濃厚ピノ!アナケナのトップワイン、オナ・ピノ・ノワール2005
今日のワインは、昨日に引き続きアナケナのワイン、オナ・ピノ・ノアール2005です。アナケナの説明は同様です。このワインをつくるアナケナは、アンデス山脈の麓のラペル・ヴァレーにフェリペ・イバネス氏とホルヘ・ギタレス氏が共同で設立したワイナリーです。二人は学校時代の友人で、イバネス氏は最大手のスーパーマーケット・チェーンのリーデルの創業者で、ギタレス氏はチリの"ヴィーニャ・ポルタ"というワイナリーの経営者だったのだそうです。彼らは、豊富な資金で最新の設備を備え、恵まれたテロワールを活かして、最も最新の技術を使って最高品質のワインづくりを目指しているとのことです。このアナケナはでは、近年世界の注目を集めている、ぶどう品種ごとに最適な土壌や気候を分析、原料ぶどうを各品種ごとにベストな畑で栽培し、最新の設備と最高の技術でワインづくりを行っている、チリの第3世代といわれるワイナリーです。第1世代とは昔ながらのワインづくりを行うワイナリー、第2世代は85年から95年のワインブームの頃でセラーや木樽熟成など品質改善に取り組んだワイナリーです。第3世代が第2世代と大きく違う点は、一方的に販売するのではなく、好まれているワインのタイプを考慮し、それぞれの国に合った販売方法と味わいを決め、常に修正、今、考えられる最良のワインをつくるということです。現在アナケナでは、カチャポール・ヴァレーに165ヘクタール、サン・アントニオ・ヴァレーに148ヘクタール、コルチャグラ・ヴァレーに100ヘクタールのぶどう畑を所有し、32ヶ国以上に輸出しているそうです。今日のワインのオナ・シリーズのアナケナのトップクラスのキュべ、ピノノワール、メルロー、シラー、ヴィオニエのブレンドだそうです。100%フレンチオーク樽で12ヶ月間熟成して仕上げているそうです。とても濃いルビーレッドの色調、ベリー、クコのミなどの香りプルーンな尾果実香です。よく熟したベリー、プルーンなどの果実味、トースト香、紅茶のニュアンスを感じます。とても濃縮感があり、なめらか。ソフトながら濃厚、ボリュームがあり、とてもふくよか飲みごたえのあるワインです。 【コスパ評価】★後半分★ 濃厚さ、滑らかさはいいのですが、ちょっとまったりした感じ。夏に不向きな感じかな、という印象です。ちょっと冷やして飲むといいです。ビロウドのような滑らかさはいいですね。 【思入れ度評価】 甘いニュアンスの赤はちょっと苦手なのでこの評価ですが。うなぎの蒲焼、デミグラ・ハンバーグ、など。1週間限定セール!8月13日まで!!アナケナ オナ・ピノ・ノワール・ブレンド 2005