雑誌で高評価のスペインワイン、ボルサオ2007
今日のワインはスペインワイン、ボルサオ2007です。一個人でグランプリ・ワインとして紹介されていたので気になって購入してみました。1000円未満なので、懐にやさしいワイン、さて味の方はどうでしょう!?このワインをつくるボデガス・ボルサオは、1958年にDOカンポ・デ・ボルハ地区の生産者が集まって設立つくられたワイナリーで、現在ではこのDOの35%を産出するリーダー的生産者です。2300ヘクタールのぶどう畑のうち、1800ヘクタールの畑にはガルナッチャが植えられており、その中でも450ヘクタールの畑には樹齢30年以上のガルナッチャの古木ガ植わっているそうです。このガルナッチャのスペシャリストの1人とされているエノロジストのホセ・ルイス・チューカ氏が醸造責任者として、ISOを取得した近代的生産設備による先進のテクノロジーを駆使、品質安定を図り、日常ワインから高級ワインに至るまでを幅広いワインづくりを行っているっそうです。今日のワインの使用ぶどう品種:ガルナッチャ。鮮やかなルビー色、ベリー、プラム、軽やかな酸味のある果実味の香り。味わいは、軽い酸味と、ベリーやプルーンを思わせる軽い果実味、バランスはいまいち。半日ほどの時間の経過でバランス良くまとまってきました。さらにおいておくときれいにまとまります。滑らか、軽やかで、飲みやすいですが、もう少し、深さがあるといいです。さらっと軽やかなワインです。【コスパ評価】 ★ 値段と味のバランスがとれてます。まあお値段相応と言えばそれまでですが。【思入れ度評価】 ☆半分だけ ばらつきがあるのかもしれません、たまたまよくないキュベなのか、開けたばかりはとてもバランスは悪いです。時間の経過でまとまってきますが。軽く、平たいボディ,全体的なバランスが良くないのですが時間が経つとまとまり、良くなります。スクリューキャップで開けたばかりの味がバラバラなのは評価がむずかしいです。ティスティングでは、たくさんのワインを試飲するため、準備するのにも時間がかかり、テイスティンググラスに少量のワインが注がれてかなりの時間が経過することがよくあります。実際、開けたばかりでないことが多いのです。ですから、雑誌に掲載ワインでも、開栓して飲むときに100%おいしいかは微妙です。ただ今回のこのワインは雑誌でグランプリと言えるワインと個人的には思えません。えび、魚介のフリッター、フライドチキンなど。【ボデガス・ボルサオ】ボルサオ・クラシコ・ティント[2007](赤)