昨年まで無かった野草が、ぽつんと生えていました。
きょう、うちの敷地内で、このナガミヒナゲシがぽつんと咲いているのを初めて見つけました。 このナガミヒナゲシの根は、主根がまっすぐ下に伸び、双子葉植物の根の特徴の観察に良い教材です。 タンポポは主根はまっすぐ伸びてよい教材ですが、大体地中深くしっかり入っていて、根を傷つけずに引き抜くのは難しいです。その点、このナガミヒナゲシは軽くきれいに引き抜けます。 タンポポは宿根草で、地中でずっと根が生きているので、しっかりと地面に張り付いているのでしょう。 その点、このナガミヒナゲシは、暑い夏は種で乾燥に耐え、秋に発芽して冬の間ロゼット状で、成長していきます。そして今、花茎を伸ばして、花を咲かせます。1961年に東京で見出された割と新しい帰化植物です。ナガミヒナゲシの名前の由来は、果実が細長いからだそうです。 ←1クリックお願いします。