。娘の制服をみていると、カッティングからしてその辺の制服とは違うんだよね。学校の説明によれば、自慢のカッティングに縫製ということらしい。「“あせわきパッド”買って来ないとね」いきなり超現実的なご提案。真っ白なブラウスだものね、汗のシーズンは気をつかうわね。こんなやりとりからも、「お年頃」という言葉が浮かぶ。

  2007.05.12

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• 楽しい女子校の、楽しい部活。

  いよいよ娘の部活スタート。帰宅後の話の内容が、部活関係にシフトしてきた。交友関係の変化ということだね。クラスでの仲良しも、ほぼ入部先が決まった様子。演劇部、合唱部と見学に行き、合唱部顧問のクラス担任を喜ばせたのも束の間、入部したのはマンガ・イラスト部。略してイラ部。なんでも若くてノリのよい生物の先生2人と、とてつもなく厳しい先生1人の計3人が顧問なのだとか。厳格な先生にはまだお会い出来ていないそうだが、「出来たら、会いたくない」と願うほど、ノリのよい先生方とは盛り上がれるらしい。お茶飲んでおしゃべりしに行ってるだけの部活じゃあるまいし、何を言ってるんだか。いやあ、話を聴けば聞くほどに女子校って楽しいんだなあと感じるよ。すごく元気で盛り上がってるみたいだし。ま、楽しいのは、母として歓迎するけど。基本的に兼部が認められているので、演劇部長さんがイラ部の一部員だったりしてさらに交友関係が広がりそうな予感。本人も、当初から「イラ部と合唱部って活動日が重ならないから　完全兼部が可能なんだよ」と悩んでいた。主として活動する部活を優先して、その他の部活には週1で参加すればよいというのが兼部の条件。さて、どうなりますやら。まずは楽しさ優先でやってみてくれ。そうこうしてるうちに、2週間後は中間考査だよ。御愁傷様。午後6時まで活動出来るので、部活のある日は帰宅時間が7時を回る。「門限を設定したらどうか」と夫。年頃の娘の父親らしくなってきたね、あなた。明日は、いよいよ手作り割烹着デビューの調理実習。

  2007.05.08

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• 名探偵コナン劇場版、家族で観続けて11年目。

  我が家のGWの定番は名探偵コナンを観ること。今年は予定に入っていなかったが、悪天候とこなし残した夫の買い物のため、定番の過ごし方となった。もう11作目ということは、11年も観続けているのか。それだけでも、なんだかすごいね。ポケモン第一期世代である娘だから、映画も第一作からしばらくは観ていた。こちらは夏の定番。でも、4作めくらいで観なくなったかな。もっともこちらはポケモンだけが出演する台詞なしのショートムービーだけは飛行機の中で観ていたっけ。それも、ここ2年は機内で映画を観ることが出来ない路線の旅に変更となり、観ていない。で、今年のコナンは、というと。18世紀に活躍した女海賊というワールドワイド（？）な下敷きがある。トレジャーハンターという存在や、南の島での財宝探しというテーマまであって、冒険心をくすぐろうという印象。でもなあ、前夜にオンエアされてた昨年夏に観た「ブレーブストーリー」同様、ゲームで異世界を疑似体験している私たちだけに、現実世界での冒険に何となく予定調和的な限界を感じてしまう。こんなことではいけないなあ、と、ふと。「どうでしたか？　今年のコナンは。　だんだん死傷者が減っていくのがつまらないような」これが娘の感想。パンフレットにも書かれていたように、この11年は、驚愕事件の連続で、物語の世界を現実が圧倒するかのようだった。第一作のようなビルごと爆破なんていう設定は、テロを想起させてしまうし、物語だから何でもありとは言い切れないような無言の圧力のようなものを感じずにはいられない世相。表現が、そのようなことで制限されてしまってはいけない。と思いながらも、どうしても、ね。テレビ版もかなり手の込んだ設定の回が増えてきた。そのせいか、今回の映画が、その拡大版のように感じられてしまったようにも思われる。南の島といえば、舞台となった島のモデルは、離島とはいえ東京都。おまけに沖縄の離島近くの海底遺跡らしき巨石群もすぐ近くという設定。そんな舞台設定を眺めているうちに、そうだ、日本って陸地は狭いけれど、周辺の島々も領内だし、海を勘定に入れれば、本当はとても広い国だったんだと、ちょっと驚く。映画のストーリーとは関係のないところで発見がある。それもまた、映画の醍醐味の一つ。「予告編も結構好きなんだ」という娘の発言もまた、新たな発見。映画とともに子どもの成長を確認したり、新たな発見があるというのも、長く続いてくれているシリーズ映画のおかげかもしれないな。

  2007.05.06

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• 同人誌にコミケ。私はいいと思うんだけど。

  お母さんのこと、ともだちに話すといつも驚かれるんだよぉ。ほお、なんで？だって、コミケや同人誌の話をしても好奇心満々で、引くどころか、乗り出して聞いてくるでしょ？ともだちの親は、たいてい引いちゃうんだって。こんな会話が増えてきた。自称：腐女子の娘たちは、いわゆるアニメオタクだ。自分自身でも漫画を描いていたり、脚本や小説を書いていたりする。でもって、コミケに出かけ、同人誌やグッズを買い込む。家に持ち帰ってからは、部屋のどこかに仕舞い込むのだそう。家族に引かれるのがオチだから。同人誌がなければ、文壇の隆盛はなかっただろう。なんて風に、同人誌というカテゴリーに広い解釈を行う人は少ないと、娘たちは思っている。知らないだけなんじゃないのかね。一生懸命に作られた同人誌やグッズは、私にとっては興味深いものたち。ただ、それだけなんだけれどな。GW後半も、娘たちはとあるイベントに出かける予定。何を買い込んでくるのか、楽しみ。そんなこと言ってると、また喜ばれそう。「お母さんって、ほんと好奇心旺盛だよね」って。

  2007.05.02

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• 携帯電話の存在自体が親子のコミュニケーション・ツール。

  とある有名ブログに寄稿する機会があって、まじめに書いたら、くたびれてしまった。くたびれた私の身代わりになってくれたのかなんとHDがクラッシュ、久しぶりに“つながらない”生活となった。その一方で、相変わらず携帯電話を駆使、“つながる”生活を謳歌しているのは娘だ。高校入学と同時に新しい友人が日ごとに増え、メールのやり取りも、ますます盛んになっている。防犯および災害時の緊急連絡用にという名目で、学校に携帯電話を持って行ってもよいというお許しが出たことにより、子どもたちの携帯電話による交流はますます加速しそうだね。やれやれ。現在、朝日新聞の生活面で小学生の携帯電話利用について取り上げている。持たせる理由はなんであれ、つまるところは親子での利用におけるルールの確認が大事。パソコンのインターネットも同じことだ。なんてことは、2年前に地元の情報誌で特集済み。同じ頃、NTT docomoのモバイル研究所でも同じテーマでシンポジウムを行っていた。当時は、まだ親の意識の方がついて行ってなかったけれど、今は、少しは変わってきたのかな。情報誌の特集で中学生の親御さんにも話を聞いたところ、意識の高い人たちは、ちゃんと我が家なりのルールを決めて子どもに守らせていた。どうやら、子どもに対するしつけなどの方針が携帯電話使用に対するスタンスにも表れていたようだった。「お母さんが、形骸電話の画面を覗き込むのが嫌」「使用方法を尋ねるのはいいけど、　同じことを何度も聞かないで、いい加減覚えてほしい」などなど、なんだかんだ言いながらも、そう口を尖らせる中学生たちの楽しそうなこと。携帯電話の存在だって、親子の会話のテーマになる。使用法を巡るあれこれを、ああだこうだと言い合える関係こそが、危険回避にもつながっているんだなあと思わされたことだった。娘は、友人からのメールが届くたびに報告してくる。だから、入学してひと月経ったばかりだというのに、すっかり学校での様子を見知ったような気分にさせられる。その楽しい逸脱ぶりを、担任の先生にお教えしたいくらいだ。

  2007.05.02

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• 出会ったのはアニメおたくの殿堂。

  割烹着を求めて街へ出た。で、結局作ることになり、必要なものを買い整え、昼食。いつも仕事仲間と立ち寄るイタリア料理店。イタリアン好きな娘にも紹介しておこうと思って。「ね、アニ○メイトに連れて行ってあげようか」突然の娘の申し出。だいたい想像がつくから、別に行かなくてもいいけど、せっかくの提案なんだからと、受けることに。駅前のビルの最上階。エレベーターで直行すれば、そこはアニメおたくの世界。びっくり。学童保育仲間のKさんがたたずんでる。あちらも驚きの表情。「Hちゃんもアニメファンだったの？　」思わず尋ねると「そうなのよ。買い物の付き合い」何もこんなところで鉢合わせしなくてもねえ。お互いに苦笑する。中学を卒業してしまったので、委員会活動で出会うこともなくなってしまったが、なかなか熱心な親御さんで、3年連続広報委員。しかも今年は副委員長。お忙しいでしょうにと、頭が下がる。とっても無口なHちゃん。我が娘とは正反対。だからなかなか自分の意見を表明してくれないので、Kさんは、高校受験のことでも早くから気をもんでいた。先達ても、学校帰りの娘と出会い、長々と立ち話をして様子を聞いていったという。でも、実際に話を交わしてみるとものすごく芯がしっかりしていて、自分の主義主張がはっきりとしている印象。受け答えも実にしっかりしている。小学生の頃の線の細そうな感じはどこかに消えてたよ。これなら大丈夫じゃん。ちょっとばかり気恥ずかしい出会いだったけど、懐かしい人たちに出会えることは喜びだ。これだから、同じ街に住み続けることが楽しい。

  2007.04.30

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• 疲れがピークか？

  「7時まで、ちょっとだけ寝る」ベッドに潜り込んだ娘は、結局起きてこない。昨日は部活動を見学して帰宅したのが7時過ぎ。夕食後はごろごろしていて、結局11時には熟睡状態だった。さすがに疲れがたまってきたのかな？何もかも新しい生活。新しい学校に友人、先生。生活リズムの大きな変化。初めての電車通学。これだけでもずいぶんくたびれるよね。そのうち慣れるとは思うけれど。今日は帰宅後に玉こんにゃくを煮て、おやつ代わりに食べたので、まるっきり空腹というわけじゃない。このまま、朝までぐっすり寝られるといいね。少しは疲れが癒されるかも。

  2007.04.18

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• 溜め息夫婦。

  中学校のＰＴＡ総会に出席後、委員会での引き継ぎ。分厚くなった記録を渡し、新委員さんたちが自分の話し合いを始められるような雰囲気になったところで、先にお暇する。これでようやく親子ともども中学校生活ともおさらば。ふうっと溜め息ひとつついて帰宅すると、娘がとんでもない格好で出迎えた。「せっかくAちゃんと一緒に帰って来たのに、　途中で転んじゃった」聞けば、かなり傾斜のきつい坂の下りで、久々に、すってんころりんと転び、膝をひどくすりむいたうえに、傘まで壊してしまった……。「不思議と制服は何ともなかったんだ～」ご本人のけがが痛々しく、よかったとは言えない状態。思わず、溜め息が出る。けがや病気のセルフケアはお手のものなので、さっさと傷口を洗って、消毒済み。娘は膝を眺めながら「おお、これがリンパ液？　　すると、はやく固まるのかな。　ありがたい」などと観察している。そんなところで感心してるより、転ばない方法を考えたらどうなんだ？またまた溜め息が出そう。恒例の週末出張から帰って来た夫。疲れが堆積しているのか何かするたびに、溜め息。はあ、ふう、とにぎやか。夫婦で溜め息ばっかり。やれやれ、困ったもんだね。そうそう、娘によれば、ワンコも眠りに入る直前にふうっと溜め息をつくそうだ。こりゃあ、溜め息の意味が違うか。

  2007.04.16

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• 自分自身を楽しむ。（訂正あり）

  フレッシャーズ・ウイーク終了。「暑い～！　」と叫びながら、娘は帰宅するなりベッドに潜り込んだ。夕食時の会話で、つくづく感じた。あなたって、ほんと自分自身を楽しんでるよね。それで母は満足です。だって、自分自身を楽しめてる人が、この国にどれほどの割合で生息しているんだろうか？ちょっときつい問題提起だったかしら？オルタナティブ・スクール「第３の学校」を主宰していらっしゃる炭谷茂樹さんのお話をお聴きしたのは、何年前になるだろう。外資系コンサルティング企業の社員だった炭谷さんが会社を辞めて「第３の学校」を始めたいきさつなどをとあるシンポジウムで聴いた。一番印象的だったのは赴任先のデンマークでのお話。「この国の人たちは、　自分自身をとても楽しんでいる」だからこそ、無駄に残業することがなく、生産性も高い。自分自身を楽しむ。滅私奉公が大好きで、他人への要求ばかりが高く、“世間”とか“お天道様”など、「いつも誰かが監視してるんだからね」と言わんばかりの有形無形のプレッシャーをかけるこの国で、自分自身を楽しむようでは、それこそ“世間が許さない”。この現状を称して“ムラ社会”。でもさ、自分自身を楽しめないで、なんで自分でいられるのよ。辛いばっかりじゃないの。幸いにして、わが家の夫は多少自己評価は低いものの、自己否定にはいたらず、自己肯定感が高い。こんなにお利口さん（いわゆるEQが高い）なのに、それに気づいてない。で、そういう他者に対して謙遜出来るところが、○。（別にのろけている訳ではなく、　こういうところが美徳でもあり、　損しているところでもあるんだよね）自分を否定していた思春期を過ごした私だから、娘には、自分を楽しんでもらいたかった。で、自己肯定感の高い父親。なるべく“天然で”（naturul）、そのまんま伸びて行って欲しいと、両親共に願っていたし、そこのところは守ろうと聴く耳だけは持つよう心がけた。他者への配慮も出来、他者を鏡とし、自分自身を楽しめる娘。ちょっと羨ましいかも。あ、こういうのも、親の欲目、とか、（ご自分の娘さんに恋してるおとうちゃまゆえの）傍目八目っていうのかな。げげっ。

  2007.04.14

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• ハイな気分で新生活。

  これまで、ぎりぎりまで寝て登校していたのが、6時に起きて、お弁当を作り、きちんと朝ごはんを食べてから家を出ていくようになった娘。今のところは、お弁当の献立にも悩まず、張り切っている。毎日が新しい出来事の連続で、かなり気分も高揚しているらしい。夕飯どきの会話の賑やかなことったら。単なる出来事の報告だけではなく、新しい友の言動から自分自身のことを振り返ることもあるらしく、思春期というよりは、次第に青年期に移行しているんだなあと頼もしく感じている。友人とのやりとりがほとんど「君たちは男子？　」と突っ込みたくなるような内容で、「ああ、女子校なんだなあ」と再びしみじみする。女子校で過ごしたことがないので実態は知らない。でも、中学の同級生からさんざん聞かされて、異性がいない環境における言動の変化についてはそれなりの情報を得ている。高校でもお茶目な友人と出会い、楽しげに過ごしているようなので、そこのところは安堵しているけど。本格的なスタートは来週からだ。おとなたちは先々スケジュールまで見通せる中にあって、新しい環境に身を置く娘たちはその日その日を過ごすことから、明日を計る手がかりを得ながら進んでいくようだ。わくわく、どきどき。それが、おずおず、びくびくに変わっていかないように願いながら、娘の話を聴く。老婆心で終わってくれればいいな。心配を遠ざけるおまじない。“幸せに、生きろよ！　”。

  2007.04.12

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• 高校入学式。

  高校の入学式。気がついたことが二つ。ひとつは、「ああ、私立高校に入学したんだな」という実感。だって、壇上に日の丸がなく、君が代も歌わず、合唱部の素晴らしいハーモニーで校歌を披露していただいたのみ。誰も日の丸に礼をする必要がなかった。さらに、やたらと「お嬢様の」とか「ご息女の」と言われて、ああ、女子校なんだなあとしみじみしてしまった。のほほん娘は、早くもあだ名で呼びあう友だちを片手分確保し、ホームルームのあと、雑談に花を咲かせていたらしい。やっぱり。親の方はといえば、またまたＰＴＡでのお役目をいただいてしまった。この学校は、かつて伯父が学長を務めたそれなりに縁あるところ。「ま、お盆になったら、　あれこれ聞いてみたら？　」という母の進言どおり、裏話も聴けちゃうという隠し玉もあったりする。くれぐれも、楽しい学園生活を謳歌してくれ。のほほん娘には、それが一番のエールだったりしてね。

  2007.04.08

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• 部屋の大改造。

  朝、注文していた組み立て家具が届く。本来なら4日に組み立てる予定だったが、思いがけない理由で家族全員が揃っていたため、急遽、組み立てることとなった。娘の部屋の大改造。地域振興券（覚えている方いらっしゃいます？）で購入したベッドを解体、どこぞへ売りつけ、新たに組み立たロフトベッドに入れ替える。こう書くと簡単だが、目指すところは部屋の中の大改造。一旦全て物のを出してベッドを解体、ロフトベッドを組み立てて物を入れ直す。このロフトベッドがなかなかの大物で、かつてキットで購入した本棚以来の難物。工具だけは何でも揃っているわが家、色々紆余曲折はあったものの、無事に完成することが出来た。こういう工作系作業になると、やっぱり頼もしいのは夫。少し陰り始めた存在感が、一気に輝きを取り戻す。（あくまで、対娘ということで）もっとも、完成後に労をねぎらうべく焼肉屋へ！という訳にはいかない事情があって、娘が作ってくれたうどん料理を作業の合間にかき込む。実はね、夫は出張先で激しい胃の痛みと吐き気に襲われ、救急車で某ERにかつぎ込まれたんだって。で、今日は検査のために近所の総合病院で胃カメラを飲んだのさ。出張続きで、顔色がひどく悪いのが気にはなってたんだ。悪いものではなさそうだけれど、一応組織も採取し、来週結果が判る。胃の痛みや吐き気はすっかり回復、翌日から普通に仕事をしていたので、心配はなさそう。検査のために食事を抜いたりしていたので、焼肉にビールという訳には行かなかった。（当分の間、お酒は控えてもらうつもり）組み立て作業は重いものを持つわけでもなく、ひたすらレンチでネジを止めるだけの軽いもの。そんなわけで、家族全員でロフトベッドを組み立てた。途中、うろうろするばっかりで邪魔なワンコにはクレートにお引き取り願い、仲間はずれにされたという抗議がうるさい状況もあったけど、それも、作業後の散歩で解決。当初予定では4日午前中に作業をということだったけど、一日繰り上げられてよかったよ。午後から組み立て始めて、いつの間にか日が暮れてたもの。思いがけず、家族で作業をする一日。休日ではなかったけれど、こういう過ごし方って、今の私たちには、一番よいみたい。達成感というよりは、よい気分転換というか、とても心地よい充実感のほうが大きかった。

  2007.04.03

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• 新年度初日。

  新年度スタート、初日だね。引き継ぎ業務part1のため学校へ行くと、入学式への準備が着々と行なわれている。2週間の間に、中身はかなり変化を遂げているらしい。お次はさらに2週間後だって。きっとすっかり変わっているんだろうねえ。お願いごとのために某保育園へ電話。しまった！　今日は一年で最も大変な日じゃないか。案の定、阿鼻叫喚の様子が電話の向こうから伝わってくる。追い討ちをかけるように、「ほら、聞こえる？　」と、お馴染みの声の次に、お子さまの泣き声。おもわず、「こんにちは、ごめんなさいねえ」と、泣いてる相手に言ってしまう。お願いごとしてる場合じゃないね。本来ならだっこにおんぶのお手伝いに行かねば。夜、保育士の友人に話したら、「抱いてるお子さんを電話口に出した　その園長先生の気持ちわかる」と大受けだった。今日、新しい世界にデビューしたひとたちがたくさんいるんだね。きっと、その中でもかなり若い“新人”さんと、電話でお話し（？）したんだ、私。次は直接お会い出来るでしょう。7、8日が週末になってしまったので、週明けは都立高校と区立中学の入学式が重なってしまった。ダブル入学の友人のところは、「涙を飲んで下の子の入学式に出る」そう。本当は両方出席したいというのが親の気持ち。わが家では8日の午後なんだけれど、夫は出張で出席出来ず。上手く行かないねえ。「中学の3年間も速かったけど、　高校はもっと速いって」だろうなあ。ま、この先、わが子はどんどん自立に向かって行くし、私たちは、自分自身の充実を心掛けないとね。なんてお互いを励ます。おばさん二人が、お互いを励ますその横で娘は黙々と、新しい教科書と通学カバンに名前を記入。着々と準備を進めている。

  2007.04.02

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• お母さんだから、今の私でいられる。

  今日で娘の中学生生活も終了。いよいよ明日からは高校生ってことで。昨日は、仕事帰りの先生方に、親子別々に出会った。娘は定年退職なさる大好きな家庭科の先生に、私は大好きな数学と音楽の先生に。で、2日は引き継ぎ業務のために私は再び中学へ行くのさ。さて、例によって夫が出張で留守のわが家。母と娘とで夕食後のおしゃべりタイム。娘は昨日お邪魔した友人宅での出来事を話す。昨日の訪問先は道頓堀のゲームセンターでゲットした大きなぬいぐるみの里親になってくれた友人。既に同じキャラクターのぬいぐるみを持っていて、2つめになるんだって。お母さまはとても楽しい方なのだけれど、お怒りになると大変恐ろしいらしく、お子ちゃまのケータイでの着メロ設定は、「ダースベーダーのテーマ」！因に父上の方は音色を変えて情けな～い感じの「ダースベーダーのテーマ」だとか。夫婦の力関係まで反映されてる？恐るべし、思春期。定期考査ともなれば、父上が社会科系のノートを整理してテストに出そうな問題を作成してくださるという、お勉強好きなお子さまを育てるにはかなり理想的な環境でもあるのだけれど。（わが家では？　かなり無理があるね。夫は社会科苦手だもの）「でね、お母さんになって欲しい　女優さんは？　って聞かれたの」はあ。いわゆる理想の母のイメージ調査ですか。「でも、お母さんだったから、　今の私の性格でいられるんだなあって思ってるんだ。　違う人だったら、こうなってないって言うか。　だから、いないって答えたんだ」ほおお、ということは、あなた自身は自分のことが気に入っている？「うん、内面はね」外見は違うの？「うん。小さいとか、横に広がってるとか、　髪の毛がバサバサとか」身長はともかく、他のことは自分で何とか出来るじゃない。「それは言わないで！　」なんとなく笑いながら時間が過ぎたけど、もしかして、私ってば、わが子からものすごく有り難いことを言ってもらえた？うん、確かに。私が母親だったから、今の大好きな自分でいられる。って、確かに言ってたよね？聴きまつがってない？大丈夫？ありがとう！母も、あなたがわが子でよかったよ。というか、充分に楽しませていただいておりこころから感謝しております。子どもってさ、ものすごく大切なことをさらっと言ってくれちゃったりして、えっ？　って聞き返しても、もう二度と言い直してくれなかったりするんで、ホント、油断がならないんだ。

  2007.03.31

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• おお、満開だ。

  二日ほど東京を離れていたら、桜が満開になっていた……。東京の気温は23度だって？羽田空港では、お子さまが半袖で走り回っていたよ。傍らの我が娘も、もちろん半袖。と言っても、別に南の島に行ってた訳じゃない。しかし、すごいね。一気に満開から、早葉桜になりかけの桜もあるよ。これじゃあ、ゆっくり花見を満喫出来ないじゃないか。去年の手帳によれば、ちょうど一年前に満開の桜を母と一緒に千鳥が渕で満喫していた。桜の記憶？だとすれば律儀だね。ある日突然、花開くのは子どもも同じだ。もちろん、花開くまでの間に、見えないところで、たくさんたくさん溜めているものがあるんだよ。満開の桜も、じっとこの日を待っていたのかな？ところで、東京の桜は、入学式までもつのかしら。

  2007.03.29

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• 春は旅の季節。

  娘にとって、お楽しみがめじろ押しの3月。いよいよ最大にして最終の関西旅行。出がけに能登半島を中心とする地震の発生を知る。そう言えば、夕べ妹が「学会で富山に来てるの」と連絡して来たっけ。なんでこいつの行く先々、もしくはそのときの居住地を地震が襲うのだ？「地震を呼ぶ女医」わざと言ってみたら娘に受けた。絶対に本人は嫌がるだろうな。そんなことより、今日の東京の天気は荒れ模様。飛行機が無事に飛ぶのかどうかのほうが目下のところの関心事。（輪島地方の皆様、ごめんなさい）第二ターミナル完成直後に強風のため伊丹で2時間足留めを食らった身ゆえ、強風には敏感。インターネットで調べたところ、10時発までの羽田発伊丹行きはほぼ定刻通りの運航。じゃあ、大丈夫なんだ。空港で娘の友人一家と待ち合わせ、出発ゲートで見送る。実は天候不順のため35分遅れで伊丹に到着という事実を知ったのは、夕方になってからだった。長崎から合流のRちゃんと、無事に会えたのかな？夜、娘からのんびりした電話がかかってくる。「Rちゃん？　私は会わずに帰ったから。　でも、みんなでケータイ・メール打ちまくりっていう　メールが届いてたから、大丈夫だよ」あっさりしたもんだ。娘の友人一家は、Wiiをトランクに忍ばせて旅立った。旅先でWii。しかも明日はUSJ。いいなあ。私は明後日合流。明々後日の京都は哲学の道散策が久しぶりの楽しみ。夫は相変わらず、出張三昧。彼は、年中旅ばっかりだ。

  2007.03.25

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• いよいよ歯列矯正スタート？

  成長ホルモン治療と同時に始めたのが歯列矯正。小さな娘の顎に、規程通りの数の乳歯は、整然と並んで生えることが出来なかった。故に、学校の歯科検診で「矯正歯科を受診するように」とのお達しが出されたのだ。顎の骨が小さい＝身長その他も小さめ。だから、成長ホルモン治療とともに顎の骨の成長に合わせて噛み合わせの治療を始めることは、時期的にも望ましい。というのが、4年前の、主治医と私たちとの一致した意見だった。噛み合わせを矯正するためのヘッドギア装着から治療をスタート。物珍しさからか、ヘッドギアを装着したまま友人の家に遊びに行くなど、初めは大変積極的だった娘だが、しばらくすると顎の痛みから、ヘッドギアを嫌がるようになった。そりゃあそうだよ。関節に負担をかけて顎を少しずらすためのヘッドギアだもの、無理矢理なんだから、痛いはずさ。そんな経験からか、少し前から、歯列矯正に移行するのを嫌がるようになった。昨秋、無事にすべての歯が生え替わり、ついでに顎の骨も身長の伸びと同じく、無事に成長を遂げ、どうやら1本も抜かずに済みそうな気配。今日は、これから本格的に矯正に入る前の検査を受けた。「いやあ、素晴らしいですよ。　噛み合わせも随分よくなりましたしね。　無事、第一志望に入学する今年は、　矯正も是非、スタートさせたいですね」主治医から、こんなコメントをいただく。検査結果は来月に申し渡されるのだが、レントゲンなどで見る限り、非常に順調に全てが進んでいるらしい。「4年前との違いを、お見せしたいくらいです。　取り敢えず、レントゲンだけでも。　ほら、こんなに違うでしょう？　」少し前まで歯列矯正に移行するのを嫌がっていた娘も、ここまで誉められて、すっかり気をよくしたのか、今日は、かなり前向きになっている。ヘッドギアは顎が痛かった。歯列となると、今度は歯茎が疼くのかな？どっちにしろ、痛みは伴う。大丈夫かなあ。ま、何でも勢いを大切にしないとね。成長ホルモン治療も成功裏に終わったし、顎も大きくなって、歯も全て生え替わったし、学校生活も一新するし、一応何でも希望通りに推移してるんだもの。ぜひ、この勢いで。中学のクラスメートに偶然、クリニックで出会ったらしい。娘にとって学年の五大悪男子のひとり。「完全に気づかないふりした」と打ち明ける。しかし、これから治療を始めるらしいと聞いて、「それじゃあ、（患者としては）　あなたの後輩になるんじゃない」となだめたら、娘は、「そうか、後輩かあ」と、急に偉そうに背筋を伸ばした。別の学校に進学するんだし、めったに会うことはないはず。ま、気を楽にして、次のステップに進もうね。

  2007.03.24

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• 娘の部屋大改造計画準備。

  娘の部屋大改造計画に基づき、学生時代から大好きな家具メーカーのショッピングセンターへ。車で行きたいところを、電車、バスと乗り継いで行ったので、1時間半もかかってしまう。行くだけでくたびれた。おうちの中に関するものなら、ほんと、何でも揃っている。調理器具店だけで何時間も過ごせるわが家だけに、夫も連れて行ったら、恐らく一日中居ても飽きないだろう。娘も同じことを思ったらしく、「うちにとって、　世界一有名なテーマパークみたいなものだね」と笑う。かつては組み立て後の家具も売っていたのに、いつの間にか完全DIY仕様になっていた。ロフト・ベッドはブック・シェルフの組み立て経験があるので、大丈夫だと思うけれど、おしゃれなチェストはどうかなあ？どう見ても、手作り風の造りじゃないんだけど。主役は娘のロフト・ベッドで、チェストは私用。大改造計画には含まれていないので、ま、コツコツやってみよう。先月から、飛ばし続けてきて、一気に終了したら、気が抜けて、疲れがどっと出てきてしまったらしい。家の中の事にかまけて、いろんなことを怠けている。二日続けて買い物なんて、明らかに現実逃避。明日は、今年度最後の未熟児さんの会。4月以降は参加出来そうにない娘と一緒に参加して、元気パワーを一杯もらって来よう。

  2007.03.23

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• 春の買い物。

  受験だの取材だのと飛び回っていたので、全く気づいていなかったが、娘の着るものが無くなってきたらしい。来週は友だちと旅行だし、ここで何か買っておかねばね。いつもと少し趣向を変えて、バスで出かけられる範囲内のとある駅ビルへ。本日、1階部分がリニューアルオープンなの。大好きなスープ屋さんやパン屋さん、おまけにコーヒー豆店まで出店。真っ先に1階へ駆け付けたいところだけれどまずは、お洋服ね。ちゃんと娘好みのお店は下調べ済み。ほら、こんなの、どう？あれこれ選んで、試着もたくさんして、お買い上げ。今シーズンは、はやばやと春物が値下げしており、かなりのお買得。というか、いつも行く店が高すぎるんだ、きっと。大好きなスープ屋さんで、ランチ。成長ホルモン治療が終了してから、ほとんど行くことがなかったけれど、今度から、ここに来れば食べられるね。食後は本屋さんへ。一応、欲しい本は全部揃った。再び1階へ戻って、プリンとコーヒー豆を購入。今度来たときには、チーズケーキとパンかな？おつまみにピッタリの塩味パイもいいかも。夜、パン屋の事を話したら、夫が非常に懐かしがっていた。そうそう、学生の頃に住んでたところの近くに本店があって、クリスマスにはそこのブッシュ・ド・ノエル、美味しいワインを飲む日には、バゲットを買ってたね。近くにもお店が出来て、よかったのかな？（もっとも、このパン屋さんの工場は、　地域内の某児童館前にあるんだ）昔、仲間のライターさんとデパートで取材をしていたときに、「買い物をしている人って、　ひとり残らず楽しそうに笑ってるね」「ほんと、悲しそうな顔して　物を買っている人って、いないよねえ」とお互い、強く頷きあったことを思い出す。買い物がレジャーになる時代。確かに、楽しい。でも、すっきりと気分転換したいときには、やっぱりスキーや旅行に行きたいなあ、と、私は思ってる。新しいお洋服を着て旅行へ出かける娘。うん、これならかなりの気分転換になるんじゃない？

  2007.03.22

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• 卒業記念ウイーク最後のイベント。

  振り返ってみると、先週金曜日当たりから、卒業記念イベントがめじろ押し。金曜日には、昨年度学年担任で結成された先生バンドが、ラストコンサートを生徒たちにプレゼント。娘の担任が号泣していらしたらしい。学生時代から腕に覚えの楽器の数々。ドラムにフルート、ピアノなどなど、よくぞこれだけ人材が揃ったものだ。ラスト興行に合わせて3カ月前にギターを購入、一生懸命に練習なさった先生も。土曜日は来週の旅行の打ち合わせ。と言っても、わが家の実家と娘の友人の父上の単身赴任先がともに阪神間という理由で、九州に引っ越した友人と伊丹空港で待ち合わせて、USJで一緒に遊ぼうという企画。盛り上がり過ぎて、二日めの待ち合わせ場所と時間しか決まらず。詳細は、伊丹空港到着後に、実家の母と先方の母上とで行なうことに。日曜日は先般ご報告したカラオケ三昧。月曜日は本番の卒業式。そして火曜日は、ホラーなタワーが新設された世界一有名なテーマパークVer.2へ。7時前に家を出て、開園とともに入場を目指す。もちろんお帰りは22時の閉園ぎりぎりまで楽しんだあと。都条例では18歳未満は23時以降、子どもだけの外出はダメ。ということで、当然のごとくお迎えに参上する。もっとも、往きは久々の夫と二人きりのドライブ。待ち合わせ時刻の30分前に駅に到着。お迎えと思しき車が何台も停車している。娘たちと同年齢の女の子のグループがその中の1台に駆け寄る。「豊かな日本を象徴する風景と言えるのかな？　」「ま、そんなとこだね」相変わらずの私と夫の会話。駅と二つのパーク、ホテル街を周回するモノレール駅の改札口で待つことしばし。どうやら、お互いに見過ごしていたらしく、携帯電話でようやく連絡が取れ、落ち合う。娘たちは手にはお土産らしきテーマパークの袋をぶら下げ、頭にはネズミの耳や、魔法使いの弟子の帽子などを付けて、まさに「夢の国のひと」の出で立ち。なんでも、モノレール内で「どうしよう！　魔法が解けちゃいそう」と、テーマパークとの別れを惜しんでいたらしい。その表現、ぴったりだよ。駅の雑踏は、みな、「夢の国」の魔法にかかったままの人々ばかりに見えたもの。想像していた通りに、帰りの車中はにぎやか。ホラーなタワー初体験の恐怖と興奮やら、以前なら「だめ～！　」と騒いで絶対に乗れなかった絶叫系アトラクションに何回もチャレンジしたときの様子などなど、彼女たちが、いかに楽しいときを過ごしたのか、手に取るように伝わってくる会話の数々。まったく途絶えることなく続く。静かな住宅街に着けば、ひとり、またひとりと、車を降り帰って行く。誰もが名残惜しそうだ。みんな、いい仲間に出会えてよかったね。君たちがどれだけお互いを信頼しているか、そして、どれほど大切に支え合ってきたか、痛いほどよく分かったよ。娘のお土産は、家族三人お揃いのケータイ・ストラップと、バウムクーヘン（缶が気に入って買ったらしい）。その他にも、お土産などいただき、わが家は一気にお菓子の国に。卒業記念ウイーク最後のイベントが終わった。たくさん遊んでくたびれただろう。今度は本当の夢の国で、ゆっくりお休み。子どもたちの様子を目の当たりにして、夫としみじみお酒を飲み交わす。「卒業を迎えた感慨は……」なんてことは思わないさ。だって、子どもたちこそが、卒業の何たるかを、じっくりと噛み締めながら今日一日を味わい尽くしたことを知っているもの。

  2007.03.20

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• 卒業式のたびに、改めて親になる。

  「成人式を迎える感慨は、　親にこそ感じていただいて」こう言ってのけたのは、私の友人だった。子どもとともに暮らしながら、わが子の成長にまた親にさせてもらったと感謝する。そんな経験は、子どもがある程度成長した後にこそ、実感としてつかんでいけるものなのかな？娘の卒業式に臨み、ふとそんなことを思う。義務教育の修了と、新たなスタート。これまでは地域で育てていただいたが、この先は、少し広いエリアへと歩み出す。3年後、さらに数年後、子どもたちはより広いところへと羽ばたいていく。まずは、第一歩を踏み出したというセレモニー。卒業証書授与では、見知った子どもたちの成長ぶりに目を見張る。みんな、大きくなったよねえ。校長先生の式辞では、子どもたちが見事な変化を遂げていった日々を振り返り、賛辞が述べられた。落ち着きのなさに喝を入れ、規範意識を芽生えさせるため、敢えて厳しく接することを選んだと少し前のＰＴＡの会合で校長先生から、打ち明けられていた。「学年によって、接し方を変えました。　だから今年の卒業生は、　僕のことを厳しいと感じているはずです」厳しく臨んだご本人が、卒業証書授与作業からすでに泣いていらしたとわかる声で、満面の笑みで子どもたちを称える。「子どもはどう感じたかは知らないけれど、　親にとっては、とてもありがたく、　また温かく感じられる式辞だったね」夫は、そう受け止めた。マイクを手に持ちフロアに降りて、子どもたちに語りかける意表をついたやり方。何もかも、彼＝校長先生らしいなあ。そんな風に私は受け止めた。卒業生たちのコーラス、参列者全員での斉唱。涙で歌えない卒業生が増えていく。クライマックスは、クラスごとに全員で「ありがとうございます！　」と礼をして担任を迎えての、卒業生退場。リーダーが大泣きしていて声をかけられなかったクラスもあったけれど、生徒たちの先生方への感謝の気持ちとこの日を迎える喜びが直に伝わってきた。在校生と保護者で花道を作り、吹奏楽部の演奏とともに卒業生を送り出す。これで終わりじゃない。校門前で、生徒も保護者も入り乱れての、記念撮影。これはもう恒例となっていて、バッグに忍ばせたデジカメや携帯電話で何枚も写真を撮る。お世話になった先生ひとりひとりに挨拶をし、並んでポーズ。部活動ごと、仲良しグループ、次々に相手が替わる。「もう終わりの時間ですよ！　」と校門が閉められた後も、外でいつまでも別れを惜しむ姿が見られた。わが家では、娘のほうが先に帰宅していて、「おなかが空いた～」と電話がかかってきた。クールな娘は涙も見せず、催促されるまで卒業証書も見せなかった。おまけに、昨日一緒にカラオケを楽しみ、明日はテーマパークへも出かける仲良しさんと、今日も集まるのだと言って出かけていった。すっかり今を楽しんじゃってるよ。夜、保護者と教職員だけの立食パーティー。その役割を越えて、お互いに抱き合いながら子どもたちの卒業を祝うおとなたち。もちろん卒業の前には、高校受験があって、はらはらしながら共に子どもたちの成功を見守るという作業があった。これは、きれいな言い方で、実はさまざまなドラマが隠されていたのだということも、パーティーの最中に少しずつ露見していく。子どもたちの生活面での問題や、その他諸々、この3年間の出来事とそれにまつわる思いも蘇る。よかったことも、そうではなかったことも、この場で伝え合わずにはいられないこと。ここで伝え、吐き出しておくことで、ひとつの区切りをつけて、明日を迎える。おとなには、おとなの区切りの付け方がある。今を楽しむ子どもと、今を楽しんでばかりいられないおとなたち。おとなには子どもの庇護者という別の顔がある。冒頭の言葉に立ち戻る。子どもが安心して、「その感慨は、親にこそ感じていただいて」と言えることにこそ、親の存在意義があるのかもしれない。素直な表現ではないけれど、この言葉からは、成人するまで育ててもらったという親への密かな感謝が込められていると感じられる。そう感じられるようになったことが、私も、娘との日々に、親として育てられてきた証だと思うのだ。次の卒業式を迎える頃には、親としての私は、何を思うのだろう。

  2007.03.19

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• 子どもがいたからこその感動。

  素晴らしい卒業式だった。子どもがいたからこその感動。後に改めて詳細を報告するつもりだが、わが子がいてこそ、出会えた感動だったと、それだけは記しておく。

  2007.03.19

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• 念願のカラオケ・ホリデー。

  娘たちが入試に突入した頃からずっと約束していた「合格したら、ともだちとカラオケ三昧」の日。夫が日帰り出張ゆえに、日曜と言えど早起きモードのわが家。時計を一時間見間違い外出を急かすなどして、娘の顰蹙を買ってしまった。この日のために、今月のお小遣いを受け取らずに我慢。電車賃捻出のために、母の名刺入れから使い残しのパスネットを貰い受ける娘。ここまで倹約出来るなんて、どこかの誰かさんたち（両親）より、ずっと優秀じゃん。（苦笑）ワンコと二人、留守番と相成った私。あまりの寒さに、引きこもりがち。気がつけば友人のキックオフ（何のためかは秘密）イベントの開始時間はとうに過ぎていた。それでも、とワンコとともに外に出てみれば、風は冷たいものの、日射しが暖かい。お寺が集中する界隈の人出に、今日からお彼岸であることに気づく。ここのところ亡くなった人々のことをよく思い出すのは、もしやお彼岸のせい？でも、私、仏教徒じゃないんだけれど。キリスト教も神道も、仏教中心のこの国のお墓参りの習慣を取り入れ、倣っている。神道は仏教と共存してきた歴史があるが、キリスト教までお盆に礼拝を行なうと聞いたときには、少なからず驚いた。もっとも全てのキリスト教の教会でお盆に礼拝を行なっているのではないと思う。友人のイベントは思いのほか盛況で、地域の人々のこの街に寄せる思いが伝わってくる感じ。カンパ代わりにブーケと手作りパンを購入。まるで買い物に出かけたような感じ。そんなこんなで、もう夕暮れ。明日が卒業式の娘はどこで遊び呆けているのか、まだ帰って来ない。

  2007.03.18

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• ひと足お先に通知表。

  やっと初雪が降ったんですって？もう3月だよ。卒業式では卒業証書だけ渡されるらしく、娘が通知表をいただいてきた。3学期の成績表の上に、年間の成績推移と学年を通じての成績一覧が貼られている。ま、徐々に上がって行ったので余計なことは言わない。娘たちが小学校卒業＝中学校入学の年は暖冬で、何と卒業式の頃に桜が咲いていた。これでは入学式までに散ってしまうと焦ったが、なんと直後に雪が積もるという椿事。無事、桜吹雪の中で入学式も迎えることが出来た。気温が高かったため、小学校の会議室で冷房を効かせて卒業式で使用する花をもたせたという裏話をクラス謝恩会で聞かされた。その後、気温が下がったため花は咲き続け入学式でも使用されたという。今年もエルニーニョ現象で暖冬だったが、それが終わったとたんに寒気が入り込んできた。まだ桜はつぼみのまま。やっぱり咲くべきときに咲いていてもらわないと。ところで、ようやく締め切りの山をくぐり抜け、ほっとひと息ついていたら、なんと母から「この原稿みてもらえる？　」とファクシミリが送られてきた。家族からも攻められるなんて、やっぱり私の周辺だけ、めでたくないよ。

  2007.03.16

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• ＴＶもアニメもつまんない？

  本当なら卒業式の予行演習に出るはずだった娘。保育器にいた頃から診ていただいている眼科医による検診のために欠席。（娘のクラスでは、　相変わらずインフルエンザが猛威をふるい、　ついでにこころが既に高校へ飛んでいる生徒の　サボリも横行しているらしい）午後のスケジュールに今日中に仕上げるべきレポートと、気が気ではない私。だって、教授の診察ってものすごく待つんだもの。ところが、さすが平日、思っていた以上に早く終了。ばんざーい！帰宅途中で書店に寄り、とあるコミックの最新刊を購入。移動中に読破したものの、続きが読みたくてたまらないらしい。そんな娘との帰宅後の会話。「最近、ＴＶを見るのが面倒くさくなっちゃったんだよね。　アニメ見てても、結局オープニングと、　エンドロールの声優さんのところしか　ちゃんと見てないし」ふ～ん、どうして？「活字のほうが色々イメージ出来るでしょ？　」そりゃあ、そうだけど（やっと気がついたか）。「上手な描写だと、文章だけで充分なの。　それ以上はいらないっていうか」ふん、ふん。「想像力がかき立てられるほうがいい」もしかしたら、アニメだとイメージが限定される？「そう」思い描いていたのと違うってこともあり得るし。「そうなの！」ようやくそのことに気づいたか。人の想像力の素晴らしさ。それをかき立ててくれる文章の素晴らしさ。ようこそ、活字の世界へ。映像はイメージを固定化する。ときに嘘もつく。一方で、真実を写し出すこともある。活字は、イメージをかき立てる。頭の中に様々なイメージを思い浮かべることそこから、探究心が育っていくのだと私は思っている。ある文章から、どれほどのイメージを思い描けるかということは、逆に、読み手にどれだけのイメージを思い浮かべさせられるかという勝負どころでもある。うん、そこのところに気づいて欲しかったんだ。いつも受け手の“私”から、送り手の“私”へ。あと、もう一息。夫に比べて、ＴＶ画像と音声をインテリアのごとく扱う必要性を感じていない私たち。ＴＶなしでも生きていけるかも。ほんの少し前までは、アニメを観るためだけに、娘はＴＶを重要視していたのだった。ま、いいけど。

  2007.03.15

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• 卒業アルバム。

  慌ただしいスケジュールをこなして、バス停でバスを待つ。携帯電話をチェックしていたら、見なれない電話番号から「着信あり」。と、電話がかかってきた。「もしもし、家の鍵忘れたから　Mちゃんの家にいあるの」はあ、またかよ。お母さんは30分以内に帰れると思うわ。「わかった～」恐らく、昨日の遠足が私服参加でバッグも変えて出かけたから、家の鍵を入れ替えるのを忘れたんだろう。相変わらずだなあ。帰宅後にかかってきた電話の応対をしていたら、娘が到着。卒業式の練習のあとに卒業アルバムが配られ、お互いのアルバムにメッセージを寄せ書きしたんだって。メッセージを見る前に、順番に写真を見る。幼稚園や小学校入学以来見知っている顔が、いくつも並んでいる。全く変わってない子もいれば、ぎょっとするような変わり方の子もいる。いろんなことがあったもんなあ。かかわりのあったお子さんとの思い出を振り返る。なるおほど、まだ10代半ばだというのに、すでに「顔はその人の歴史」と言えそうな感じ。5年後、10年後は、どうだろうか。もっともっと変わって行くんだろうな。それでいて、寝顔はきっと相変わらずで（笑）。今日最後に立ち寄った場所で、1歳半ぐらいのおじょうちゃまに「こっちきて遊ぼ」としきりに誘われたのに、丁重にお断りして帰ってきてしまったことをちょっぴり後悔する。もうあの頃のように、娘たちとは遊べない。というか、遊んでもらえないだろう。せっかく小さなお友だちが出来そうだったのに、もったいないことをした。生意気盛りの娘たちだって、かつてはかわいらしい幼児さんだったんだよ。そう思えば、ニキビ面も気にならなかったりして。「幸せに　生きろよ！」親子ともどもお世話になった国語の先生の締めの一言が、妙にこころに残る。みんな、幸せに、生きろよ！

  2007.03.14

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• 進学先より、まずは卒業遠足。

  カンヅメ作業の合間にワンコの散歩。昨日夕方散歩に出たら、懐かしい顔に出会った。学童保育時代の仲間。中学と高校のダブル受験がようやく終わってほっとしているのだと言う。その前後にも、懐かしい顔に出会う。最近、何かと懐かしい人と出会うことが多くて、旧交を温めるべく立ち話が続いているなあ。今日もご近所さんとばったり。卒業イベントの担当委員会でもご一緒した受験仲間でもある。聞けば、明日が受け直した高校の合格発表日とか。「併願で受かってる私立があるんだけれど、　第一志望で決まらなかったから、　本人はどうしても都立にこだわってるのよ」併願で受かっているところのほうがレベルが高いのか。でも、こういうのって本人の気持ちが第一なんだよね。「そうなの、納得してないの。　でも、結果がどちらにせよ、　明日は上の子の高校卒業祝いも兼ねて　ご苦労さん会をするつもりよ」お宅もダブルでしたか。お疲れさま！今日の娘たちの卒業遠足。まだ行き先が決まらなくて落ち着かないまま参加した子が何人かいたという訳だ。帰宅した娘によると、仲良しさんはどうやらインフルエンザの疑い濃厚らしい。卒業式、出られるのかなあ？富士山麓の遊園地は思いのほか暖かく、「グローブも帽子もいらないくらい」だったとか。スケートのあとはアイスクリーム店のはしごをして、スパゲティーを食べて……。「お土産屋で、Sちゃんに骸骨のボールペン買ってきた」カナダで買ったパンチを繰り出す仕掛けのついたスマイル・ボールペンの骸骨バージョン。どこにでもあるんだ、そういうの。卒業式まで1週間を切ったね。こっちは締め切りがめじろ押しで、ちっともめでたくないよ。

  2007.03.13

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• 卒業遠足前夜。

  今頃になって、娘の通う中学でインフルエンザが流行ってきた。3月に入ってからインフルエンザで休む生徒が目立ち始め、今週はとうとう“絶対登校時刻”が10分繰り下げられる事態に。入試の山場が過ぎてからでよかった……。しかし、娘の仲良しさんも風邪で欠席中。まさか、インフルエンザ？実は明日は卒業遠足。例年の世界一有名なテーマパークではなく、富士五湖方面の遊園地へ、バスをチャーターして出かけて行く。昨年アンケートが配られたときから、娘は担任と二人で「スケート！」と盛り上がっていたらしい。年齢制限のある絶叫マシーンも気になるけれど、まずは屋外スケートリンクから攻めるようだ。「で、あとは食べ歩き」はっ？　絶叫マシーンは？「一緒にスケートするAちゃんは、　絶叫マシーンがダメなの。　車もダメなんだよ」って、あなたも車はダメでしょう。ほら、薬用意しといたわよ。現地の資料が支給されているらしく、何を食べるのかについてはリサーチ済み。「氷点下40度のアイスクリーム食べるんだ」ほお、そりゃあ食べてみたいわね。卒業式と前後して、春休みのUSJ行きスケジュールの打ち合わせやら、お約束のカラオケにホラーなタワーが新設されたテーマパークめぐりとお楽しみがめじろ押し。いいなあ、お母さんも一緒に遊びに行きたいよ。明日の目的地は、いつか娘と一緒に行きたいと思っていた場所。一緒に行く前に、娘は行ってしまうのだね。いいや、感想を聞いてから今後の参考にさせてもらうよ。うかうかしてると、何もかも先を越されてしまいそう。いいもん、あなたがまだ行っていないところたくさん行ってるもん。

  2007.03.12

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• 気分は既に高校生。

  娘がこの春から通う高校の入学予定者説明会に出席。入試と発表が同日で、その翌日には合格者説明会が行なわれ、以来久しぶりの“登校”となる。この日は2月に行なわれた一般入試の合格者と併願推薦合格でこの学校への入学を決めた人、中学から内部進級する人たちも一緒。この春から一緒に高校生活を送る人たち全員が一堂に会したことになる。新年度から、保護者の自署・捺印のうえ、所持願いを提出すれば携帯電話をカバンに忍ばせてもＯＫという発表には、内部進級者から歓声があがった。もちろん、校門をくぐる前に電源を切り、学校内で取り出すことは一切許されない。登下校時の緊急事態や災害時の緊急連絡用の使用のみに限定される。「警察等の指導もあって考慮することにしました」と、生活指導担当の先生が説明する。理由は何であれ、携帯電話所持を公に許可される“快挙”に生徒たちはかなりの盛り上がりぶり。高校から入学する親子も、ざわめく。わが家のように、片道1時間以上かかる場合は、許可理由から考えても持たせて当然か。少々方向音痴なところもある娘だからして、本当はGPS機能も必要だったりして？多分却下だな。キッズケータイになっちゃうもの。生活指導の先生のことを、早速娘が「落語家の鶴瓶に似ている」と指摘。出会った早々、教師の特徴を発見し、自分の中に取り込んでいくさまはいかにも、中高生って感じ。残念ながら、私は資料を読むために“手元眼鏡”をかけており、壇上の先生方のお顔を鮮明に拝めなかった。入学したら、じっくりと拝見させていただこう。帰りに教科書を購入、この日購入したばかりの通学バッグに納める。入学後には、これと同じくらいのボリュームの副教材も購入することになる。「ロッカー二つ（支給）って言ってたのは、　“置き勉”（教材を学校に置いておくこと）ＯＫって　意味だったんだ。　こんなにあるんだもの」娘が１人で納得している。教科書の追加申し込み用紙が配られた資料の中に入っていたところをみると、学校用と自宅用に同じものをふた組揃える生徒もいるようだ。なるほどね。帰る途中で、入学祝いにと約束していた革の財布と定期入れを購入、喫茶店でひと休み。新しい教科書とともに春休みの宿題用ワークブックに目を通す。「数学は思ってたよりもやさしそう」「一番分厚いのが英語だね。　多分、英語に力を入れているんだよ」「うちに帰ったら、早速全部の教科書を読んでみる。　マーカーでチェック入れちゃおうかな」何だか楽しそうだね。夕食後、早速宿題を始めた娘。大好きな計算式を始めたら止まらなくなり、どうやら一気に、かなりの部分を終えてしまったようだ。そののめり込みを、一年中維持出来るといいんだけどねえ。お約束の、入学直後の主要三教科のテストもあるし、今からそんなに意気込んでたら、息切れしちゃうよ。だって、まだ中学の卒業式まで1週間あるじゃない。気持ちは早くも高校生。

  2007.03.10

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• いかついけれどお茶目な先生。

  娘の担任は、学年主任で柔道部の顧問。かなりごつい体格なのだけれど、笑顔がチャーミング。何より優しい。年に一度生徒たちでつくる冊子で、娘たちのクラス代表もこう書いていた。「走る姿が可愛くて、オチャメ」卒業式に向けて秒読み段階。既に授業は終了しており、卒業式の練習と学活、レクの日々。レクの時間は机の縦並びをひとグループとしてグループ対抗で伝言ゲームやフルーツバスケットなどを行なうらしい。面白いのは各グループのネーミング。例えば「ばっけのけ」は、先頭に座っている生徒の呼称を使用。生徒たちの「“ばっけ”にしてください」との申し出に、担任が「じゃ、“ばっけのけ”ね」とその場でアレンジしたもの。グループ名は日々変わるらしく、娘が所属するグループのある日の名称は「bebeちゃんズ」だった。ハムちゃんズじゃあるまいし。そうそう、一部の先生方の間では、娘はげっ歯類のごとく受け入れられている。「初めて会ったとき、　思わず、うさぎさんじゃないかって思ったんですよ。　なんて愛らしいって！」初対面でこう言ってくださる先生に出会うとは、思いもよらなかったよ。娘は確かにげっ歯類好き。ハムスターをこよなく愛する。残念ながらうさぎにはあまり興味がない。しかし、大好きな数学の先生がうさぎを飼っていらして、とても大事にしていることから、フレンチレストランで知らずにうさぎを食べていたと知ったときには、後悔のあまり「ひどい！　なんで教えてくれなかったのよ」と親をなじった。げっ歯類ファンでつながっている師弟の絆というのも、なんだかユニーク。チャーミングな担任は私の妹と同い年。卒業遠足で出かける遊園地の絶叫系アミューズメントに年齢制限があると聞いて、私と異口同音に「早く行かなきゃ！」と叫んだ。とても親しみを感じられる先生方に出会えて、この3年間、連帯感を持って子どもたちを見守ることが出来て、改めて感謝の気持ちで一杯になる。小学校の卒業式では泣かなかったけれど、もしかして、中学校では泣いちゃうかもしれないなあ。

  2007.03.08

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• メールに傷つき、救われる関係。

  帰宅したら、先に帰っていた娘の機嫌が悪い。会話はそれなりなのだが、表情がむっとしている。何かあった？「初めてケータイが嫌になった」とぽつり。変なメールでもきたの？「違う」あまり話したくなさそうだ。それでも、あれやこれやと話すうちに友人の１人とメールのやり取りで非常に気分を害することがあったらしい。ま、原因はあれだ。負の感情の増幅ってやつ。メールで忠告したら、相手が「陰険メール」呼ばわりしてきて、むっとしたけど我慢した。そんなことがあった2日後に相手と同じようなミスをしてしまったところ、今度は歯に衣着せぬ物言いで相手からメールが届き、ハートにぐさり。実際のやり取りを見せてくれた。言葉遣いに気を配りながら絵文字も使ってストレートな表現を避けて打たれた忠告メールと、感情むき出しの忠告メール。どちらも受け取ったほうは傷ついた。どっちもどっちなんだよなあ。どうして、何でもメールで済まそうとするんだろう？電話で話せば、こんなにあとを引かずに済んだのに。やりとりを読ませてもらうと、双方の性格の違いが文面からも伺われてとても興味深い。二人とも、相手の性格を理解しあってもいる。傷つき、むっとした感情もその後のメールのやり取りで収まって行った様子。それが可能なのも、毎日学校で会い、直に話せる間柄だから。さらに、感情の行き違いがいくらでも修正可能な関係を保ってきた実績があるからだ。にしても、どれだけ傷ついたか、修復不可能な瞬間があったことも含めて、私には伝わってきた。メールは便利なツールだ。喜びや感激など、正の感情は増幅されるし、情報伝達にも優れている。しかし、負の感情までも増幅される。開いたとたんにむき出しの感情に胸を突き刺されるあの痛みと、奈落の底に突き落とされるような思いは、二度と経験したくない。娘にも経験させたくなかった。直接会う、電話で話す、手紙を書く、ファクシミリを送る、メールを送る……。用件に合わせたコミュニケーションツールの使い分け。何度も今回のようなことを繰り返しながら、身につけて行くのかな。

  2007.03.07

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• 卒業記念講演会。

  6日の日記だけれど、7日に届いた写真のことから書き始める。花束を抱えた優しい笑顔をこの1年、ともにイベント開催に向けて奔走してきた私たちが取り囲んだ写真。「まるでファンクラブみたいだね」こう笑いながら、校長先生が渡してくださった。とてもきれいに撮れている。モノクロームでＰＴＡだよりに掲載される役員紹介の写真とは雲泥の差。「いいなあ、指名手配写真みたいじゃなくて」これは役員さんの一言だ。どこの学校でも卒業に向けて様々な行事が行なわれれている時期。娘の通う中学でも、卒業遠足や球技大会等、一般的な行事が行なわれている。珍しいのが各界の著名人をお招きして卒業を控えた子どもたちにメッセージを賜る記念講演会の開催だ。学校とＰＴＡ、さらには地域の方々の協賛も得て、大々的に（？）行なわれる“伝統”行事。講師との打ち合わせや当日のご接待等を担当するのがＰＴＡの専門委員会で、今年は、無謀にもそこの仕切りをやらせていただいた。講演会は全校生徒と教職員、地域のお歴々に、保護者が参加する。聴衆の年齢幅がこれほど大きい講演会も珍しいだろう。特にメインの生徒たち。中学の3年間は成長著しい時期。なにかにつけて各学年の差が目立ち、講演会でも聴く態度に大きな開きがあった。講師にとって、非常にやりにくい相手であることは事実。そこのところを考慮して、様々な画像や音声をも駆使しながら、ときには子どもたちの憧れのアイドルまでビデオで登場したりと、聞き手を飽きさせない工夫の数々。もちろん次々と発せられるメッセージの数々には依頼者の思いも添えられ、保護者としては非常に有り難い内容なんだけれど。肝心の子どもたちには、届いたかな？定期刊行物の編集に携わり続けてきたので、1年がかりのイベントの準備とは本来相性が悪い私。なんといっても、妊娠40週が耐えられず、子どもも居づらかったのか早産してしまったくらいだ。（この表現はいささか不謹慎だった？）今回も委員会立ち上げと同時に講師が決定し、以降、折りを見ながらの先方との打ち合わせに、日頃は忘れたふりをしつつも時の流れの遅さに、内心歯がみなんかしていた。いやあ、イベントの準備についてはそんな気持ちのはやりがあったものの、娘の受験については、イライラし通し。親が短気なことに呼応して？早々と決着をつけてくれた孝行娘にも関わらず、結果に至るまでは「あともう一月あれば」なんて、スロースターターの娘の行動にやきもきして過ごしていたことを、ここで打ち明けておこう。終わりよければすべてよし。当日は委員の皆様の見事な働きぶりに助けられ、どたばたしながらも無事に終了し、校長室で講師を囲んで記念撮影。お見送りしたとたんに雨。講師の先生は、無事にお帰りになれただろうか？参加したおとなからは、大変濃い内容の感想が寄せられた。お礼状と記念写真とともに改めて講師にお届けしよう。メンバー全員でコーヒーとお菓子で慰労会。素敵な仲間と過ごせて心から感謝。みんな、ありがとう。卒業式まで、2週間を切った。

  2007.03.06

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• 携帯機種変更に至る親子交渉は、娘に軍配。

  娘の携帯電話のバッテリーがへたってきた。一昨年のお正月に機種変更してから2年。夫が調べたところによると、Sメーカーのバッテリーは2年が保障期間で、他のメーカーのものも同じくらいでダメになっていくらしい。白もの電化も5年でダメになる時代。長持ちさせたくても作ってる側が長持ちするように作っていない時代らしいな。ワンコの散歩も兼ねて、携帯電話ショップへ歩いて出かける。ワンコと私はぽかぽか陽気の中、店の外で待つ。ワンコったら、お店の前に並んだプランターで咲いている花を食べようとするんだ。食べると言うよりは、齧って確かめてる？いつもの探索行動かな。1月末に発売された最新機種に変更、ぴかぴかの携帯電話を持って娘が店から出て来た。バッテリー交換だけなら無料だったとか。スポンサーサイド（夫）は、その方向で話を進めたかったのにしかし娘はあくまでも機種変更希望で、押し切られてしまったらしい。「やられちゃったね。　予算内で収まるように、調べてるんだよ」夫が舌を巻く。月々貯まるポイントも、まるで娘の機種変更の為にあるような感じ。2年前なんて、ポイントのおかげで実費はかからずに高級機種に変更出来た。今回は、おサイフケータイ機能もつかないより安価な機種。「Nちゃんと色違いのお揃いなんだ」娘は嬉しそうだ。帰宅後、Nちゃんに会いに出かけて行った。都立高校に合格したNちゃんは、都立高合格が携帯電話の機種変更の条件だったそうで、喜びの絶頂にあるらしい。かなりの喜びようで、いつになくご機嫌な様子だったのには、なるほど、そんな理由があったのか。目を酷使し過ぎて、右まぶたが腫れてしまった私。この日は「PC休業宣言」をして、一日PCに近寄らなかった。目薬のおかげで腫れが引き、晴れて復帰。6日のイベントでは司会もやらなきゃならないので、腫れが引いて、ほっと一息というところだ。

  2007.03.04

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• 悲喜こもごもの春。

  ハードな3月の幕開け。朝一番に一つ仕事を片付けたと思ったら、娘が帰宅。あんた、さっき出かけたばかりじゃん。そうか、今日は都立高校前期入試の発表の日。発表を見に行く予定のない生徒はすぐに帰宅してくるのだった。放っておいて、次の仕事に取りかかる。これも終了。犬の散歩がてら娘も伴い、昼食の買い出し。昼食後は、再び犬を連れて図書館へ。資料を見つけて帰宅後に読破。そして卒業イベントの打ち合わせ。3年生委員には「気分転換にどうぞ」と声をかけておいた。みんな進路が決まったらしい。気持ちはイベントの方に傾けていただけそう。娘の友人二人は、直に「合格」と「落選」のメールを送って来たようだ。いずれにしても、これで進路が決まったらしい。悲喜こもごもの春。いよいよ「打ち上げ」気分が盛り上がるのか？そんな子どもたちを尻目に、おとなたちも春の準備に余念がない。さあ、次の仕事に取りかかろうっと。

  2007.03.01

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• ゲーム三昧。

  今年最初の講座が終了、和やかムードで食事をして帰宅。途中、娘の入学書類と一緒に提出する住民票をもらいに小学校併設の特別出張所に立ち寄り、下校する小中学生たちに出会う。いよいよ明日は都立高校前期入試の結果発表。すれ違い様に「わぁ、受かってなかったらどうしよう！」と叫んでいた女子中学生2人連れは3年生かな？先に帰宅していた娘はなんと自室でテレビゲームの真っ最中。こりゃあ、珍しい。帰宅後すぐにゲームをするようなことはこれまでなかったのに。ようやく、解放感に浸れるようになったのか。おいおい、定期テストは戻ってきてないのかな？……。どうやらあまり芳しくないようだね。昨日は、本人のたっての希望で、通信教育の高校講座をネットで申し込み。「好きな本でも買ってあげて」と渡された妹からの入学祝いを費用に当てた。教材が届いたら、発奮するつもりか。ま、いいけど。いよいよ明日から3月。中学生生活も残りわずかだ。

  2007.02.28

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