高校の同窓生のBさんに
「もしもし、お久しぶりです。お元気ですか?」「それがね。どこまでお話したのか、覚えていませんが。」「骨折されてリハビリをしている。までです。」「ああ、その後、去年の夏に、心筋梗塞になって、今はステントが入ってるんですよ。」「え~っ?!」しばらくは言葉を亡くしてしまいました。「実は、同窓生で音楽クラブだったAさんが、その後ず~っと男声合唱を続けておられて、今日、大阪城のいずみホールでコンサートに出演されるので、お祝いに、駆け付けようと思って、お電話したんですよ。何しろ一生に一度、あるかないかの舞台なのでね。」「うわ~良かった。素晴らしいですね!是非ご一緒したいところだけれど、今、淡路島を旅行中なんですよ。残ね~ン。くれぐれもよろしくね。それはそうと、岡梨奈さんの、“篝火コンサート” に行きたいんだけれど。」「前に一度来ていただいたのでは?」「それが、あの時に行こうとして、足を骨折してしまったんですよ。」「そうだった、そうでしたね。じゃあ、会場の伊奈波神社の階段の下まで、駅からタクシーで1,800円なので、ぜひいらしてくださいよ。そこからまだ石段を150段くらい昇って、やっとコンサートのライブ会場です。」「そうね。日帰りではちょっとあわただしいので、一泊して金華山にでも登ってみようかな?まだ金華山には登っていませんので。」「以前に岐阜に来られた時に、金華山の頂上まで案内しましたよ。」「えッ?ほんと?」「金華山の頂上に、織田信長が建てた岐阜城があって、そこに行ったでしょう?あれが金華山の頂上で、ケーブルカーで5分で行けるのです。」4月は同窓生に急にお会いしたくなる月のようですね。