きれいな味わいの甲州、バイヤート甲州シュール・リー2009
今日のワインは、日本のワイン、ルバイヤート甲州シュール・リー2009です。ある和食のレストランでこのワインがよく出るのようなのでとても気になっていました。甲州のワインで美味しいのは少ないのでは??なんてイメージ。美味しいのも見つけますが、はずしが嫌なのでつい購入しないことが多いです。それでもこのワインはずっと気になっていたので購入してきました。というわけで早速!抜染! このワインをつくる、丸藤葡萄酒工業株式会社は明治23年5月に、大村治作氏により、自宅の庭に小さな葡萄酒醸造所を造ることから始まり、ワイナリーである丸藤酒造を設立しました。以来、親子4代にわたり質のよいワイン造りにたづさわってきたそうです。2001年には三世紀めに入り、国産の原料ぶどうにこだわり伝統の辛口甲州をはじめ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネなどの欧州の代表品種の栽培、醸造を試み、「世界に誇る日本のワイン」造りをめざしているとのこと。世界の品種にも力を注ぎながら質の高いワインづくりを行っているそうです。今日のワインは、勝沼町産甲州種100%、34,060本の限定製造、瓶詰直前まで澱引きせずに静置貯蔵したシュールリー醸造法でつくられているそうです。淡いレモンイエロー、爽やかな柑橘系の酸味、白い花、王林のような甘さのあるリンゴを思わせる、ほのかに甘いフルーツ香があります。時間の経過で藁っぽい香り、草を思わせる爽快さも感じます。味わいは熟した桃、メロンなど甘さを感じるフルーツの果実味、綺麗なミネラルも感じます。余韻に心地よい苦味を感じ、優しく果実味豊かで適度なボディ、綺麗な品のある甲州ワインです。【コスパ評価】★後半分★ コストパフォーマンスは良いです。十分満足できます。【思い入れ度評価】☆後半分☆ 悪く無いですね。国産ワインできれいな酸あり、甲州の独特さも感じ、価格を考えればまあまあ良いです。和食に合わせて飲みたいワインです。山菜の天ぷら、菜の花のフリット、牡蠣フライ、竹の子のグリル、いくらを散らした菜の花のちらし寿司、ホワイトアスパラのオイルソースがけ、鶏砂肝のソテー、ニシンの炊き込みご飯ルバイヤート甲州シュールリー