樽で育ったヤゴは無事にシオカラトンボになりました。良かった・・
昨日の夕方、体を半分水面に出していたヤゴでした。また、プラスチックの壁を上れないと大変な事になるので、棒の先に載せて、家の中で様子を見ることにしました。 3~4時間、枝の水面との境目に居て、上半身は水面から出ている形でじっとしていました。午後9時25分頃、急にその枝を上に上り始めました。しかし、バケツに入れて置いたので、心配していた通り、ポリバケツの縁に来ると、バケツの方へ方向をとり、下へ落ちてしまいました。 落ちると死んだように、ピクリともしません。それでも無理やり枝に乗せると、今度はバケツの水の中に落ちてしまいました。しかし、意識がもどったのか、水中を泳ぎ始めたので、また枝ですくうと、足早に上へと枝を上っていきました。 そして、この小枝の出っ張りがある所でピタリと止まったかと思うと、すぐに背中が割れてきました。 体が割れ目から出てきました。 足場がしっかりしていないと、大変な事になりますね。落ちないかとひやひやしました。 腹筋を使って、逆さまにでてきた体を一気に起き上がらせると、羽がぐんぐん伸び始めました。 ぐんぐん羽は広がり、美しくなっていきます。 体がまっすぐにのびてきて、本当のトンボらしくなってきました。 私の動きに驚いたのか、いきなり飛び、天井近くの壁に止まりました。夜中の12時を過ぎていましたので、そおーっと捕まえて、外の木に止まらせておきました。今朝見たら、当然居なくなっていました。 猫や鳥に気をつけてねー!←1クリックお願いします。