カフェレストの猫
年に2、3回しか行かないカフェレスト。コロナ禍は乗り越えられただろうか?まだ営業しているだろうかと、一抹の不安を抱きながら出かけたら、まだ open しています。午後1時過ぎの、少し遅いランチを注文して、店内を見渡すと、男性客が一人、長椅子でランチを食べていて、その横で猫が一匹、モフモフと心地よさそうに座っています。時々お客の男性が、その猫を撫で撫でして、二人だけの、いえ一人と一匹だけの、幸せの世界に浸っているように、見受けられます。やがてその男性が帰り支度を始めると、猫はスッと離れて、外に行ってしまいました。「あの猫、飼っておられるのですか?」「いえ、よその猫です。ただ、あの男性のお客さんが、ランチを食べに来られると、あの猫もスッと入ってきて、あのようにそばで、かわいがってもらっているんですよ。他のお客さんには、知らんぷりなんですが。」