幼稚園から小学校に編入
今日は就職活動支援コースでベトナム人女性にあった。彼女も同じ町に住んでおり、よく私を電車で見かけたそうだ。全然気づかなかった。最近は、友達の車に乗せてもらってきているらしい。彼女は、全日コースなので、帰りも一緒にならない。残念。彼女は、もう20年もドイツに住んでいるといった。その割りに、ドイツ語が私よりも下手なぐらい。彼女は、ずーっと働いていたそうで、勉強する暇がなかったと言っていた。今は、失業保険をもらっているそうで、その条件として、このコースに全日参加を義務付けられている。しかし、ドイツ語がいまいちで、講師の言うことがあまりわかっていないので、今日、講師から、ここに来る意味がないから、もう一度Arbeitsamtに相談したほうがいいといわれていた。でも、やっぱり同じアジア人だし、私も自分のドイツ語に引け目を感じなくてすむので、話しやすい。彼女も3人の子持ちで、共通の話題も多く、話が弾んだ。彼女のお子さんは、18歳(ギムナジウムの12年生)、15歳(レアルシューレの9年生)、8歳(小学校4年生)。8歳で4年生というのは、びっくり。そう話したら、半年早く入学したからだ、と説明された。半年?というのが理解できなかった。学校は9月が入学式。でも、彼女のお子さんの場合、私立小学校の付属幼稚園に通っており、先生から、半年早く入学してみてはどうか、と打診され、テストのようなものを受けて、2月から幼稚園から小学校に編入したのだそうだ。わが町にある私立校は、モンテソリ教育を行っており、1,2年生が一緒に授業を受け、自由学習時間が多い。ゆっくり学習する子もいれば、できる子は、どんどん先に進んでいくことができるそうだ。で、この学校の場合、飛び級は特に珍しいことではないし、2月入学の子供も何人かいるらしい。でも、そんな話、初めて聞いた。びっくりした。やっぱり、いろいろな人とお話しするのは大切なことだなーと思った。彼女は、できれば、アジア食品店を開きたいと言った。でも、わが町にはすでに1軒ある。その店もベトナム人が経営している。そのことを指摘したら、「でも、その店は、今年中に閉店するのよ。店番の彼女が、あまりドイツ語が得意ではなくて、お客さんに、商品の説明を求められてもできないので、どんどん売り上げが減っていってしまったのよ。」と教えてくれた。確かに、その店は、行くだびに、品数が激減しており、閉めちゃうのかな?とは、前々から思っていた。でも、実際そうだと知ってショックだった。お米やしょうゆなど、我が家の生命線は、その店で調達している。そこが閉鎖になったら、どこで調達すればいいのだろう。いっそのこと、私がお店を開こうかな?