カナール・ロティ・ソース・ボルドレーズ【Roti de Canard Sauce Bordrais】
さて、今日はフランス・ボルドーでのアパート滞在でつくった最後の料理です。さて、最後の料理は何にしようと悩んだあげく、やっぱり鴨しかないだろう!と早速スーパーで鴨の胸肉を購入してきました。鴨料理といえば火の通し加減が重要ですが、アパートの電気ヒーターだけでどの程度できるだろう?と少し迷いはありましたが、まあ何とかなるだろうとチャレンジ!まずは強火で皮面をこんがりするまで焼き、反対側は表面だけさっと焼き色がつく程度焼きます。もちろんまだ真ん中は生の状態のはずですが、ここでフライパンからおろして、余熱でなじませます。その間に、ソースづくりですが、ここボルドーならではということで、赤ワインをじっくり煮詰め、ソースのベースをつくります。味付けはハチミツとカトルエピス、塩・胡椒とコンソメ少々。ソースができあがったころを見計らって、なじませておいた鴨を指で押してみるとちょうどいい塩梅に火が通ったようです。最後にもう一度だけ皮面をあたため、薄切りにしてならべ、あたためておいたソースをかけてできあがり!いままで鴨料理何回かトライしてきましたが、ボルドーワインをじっくり煮詰めてつくっただけあって、ソースの赤さが違います。この濃厚なソースに負けない鴨のしっかりした味,はちょうどよく合って満足いくものでした。というわけで、今回のアパートでの食生活、好きな食材を選んで好きに調理、十分楽しみました。