バイオリンの発表会
今日は、3人の子供の面倒を見るのは大変だなーとつくづく思った日だった。それなのに、夫の協力をまったく得ることができず、夫に対して怒り爆発。現在、冷戦状態。といっても、私が夫の存在を無視しているだけだが・・・。今日は、賢浩は学校でお泊りのため、17時に集合だった。夕飯も持参なので、ピザを焼いた。ニコちゃんが寝ている間に生地作り。その後、ニコちゃんを連れて、賢浩と一緒に学校に行った。敷地内の体育館で、母と子の体操教室が開かれていた。窓が開いていて、そこから中がよく見えた。ニコちゃんは、興味深そうに覗いていた。近所に住む、ヤコブ君ヨハネス君兄弟もママと参加していた。ヤコブ君は4歳、ヨハネス君は、ニコちゃんと一ヶ月違いの2歳児。ヨハネス君が参加しているなら、ニコちゃんもできるかと思って、リーダーに聞いてみたら、「2歳3ヶ月では小さすぎる。3歳ぐらいが望ましい。兄弟がいる場合は、2歳でも上の子と一緒に参加できるが、一人の場合は、無理だ。来年まで待ってください。」と言われた。しばらく別のところで遊んでいたニコちゃんだが、また体育館の窓から中を眺めていたら、リーダーが、「今日は参加者が少ないから、特別に中に入れてあげるわ。」と言ってくれた。それで、最後の20分ぐらい平均台の上を歩いたり、マットの上を転がったり、などをさせてもらった。みたところ、ニコちゃんよりも小さい子も数人いた。日頃から、ニコちゃんは運動神経がいい子だと思っていたが、今日、体操に参加させてもらって、「やっぱりニコちゃんの運動神経はすごく発達している。」という思いを強くした。リーダーも、これなら、夏休み後ぐらいには参加してもいいですよ、と言ってくれた。思いがけず、体操などに参加させてもらったので、家に帰ったら、6時過ぎていた。今日は、恵子のバイオリンのクラスの発表会が7時からある。夫に、夕飯は?と聞かれ、「ピザ」と答えたら、すごくいやな顔をされた。発表会には当然のように、ニコちゃんも連れて行くんだよね、と言われた。夫は、「僕は、明日のコンサート(オーケストラと男性コーラス)に行くから。」と言って、今日の発表会には来なかった。明日のコンサートには、ニコちゃんを連れて行くわけにはいかないから、私に留守番しろということなのだろう。バイオリンの発表会は、以前は、年齢順だったのだが、XXさんの後はいやだ、というようなクレームがついたようで、前回から方針を変えた。今回は、トップバッターは、一番年齢の低い子、最後は、一番年長者で、それ以外の子は、アルファベット順だった。一番最初に弾いたのは、5歳ぐらいの子で、習い始めて7ヶ月ほどの子。たぶんD,E,F,G,A,H、の6つの音を使ったメロディーだったと思う。5歳でここまで弾けるのは、ドイツでは、かなりもの、という部類に入る。ついで、恵子の番だった。ハイドンの「Konzert G-Dur, Allegro moderato」を弾いた。私はニコちゃんがちょろちょろするので、なかなか集中して聞けなかったのだが、恵子はもっと素敵に弾けるのではなのではないか、と感じた。恵子の音には、感情がこもっていないような気もした。しかし、あとで、先生に、「練習の時よりずーっとうまく弾けましたね。すごいわ。来年のコンクールに出ることを考えてくださいね。」と言われた。家に帰って、ビデオを見たら、ニコちゃんを抱っこしながらだったので、かなりブレていた。気づいたのは、恵子は、体をまったく揺らさない、ということ。動いているのは腕だけ。プロの演奏を聞く(見る)と、よく体(上半身)を大きく揺らしながら弾いている。体全体で音楽を表現しようとしているように思う。そういう表現力が恵子にはまったくない。体を揺らして弾くことがいいのか悪いのか私にはわからない。歌手の中にも、直立不動で歌う人もいるが、そういう人が音痴というわけでもない。だから、バイオリンでも、それぞれの弾き方でいいのかもしれないが、なんとなく、直立不動で無表情なのはいただけないような気がした。まあ、本人には、言わないけど・・・。今度機会があったら、先生に聞いてみようかな、と思う。ところで、コンクールだが、毎年1月下旬ー2月上旬に地区大会が開催される。対象は毎年変わる。来年は、弦楽器が対象になるそうで、先生は、今から、来年出る子を品定めしているようだ。2年半前に恵子は、チェロとピアノとのアンサンブルで出場したことがある。その時は、週に2-3回レッスンがあった。来年は、ソロで出るように先生に言われているようだ。そうなると、やはり練習が大変。学年が上がるにつれ、学校の授業も忙しくなる。今日も先生が、学年が上がるにつれ、両立は難しくなる、という話をしていた。そういえば、今回は、恵子の同級生だったDavid君の名前がプログラムには載っていなかった。現在、恵子は、年齢的に、上から2番目のポジション。がんばって続けてほしいと思う。