バーベナ
歩いていると、道端の軒先に、可愛い薄紫の花が、咲いているのに気付きました。バーベナの花です。その小さな花が桜に似ていることから、美女桜(ビジョザクラ)という和名が付けられています。小さな花が集まって咲く様子から、バーベナの花に、家族の和合、一致団結という花言葉が生まれたそうです。また暑い夏に咲く様子から、勤勉という花言葉も付けられています。見た目は可愛くて美しいのですが、この花の葉と樹液に、シュウ酸カルシウムが含まれていて、触ると皮膚に痛みを伴う発疹が出現したり、目の炎症を生じたりするので、小児には注意が必要です。通常は起こり得ませんが、誤って摂取すると、唇や舌の腫れ、流涎、更には言語障害や呼吸困難に陥ることがあるそうです。