はだかの王様
4月2日は、アンデルセンの誕生日だということを、知りました。アンデルセンと言えば、小学生の頃に読んだ、あの『人魚姫』の童話が、思い浮かびます。そして『はだかの王様』は、『人魚姫』とならんで、知らない人はいないのでは、と思われます。ただ、『はだかの王様』は、アンデルセンの創作ではなく、『翻案したもの』だと言うことは、あまり知られていないのでは?翻案とは、「物語で原作の筋や内容を元に、表現方法や、話の流れなどを、改作すること」です。では『はだかの王様』の、元になったお話が、とても気になりますね。そのお話は;スペインの王族、ファン・マヌエルが1335年に発表した寓話集の中に収録されている、「ある王様といかさま機織り師たちに起こったこと」というお話です。あらすじは、アンデルセンの『はだかの王様』とほぼ同じです。