ときに、そういう場が必要だ。
はからずも書いてしまったことが彼の地では重く大きな意味を持つことだったんだなあと思う。墓前で手を合わせられること。「千の風」という歌が生まれるずっとずっと前から亡くなってしまった人の墓前で語りかける安堵感を知っているので、そのことに対しては強い思いを持っている>私。例えば、9.11の時には、わずかな残り香でさえ、遺族にとってはかけがえのない遺品だったんだよね。3.11に関しては……。墓前に手を合わせられることがまさか有り難いことだなんて、思いもかけなかったよ。身もこころも、未だ元通りとは言えない。でも、何とか生きている。生かされている。悪いけど、このブログでは、ほかでは言えないことも書いていたりする。匿名ということもあるとは思うけれど。ときに、そういう場が必要だということ。