ブルゴーニュのつくり手、ウィリアム・フェーブルのつくるチリワイン、ラ・ミッション・シャルドネ 2011
今日のワインはチリのワイン、ラ・ミッション・シャルドネ 2011です。よく行く輸入食品のお店のワイン売り場で見つけたワイン、あのフェーブルのつくるワインです。初めて見てびっくり!ウィリアム・フェーブルがチリでワインを作っている!?それは飲んでみたいよね、と購入してきたものです。興味深々!味ですね!どうでしょう!?このワインをつくるのは、ブルゴーニュでもよく知られるウィリアム・フェーブルです。このフェヴレ社はネゴシアンと思われがちですが、所有する畑は115ヘクタールと、ブルゴーニュ最大のドメーヌで、買い付けて醸造するワインは20%程度と少量なため、ドメーヌに近い存在です。フェヴレは1825年、ニュイ・サン・ジョルジュにジョセフ・フェヴレ氏により設立され、現在は6代目、フランソワ・フェヴレ氏のもとに運営されています。1978年からフランソワ氏がワインづくりに乗り出してからはブルゴーニュの最上物とされるトップクラスと肩を並べるワインを生産するほどまでになったそうです。彼がチリの産地として目を付けたのは、マイポ・ヴァレーと言って首都サンディエゴの近くで、チリでは最古の葡萄産出地域なのだそうです。このシャルドネの畑は標高2,000フィート(600m)に位置しすべて手作業で収穫を行って作られるのだそうです。このワインをつくるエノロゴ(醸造家)はフランス伝統の技を使い、巧みに葡萄を操りシャンパーニュ地方で用いられている方法で、葡萄の房ごと優しくプレスを行い、何もしないで、葡萄の重さだけで出てくる一番絞りと二番絞りを別々のステンレスタンクに入れて醗酵させるという、非常に手のかかる手法を取り入れているののだそうです。今日のワインの使用のぶどう品種:シャルドネ淡いグリーンがかったイエロー、香りはレモンやライムのキリッとした酸味、リンゴの王林、みつりんご、パッションフルーツ、ミントの清涼感も感じます。味わいはさわやかでキリッとした酸味があり、洋梨やパイナップル、白桃やメロンの優しい感じのフルーツを感じます。ピリリとフレッシュな微発泡を感じます。たっぷり豊か適度に熟した白っぽい果肉のやや甘いフルーツの果実味を感じます。ボディもあり、コクあり、やや青い感じもありますが、余韻にグレープフルーツを感じ、ミネラル感あり。やさしい中にボディ有り、味わいあるシャルドネです。【コスパ評価】★後半分★ コストパフォーマンス良いです。十分満足できます。【思い入れ度評価】☆後半分☆ 飲みごたえ有り、さほど荒い感じもなくいいのではないのでしょうか。抹茶塩で食べる天ぷら(キスや穴子)、グラタン、白焼きの穴子、ホタテなど貝のにぎり寿司、鯛のカルパッチョ【なんとシャブリの神様が1380円!!】これぞ世界一安くて旨いシャルドネ100%!!ラ・ミッション・シャルドネ・ウィリアム・フェーブル