濃厚、深い味わいの白、カレラ・シャルドネ・セントラルコースト2008
今日のワインは、カリフォルニアのワイン、カレラ・シャルドネ・セントラルコースト2008です。数年前に見つけて飲んで、濃厚なシャルドネだなあ、なんて思ったものです。ピノ・ノワールのほうが評価されているようですが・・・ヴィオニエも良いようです。久しぶりに手頃なシャルドネを購入してきました。やっぱり濃厚?このワインをつくる、カレラは設立から30年ほどとまだ新しく、サンフランシスコから約145kmほど南にあるガヴィラン山の高地に位置します。 オーナーである、ジョシュ・ジェンセン氏はカリフォルニアでピノ・ノワールの最初の成功者、カリフォルニアのピノ・ノワールの巨匠と言われているそうです。このジョシュ・ジェンセン氏はイギリス、オックスフォード大学の学生の頃にブルゴーニュのワインに魅せられ、ローヌとブルゴーニュで収穫を経験、ブルゴーニュのロマネ・コンティで修行を積み、石灰質が肥沃な土地で素晴らしいバランスのワインつくることが出来ることを学び、ブルゴーニュからピノ・ノワールとシャルドネを持ち帰ったそうです。そして、最新の技術(人工衛星)を使つて石灰質土壌の土地を探し、2年の歳月を費やしてようやく、ナパでもソノマでもなくサンフランシスコから南に 150キロ、大西洋から40キロメートル内陸に入った、カリフォルニアで最も高い標高 2,200フィートの頂上近辺に石灰質が豊富にある冷涼な土地マウント・ハーランを見つけたのだそうです。 以来,現在まで、各ぶどう畑ごとに醸造醗酵して、畑名を付けたワインをリリースしています。カレラはアメリカのピノ・ノワールのリーダー格のワイナリーとして世界の尊敬を集めています。ちなみに「カレラ」はスペイン語で「石灰(ライムストーン)焼き窯」と言う意味だそうです。ジョルジュ氏は、セントラル・コースト地区のサン・ベニート郡マウント・ハーランの標高700m程の所に、畑を開墾、ジョシュ氏はここに、ロマネ・コンティの畑からこっそり持ち帰ったピノ・ノワールを植えたというこだそうです。18ヘクタールの畑は「ジャンセン」「ミルズ」「リード」「セレック」の単一畑に分かれ、中でもオーナーの名前のつけられた「ジャンセン」は人気が高く、近年「ライアン」がこれに加わり、2ヘクタールの畑ではヴィオニエも栽培し、芳香に優れた逸品で評価が高いそうです。今日のワインの使用のぶどう品種:シャルドネ100%やや濃い目のレモンイエロー、蜜、花の蜜っぽい香り、清涼感、ハーブ、奥のほうにふわりとバニラの香りも感じます。味わいはパイナップルやマンゴーなどのトロピカルフルーツみつ、はちみつ、氷砂糖などねっとりとした厚みを感じます。ほのかにナッティな感じバニラっぽさも感じ、アルコールを感じさせるようなしっかりとしたボディあり、しっかりとした凝縮感を感じる味わいあるワインです。【コスパ評価】★あと半分★ コストパフォーマンスはあります。十分満足できます。【思い入れ度評価】☆あと半分☆ 悪くないけど残糖度が高いかな。舌平目のバターソテー、ローストチキン、手羽元のコンフィ【新ヴィンテージ入荷!】カリフォルニアに「カレラ」あり。カレラ シャルドネ [2009]セントラル・コースト[カレラ]【YDKG-k】【ky】