トイレの紙。
お昼休みに用を足しにトイレに行ったときです。私が女子トイレで順番待ちをしていると・・・いきなり背後から押されて列の最後尾からトイレの中へと入れられました。私:『え?何か、ラッキー』と思って用を足していると。トイレのドアの向こうから、『赤いかみ、やろか?白いかみ、やろか?黒いかみ、やろか?』と言う男の子達の声でがしました。私は、ここで、ようやくトイレに閉じ込めあっれたことに気づきました。でも、怖かったか?というと、全然、怖く無かったですね。それより好奇心の方が先にたってましたね。『赤い紙を下さい。』と言うと本当に天井から血染めの紙が降ってくるのかな?『黒い紙を下さい。』と言うと本当に女の人の長い髪の束が天井から降ってくるのかな?と、まだ子供でしたから思っていたのですよね。で、私:『赤い紙、下さい。』男の子達:『え!?』私はもう一度、『赤い紙、下さい。』と言ったのですが、男の子達は、『赤い紙、やろか?白い紙、やろか?黒い紙やろか?』と言うだけでした。私はトイレの中で待っていたのですが何事も起きないので、『ほな、黒い紙、下さい。』と言うと、トイレの順番待ちをしていた女の子達は『きゃーぁ!』と叫びながら下の階のトイレへと走って行き。私と、私を虐めて楽しんでいる悪ガキ用と、足している女の子以外、誰もいなくなってしまいました。悪ガキ達は、なおも、『赤い紙やろか?白い紙やろか?・・・・・』と囁き続け、私以外の用を足していた女の子も泣き出してしまいました。泣きながらトイレから飛び出していった様子でした。残ったのは私と悪ガキ達。私:『赤い紙。と、黒い紙。早くください。』と言うと。悪ガキの内の1人が、『もう止めようや。怖いわーぁ。ほんまに赤い紙が天井から降ってきたらどうすんねん?なぁ、、おれ、怖いわーぁ。』と情けない声を出していました。私:『赤い紙。と、黒い紙。早くください。』と言うと、怖がっていた悪ガキの内の1人が叫びながらトイレから走り去り・・・・でも、トイレの天井からは何も降ってきませんでした。だんだん私も飽きてきて、『じゃあ。白い紙。下さい。』と言うと。次の瞬間、大量の水が天井から降ってきました私:『え゙え゙天井から降ってくるのは【白い紙(水)】やったんか』と思っていると・・・トイレのドアの向こうで男の先生の叱る声が聞こえてきました。私がトイレのドアを開けて出ると男の先生が『大丈夫か?』と聞いてくれました。私:『先生。トイレの天井から降ってくるのは「白い紙」だけでした。「白い紙下さい。」言うたら水が降ってきました。』と言うと。男の先生:『悪かったなぁ。水を掛けたんは先生や。天井から降ってきたんと違うねんで。』と言っていました。トイレから出て来ると私は全身びしょ濡れになっていました。その後、悪ガキ達は男の先生に相当、絞られてらしいです。トイレで悪さをしなくなりました。私は女子トイレの出入り口の外で待機していた女の先生に連れられて保健室へ行き、そこで着替えをさせてももらって洋服を乾かしてもらっておりました。その後の先生達の話の様子から、私が、お漏らしをしていると思って男の先生が私に水をぶっ掛けたらしいのです。それと、男の先生を呼びに行ったのは、泣きながら女子トイレから飛び出していった女の子だったみたいです。トイレにある紙は『トイレットペーパー』だけでした。ということですね。この紙だけは無いと困るよね^^;