子どもの日に想う
日本の少子化現象が懸念されるようになって久しいですが、なかなか少子化に歯止めがかからないのが、実情のようです。子どもの出生数を毎年気にかけていますが、年間およそ100万人が出生していました。ところが2016年になって初めて、年間出生数が100万人よりも少なくなり、97万6979人になり、大きな話題となりました。その後、年間出生数が回復することなく推移し、2019年にはさらに90万人を割り、87万人となっています。その後も減少し続け、2020年度、2021年度は共に84万人台で推移しています。色々、少子化対策が講じられているのですが、いちばんの問題が、教育費がかかりすぎることだ、と言われています。子どもが伸び伸びと生活出来る環境を整えることこそ、周囲の大人の基本的な役割のように思われます。